2012.12.31

2012年を振り返る

いよいよ2012年も押しつまって一年間を振り返ってみると、一番大きかったのが石巻市に行ったことです。

確か1月に漠然と南三陸町の風景を写したビデオを見ていたら、12月23日に撮ったという車載映像のビデオに南三陸町の有名な防災センターの鉄骨のすぐそばで営業しているガソリンスタンドがありました。
もちろん仮設のスタンドですが、映像内では唯一の営業しているお店でした。

是非ともこの店にガソリンを入れに行きたい、と思いました。

最初は、1周年で3月11日に行くかという話があって、一緒に行こうとなりましたが、間際になったら一緒に行く予定の人が体調不良で行かないとなりました。

そこで知り合いの女子大生を誘って、車中泊も試しつつ行きましたが、特に当てもなく「とりあえず石ノ森萬画館」といったノリで行きました。

このときには「一年も経ったのだから復旧しているだろう」と思っていたところが大きかった。

しかし現実に見た石巻市は浸水したところが全く復旧していない。
目的地を南三陸町にしていたからカーナビの誘導の通りに走ったら、途中で大川小学校と釣石神社に寄ることになりました。

双方とも人家があった形跡は全くなく、最初から荒野なのだろうと思ったくらいです。
このような点について、知識を修正したのは帰ってきて調べ直してからです。

南三陸町に着いたのは昼頃で、津波襲来の時刻に多くの方と一緒に黙祷しました。

その後、Facebookで石巻・大船渡を案内してくれるツアーに参加して、仮設住宅での生活についても聞くことが出来ました。、

ツアーに参加したことで、Facebook上で多くの素敵な人と知り合いになりました。

雪になる前にもう一度大川小学校をよく見てこようと考えて、11月の末に行ってきました。
翌日には初雪だったそうです。

結局3度行ってきたのですが、1月には仙台でセミナーに参加してきます。
2月には石巻市での理科実験教室を実施します。
その後に、また南三陸町まで行ってこようと思っています。

12月 31, 2012 at 11:43 午後 天災 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.10.13

東日本大震災・仙台で地滑りが収まらない

読売新聞より「仙台市丘陵部の住宅地、今も地滑り…京大調査

東日本大震災で地滑り被害があった仙台市丘陵部の住宅地で、震災から7か月たっても地滑りが続いていることが、京都大学防災研究所の調査で分かった。

余震や大雨の影響とみられるが、同研究所は「これほど長期間にわたる地滑りは異常」としている。

調査区域は1950~60年代に造成された同市太白区の「緑ヶ丘4丁目」(約200戸)。

震災後の市の調査によると、地滑りによりほぼ全戸が損壊した。同研究所斜面災害研究センターの釜井俊孝教授(地震学)は5月から、センサー付きの杭5本を宅地の中心部から半径50メートルの地点に打ち込み、水平面の変化を調査。7月上旬から10月6日までに地表が0・5度傾いたことを確認した。

(2011年10月13日07時22分 読売新聞)

ここは、海岸からは10キロ内陸の土地です。
いくら造成地とは言え、地震から半年過ぎても地滑りが収まらないというのは、何が起きているのか非常に気になります。

千年に一度の災害ではないようですが、仮に千年に一度のことであれば、今までのことを全部考え直すべきでしょう。
それが「今までと同じ」で続けているのは、かなりヘンだしそもそも千年に一度の抜本的改革のチャンスでもあるはずです。

元に戻すことを目的にするよりも、将来の目標をどんどん出していくことの方が大切ではないのか、と強く思います。

10月 13, 2011 at 11:00 午前 天災 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2011.07.03

自動車部品製造業の被災から

読売新聞より「車部品、災害対策必要…東北の6割「間接輸出」

東日本大震災で大きな打撃を受けた自動車部品の輸出構造を分析した政府の2011年版通商白書の概要が2日、明らかになった。

東北地方の輸出向け自動車部品の6割以上が、関東など他の地域でさらに加工されて海外に渡る「間接輸出」になっていると指摘した。

特定の地域の被害が、日本の輸出全体に悪影響を与える構造になっているため、「災害などの巨大リスクに備えた経済・産業構造の構築が必要」と訴えている。8日に閣議決定する。

白書によると、自動車部品の輸出は、中部や関東などでは8割以上が海外に直接向かうのに対し、東北は64・5%が関東など他の地域を経由する構造だ。

東北地方は、輸出に占める地域別シェア(占有率)で0・3%に過ぎず、40~30%台の中部や関東を大きく下回る。

白書では、東北地方の被災は国内全体の輸出停滞の要因になったため、間接輸出の現状も考慮した輸出体制の強化が必要だとしている。

(2011年7月3日09時06分 読売新聞)

現時点では、「通商白書2011」を見ることは出来ません。

で、この記事をなんど読んでも、何を言いたいのか直感的には分からない。

素直には、自動車部品製造が震災地域に集中していたので、日本全体として輸出が滞ったから、対策が必要だ、と読める。

しかしだ、自動車部品製造業が震災地域に偏ってしまったのは、結果論であって自由競争という名の放置の結果だろう。

神戸では、産業構造を工業の追い出し、情報(ファッション)化を推進した結果、住宅地になってしまって地域として生産地から消費地に変わってしまった。

国全体としてどうするのか?という問題であって、通商白書ぐらいでどうこうなる物でもない。
個人的には、高度成長以来続けてきた「団地化」を逆転するしかないだろうと思っている。

通商白書2011の言わんとしているところは、リスク分散=多様化、なのだろうと思うのだが、団地化とは集積であり単一化です。多様化の真反対。

  • 住宅団地 → 高齢化
  • ショッピングセンター → 小売店消滅
  • 工業団地 → 陳腐化

こんなことになりがちです。
じゃあどうして「団地化」を推進したのか?根本は「面倒」とか「思考放棄」だったのでしょうね。
住宅需要が増えているときに、既存の住宅街と同じ物を新たに作るよりも「住宅だけ作ってしまえ」の方が簡単だったのは明らかです。兵舎を作るのと同じですね。
兵舎を作っても街にはならない。

確かにその時点では効率は良いかもしれないけど、多様性がないから耐久力もないし、変化にはついて行けない。
もちろん、天災にも弱い。

こんな事をそうそう続けられるわけが無くて、多様化した街作りを考えないといけない。

住宅、商店街、工場、農業、学校、刑務所、病院、墓地、といったものが、一つの地域に全部あって当然でしょう。
もちろん、大規模住宅団地と、大工業地帯が同じところにあるのは不可能だけど、住宅団地に町工場あって良いだろうし、工業団地に住宅があって良いだろう。

このような、国の政策全体を変更するようなことをしないと、通商白書が指摘する問題の解決の方向にすら向かわないだろ。

7月 3, 2011 at 11:30 午前 天災 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.04

鹿島港周辺の被害

毎日新聞より「東日本大震災:人工湾襲った「人災」 鹿島臨海工業地帯

鹿島臨海工業地帯は茨城県鹿嶋市と神栖市に広がる。東日本大震災の津波は、内陸を掘って造られた鹿島港に流れ込み、最奥部から住宅地にあふれ出た。

港のコンテナや周辺の車が巨大な鉄の塊と化し街を襲った。高い堤防もない。サイレンも壊れた。爪痕が残る現地を歩くと「津波被害は人災じゃないのか」と口にする被災者がいた。【立上修】

鹿島港は陸をY字形に掘り込んだ人工港湾だ。
鹿嶋市長栖地区(約300世帯)は、その北端から約500メートル先にある。北公共埠頭(ふとう)に置かれていた大量のコンテナが流されて散らばり、橋や建物などに遮られて残る。元々の海岸線からは約5キロの内陸だ。

「100年に1回かもしれないけど、港に4~5メートルの堤防があれば、こんな被害にはならなかった」。つなぎ姿で後片付けをする大川達也さん(64)が訴える。自宅の床上浸水は1メートルを超えた。65年に港の掘り込みが始まる前からここに住んでいる。「自然災害じゃなくて人災だよ。ドーンと津波っつうのは(鹿島の)陸(おか)では考えられなかった」

●県は浸水想定

07年3月に県が作製した「津波浸水想定区域図」がある。県史上最大の被害とされる延宝房総沖地震津波(1677年)のデータを基にしたシミュレーション図だ。埠頭部分に加えて、大川さん宅を含む古い集落がある長栖地区の一部が、浸水の予想範囲として色付けされている。

公表されているが、大川さんはその存在を知らなかったという。

津波とともに大川さん宅には乗用車13台も流れ着き、敷地内のクスノキの高い位置に傷を刻んだ。コンテナが直撃しなかったことが救いだ。津波が引いた田んぼにヘドロと塩水が残った。

「きれいに土を入れて種まきを日曜(3月13日)にやろうと思っていたのだが……。今年は稲作もできない」

●対策なお不明

鹿島港は、国の重要港湾に指定され、20万トン級の貨物船も接岸する。いま、損傷が少ない岸壁から応急復旧が進む。県港湾課の担当者の一人は「結果論からすれば、何か津波対策はできたかもしれない。どういう視点をどこまで具体的に持っておくのかは今も分からない」と話す。

岡村勝美さん(75)の2階建ての自宅も床上浸水し、地盤沈下で傾いていた。「ついのすみかにするつもり」と6年前、長栖地区に引っ越してきたという。

浸水想定区域図では色付けはない。「私たちはまだいい。災害としてあきらめないかんけど、年金がなくなったらお手上げ。いらん金が出ていくから不安ですよ」。その横で妻の節子さん(72)は、ゆっくりとうなずいていた。

鹿嶋市では防災無線が地震で壊れて使えなかった。サイレンは鳴らなかった。津波で70歳の男性1人が命を落としている。男性は電動車椅子を使って近隣地区から長栖地区の友人宅などを訪ねていたという。

毎日新聞 2011年4月4日 12時44分(最終更新 4月4日 14時11分)

一度だけ、思いついて神栖市役所のところまで行ったことがあります。
他にも、神栖市については井戸水から砒素が検出されたが、それが廃棄されたものだった、という中西準子先生のレポートなどを読んでいたので、なんとなく気にしている場所でした。

Up

中央の白い建物が、神栖市役所ですが巨大な池というか、小さな湖のような水路に面しています。
片側二車線の道は、市役所から離れたところを通っていますが、この道を走る間も「いかにも水郷」といった感じで、地面が水面に近いところです。

現地でははるか東北方向が、鹿島港であることは知っていましたが、あまり意識していませんでした。
それが

鹿嶋市長栖地区(約300世帯)は、その北端から約500メートル先にある。北公共埠頭(ふとう)に置かれていた大量のコンテナが流されて散らばり、橋や建物などに遮られて残る。元々の海岸線からは約5キロの内陸だ。
ということだから「どうなっているのだ?」とGoogle Earth を見てみました。
ご承知の方もいらっしゃるでしょうが、Google Earth は写真を被災状況に切り替えています。
鹿島港周辺の写真は、震災の翌日3月12日付けになっています。

Up1

写真の右端が、コンテナー埠頭で白い四角の物がコンテナーです。
これが、写真のあっちこっちに散らばっている。

どうやって片付けるのでしょうか?まあ、もう三週間ですから、片付けたのだろうとは思いますが、あんな巨大な物が流されてきたら、家も壊れてしまいます。

鹿島臨海工業地帯が、被害を受けたとは知っていましたが、このような事になっているとは、驚きました。

4月 4, 2011 at 07:41 午後 天災 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.03.15

2011/03/15の首都圏鉄道各社運行予定。

各社でだいぶ差が出てきています。

東急電鉄
  1. ○東横線
  2. 全区間において、終日、平常の7割程度運行(全列車各駅停車)
  3. ※日比谷線との相互直通運転は終日実施いたしません。
  4. ※みなとみらい線の運行については、横浜高速鉄道にお問い合わせください。
  5. ○田園都市線
  6. 全区間において、終日、平常の5割程度運行(全列車各駅停車)
  7. なお、目黒線、大井町線、こどもの国線、池上線、東急多摩川線、世田谷線は、終日平常運行いたします。
小田急電鉄
  1. 始発~11時50分頃まで※早朝時間帯は、若干運転間隔が広がります
  2. ①小田急小田原線
  3. 新宿~相模大野間のみ (準急・各停それぞれ約10分間隔)
  4. ②小田急江ノ島線
  5. 全線(相模大野~片瀬江ノ島) (各停のみ約10分間隔)
  6. ③小田急多摩線
  7. 全線(新百合ヶ丘~唐木田) (各停のみ約15分間隔)
  8. 11時50分~16時30分頃まで
  9. 小田急小田原線 新宿~経堂間のみ(各停のみ約10分間隔)
  10. 16時30分~19時30分頃まで
  11. 小田急小田原線 新宿~相模大野間のみ (準急・各停それぞれ約10分間隔)
  12. 19時30分~終電まで
  13. ①小田急小田原線 全線(新宿~小田原) (準急・各停それぞれ約10分間隔)
  14. ※新松田~小田原間は20分間隔
  15. ②小田急江ノ島線
  16. 全線(相模大野~片瀬江ノ島) (各停のみ約10分間隔)
  17. 22時30分~終電まで
  18. 小田急多摩線全線(新百合ヶ丘~唐木田)(各停のみ約15分間隔)
京王電鉄
  1. 17:30頃※から22:00頃の間、京王線の調布以西(調布~京王八王子・高尾山口、調布~橋本間)において完全運休となる予定です。
  2. また、運行する時間帯におきましては、京王線・井の頭線とも通常の8割程度の運転本数となります。
  3. ※調布以西では、17:30までに運転が打ち切りとなります。
  4. 17:30前でもご乗車いただけない場合や、近くの駅で下車いただく場合がありますので、あらかじめご承知おきのほどよろしくお願いいたします。
東京メトロ
  1. 東京メトロ線各線とも平常の5割程度の本数での運転を予定しております。
西武鉄道
  1. 運行時間 終日
  2. ・池袋線:池袋~練馬高野台
  3. ・豊島線:練馬~豊島園 
  4. ・新宿線:西武新宿~鷺ノ宮
  5. 上記区間以外につきましては終日運休いたします。
都営地下鉄
  1. 1 都電荒川線
  2. 始発から通常時の7割程度の運行予定
  3. ただし、3月15日(火)11:30~17:00は、三ノ輪橋~荒川車庫前間を運休します。
  4. 2 日暮里・舎人ライナー
  5. 始発から通常時の7割程度の運行予定
  6. ただし、3月15日(火)11:00~18:00は全線運休します。
京成電鉄
  1. 下の区間において運転を休止いたします。
  2.   千葉線 : 京成津田沼 ~ 千葉中央
  3.   千原線 : 千葉中央 ~ ちはら台 
  4.   成田スカイアクセス線:印旛日本医大~空港第2ビル
  5. 又、スカイライナー・イブニングライナーは全て運休となります。
東部鉄道
【終日運転】
線区 区間 運行内容
伊勢崎線 浅草 ~ 竹ノ塚 通常ダイヤの50%以下程度
亀戸線 亀戸 ~ 曳舟
東上線 池袋 ~ 成増

【 朝ラッシュ時(始発~8:30)頃までの運転】
線区 区間 運行内容
伊勢崎線 竹ノ塚 ~ 久喜 通常ダイヤの30%程度
日光線 東武動物公園 ~ 南栗橋
野田線 春日部 ~ 柏 ~ 船橋
東上線 成増 ~ 小川町 始発~6:20 通常ダイヤの60%程度

【終日運休】
種別 名称 運行内容
本線 特急列車 けごん、きぬ、りょうもう、 きりふり、しもつけ、JR相直 終日運休
東上線 特急 TJライナー 終日運休
JR東日本
  1. 【関東エリア】
  2. 東京電力の計画停電に伴い、首都圏で運転している線区は以下の通りです。
  3. 山手線(全線)
  4. 中央快速線(東京~高尾間)
  5. 中央・総武緩行線(三鷹~西船橋間)
  6. 中央本線(高尾~甲府間)
  7. 東海道線(東京~藤沢間)
  8. 横須賀線(東京~逗子間)
  9. 京浜東北・根岸線(大宮~大船間)
  10. 常磐快速線(上野~松戸間)
  11. 常磐緩行線(綾瀬~松戸間)
  12. 埼京線(大崎~大宮間)
  13. 鶴見線(鶴見~扇町間)
  14. 高崎線(上野~高崎間)
  15. ※ダイヤは大幅に変わります。
  16. 【新幹線】
  17. 上越・長野新幹線につきましては、運転を行っています。
京浜急行
  1. ○通常時の6割程度で運転いたします。
  2. 本線 品川駅~浦賀駅 
  3. ※金沢八景駅~浦賀駅は6時00分頃~10時00分頃,運休いたします。 
  4. ※都営浅草線方面への乗入れを見合わせ,品川駅で折り返し運転を行ないます。 
  5. (泉岳寺駅~品川駅間運転見合わせ)
  6. 久里浜線  堀ノ内駅~三崎口駅 
  7. ※6時00分頃~10時00分頃,運休いたします。
  8. 空港線   京急蒲田駅~羽田空港国内線ターミナル駅
  9. 大師線   京急川崎駅~小島新田駅
  10. 逗子線   金沢八景駅~新逗子駅 
  11. ※15時00分頃~19時00分頃まで本数を減らして運転いたします。
  12. <運  休>
  13. 本線    金沢八景駅~浦賀駅(6時00分頃~10時00分頃)
  14. 久里浜線 堀ノ内駅~三崎口駅(6時00分頃~10時00分頃)
  15. 本線    泉岳寺駅~品川駅 (終日)
つくばエクスプレス
  1. 全線で通常の5割~6割程度の運行本数で運転いたします。(全列車を各駅停車で運転いたします)

3月 15, 2011 at 01:36 午前 天災 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.03.14

2011/03/14の首都圏鉄道各社運行予定。

首都圏鉄道各社の14日の運行計画を集めました。
電車としては壊滅状態になりそうです。

東急電鉄
  1. ○東横線
  2. 初電-12:00平常運行
  3. 12:00-17:30渋谷~武蔵小杉間のみ運行(全列車各駅停車)
  4. 17:30-終電平常運行
  5. ※日比谷線との相互直通運転は終日いたしません。
  6. ※みなとみらい線の運行については、横浜高速鉄道にお問い合わせください。
  7. ○目黒線
  8. 初電-12:00平常運行
  9. 12:00-17:30南北線・三田線~武蔵小杉間のみ運行
  10. 17:30-終電平常運行
  11. ○田園都市線
  12. 初電-13:30平常運行
  13. 13:30-17:30全線運休
  14. 17:30-19:00半蔵門線~あざみ野間のみ運行(全列車各駅停車)
  15. 19:00-終電全列車各駅停車で運行
  16. ○大井町線
  17. 初電-13:30平常運行
  18. 13:30-17:30大井町~二子玉川間のみ運行(全列車各駅停車)
  19. 17:30-終電平常運行
  20. ○こどもの国線
  21. 初電-13:30平常運行
  22. 13:30-19:00全線運休
  23. 19:00-終電平常運行
  24. ○世田谷線
  25. 初電-13:30平常運行
  26. 13:30-17:30全線運休
  27. 17:30-終電平常運行
  28. なお、池上線、東急多摩川線は、終日平常運行いたします。
小田急電鉄
  1. <始発から終電までの間、運転を行う区間>
  2. 新宿~経堂間
  3. 各駅停車のみ 約15分間隔で運転
  4. <終日、運転を見合わせる予定の区間>
  5. 上記以外の全区間
  6. (経堂~小田原間、新百合ヶ丘~唐木田間、相模大野~片瀬江ノ島間)
  7. ※運転を見合わせる区間については、東京電力による電力供給の状況が変わり次第、適宜、運転区間の見直しを行います。
京王電鉄
  1. 京王線・井の頭線は終日、通常の5割程度の運転本数となります。
  2. さらに、9:00から13:30の間と、18:00から22:00の間は、調布以西(調布~京王八王子・高尾山口、調布~橋本間)において完全運休となります。
  3. た動物園線と競馬場線は終日完全運休になります。
東京メトロ
  1. 銀座線・丸ノ内線では、平常どおり運行いたします。
  2. その他の路線に関しては、相互直通他社の運転状況によっては、間引き運転または折り返し運転を行う場合があります
  3. なお、節電のために、終日、車内空調を切らせていただきます。
西武鉄道
  1. ※終日・本数を減らした特別なダイヤで運転(10分間隔程度)
  2. 池袋線  池袋~練馬高野台
  3. 豊島線  練馬~豊島園
  4. 新宿線  西武新宿~鷺ノ宮
  5. 上記区間以外につきましては終日運休いたします。
  6. ※ 計画停電の状況により、上記運行が変わることがあります。
都営地下鉄
  1. 1 地下鉄
  2. (1)浅草線  運転本数の減少など大幅にダイヤが変更となる可能性があります。
  3. (2)三田線  運転本数の減少など大幅にダイヤが変更となる可能性があります。
  4. (3)新宿線  運転本数の減少など大幅にダイヤが変更となる可能性があります。
  5. (4)大江戸線  運転本数の減少など大幅にダイヤが変更となる可能性があります。
  6. 2 荒川線  運転本数の減少など大幅にダイヤが変更となる可能性があります。
  7. 3 日暮里・舎人ライナー  運転本数の減少など大幅にダイヤが変更となる可能性があります。
  8. 4 バ ス  運行本数の減少などダイヤが変更となる可能性があります。
京成電鉄
  1. 1.対象区間
  2.   京成本線      :京成上野~成田空港
  3.   成田スカイアクセス:京成高砂~成田空港
  4.   押上線       :押上~青砥
  5.   金町線       :京成高砂~京成金町
  6.   千葉線       :京成津田沼~千葉中央
  7.   千原線       :千葉中央~ちはら台
  8.   東成田線      :京成成田~芝山千代田(芝山鉄道線)
  9. 2.運転状況
  10.   1)始発~9:00頃通常ダイヤの約5割
  11.   2)9:00頃~11:00頃通常ダイヤの約3割
  12.   3)11:00頃~17:00頃全線運休
  13.   4)17:00頃~最終通常ダイヤの約5割
  14. 3.その他
  15.  ・スカイライナーは京成上野6:30発(スカイライナー1号)、京成上野発7:10発(スカイライナー5号)を除き、全列車運休となります。
  16.  ・シティライナー・モーニングライナー・イブニングライナーは全列車運休となります。
東部鉄道
  1. 特急列車およびTJライナーの運転を中止いたします。
  2. その他列車の運転についても、当社は1都4県の広範囲の路線があるため、通常運行に必要な電力を確保することが難しい状況が予想されることから、通常ダイヤの運行は難しく、初列車から不通区間が生じるとともに運転本数が大幅に減少する可能性があります。
  3. 明日の運転に関する詳細については、今後のホームページ、モバイルサイトやテレビ、ラジオなどの各メディアを通じてお知らせしてまいりますので、東武線をご利用になる場合は、運行情報を十分注意してご確認いただくようお願い申し上げます。
JR東日本
  1. 首都圏につきましては、東京電力の計画停電により、多数の線区で運転を取りやめます
  2. 運転する線区におきましても、運転本数を減らして運転します。
京浜急行
  1. <終日運転>
  2. 本線   泉岳寺~金沢八景駅
  3. 空港線  京急蒲田~羽田空港国内線ターミナル駅
  4. 大師線  京急川崎~小島新田駅
  5. 逗子線  金沢八景~新逗子駅
  6. ※逗子線は,11時30分頃~16時30分頃まで本数を減らして運転いたします。
  7. <運休> (時間は,11時30分頃~16時30分頃)
  8. 本線   金沢八景~浦賀駅
  9. 久里浜線 堀ノ内~三崎口駅
ゆりかもめ
  1. 地震の影響により、14日(月)のダイヤは通常の8割程度で運行いたします。
つくばエクスプレス
  1. つくばエクスプレス線では、通常ダイヤでの列車運行に必要な電力を確保することが難しい状況が予想されます。
  2. そのため、運行見合わせや大幅な遅延等が予想されます

3月 14, 2011 at 03:12 午前 天災 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.03.13

地震が多すぎる

毎日新聞より「東日本大震災:マグニチュード9.0に修正 世界最大級

2011年3月13日 13時46分 更新:3月13日 14時6分

気象庁は13日、東日本大震災のマグニチュード(M)が世界観測史上最大級の9.0だったと明らかにした。

これまでのM8.8から修正した。被災地では発生から3日目を迎え、甚大な被害は深刻さを増している。
死者・行方不明者は2000人を超えた。福島第1原発の半径20キロ圏内から、この日新たに18万人が避難へ。宮城県登米市で朝、震度5弱を観測するなど余震も続いた。

各警察本部がまとめた死者は801人、行方不明者は678人。

警察庁や宮城県警によると、宮城県内でほかに400~500人の遺体があるほか、同県東松島市で新たに200人以上の遺体を発見。岩手県によると、陸前高田市でもがれきの下から多数の遺体が見つかった。

宮城県によると、12日夜の段階で、女川原発の施設のほか、石巻市と女川町の小学校や病院、旅館などで約4400人が孤立している。

福島県は13日、浪江町で新たに918人と連絡が取れなくなり、計1167人と連絡が取れないと発表。

岩手県は大槌町の町長や職員と連絡が取れていない。町役場が大津波に押し流され、町長らは建物内にいたとみられている。総務省消防庁によると、同県大船渡市の特別養護老人ホームで30人が津波に流された。

住民約1万人と連絡が取れない宮城県南三陸町や、住民約2万3000人中5900人の避難を確認した陸前高田市では、引き続き安否確認を進めている。警察庁によると、同市では市街地の約5000世帯が水没しているという。

警察庁などによると、震災の建物崩壊や津波などによる避難は、宮城、岩手など6県で35万人以上となった。

気象庁は、東北の太平洋沿岸に出していた津波警報を注意報に切り替え、津波警報の出ている地域はなくなった。

政府は、激甚災害指定を行う政令を12日に閣議決定したと発表。自衛隊の災害派遣を10万人態勢とする。

マグニチュード9.0とは驚きました。
ウィキペディアには、次のように説明があります。「マグニチュード

マグニチュード 地震の大きさ エネルギー(J)換算 TNT換算 備考
-2.0 極微小地震 63 J 0.015 g 60J: 30W蛍光灯の2秒間点灯時の消費電力
-1.5 350 J 0.083 g -
-1.0 2 ×103(k) J 0.48 g -
-0.5 11 ×103(k) J 2.6 g -
0 63 ×103(k) J 15 g M0.2: 三宅島の火山性地震のうち、震度1の揺れを観測したもっとも小さな地震
0.5 350 ×103(k) J 84 g -
1.0 微小地震 2 ×106(M) J 480 g -
1.5 11 ×106(M) J 2.6 kg M1.5: 2007年ペルーの隕石落下時に発生した地震(en:ニュース)
2.0 63 ×106(M) J 15 kg -
2.5 350 ×106(M) J 84 kg -
3.0 小地震 2 ×109(G) J 480 kg -
3.5 11 ×109(G) J 2.6 t -
4.0 63 ×109(G) J 15 t 小型核爆弾が放出するエネルギー
M4.0: 北朝鮮の核実験 (2006年)で観測された地震(CTBTO)
4.5 350 ×109(G) J 84 t -
5.0 中地震 2 ×1012(T) J 480 t M5.0: ツングースカ隕石の衝突 (1908年)時に発生した地震(推定)[7]
M5.2: 長岡地震 (1961年)
5.5 11 ×1012(T) J 2,600 t M5.5: バリンジャー・クレーターが形成された時に発生した地震(推定)
55~63TJ: 広島の原爆が放出したエネルギー
6.0 63 ×1012(T) J 15,000 t 一般におおよそこれより規模の大きな地震では津波を発生させることがある。
M6.1: 長野地震 (1941年)
6.5 350 ×1012(T) J 84,000 t Mj6.5: 宮城県北部地震 (2003年)
M6.8: 新潟県中越地震(2004年),新潟県中越沖地震(2006年)
M6.8: アポフィスが2029年に地球に万が一衝突した場合に発生する地震(推定)[8]
7.0 大地震 2 ×1015(P) J 48万 t Mj7.0: 福岡県西方沖地震 (2005年)
M7.0: 史上最強の核兵器(ツァーリ・ボンバ)実験による人工地震
Mj7.3: 兵庫県南部地震 (1995年)
7.5 11 ×1015(P) J 260万 t M7.5: 新潟地震 (1964年)
M7.9: 関東大震災 (1923年)
Mw7.9: 四川大地震 (2008年)
8.0 巨大地震 63 ×1015(P) J 1,500万 t Mj8.0: 濃尾地震 (1891年)
210PJ: 過去最大の核兵器が放出したエネルギー
8.5 350 ×1015(P) J 8,400万 t Mt8.5: 明治三陸地震 (1896年)
Mw8.3~8.6: 貞観三陸地震
Mw8.8: チリ地震 (2010年)
9.0 超巨大地震 2 ×1018(E) J 4億8,000万 t Mw9.0: カムチャツカ地震 (1952年)
Mj9.0 (Mw8.9): 東北地方太平洋沖地震 (2011年)
Mw9.2: アラスカ地震(1964年)
Mw9.1~9.3: スマトラ島沖地震 (2004年)
9.5 11 ×1018(E) J 26億 t Mw9.5: チリ地震 (1960年)
これ以上の規模の地震は実測でも地質調査でも発見されていない。
10.0 63 ×1018(E) J 150億 t (M10.0): 地球上で起こりうる最大の地震[9]
10.5 320 ×1018(E) J 840億 t -
11.0 2 ×1021(Z) J 4,800億 t M11以上:恐竜絶滅の原因と見られる小惑星が地球に衝突した時に発生した地震(推定)[10]
11.5 11 ×1021(Z) J 2兆6,000億 t 15ZJ: 地球が太陽から受ける総エネルギー1日分
12.0 63 ×1021(Z) J 15兆 t (M12): 地球を丸一周する長さの逆・正断層が動く(地殻が完全に断裂する)とこの大きさになる。[要出典]
注: 隕石や原爆のエネルギーについては、「放出した全エネルギー」と「それにより発生した地震のエネルギー」の大きさが異なる点に注意。

こんな事だそうで、要するにスマトラ島沖地震より一段低い程度のエネルギーであった。
そのスマトラ島沖地震については以下のように記録されています。

スマトラ島沖地震(スマトラとうおきじしん、スマトラ沖地震)は、2004年12月26日、インドネシア西部時間午前7時58分50秒(日本時間午前9時58分、UTC午前0時58分)にインドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生したマグニチュード 9.3 の地震である。

インドネシアのアチェ特別州を除けば、被害はほとんどが津波によるものである。被災地の多くが地震や津波に遭ったことのない地域であったため、津波に関する警報や注意があまりなされず、人的被害を拡大させた。

USGS(アメリカ地質調査所)によれば、死者・行方不明者は合計で227,898人。

ここまで大規模になると、なんかスケール感が無くなってしまいますが、阪神淡路地震では死者が6,434名となっています。
今回の東日本大震災では、死者は少なくなるとは思いますが、1000年に一度の地震と言われても、ウィキペディアの表から分かるとおり

Mj8.0濃尾地震1891年
Mt8.5明治三陸地震1896年
M7.9関東大震災1923年
M6.1長野地震1941年
Mw9.0カムチャツカ地震1952年
Mw9.5チリ地震1960年
M5.2長岡地震1961年
M7.5新潟地震1964年
Mw9.2アラスカ地震1964年
Mj7.3兵庫県南部地震1995年
Mj6.5宮城県北部地震2003年
M6.8新潟県中越地震2004年
Mw9.1~9.3スマトラ島沖地震2004年
Mj7.0福岡県西方沖地震2005年
M6.8新潟県中越沖地震2006年
Mw7.9四川大地震2008年
Mw8.8チリ地震2010年
Mj9.0(Mw8.9)東北地方太平洋沖地震2011年

こんな事になっていまして、団塊の世代にとっては1950年以降だけでも世界でこれほどの地震があったのだ、と記憶がありますから、地震の多い世代だな、と感じます。

3月 13, 2011 at 03:00 午後 天災 | | コメント (5) | トラックバック (0)

2008.06.16

内陸地震でのヘリ活用

読売新聞より「防災ヘリ大動員 生かされた「中越」の教訓

岩手・宮城内陸地震では、ヘリコプターが大量動員されるなどして、孤立住民らの避難は発生から2日目の15日、ほぼ終わった。

今回と同様、山間部を襲った2004年の新潟県中越地震の教訓が生かされつつあるが、依然として、中山間地域の防災対策には課題も多い。(岩手・宮城内陸地震取材班)

発生当日53機 孤立住民、円滑避難

■ヘリによる空輸

地震発生から約2時間後。宮城県庁に設置された「ヘリコプター運航調整会議」には、県や仙台市、県警、陸上自衛隊東北方面隊、第2管区海上保安本部、仙台空港事務所の連絡員が次々駆け付けた。

被災状況や場所を記した連絡カードが届くと、空いているヘリを順次、現場に派遣していく。「担当者が顔を合わせたのは初めてだが、組織の壁を感じることはなかった」と、連絡員らは声をそろえた。

初日に近隣県などから県警や自衛隊などのヘリを中心に航空機53機が投入され、情報収集や住民の避難搬送を行った。宮城では、道路の寸断などで孤立した住民や観光客ら約500人を、岩手では約250人をそれぞれ救出したという。

このうち、12都道県からヘリ13機を送り込んだ総務省消防庁は、地震発生の40分後には、緊急消防援助隊の先発隊として新潟県など5か所に出動を要請した。

同庁によると、全国の都道府県と政令市が所有する消防防災ヘリは計71機。「被災地に近く、飛行可能なヘリはすべて使った」(防災課)という。ヘリを最初から大量に投入したのは、今回と同様、山間部が被災地となった04年10月の中越地震の苦い経験がある。

同庁が新潟県の要請で本格的にヘリの派遣を始めたのは発生の翌朝だった。「次々に被害が見つかり、対応が後手、後手に回った。山間地でのヘリの重要性が身に染みた」と、同庁幹部は振り返る。

■「震源地を目指せ」

岩手に陸路向かっていた東京と千葉の派遣部隊は、宮城・岩手県境にいた。「まだ間に合う」。総務省消防庁の危機管理センターでパソコンを見ていた職員は、両部隊を宮城県側の被災地へ転進させた。

今回、援助隊の「動態情報システム」が初めて本格運用された。各指揮車に配備された全地球測位システム(GPS)端末で部隊の位置を即時に把握できる仕組みだ。

発生当日の14日に現地入りした陸上援助隊は、救急、後方支援など11都道県の184部隊。同庁は当初、すべてを震源地の岩手側に向かわせた。これも中越地震の教訓だ。

これまでは、被害状況が判明してから部隊を送り込んでいたが、「ある程度、予測して行動を起こし、途中で修正した方が早い」(防災課)と方針を転換。発生から3時間後、宮城で行方不明者が続出しているとの情報を受け、目的地の変更を指示した。

■夜間出動など課題

「初動の立ち上がりが早く、うまくいった」。増田総務相は15日朝のテレビ番組で、ヘリを軸にした当初の対応を評価した。

だが、同庁幹部は、まだまだ課題はあるという。

今回は発生時間が朝方で、天候にも比較的恵まれていた。ただ、中越地震のように夜間に起きた時はどうするか。全国の消防防災ヘリのうち、夜間も含めていつでも出動できる態勢を取っているのは仙台市、埼玉、東京だけだ。

同庁は今年度末にも、有識者による検討会で、夜間でもヘリを運航できる装備や訓練などについて盛り込んだ報告書をまとめる予定だ。

通信・搬送手段 中山間地整備進まず

今回の地震では、当初、岩手・宮城両県で計7か所の集落が孤立した。新潟県中越地震で多くの集落が孤立したのをきっかけに、中山間地域の防災の重要性が指摘されるようになったが、対策は思うように進んでいない。

中越地震では、7市町村で計61の集落が孤立し、固定電話や携帯電話が不通になるなどした。そのうち2自治体では災害時に役立つ衛星携帯電話があったが、導入したことを忘れたり、故障したりして、使えないケースがあった。

内閣府が2005年に行った全国調査では、地震などの災害で孤立する恐れがある中山間地の集落は、1万7451か所(推定約260万人居住)に上った。しかし、衛星携帯電話や防災無線を備える集落は2%前後にとどまった。

中越地震で被災した中山間地域の復興に携わる長岡造形大の沢田雅浩准教授(都市防災)は、「今のところ災害時の連絡手段は衛星携帯や防災無線が最も有効だ。ふだんの生活に使う場面を作るなどして習熟する必要がある」と話す。

今回の地震の救助活動では、15都道県の消防防災ヘリが活躍中だが、同じ内閣府の調査では、ヘリの駐機場所がある中山間地域の集落は3000か所余りで、2割にも満たない。「水や食糧の備蓄がある」としたのは、各4~6%程度だった。

中山間地域の防災対策が進まない背景について、京都大防災研究所の河田恵昭教授は「対策を自治体だけで進めるには限界がある。社会全体で防災への認識を高めていくことが必要」と強調。「東海や東南海・南海など広域で大規模な地震では、防災ヘリを救助に回すこともできず、数か月間孤立する集落が現れる恐れもある」と警告している。

( 2008年6月16日 読売新聞)

全体として手際が良いなとは感じていたのですが、こんな背景があったのですね。

確かに、中越地震での孤立集落からのヘリコプターによる脱出はもっと速くできるのではないのか?と感じたところで、その経験が生きていたのは明らかです。

これで、まずは行方不明者の捜索に全力で当たり、復旧用の道路の修復と集中できますね。

6月 16, 2008 at 12:47 午後 天災 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2007.05.26

教育再生会議の不毛

毎日新聞より「教育再生会議:成績不振校に支援を 第2次報告原案

政府の教育再生会議が近く決定する第2次報告の原案が25日、明らかになった。
小学校で集団体験活動、中学校では職場体験活動の実施をそれぞれ求めたほか、「徳育」(道徳教育)についても通常の教科とは異なる「新たな教科」化を掲げ、規範意識の養成を図った。
また、学力向上に向け、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の成績不振校に予算・人員を重点配分するよう要請。第1次報告で掲げた「授業時間数10%増」具体化のため、土曜授業や一日7時間授業も可能とするよう提言した。

原案は「公教育再生に向けた更なる一歩と『教育新時代』のための基盤の再構築」と題したもの。
28日の合同分科会で最終調整され、来月初旬に開かれる総会で正式決定される。

「徳育」は点数評価の対象とはしないなど、従来の教科とは異なる「新たな教科」と位置付けるよう提言したうえで、「多様な教科書と副教材をその機能に応じて使う」とした。
文部科学省検定教科書の導入に含みを持たせたとみられる。
第1次報告で示された「高校での奉仕活動必修化」に加え、小学校では集団宿泊体験や自然体験・農林漁業体験活動、中学校では職場体験活動を各1週間実施するよう求めた。

一方で、初等中等教育に関する財政政策では「機会平等を確保し、(教育)格差の固定化を回避」との方向性を明示。国と教育委員会に、全国学力テストの結果を徹底検証したうえで、学力不振校には予算や教員定数の面での支援を求めた。

大学・大学院改革では複数の大学が大学院を共同設置したり、一つの国立大学法人が複数大学を設置管理する仕組みづくりを文科省に要請。財政面では国の国立大学に対する運営費交付金を実績評価で傾斜配分することを求めた。

さきに緊急提言を見送った「親学」に関連しては、妊婦検診や子どもの検診の場を活用した子育て講座の開催や、中学・高校の家庭科で子育ての楽しさを教えることを提唱しているが、「母乳による育児」の奨励などは見送られた。

教育再生会議第2次報告原案要旨は次の通り。

  1. 学力向上 授業時間数10%増のため春・夏休み活用や土曜日授業の導入。
    7時間目を設けるなど、弾力的な授業設定
    • 教育委員会に「学校問題解決支援チーム」設置
    • 全国学力調査の結果を徹底的に検証、学力不振校に予算、定数、人事面で特別の支援。

  2. 心と体の調和 全学校で新たに徳育を教科化。
    • 小中学校の学級担任が担当。
    • 点数評価はせず、多様な教科書と副教材を機能に応じて使用
    • 小学校で集団宿泊体験や自然体験・農林漁業体験活動を実施。中学校で職場体験活動
    • 父親の子育て参加への支援や妊婦検診を通じた「親の学び」、子育て講座の拡充▽中学、高校の家庭科などで子育ての楽しさを理解する機会を増加
  3. 地域、世界に貢献する大学・大学院の再生
    • 9月入学の大幅促進
    • 教員任期制の拡大
    • 学部3年修了時から大学院進学する早期卒業制度の活用
  4. 「教育新時代」にふさわしい財政基盤の在り方
    • <初等中等教育>教育困難校への支援
      • 一律支給の教職調整額を勤務実態に合わせて差を付ける
      • 市町村ごとの教育費の内訳を「公教育費マップ」にして公表
    • <大学・大学院>競争的資金の拡充と効率的な配分
      • 国立大学法人運営費交付金を傾斜配分
      • 複数大学が大学院を共同設置できる仕組みを創設
 ※第3次報告に向けての検討課題 学校、教育委員会の評価制度▽教員の資質向上▽6-3-3-4制の在り方など

教育再生会議とはどういう位置づけのものなのか理解しがたいところがあるだが、確かに今の世の中では教育についてほとんどの人が一言意見がある、と言ってもさほど間違ってはいるまい。

社会人講師として学校の現場に入ってからも最初の一年ぐらいは「学校や教育委員会などの関係者が悪意を持っているのではないか?」とすら思っていましたが、より詳しくなるとそういう単純な問題ではないどころか、ちょっとやそっとで何とかなる問題ではないことが分かってきました。

学校で何をどのように教育するのかは文科省が「新学習指導要領」として発表しています。

(参考)
各教科等の授業時数

学校教育法施行規則別表第2(第54条関係)
区分
必修教科の授業時数 
道徳の授業時数
特別活動の授業時数
選択教科等に充てる授業時数 総合的な学習の時間の授業時数 
総授業時数
国語
社会
数学
理科
音楽
美術
保健体育
技術・家庭
外国語
第1学年
140
105
105
105
45
45
90
70
105
35
35
0~30
70~100
980
第2学年
105
105
105
105
35
35
90
70
105
35
35
50~85
70~105
980
第3学年
105
  85
105
  80
35
35
90
35
105
35
35
105~165
70~130
980
備考
1  この表の授業時数の1単位時間は,50分とする。
2  特別活動の授業時数は,中学校学習指導要領で定める学級活動(学校給食に係るものを除く。)に充てるものとする。
3  選択教科等に充てる授業時数は,選択教科の授業時数に充てるほか,特別活動の授業時数の増加に充てることができる。
4  選択教科の授業時数については,中学校学習指導要領で定めるところによる。

これは比較的分かりやすい中学校の学習指導要領です。
授業時数となっているのが「何時限目」とか「何時間目」と表現することが多い、授業時間の回数を示しています。
総授業字数が980ですが良く見ると「選択教科」と「総合学習」は変動できます。
一年生の国語から特別活動までの時間を足し算すると880時間になり、残りの100時間を選択教科と総合学習に充てることが出来る、と分かります。

各教科の時間が35時間単位になっているのは、1年間に35週を登校日として残りを夏休みなどに充てることになっているからです。

一日6時間授業で、週5日制、35週だとすると1050時間となり980時間に対して70時間お多いことになります。つまり一日6時間授業なのだが、週に2時間は免除といった感じですね。

こんな風にびっしりと決まっているので、思いつきで「○○の授業を増やすべきだ」と言っても実現するためにはあっちもこっちも調整する必要があります。
時間的に余裕があるわけではない。何かを増やすというのは何かを減らすこととイコールです。

さらには、これにしたがって必要とされる教員数も決まっていますし、第一40人学級制度については批判しかないと言っても良いでしょう。
最近フィンランドの教育が成果を上げていると紹介されていますが、

フィンランドの教育予算の国家予算に占める割合は15%。対GDP比では、6.0%(02年度)。
日本の教育予算の対GDP比は、4.7%
といったデータもあります。
どう考えても「教科の修正」の問題じゃないでしょう。

こんな事があるから、教育再生会議は井戸端会議だ(日経新聞社説5月18日)と書かれてしまうわけです。

その上で、一体この答申案は何を言いたいのか。というよりどうしたいのか?
安倍政権のアリバイ作りといった意味以上はないと思うのです。

5月 26, 2007 at 11:05 午前 天災 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2006.01.09

大雪・関越道が雪崩れて通行止め

【追記】 以下の記事の関越道の通行止めは、1月9日午前10時に解除されています。

産経新聞より「新潟の関越自動道で雪崩 約140メートルの間2カ所
NHKニュースより「関越自動車道 雪崩で通行止め
読売新聞より「関越道で雪崩、車2台巻き込まれる…自力で脱出
8日午前11時ごろ、新潟県湯沢町土樽の関越自動車道下り線脇の斜面で雪崩が発生し、乗用車2台を巻き込んだ。
雪崩は雪よけのスノーシェッドがない場所で起き、厚さ約20センチの雪が、2か所にわたって下り線(2車線)をふさいだ。

cam_highway006

これは、関越道 159.2kp(湯沢町 土樽)付近(関越トンネル~湯沢IC間)の映像です。

実はこの冬はこのライブカメラの他、富山空港、金沢市内などを見ています。
この湯沢のカメラは、関越トンネル方向に向かって撮影しているようで、左側が上り線(東京方面)のようです。

報道によると「下り線で雪崩れ」ということですが、JH(東日本高速道路株式会社)の発表
2006年01月08日23時現在

1月8日11時頃、新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽地先の関越道(下り線)脇の斜面で発生した雪崩により通行止中の『月夜野IC~湯沢IC間(下り線)』につきましては、雪崩があった箇所(KP158付近)では現在も降雪が続き気温も低い状態が続いています。
とのことですから、このカメラ画面の奥に約1キロ先の地点となります。
20年ぐらい前のことですが何度も冬に通っていたところで、雪崩れになるような危険を感じるところではありません。
実際に雪よけも無かったとのことですから、いかにこの雪が異例な水準であるかを示しています。
関越道、上越新幹線とも田中角栄元総理大臣の「冬にも交通を確保したい」という強い意志を実現しているので、上越新幹線では東海道新幹線が関ヶ原でしばしば雪によるトラブルが起きている時も問題なく運行していました。
これには水(温水か?)を使用した融雪措置を使っています。

関越道ではトンネルの出入り口には路面の下にヒーターが入っていて絶対に凍結させない仕組みにしています。
ここまで手間とお金を掛けているので関越道では「雪で通行止めにするのは負け」といったことのようで、めったなことでは止めません。
それでこの雪では何度か通行止めになったあげくに「雪崩れです」というのは関係者は「重大問題」としているでしょうね。

平行して走っている国道17号線も先日閉鎖になって、関越道を一部無料通行にした程です。もし、両方が同時に通行止めになったらそれこそ新潟中越地震で新潟-東京間の交通が一時的に遮断されたのと同じことになってしまいます。
実に意外な展開です。

1月 9, 2006 at 02:41 午前 天災 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.24

ハリケーン・リタ

BBCテレビより「ニューオーリンズで堤防決壊

BBCのテレビカメラがニューオーリンズ東部で堤防が決壊して、浸水中の風景を撮しました。
ようやくメキシコ湾から陸地にハリケーン・リタが上陸しようという段階でまだ本格的な暴風雨とも言えない初期の段階で堤防が切れたというのは手痛い被害でしょう。

せっかくの排水が元の木阿弥になりかねないですね。

9月 24, 2005 at 12:28 午前 天災 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.09

ハリケーン・カトリーヌその10

CNNテレビを見ているとハリケーン・カトリーヌで現地で何が起きたのかいまだに把握されていないようです。ルイジアナ州に避難命令が出るなど対策が具体化したのが8月28日ですから、まもなく2週間が過ぎようとしています。
ところが死者数の推測ですら数百人から数万人という説までばらついています。どうやら多少は改善されたようですが、ボランティアで現地に入った医療関係者が50メートル離れたところで医療活動しているチームと連絡が取れなかった、といった話がありました。
こんな調子だから「浸水の老人ホームで30人以上の遺体 水位低下で発見(CNN.CO.JPより」という話まで出てきます。「水が引いたら発見された」なんてことはあり得ないでしょう。

今CNNテレビ「とても公表できない写真を入手した」と繰り返していますが、なんと避難先のコンベンション・センター内に4名のバラバラ殺人の死体の写真だ、というのです。いったいどんな避難先の情況だったのでしょうか?

FEMA(連邦危機管理庁)が機能していないとして、ブラウン長官の更迭を求めるといった議論がありますが、FEMA は国土安全保障省の下部組織になっています。
国安全保障省は極めて大きな役所で、国防総省(アメリカ軍)の次に大きな役所です。2003年から機能していますが、傘下の組織には沿岸警備隊、国境警備隊、州軍などを含むとのことです。
ハリケーンによる災害だから FEMA が例えば沿岸警備隊や州軍に出動要請するといった図式を思い浮かべますが、いずれもが国土安全保障省の下部組織なのだから「要請」ではなくて国土安全保障省の命令によって動く、となっているような気がします。
ところがそもそも国土安全保障省は9月11日の同時多発テロへの対策のために出来た組織ですから、どちらかと言うと「テロ情報がある場合に、アメリカの全ての機能を同じ方向に向ける」といったことが主な仕事なのでしょう。

例えば警察の扱う強盗事件などには国土安全保障省が出て来ないのは明らかですが、違法入国者を取り締まるのは国境警備隊の仕事でこれは国土安全保障省の仕事だ、となりそうです。
結局、FEMA が総力を挙げて活動することが出来ない構造になっているのではないか?という気がします。つまり今回の避難で生じた人災の遠い原因は国土安全保障省を作って「国体護持」のようなことを目指したワシントンの国家経営の大きな穴なのではないか?と思うのです。

9月 9, 2005 at 11:11 午前 天災 | | コメント (2) | トラックバック (2)

2005.09.07

ハリケーン・カトリーヌその9

CNN.co.jp より「数千人が救出拒否、家への愛着などで、ニューオーリンズ
ニューオーリンズ市内に取り残されている住民の本格的な救出活動を開始した市警のリリー本部長代理は5日、数千人規模が自宅への愛着やペットの世話などを理由に、避難を拒否している、と述べた。
ネーギン市長は5日、地元ラジオに、退去を拒否している住民に対しては飲料水の配給を断る、との強硬路線を示している。
飲料水の供給を断るというのは「パトロールしないぞ」ということのようです。(CNNテレビりより)それでも避難しないと宣言するのだから筋金入りですね。
さきほど日本の台風14号の被災者が「浸水と戦っていたが、あまり一人で頑張って回りに迷惑を掛けてもと脱出した」と言っていたのと対照的です。
それだけ自分しか信用しないのかな?と思ったら、こんな一節が
救援隊のボートは5日、冠水した現場で、車のタイヤにしがみつき、漂流している男性を発見、乗るように求めた。しかし、「こんなひどい事になって、人々は怒鳴り合っている。唯一信頼出来るのは自分の犬だけだ。彼を置いて立ち去るわけにはいかない」と語り、拒否したという。
そこまで信用できない社会なんでしょうかね?
パニックSFのような世界ですね。

9月 7, 2005 at 08:26 午前 天災 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.09.06

ハリケーン・カトリーヌその8

CNN.co.jp より「被災地の地元紙、「公開書簡」で連邦政府の対応を批判
ルイジアナ州の地元紙タイムズ・ピカユーンは4日、ブッシュ米大統領への「公開書簡」と題した論説を掲載し、連邦政府の対応を厳しく批判した。
書簡は、ニューオーリンズの住民が助けを求め、食料を待ち続けている間、政府は同市への到達手段をめぐる議論に数日間を費やしたと批判。 ハリケーン上陸から3日後の9月1日には報道陣や民間のトラックが市内に入っていたのに、「国民を守り、真っ先に支援に駆け付けるべき人々の姿は見えなかった。部隊を派遣するはずの人々も、市内へ到達できないと嘆くばかりだった」と指摘した上で、「大統領閣下、われわれは怒っています」と訴えた。
アメリカでは連邦危機管理庁(FEMA)あることが総合的な危機管理が出来ているから素晴らしいという評価が以前からありましたが、どうも今回はそれが裏目に出たようです。
同紙は書簡の中で、「ブラウン長官をはじめとするFEMAの職員は、1人残らず解雇するべきだ」と主張。
CNNテレビはブラウン長官がいかにダメかというリポートを流していて、結局は名誉的な人事であり FEMA が必要とするマネージメント能力を以前の職で発揮したことがない、といった内容でした。
日本でも法律改正がまとまって来る時にワケワカの法務大臣というのがありましたが、FEMA が言い訳をするというのは行政の評価としてはどうしようもない。アメリカのメディアも「FEMA の今回の対応は落第」としたようです。
ただ、この手の問題ではなるべく早めに過剰なくらいの手当てをしないで、避難後に事態が悪化するともっと手間が掛かる事になります。逐次投入は下策とされるものの代表で、今回の FEMA の初動の遅れは被害規模が大きいこと考えると、財政的にも政治的にも非常に重大な影響を与えることになりそうです。

9月 6, 2005 at 09:49 午前 天災 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.09.05

ハリケーン・カトリーヌその7

Google Map でニューオーリンズを見に行ったら Katrina というボタンがあって浸水状態を示している衛星写真が出てきました。
正直な話がどういう風に浸水しているのか全然想像出来ないのでした。 というか、杉並区の浸水だった想像できないのだから分からなくても仕方ないですが、CNNテレビで「バーボンストリートから中継」とやっていたので「確か繁華街は南東だよなぁ?」と確認してみるとバーボンストリートはここでした。
そもそも浸水は北側の湖の堤防が切れたからで、南東の海側の堤防は切れていませんが、この繁華街側が中継の画面では浸水した形跡が無いことと、高速道路周辺浸水していることから「この土地は南北の中央が低いのか?」となって、地形(標高)を知ろうととりあえず Google Map を見たのです。
やはり予想通りでどうも、10号線から北側あたりが一面に浸水している様子ですから、東西に走っている高速道路のあたりが一番の低地のようです。

便利になったと言えるのかもしれませんが、これだけ情報があってなおかつ救援が遅れるとはどういうことなのでしょうか?

9月 5, 2005 at 11:15 午前 天災 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.09.04

ハリケーン・カトリーヌその6

CNN.co.jp より「冠水の完全除去に「80日間」と、ニューオーリンズ
ニューオーリンズ市で救援作業に当たる米陸軍技術工科部隊のロバート・クレア将軍は2日、市内の水の完全な排水には、少なくとも80日間はかかる、との見通しを示した。
同市の面積のうち約8割は冠水している。
いくら「完全な排水」との前提であっても80日間も排水だけに掛かるのでは、復興が著しく困難になるだろう。全く元の通りになるとは言えないのではないか?

ニューオーリンズ市の面積は468平方キロぐらいのようで、横浜市が437平方キロですから、同じような大きさです。
人口は48万人で横浜市の355万人の2割以下ですね。

浸水面積が約8割とすると、350平方キロとなります。
横浜市の8割が水浸しというのはちょっと想像しがたいです。
実際の浸水面積の報道が無いところが、いかに大災害であるかが分かりますが、CNNテレビでも何回も警告と対策案が出ているのに、実施されなかったということでその後の避難の不手際も含めて人災でしょう。

中越地震では避難者が10万人だそうです。
中越地震の被災地域の人口は55万人ぐらいのようです。何千人あるいは万人が避難出来なかったとか、5日目になってやっと支援物資が届き始めるとかこれらを見ても、開発途上国の大災害以外でこれほど災害を制御(防災)が出来ていない例はちょっと無いように思います。

9月 4, 2005 at 02:02 午後 天災 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.09.03

ハリケーン・カトリーヌその5

CNN.JP より「混乱深まる被災地、市長が「SOS」 ニューオーリンズ
米ルイジアナ州ニューオーリンズ市長は声明の中で、1万5000-2万人が避難する市内のコンベンションセンターで食料や水が底をついていると指摘した。
一人が野営的な生活をするために必要な物資は一日一人あたり100キログラムで計算するようです。
普通に社会生活を送るためには日本の水道の使用量で調べると、一人あたり一日に200~300リットルとされます。
つまり水だけでも一人300キログラムを消費しないと近代的で清潔な生活は出来ないということです。
すべてをひっくるめて100キログラムとは、軍隊の規準ですがこれを上記の2万人に100キログラムずつとすると、2000トンを毎日供給する必要があります。
10トントラックで200台ですね。50メートルに1台だとすると、コンボイの長さは10キロです。つまり首都高の一つの線がトラックで埋め尽くされるという程の体制を取って最低限の生活というか一人ひとりがようやく生き延びることが出来る、という水準です。
ニューオーリンズの警官の1/3が職場を放棄したそうです(CNNテレビより)、諸般の様子からみてもっとひどいことになりそうです。
ブッシュ大統領(連邦政府)の責任追及になるかもしれません。

9月 3, 2005 at 05:22 午後 天災 | | コメント (1) | トラックバック (0)

ハリケーン・カトリーヌその4

CNN.JP より「無法者の「射殺」いとわずと知事、ハリケーン禍で治安悪化
ニューオーリンズ市などの治安が極度に悪化している問題で、キャスリーン・ブランコ州知事は9月1日、イラク駐留を終えて戻ったアーカンソー州の州兵約300人が、ルイジアナ州に到着、治安回復に必要なら、無法者を射殺する態勢にある、と強調した。
戒厳令というべきですかね?
いくら大被害になったとは言え、ハリケーンであり予報も予想も出ていたのに結果として戒厳令状態で銃で秩序回復をしなければならない、というのは近代国家ではないよ。
せいぜい19世紀の話ではないだろうか?今は21世紀だ、そして事件は世界の最先端の国で起こった。
これを「だからアメリカは」というのは簡単だけど、イギリスではどうかと考えると、地下鉄の乗客を誤殺した。最先端の近代国家も脆いのかもしれない。

9月 3, 2005 at 04:55 午後 天災 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.02

ハリケーン・カトリーヌその3

具体的にニューオーリンズとはどういう土地なのか?と World Wind から地図を持ってきました。

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左下に大都会のニューオーリンズが見えますが、北側の湖に面しています。右側に斜め上から湖のようなものがありますが、これはメキシコ湾に繋がっているので海となります。
この細く続いている土地が浸水したようです。破れたのは北側の湖の堤防だとのことですが、BBCテレビなどでは湖の方が海面よりも低いとのことで、浸水した土地は湖よりもさらに低いというのですから、とても危険ですね。

堤防を仕切って排水するというのでは、干拓事業のようなものでそれだけの工事をするために必要な、インフラが壊れているのではなかなか手が着かないでしょう。
通信情況から推察すると、電力・電話はなんとか復旧したのでしょうか?避難民の移動が困難という情況で、大規模工事にすぐに取りかかれるのでしょうか?

取り残されて被災した人たちは、車を持っていないという話しがあって、避難手段が無い人たちは取り残されるという厳然たる事実があるのが怖いところです。

9月 2, 2005 at 12:41 午後 天災 | | コメント (3) | トラックバック (0)

ハリケーン・カトリーヌのその後は?

アメリカのメキシコ湾岸ハリケーン被害は人災的な要素を増しつつあるようで、救助ヘリコプターへの発砲などを理由に救助活動が止まったとの報道もありました。
このようなことで、死者数の把握すら出来ないようですが、イラクでの米軍の死者数は現時点の公表値では2000人以下で、ハリケーン被害の死者がイラクの米軍の死者数を大幅に上回るようだと「イラクに出征している兵士を戻せ」という世論が一気に強まる可能性がありますね。
銃が出回っていることが強盗から暴動に拡がりつつあるようで、本来であれば軍隊による緊急の処置が必要な情況でしょう。
ハリケーンの上陸は29日ですから、すでに4日が過ぎました。今後、情況が落ち着くのか極度な悪化となるのかちょっと分からないですね。

9月 2, 2005 at 09:32 午前 天災 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.09.01

アメリカのハリケーン被害

アメリカのメキシコ湾沿岸に大被害を出したハリケーン・カトリーナは特にニューオーリンズが大変だということで、どんな所だ?と検索しました。
例によってWikipedia です。 2000年現在の国勢調査で、この都市は人口48万人、19万世帯だそうで、これは
相模原市605,561、浜松市582,095、鹿児島市552,098、船橋市550,074、八王子市536,046、新潟市527,324、杉並区522,103、東大阪市515,094、板橋区513,575、姫路市478,309、松山市473,379、尼崎市466,187、松戸市464,841、川口市460,027、金沢市456,438、市川市448,642、宇都宮市443,808、西宮市438,105、大分市436,470、倉敷市430,291、横須賀市428,645、長崎市423,167、葛飾区421,519、福山市403,915、岐阜市402,751、枚方市402,563
といったくらいの都会ですね。

日経新聞より「米ニューオーリンズ市、ハリケーンで数千人死亡か
AP通信によると、直撃を受けたルイジアナ州ニューオーリンズのネーギン市長は「少なくとも数百人、恐らく数千人が死亡した」と述べた。ブッシュ米大統領は同日、ホワイトハウスで対策閣議を開催した後、「米史上最悪クラスの自然災害に見舞われた」との緊急声明を発表し、援助活動への国民の参加を訴えた。
本当ですか?!
確かにCNNでも連続して情報を流しているし、画面上も昨年の新潟の洪水のような平らなところが一面が水という画像がありますが、死者が数百・数千人ということが進路予想が可能なハリケーンで発生するというのは意外です。
フランスのニュースF2は「一部では戒厳令」とまで報道していました。また、現地では「陸軍工兵隊を出せ」と言っていました。
略奪が起きているとか、移動手段を持たない住民が被災した、といったことが報道されています。
いまだに、人を避難させるといった話題が出ているようで、大変ですね。
日本でも同じようなことになるのでしょうかね?ちょっとこんな事にはならないように思います。

9月 1, 2005 at 10:31 午前 天災 | | コメント (2) | トラックバック (1)