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2006.01.28

ANAボンバルディア機・脚機構故障は製造ミス?

共同通信ニュース速報より「油圧系統に製造ミス 空気混入で車輪格納せず
全日空の小型旅客機ボンバルディアDHC8-Q400(最大74席)が昨年、車輪が格納できなくなり出発空港に引き返すトラブルを繰り返し起こしたのは、脚を動かすための油圧系統に製造段階でのミスがあり、空気の混入が原因だったことが27日、分かった。
トラブルを繰り返したのは全日空に納入された第1号機。同社とボンバルディア社(カナダ)が合同で設置したプロジェクトチームが調査していた。
オイオイオイ!!
どういうことなのだろ?製造段階でミスがありって設計段階ではないのか?
だいたい飛行機で油圧を使うなんてのはすでに60年以上の実績のある技術で十分にこなれていると思うのだが、こんな事も起こるものか?
もっと詳しい事情を知りたいものだ。

09:09 午前 もの作り | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.01.26

からくり・文字書き人形はすごい

今日、秋葉原に出撃したついでに江戸東京博物館「夢大からくり展」を見に行ってきました。
実は江戸東京博物館に行くのが初めてでしたが、まぁ随分と豪勢な博物館ですね。
あまり時間が無くて「文字書き人形の実演」にうまくタイミングが合ったのはラッキーでした。
(どうも3回講演らしい)

そこそこ混雑していて人気があることが良く分かりましたが、小学生と老夫婦ばっかりで(当然か?)50人に一人ぐらいヲタクが居ます(^_^;)

文字書き人形はテレビで見てビックリしたくらいで予備知識がほとんど無かったのですが、講演の説明を聞くともの凄いシロモノであることが分かりました。
まぁ筆で文字を書くカラクリというだけでも「世界に二つ」とかになるようですが、動力はかなり大型のゼンマイです。
ゼンマイ、カムといったもので人形の下の台は一杯なのですが、カムは3枚で3軸の動きを作り出しているとのことで、このカムセットを取り替えることで別の文字や絵を描いたというのです。
つまりロボットにプログラムするという概念を実現していた。
おまけに、詳細は分からないのですがその場でお客のリクエストする文字を書くことが出来た、というのですがそれは簡単に設定を変えるということで、どうもマスター・スレーブ式の仕組みも兼ね備えていて切り替えることが可能だったようです。

つまりロボットの仕組みがひと揃い揃っているわけで、作者の田中久重(からくり儀右衛門=東芝の創始者)のすごさに感嘆しました。

夢大からくり展は2月5日までです、お勧めします。ぜひご覧下さい。

江戸東京博物館には江戸時代の生活用品が多数展示されていましたが、わたしが懇意にしている江戸民具街道の方がよほど良い品物があることが分かりました。(^_^;)

05:36 午後 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.25

Quick Press・3Dプレス型設計システム

今日は横浜の大桟橋そばのシルクセンター内の SOHO CLUB で Quick Press のプレゼンテーションがありました。
参加者は約20名。複数の実力あるディーラーさんも参加していました。

Quick PressSolidWorks のプラグインでプレス金型設計システムです。
内容はそこそこ多岐に渡るのですが、自動設計というよりもCAEに近いのかな?といった内容でした。
Quick Press そのものではなく別ソフトですが、QuickForm が紹介されましたが、これは絞りプレスの有限要素法シミュレーションです。
こんなものがノートPCで動くことに驚きます。

順送型から単発型も対応可能です。現在二次元設計でもプレス型が円滑に設計できるところには無用かもしれませんが、「プレス型もやってみるか」的な場合には有効でありましょう。

総代理店の鹿取事務所さんは良く知っている間柄なので、ご紹介する次第です。

酔うぞ拝

11:33 午後 新製品・新技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.24

H2ロケット無事発射

インターネットライブ中継で200秒前から見ていました。
10分後の現在、二段目の分離成功。
フェアリングの分離成功です。

打ち上げは成功、次は衛星の正常作動の確認になりそうです。

【追記】
二段目の燃焼は正常、高度600キロというのですから、一気に随分と上昇できるんですな。

【再追記】
二段エンジン燃焼終了、衛星大地を分離。衛星打ち上げ成功 10時50分


いや、めでたい。

10:43 午前 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (0)

リレーコンピュータ

engadget japanese(beta) より「趣味のリレー式コンピュータ
偶然知るまで「engadget」というサイトを知らなかったのですが面白いニュースばかりを取り上げています。
japanese は翻訳版ですがオリジナル日本語記事もあるようです。いずれにしてもなかなか書き方が楽しい。(誰か知っている人のような気がする)なんと言ってもこの記述
人によってはうっとりしかねない作動中の動画もあり(QT 4MB. 無音)。
わはははははは(^_^)
コンピュータというのを意識したのは、小学生の時からのマンガとSFで特に鉄腕アトムなどで描かれたチカチカとランプが点滅するコンピュータにお目に掛かれた時には「お~!!」でありました。
FACOM230-60 かなんかでしたね。
IBM360シリーズのハードウェア(正確にはコンソール)は見たことが無いのですが、その後 IBM370 などになるとコンソールからランプは追放されてしまいます。つまりブラックボックス化していくわけですね。
教材に出来ないかなぁ?

07:37 午前 もの作り | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.01.22

ICプレーヤーの不良?

NHKニュースより「初のリスニング トラブル続出
大学入試センターでは、「不具合の申し出が400件以上に上ったことは考えていなかった事態であり、遺憾だ」としたうえで、正常に作動しなかった再生機を製造メーカーに送って、原因の究明を進めることにしています。
55万台中で500台の不良品があったとことで、0.1%級ですから普通でしょうね。
それに対して「考えていなかった」とか「一台の不良も無く動くと思った」と記者会見で話した大学入試センターの方が認識がおかしいと思います。

一応「再テスト」だそうでなんとかなったようですが、イヤフォンを使用したことがトラブルの原因じゃないか?という声もあるようです。
わたし自身は耳の穴のサイズの問題か、イヤフォンを選ぶ方なので果たしてイヤフォンだけで55万人に問題無く対応できるものか、大いに疑問です。
つまりは同じ種類の機械だけでは対応不可能も残るはずで、そういう点からもあっちこっちら疑問が提起されていたとのことですが、対応策を用意しないで実行した大学入試センターはこの経験を次回に活かして欲しいし、メーカ(ソニー系列?)ももっと研究するべきですね。

02:09 午後 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.18

エアバス社・世界一

NHKニュースより「エアバス納入数 3年連続首位
フランスに本社を持つエアバスが発表した業績まとめによりますと、エアバスは去年1年間、378機の旅客機を納入し、売り上げは223億ユーロ、日本円で3兆1000億円にのぼりました。
ライバル社のボーイングより80機以上多く、3年連続で首位となりました。また旅客機の受注数でも去年は1055機で、ボーイングを抑えて、5年連続で首位の座を守りました。
エアバス社はA380で非常に目立ってプロモーションの点でもボーイング社をリードしています。
日本ではA380の契約は無いですし、そもそもエアバス社機が航空会社の統合の影響か減っています。
同じような機体ばかりだと、一斉に飛行禁止になるといったこともあり得るわけで、日本の航空会社はもっとエアバス機を採用するべきでしょう。
世界的な人気の点からも「エアバスじゃないのか」ということなることも大いにありそうで、すでにアメリカ対ヨーロッパといった見方で決める時代は過ぎたと感じます。
世界最大の航空機製造会社の機材を買わないということ自体が不自然というべきで、公平に言って半々であって当然だと思っています。

11:06 午前 もの作り, 経営 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.01.15

経産省・家電製品に車検制度だと

毎日新聞より「安全家電:作動期間設定、点検促進など 経産省が法改正へ
経産省は、特定の製品について、購入から長期間たつと作動不能となり、販売店などで点検してもらわないと再起動しない仕組みを検討する。タイマーにあらかじめ設定した時期が来ると、自動的に回路に電流が流れなくなるような機能で、使用を続けたい消費者は点検を受けなければならない。

消費者の反発も予想され、経産省では代替案として、製品販売時に購入者の氏名をメーカーの名簿に登録し、一定期間後に、はがきなどで点検を呼びかける方法も考える。
なんか無理なんじゃないでしょうか?
もちろんこんな案が出てきたのは、松下製の石油温風器による一酸化炭素中毒死事故が相次いだからでしょうが、製品の欠陥なんてのは現場は案外把握しているものです。温風器事故についてもそういう話はあります。

情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)にある「松下電器温風機によるガス中毒死事件で蘇る、もう一つの欠陥商品隠蔽疑惑
80年当時、「マンデー」(青森県八戸市。別にMKテレビサービスも)なる量販店は、今回の事故を起こした製品と同型と思われる同社製品381台を購入し、200台以上を販売したが、「部屋が暖まらない」、「点火しない」といった苦情が続出。なかには出火したケースもあった。
そこで、松下電器側に返品されて来た分の引取を要求したが松下は「買取商品だから」とこれを拒否。その後、会談を行い、松下側は欠陥商品であることを認め、次回には最終解決案を持って来るといいながら、その後、音信不通になったという。
こんなことがあったから松下は、2005年4月に保証期間が過ぎた製品について修理をしたのでしょう。
しかし、石油温風器は他社も作っておりこんなに事故が続くようなことは無いです。結論は問題の石油温風器が吸排気筒に問題があった時に室内に一酸化炭素を出し続けるという欠陥があったからだとなります。
他社(他製品)では吸排気筒に異常があると燃焼が止まってしまうから、事故にならない。
これは製品の寿命の問題ではなくて、製品の欠陥の問題です。

経産省案は「時間が経つと危険な製品がある」という考え方でしょうが、自動車じゃあるまいし通常の使い方で危険になる電気製品なんてものがあるでしょうか?
大体の電気製品は時間が経って部品が壊れると作動しなくなります。それは危険ではないし、またそのように設計するのが製造者の義務です。

松下の吸排気筒が外れても燃焼が続いて一酸化炭素が室内に排出される構造に欠陥があるのであって、新品であれば防げない問題であるのは、紹介した記事に書いてある通りです。
どうも最近はお役所が自由化に対する反発などでか管理できるところを増やそうとしているような印象を受けます。

09:56 午前 もの作り | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.01.12

新しいからくり

両国の江戸東京博物館「夢大からくり展」が2月5日まで開催されています。

是非とも見たいものが「文字書き人形」です。
たまたまテレビで見て「どこで見られるのかな?」と思っていましたら、江戸民具街道さんの「ビックリ仰天記」に紹介されていて、ようやく江戸東京博物館で見られることが分かりました。
月曜休館なのですね。

04:09 午後 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.09

朝日新聞・電気自動車の記事は浅すぎ

朝日新聞より「首相が絶賛、電気自動車に注目集まる 業界には困惑も
小泉首相が電気自動車普及の旗振り役を演じている。
ただ、自動車大手はかつて量産化を断念し、現在は環境車ではハイブリッド車や燃料電池車に力を入れており、困惑気味に首相の言動を見守っている。
電気自動車は車輪内に設置したインホイールモーターで車輪を回転させるため、エンジンが不要になる。「エンジンのすそ野は部品メーカーを含めて広い。エンジンをなくす方向での急激な技術進化には積極的にはなれない」(自動車メーカー幹部)というのだ。
エリーカのプロジェクトに名を連ねる約30社のうち、自動車メーカーの参加はリコール(回収・無償修理)隠しの不祥事にあえいだ三菱自動車だけ。「勝ち組」であるトヨタや日産自動車、ホンダの関心は決して高くない。
エリーカの前身であるKAZは横浜市産業振興公社で説明を詳しく聞いたことがあります。
慶応大学側の説明によると「自動車として作るとコストダウン出来ない」とのことで、これが自動車メーカと組まないことの最大の理由だとことです。

実はこんな構造をしています
つまり言わば電車です。
電気自動車計画の比較的近い実用版として構想さているのものにコミューターバス計画がありますが、長さはバスですから適切な値にして前後にフタをする、という構想になっています。
フレームが写真のようなものなので、長さはどうにでもなるというわけです。

このような構造で、衝突事故対応が出来るのか?という疑問は大いにありますが、慶応大学が企画している電気自動車は自動車離れしたから実物を作ることが出来たとも言えるわけで、朝日新聞の取材は底が浅いというか、国交省にでも煽られたのか?と思ってしまいます。
自動車業界の枠の外で自動車が出来てしまったということは、それ自体が大きな意味があるし、どうなるかは別にして注目点なのにそれを全く無視している記事はひどいぞ。。

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