2008.03.19

A・C・クラーク死す

CNN.co.jp より「A・C・クラーク氏死去 「2001年宇宙の旅」作者

(CNN) 著名SF作家のアーサー・C・クラーク氏が19日未明、スリランカの首都コロンボ市内の病院で死去した。90歳だった。非営利団体アーサー・C・クラーク基金の関係者が明らかにした。

第二次世界大戦中の英空軍将校時代にレーダーの開発を担当。1945年に無線関連雑誌に、衛星通信の構想を提示する論文を寄稿した。

1950年代から作家活動に入り、多数の小説や短編小説、30作以上のノンフィクションを執筆。SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」の脚本を、スタンリー・キューブリック監督と共同執筆したほか、同名小説を著した。

米国がアポロ月探査計画を実施していた期間中にはテレビのコメンテーターを務め、アポロ11号の乗組員と人類初の月面着陸に関する著作を共同執筆した。

スリランカには50年代から移住し、98年にはナイトの称号を授与された。若い頃に患ったポリオの合併症のため数年間車椅子で生活し、最近は腰も痛めていた。

何も言いますまい。
印象深い順に作品名を並べてみました。

  • 『海底牧場』
  • 『銀河帝国の崩壊』
  • 『幼年期の終り』
  • 『前哨』
  • 『白鹿亭綺譚』
  • 『未来のプロフィル』
  • 『都市と星』
  • 『渇きの海』
  • 『地球帝国』
  • 『楽園の泉』
  • 『宇宙への序曲』
  • 『火星の砂』
  • 『宇宙のランデヴー』
  • 『宇宙のランデヴー 2』
  • 『宇宙のランデヴー 3』
  • 『宇宙のランデヴー 4』
  • 『宇宙島へ行く少年』
  • 『神の鉄槌』
  • 『2001年宇宙の旅』
  • 『2010年宇宙の旅』
  • 『2061年宇宙の旅』
  • 『3001年終局への旅』
  • 『地球光』
  • 『天の向こう側』
  • 『10の世界の物語』
  • 『太陽からの風』
  • 『人間と宇宙の話』 『宇宙への挑戦』
  • 『スリランカから世界を眺めて』
  • 『楽園の日々―アーサー・C・クラーク自伝』

3月 19, 2008 at 11:15 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.16

ETCゲートを遅くする?

産経関西より「ETC通過「ひと呼吸置いて」山陽姫路西料金所、24日から

高速道路料金所のETCレーンを高速で通過する車が多いことから、NEXCO西日本関西支社(大阪市北区)は、山陽自動車道の山陽姫路西料金所で、バーが開くタイミングを0・4秒遅らせる通過速度抑制対策を24日から実施する。
同社は「ETCレーンの普及に伴って事故も増えており、今後拡大していきたい」という。

ETCレーンについて各道路会社は、事故防止の観点から時速20キロに減速するよう呼びかけている。しかし、車とバーとの接触や追突事故を避けるために、車を感知すると早めにバーが開くよう設定されていることから、実際は数十キロで通過する車が多い。同支社によると、姫路西料金所の場合、20キロ以下で通過する車はわずか2%だという。

センサーが車を感知してからバーが開くまでの時間は公表されていないが、現在の設定より0・4秒遅らせることで、「ドライバーはこれまでよりひと呼吸置かなければ通過できない感じになる」という。当面は、事故防止のため職員が現場に立つほか、看板や横断幕でも注意と協力を呼びかける。また、ETCレーン手前に段差舗装を施すなどの整備も進めていくという。

(2008/03/15 15:20)

意味が分かりません。

「ETCレーンの普及に伴って事故も増えており、今後拡大していきたい」

とはどういう事故なのでしょうか?
深刻なのは追突事故でしょう。
追突の防止という観点だけを考えれば、ETCも含めてゲートの廃止が一番であるのですから、突然減速させることが事故防止になると言うのは何を考えているのでしょう?

確かに、ETCカードを挿していないから作動しなかったという経験はありますし、前車が間違えてETCゲートに入って止まってしまったというのも経験しました。

ETCが実用化した最初期から使っていますから、わたし自身は慣れていると言えますが、それでもゲートが通行可能かどうかといった情報を確認するのは大変で、自動車運転の中でも難しい技量の一つと言えるでしょう。

そういう話をほったらかしておいて、ゲート開閉のタイミングを遅くすると何がどうなると言うのでしょうか?

3月 16, 2008 at 11:47 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (8) | トラックバック (0)

2008.03.08

渋滞の証明

YouTube の面白い映像を紹介してもらいました。

この自動車を22台円周上のコースを走らせたら渋滞が発生するというのは、朝日新聞関西版の記事「渋滞、車多いと自然発生 阪大などのチームが実証」に解説があります。

渋滞は道路を走る車の数が一定密度を超えると起きることが、自動車を走らせる実験からわかった。トンネルや坂といったボトルネックなどの特別な外因がなくても自然発生するという。英国のオンライン物理学誌ニュー・ジャーナル・オブ・フィジックスに4日発表した。

名古屋大学情報科学研究科の杉山雄規教授や大阪大学サイバーメディアセンターの菊池誠教授らの研究チームが実施した。大学の敷地内に1周約230メートルの円を描き、これを車線にして乗用車を時速30キロで走らせた。慣れたドライバーが円の上を走るだけなので、渋滞を起こす外因はない。

車間距離によって車の加速度が決まる数理モデルをたてたところ、車が約20台を超えると渋滞が発生すると予測された。

実験では、22台が連なって走った。最初は約10メートルの車間距離を保って走行したが、数分たつと流れの悪くなる部分が現れ、やがて4、5台は一瞬、完全に止まるようになった。前の車両が動けば再び走り出すが、渋滞部分は車の流れと逆方向に順々に後送りされ、時速20キロほどで後方に向けて移動した。

菊池教授は「車の密度が一定値を超えると、ちょっとした速度変化が後の車に次々に伝搬し、渋滞を起こす。ある温度以下になると水が一斉に氷に変わる現象と同じだ」と説明している。

「大阪大学サイバーメディアセンターの菊池誠教授」はおなじみの kikulog さんですから、ご本人の説明があります。
渋滞の論文が出ました(または相転移現象としての交通渋滞より抜粋

大阪版なので「阪大」を強調しているのはご愛嬌ということで。本文はきわめて的確な要約になっています。

ちなみに、この実験は名古屋大の杉山さんを中心として、さまざまな大学のスタッフが集まって行ったものなので(著者8人で所属が9カ所。学生はひとりもいません)、「名大の実験」でも「阪大の実験」でもありません。

【中略】

今回の実験そのもので、2003年に行いました。
これは「現象を見る」だけではなく、きちんとしたデータを取ることを最大の目標に、全周ミラーをつけたビデオカメラなども揃えて臨んだものです。
その成果は論文の中の図になっています。このとき、実験を聞きつけたフジテレビが録画して放映したいというので、実験の一部をテレビ番組に使うことを許可しました。交通バラエティとかいう短命の番組でした。
この番組を見たかたは、つまりこの実験そのものを見たわけです。

なかなか分かりやすい説明ですが、菊池先生の記事でも

[長い長い追記]

誤解されないように繰り返しておくと、この実験は「確認」であって、背景には数理モデルがあります。

かつては渋滞は「ボトルネック」が引き起こすものと考えられていましたが、90年代にいくつかの数理モデル(微分方程式、セルオートマトン、結合写像など)が提案され、そのどれもが渋滞は「相転移」であるという結論を出しました。

もっともよく知られているのが杉山さんたちのOVモデルです。OVモデルは数理的な解析がしやすく、設定によっては厳密解も得られています。

一方、僕たちはセルオートマトンや結合写像のモデルを扱っていました(ちなみに、モデル間の関係は西成さんによってある程度解明されています)。

ちょうど水が0度を境に氷になるように、自由走行と渋滞の間で転移が起きますが、それを決めるのは温度ではなく、密度です。「臨界密度」以上の密度になると、自由走行状態は「不安定」となり、かすかな速度ゆらぎでも渋滞へと転移します。

現象としては、低密度では速度ゆらぎが後ろに伝わるにつれて減衰するのに対し、高密度ではゆらぎがうしろに伝わるにつれて拡大します。渋滞を決める本質的に重要なパラメータは密度であるということです。

このような「相転移描像」が90年代以降に発展した「物理的解釈」です。したがって、数理モデルや数値シミュレーションなどでは、さまざまなことがすでにわかっていたのですが、それを実際にやってみたというのが、今回の実験。

僕たちはみんな理論やシミュレーションをやってきたのですが、数理モデルに基づく「物理的解釈」がなかなか世間(^^)に受け入れてもらえないので、本物でやってみせたという「デモ」だと思ってもらってもいいです。

[さらに追記]

相転移であるという意味は、非渋滞と渋滞の違いは単なる「程度問題」ではなくて、質的に違う「完全に区別のつくふたつの状態」ということです。これは道路行政上の「渋滞」の定義とは違います。

[もうひとつ追記]

もっとちゃんと言うと、「渋滞が安定だが、自由走行も準安定」という密度領域があって、ここでの自由走行が氷でいえば「過冷却」に相当する部分。

極端に簡単なモデル(rule184セルオートマトンなど)ではこの状態がないのですが、高速道路での実測データ上は準安定領域があるように見えるので、準安定を持つモデルのほうがより現実に近いと考えられます。今回の実験で一様走行がしばらく続くのは準安定だからというのが一番もっともらしい解釈だし、そう考えてはいます。

ただし、小さいシステムでもあり、車もいろいろなので、準安定領域はぼけちゃうと思うんで微妙といえば微妙。密度が連続に変えられませんから (一台単位でしか台数を変えられないので)、この実験だけをもとにあまり細かい議論はしないほうがよいのだと思います。
そういう意味で、数理モデルをきちんとやって、理解しておくことが重要なのです。いずれ、もっとでかいシステムで、いろいろ条件を変えて実験します・・・
研究費ができたら(^^;

[追記はここまで]

と、90年代に分かってきた問題のようです、正直な印象として「そんなに最近なの?」でありますが、なにしろ自動車交通での道路の問題はドライバーに全部おっかぶせられているのが実情ですから、これで通用しちゃったんでしょうね。

間違えなくCGなどよりも格段にインパクトある映像だし、現実問題に直結しているところまで来ているのだから、解決策を示すことも出来るようになるでしょうね。
こういうところには注目しなくちゃいけませんな。

3月 8, 2008 at 08:54 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.02.27

携帯データのバックアップかシンクロか

携帯電話のバックアップ問題がこんなに面倒な話だとは思わなかった。

auだから、「携帯電話洗濯事件続報」に書いたとおり二種類のサービスが使えるように見えたのだけど、au oneはアドレス帳のバックアップが出来ないので現時点では使えない。

MySync はソフトウェアのダウンロード購入が必要で、しかも4つもあってよく分からない。
MySync Suiteの説明は継ぎの通りです。

スケジュール・アドレス帳などをバックアップ・同期

シンクロ機能(au携帯電話とMySync Suiteを同期する機能)を使うことにより、au携帯電話のスケジュール・タスクリスト・アドレス帳をバックアップしたり、MySync Suiteと同期をとることができます。

要するに、MySync Suite 自体がPIMソフトウェアなのです。
しかし、それではわたしが常用している Outlook とのシンクロにはならない。
Outlook とのシンクロに着目すると、MySync Biz を使うことになります。

Outlookユーザ向けのau携帯電話とパソコンのシンクロソフト

『MySync Biz』は、Microsoft Outlookとau携帯電話PIMデータをシンクロ(同期)を行うソフトです。
au携帯電話のアドレス帳・スケジュール・タスクリストをOutlookとシンクロを行えます。
また、携帯電話を卓上ホルダに乗せるだけ自動的にシンクロを行うことができます。

一見すると MySync Biz を使えば全て解決のように見えますが、わたしはOutlookのアドレス帳は使ってません。きわめて使いにくいからです。
第一携帯電話のデータのバックアップが欲しいのであって、別に一元管理をしたいわけではない。Outlookから電話を発信するなんてことは将来もやらないでしょう。

結論は、MySync Suite と MySync Biz の両方を買うことになりますね。
現在は両方のアプリが動いていますが、ヘンなことになります。

  1. Outlookにスケジュールを追加
  2. MySync Biz でOutlook スケジュールを携帯のカレンダーにシンクロ
  3. MySync Suite で携帯のカレンダーを MySync Suite にシンクロ
  4. 結果として、PC上にある Outlook とMySync Suite てシンクロ

ハードウェア的にはPCと携帯ですが、データ格納は3ヶ所あるわけでそれぞれでスケジュールの追加や修正が可能ですから、シンクロが面倒になるのも仕方ないですかね。

これだけ面倒になれば、うデータが消えることはなくなるだろう。

2月 27, 2008 at 09:45 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (8) | トラックバック (0)

中央道府中にスマートIC

日経新聞関東版より「都内初の簡易型IC、中央道の府中バス停付近で設置検討

国土交通省、東京都などは、簡易型のインターチェンジ「スマートIC」を中央自動車道の府中バス停(東京都府中市)付近に設置する方向で検討を始めた。

交通量などを調べる社会実験の形で来春にも供用を開始、6カ月から1年の試用期間を経て正式開業する。スマートICは自動料金収受システム(ETC)を使う車だけが乗り降りできる。都内での設置は初めて。

府中市が26日、市議会で計画を報告した。

候補地は多摩川競艇場の北側で稲城ICの1キロ西寄りに設ける。国交省、東京都、府中市、中日本高速道路の共同事業とする。

四者は29日、詳細な事業計画をつくる準備会を発足する。4月以降、できるだけ早い時期に着工する。府中市は今後、地元住民への説明を始める。

候補地は多摩川競艇場の北側で稲城ICの1キロ西寄りに何があったかな?土地図を見てみると、どうもこのあたりのようです。

Up

稲城ICの西というのがミソで、現在は稲城ICからは東京方面にしかいけません。

Up1

どうせスマートICにしかならないのなら、稲城ICを改装できないものでしょうかねぇ?
有料の橋なのが気に入らないところではありますが、稲城大橋から中央道を西に向かうことが出来るようになると、川崎市横浜市方面からは非常に便利になるので期待できます。

2月 27, 2008 at 09:09 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (3) | トラックバック (1)

2008.02.25

携帯電話洗濯事件続報

「バックアップは先に立たず」に書いた携帯電話洗濯事件ですが、アドレス帳のリカバーは大変でしたけど、その他にも色々と問題が起きて、どうやら落ち着きつつあります。

ほぼ一年前に買った携帯電話用ヘッドセットを愛用していたのですが、一緒に洗濯した覚えはないのですが、マイク側だけ壊れてました。

どうも相手に聞こえていないらしいのですが、イヤフォンとしては正常に作動しているので、気づくのにおくれました。

もう一つは、ベルトポーチからちょっとだけ飛び出してしまう。ちょっと大きくなったわけです。

そこで、ベルトポーチとヘッドセットを買ってきました。
細かいものではありますが、ベルトポーチはイヤフォンを常用しつつSuicaを使用するとなると、必需品であります。携帯電話本体には落下防止用にコイル状のストラップを付けています。このために有線イヤフォンと絡まってしまうのであります。

皆さんに勧められた「バックアップ」もUSB接続してやっております。前機種でもやっておけば良かった・・・・・・・。

カシオだからなのか、MySync なるサービスのお試し版が付いています。
これで、データをPCとシンクロできるようになるのですが、auには au one というサービスもあるんですね。

結局、最終的にどうするべきなのか未だに迷っております。
たかが携帯されど携帯、といったところでしょうか。

2月 25, 2008 at 10:14 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.02.23

乗換案内Googleマップ版

何気なくGoogleの乗換案内の宣伝(?)を見ていたら「Googleマップと連動」のようなことが書いてあるから、試してみました。

驚きました。

ようするにGoogleマップで出発点と目的地を入力する、つまり地図で指定するわけです。

そうしたら「駅まで徒歩で何分」「駅から徒歩で何分」と出た。

Up

これは、NPOの事務所の一つである大森と大井町と立会川の間にあるところから、3月いっぱいで閉校してしまう大秦野高校までの乗換案内をやってみたところです。

歩く時間の計算はもうちょっと余裕が必要かと思いますが、実用上は十分でしょう。
すごい時代になったと思いますわ。

2月 23, 2008 at 12:20 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.02.21

バックアップは先に立たず

昨日(2008/02/20)のことであります。

朝、携帯電話が10分ほど行方不明になりました。

10分後に出てきました。・・・・・・洗濯機の中から・・・・。

かくして、強制的機種変換となりましてカシオW61CAになってしまいました。

電話帳が見事に吹っ飛びました。

電話連絡が必要な方は、お手数ですがメールにてお知らせ下さい。

酔うぞ拝

2月 21, 2008 at 11:00 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.02.12

自動変換だけで入力できるか?

ここ数日のことなのだけど、変換キーを無効にして入力しています。
わたしはATOKを使っているので、キーの機能をかなり広範囲に変更できます。実はATOKを使い続けている理由の一つでもあります。

日本語入力をするようになったのは、OASYSの発表と同時ですから1980年からとなります。
OASYSが発表された当時から、ローマ字入力か親指シフトかという問題があったので、ショールームで試した結果、親指シフトのOASYSを選択しました。

当時のワープロの変換能力は、連文節変換が使い物にならず、文節変換で入力する方が変換は確実でした。

わたしは(変換)は(無変換)きょう(変換)から(無変換)とうきょう(変換)に(無変換)

といった要領で入力していました。この段階で
とうきょうに(変換)とやるとエラーするなんて感じですね。

このために修正がものすごく多くて、当然に入力し直しになり、キータッチの数を減らすためには、かな入力が圧倒的に良かったのです。

このため、わたしは変換キーと無変換キーを多用して、連文節変換から抜け出せませんでした。

辞書の学習効果が、短い文で変換していると、単に最後に変換したのが先に出るといったことになってしまい、ちっとも学習効果がないのです。

さらには送りがなを分けて入力すると間違えるとかが目立ってきたので「もっとATOKに依存しよう」と考えました。

ATOKには、連文節変換、複合語変換、自動変換と複数の変換方式があり、句読点変換もあります。

標準では連文節変換なのですが、自動変換にして2行ぐらいの文章を入力し続けると、勝手に先頭の方から変換していきます。

非常に長い文章を入力するときには全く句読点無しで入力が続くことになりますが、句読点を入力するとそこまでを一気に変換します。つまり自動変換には句読点変換機能が含まれています。

自動変換から連文節変換に切り替えて長々と入力を続けても当然変換しません。句読点変換を機能させていれば、変換しますが句読点変換には句点、読点、疑問符などどれで変換するのかを設定できるところが違います。

自動変換でも句読点変換でも変換だけはしますが確定はしていないので、一字後退すると入力状態のかな表示に戻ります。

ここでよく分からないのが、入力バッファーで再変換可能な状態が保持できるのはどのくらいの長さなのかです。
調べてみると100文字が入力の限界のようです。つまり100文字入力するまでに確定して入力バッファーを空にすることが必要になります。

自動変換機能を利用して入力していると確定操作がめんどうになります。自動変換機能ではある程度の確定を自動的にやるので、うまく操作すれば確定動作は不必要になるようですが、全く確定操作をしなくても良いのかは?現在のところ把握できていません。

入力に間違えや書き直しがなければ自動変換でドンドン進めていけばよいわけですが、自動的に変換してから入力を修正するとなると、アローキーで修正箇所に移動するのはとにかくとして再変換がいささかめんどうです。

最初に説明したようにわたしには変換キーを頻繁に使うクセが身についていたから辞書の学習機能を活かせないのだ。というところから出発した話なので、話の順序がひっくり返っています。

  1. 辞書が学習しない。
  2. 単語レベルで変換(文節変換)しているから。
  3. 変換キーの操作をしなければよい。
  4. 変換キーを入力中は使用できないようにする。
  5. 自動変換では句読点入力で変換する。
  6. 句読点がない入力では変換しない。
  7. このような場合入力中の変換操作は必要。
  8. 通常は自動変換で、特定の操作で変換できるように変換キーを機能させる必要がある。

普通は変換キーはそのまま機能させるのですが、上記の論理で変換キーの操作を見直してみました。

  1. 入力中に強制的に変換する。
  2. 変換結果を再変換する。

を分けて考えないといけないとなりました。
実際にATOKのキー設定を見てみると、変換機能に対して「未入力」「入力中」「変換中」「次候補表示中」などで変換キーの仕事を選べるようになっています。

変換中には次候補を出すためにも変換キーを使えた方が簡単ですが、入力中に変換キーを触ってしまっては自動変換にならないので入力中は変換操作は変換キーだけではできないように、別のキーを割り当てます。
ATOKではキー割り当ては、shiftとctrlを加えることができるので入力中の変換操作を shift+改行に設定しました。

ここ数日はこんな事ばかりやっていたのですが、自動変換を利用してなるべく長文を入れてから変換させるようにすると、変換結果がかなり妥当な言葉遣いになります。
また、全くの入力間違えはありますが変換結果で見る方が分かりやすい。

実のことをいえば、送りがなどを初めとする前後とのつながりで間違えた場合漢字の単語は正しかったりするので、間違えをしばしば見逃します。これを機械によってチェックしてもらおうというのが基本的な考え方なのですが、実際にやってみると言い方なども修正していて「意外と実用的だな」というのが印象です。

ただ全般的な操作性はよいとは言えず再変換などは全く直感的でないし、入力バッファーが100文字というのも自動変換向きとは言えないような気がします。

今使っているのは ATOK2006で、最近発売が始まったATOK2008の評判がよいので、この自動変換の実用性が向上しているのか試してみたくて楽しみにしています。

2月 12, 2008 at 09:17 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.02.11

Office 2003 が店頭から引き上げ?

昨日(2008/02/10)はNPO仲間のPC更新を手伝ってきました。

わたしの属しているNPOはありがたいことにメールで連絡が付くというか活動の基本がネットワーク利用になっています。

このためにいつも「PCの更新が」といった話が飛び交っているわけで、何かにつけてお手伝いすることが多いのですが、このところ「Vista は使えない」という話が3人ほど出てきています。

そんな背景で、今回は女性会員が「PCを更新する」ということだったのですが、意外と大変で「どうしたものか?」という現状がはっきりしました。

この方のPCの使い方は「パワーポイント内蔵のPCを学校に持参したい」から始まりました。
今までは、パワーポイントのデータをUSBメモリに入れて学校のPCでプレゼンテーションを実行しています。

学校によっては「PCについては、よく分かりません」というところが増えてきて毎回のように何らかのトラブルが起きているので「PCもプロジェクタも持参したい」と言い出してました。
わたしが「プロジェクタはNPOのものを使いましょうよ」と押しとどめて、PCだけを更新することとなりました。

PCを更新するのは、 Windows 98からの更新という意味もあります。

こういう条件なので、 Windows Xp マシンで Office 2003 内蔵のノートPCがターゲットになりますが、これが簡単にいかなかった。

依頼されて、機種選定から始めたのですが、今では Windows Xp マシンはビジネス用の機種しかありません。そのために通販サイトで探したら「販売終了」とかになになっている。

ついでに Office 2003 の価格を調べようと思って驚いた。
品物がないのです。「あっ、無くなった」ということで、慌てて近所の PC DEPOT に駆け込んで「店頭在庫として Office2003 があるか」と探したけど、店頭からも引き上げられているようです。

もちろん、店頭にあるノートPCのほとんどは Vista マシンですから、機械はない、オフィスもない。ということなりました。

PC DEPOT はクセありの店ですから、店員に事情を話して相談していたところ、 Windows Xp マシンはあるが、内蔵している Office は2007という機種がありました。

NEC VersaPro Vista マシンでとまどっている人たちは、今までの Windows の操作体系から思い切り変更しすぎているところですから、 Windows Xp は外せないわけで「Office 2007は別途なんとかしよう」ということで機種を決定しました。

今回はパワーポイントを積極的に使うことが前提ですから、元々(内蔵 Office にはないから)パワーポイントは別途購入の必要があるわけで、これをOffice 2007として購入するのかどうか?と考えると「操作性も互換性も現時点では問題ありすぎ」で、結局 Open Office を入れました。

納品して説明した範囲では、ご理解いただけたようですが何でマイクロソフトの極端な変更をかわすようなことをユーザが考え出さなきゃいかんのかワケが分かりません。

Office 2003 が使えなくなってくると「どうしようか?」になりますね。
当面は Open Office の使用に切り替えていくことになりますかねぇ?

2月 11, 2008 at 11:58 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (6) | トラックバック (0)

2008.02.09

韓国語が危機なのだそうです

韓国朝鮮日報より「韓国語は絶滅の危機にある

李相揆(イ・サンギュ)国立国語院長インタビュー

李相揆(イ・サンギュ)国立国語院長は、今月から始まる「国民の国語能力調査」の準備で忙しい。38年ぶりに全国的に文盲率を把握するという調査だ。

国中が英語公教育強化の賛否を巡る議論が高まっている中、李院長は韓国人の韓国語能力に深刻な問題があると憂いているわけだ。

4日に国立国語院(ソウル市江西区傍花洞)で行われたインタビューで、李院長は「英語に劣らず急を要するのが国語教育の強化だ」と語った。

─韓国語はどれほど深刻な状況にあるのですか。

「大事件になっています。韓国語は絶滅の危機にあります。

見てください、新聞にはこんな文章がよく出て来ます。
“国家発展戦略構成のためタスクフォース結成”。
ここに韓国語(生粋の韓国語)がどれほどあるでしょうか。昔の吏読(漢字による朝鮮語の表記)と同じようになってしまいました。

われわれが過去50‐60年の間に飛躍的な経済的跳躍を成し遂げるに当たっては、韓国語中心の語文政策が大きな役割を果たしており、それが可能だったのはハングルの偉大性ゆえなのです。

ところが今は…小学校3年生の1クラス中5、6人は韓国語をきちんと使うことができない、という調査結果も出ています。読み書きの能力が大きく落ちているのです」

─政権引き継ぎ委員会が先日、他の科目も英語で授業をするという教育方針を明らかにしましたが、撤回しましたね。

「教育方法に関する専門家ではないため、どうこう言うことはできません。英語教育を強化しようということに反対するのではありませんが、どのように国語を守り教育を強化するのかについても、必ず同時に考慮すべきだということです。

英語教育が万一、わたしたちが交流相手国との疎通のための教育とならず、一般的な言語侵奪と化してしまったら大変危険です。

英語ばかりよくできるからと言って、先進国になれますか。フィリピンをご覧なさい。
数百年にわたりスペイン・米国・日本の支配を受けた末、文化と言語の混乱に遭い、英語が分からない国民40‐50%は永遠に疎外される階層として残っています」

─引き継ぎ委の李慶淑(イ・ギョンスク)委員長は、外国語表記の問題にまで言及しました。

「現在の“オレンジ”のハングル表記を別の書き方に変えようというのは、訓民正音をつくった当時、“中国”をハングル表記しようとして失敗した理想的原音主義に似ています。

既に韓国語の一部となった“外来語”は、その国の辞典で探してみれば全て載っている“外国語”とは違います。

当然ながら、韓国語として定着した通りに表記しなければなりません。いかにハングルが卓越した言語であっても、世界のあらゆる言語をすべて記すことはできません。

われわれがいちいち対応しないため、よく分からないかもしれませんが、ここ(国立国語院)にいるのはみな専門家です」

─韓国語に対する認識をどうしたら変化させることができますか。

「韓国語は既に国際語になった、という点が重要です。

既に昨年、特許協力条約(PCT)の国際公開語に採択され、国際語ではないインドの方言 3‐4種類を除けば、全世界での使用頻度第9位です。これはフランス語に匹敵する水準です。母国語を失うということは、国民国家としての正統な姿を喪失すると同時に、人類文化の知的資産を破壊することです。

ソウルにない地方語を包括し、韓国の民族語を豊かにしなければなりません。
国際結婚の家庭では、配偶者の言語を習うと同時に韓国語を教える、文化的相互主義の教育が必要です」

決して韓国事情に詳しいわけではないけど、だいぶ前から継続的に朝鮮半島情報には注意を払っていて、日韓自動翻訳掲示板の Enjoy Korea も見ています。

ご承知かと思いますが、ハングルは日本語のひらがなに相当する表音文字ですが、韓国の古くからの文字は漢字でした。
ハングルは日本でカナが出来たのと同様に後から出来た文字です。

1960年代ぐらいまで(正確には知らない)は韓国の文章は漢字ハングルまじり文であったのですが、公文書をハングル表記することになってから、漢字がどんどん使われなくなって出身地の地名を漢字で書けない大人も増えたということです。

日本人としては漢字が使えないのはかなり異様に感じるのですが、Enjoy Korea での韓国人の意見は「漢字は中国語であって、漢字を使う日本は中国語から独立していない」といった表現が良く出てきます。

正直な話がどうして「独立していない」といったことなるのか良く分からないままだったのですが、ちょっと前に出ていた韓国の言葉の変遷の記事に「同音異義語を避けた表現」という話が出ていました。
表音文字で書き表すために同音異義語の扱いが出てくるのですが、それを同音になるような縮めた表現をしない、ということのようです。

うまい例が思いつかないので、検索してみました。
「補償」「保証」「保障」もちろん韓国語ではないから、そのものずばりではないのですが、三つの「ほしょう」という言葉を「つぐなうこと」と「ほしょう」と「めんどうみること」と表現するようなことらしいです。
まるで実際的だとは思えませんが・・・・・・。

もう一つの意見として、英語などのハングル表記を元の発音で書き表すというのもありました。

さらには、次期大統領の政権では、全ての学校教育を英語で行うという意見も出ています。

こんな背景のある韓国語の実情について、国立国語院長がインタビューに応じた、というのがこの記事です。

わたしが注目するのは「外国語をオリジナルの発音で表記する」という意見なのですが、国立国語院長もインタービューでこの問題に言及しています。

既に韓国語の一部となった“外来語”は、その国の辞典で探してみれば全て載っている“外国語”とは違います。
当然ながら、韓国語として定着した通りに表記しなければなりません。

極めてサラッと述べていますが、外来語と外国語を区別しているところに注目しました。

日本に一番多く来る外国語は英語ですが、日本語でも同じ事ですが単語の意味もその時々でどんどん変わっていくわけで、特にインターネット関連などで「新しい意味の言葉」は次々と登場します。

意味が新しくなる、つまりその言葉の意味を知っている人から知らない人に情報を伝えるとなると、これは一種の翻訳が必要になります。
実際にメジャーな新語に対しては本が出版されたりします。

翻訳の結果意味が定着すると「新語」になるわけですが、それが元は外国語であった場合は「外来語」として定着するわけですね。

ようやく、国語院長のインタビューに出てくる、「外国語と外来語」の重要さが見えてきました。

つまり、ハングルの使用を推し進めるあまり、漢字で作られた言葉そのものを同音異義にならないように改変したり、外国の意味を正確に伝えるために外国語の発音そのままに表記しようということが「韓国語が絶滅することだ」と国語院長は言いたいのでしょう。

文化は意外と脆いものなのかもしれません。おそらくは社会を形作っている色々な問題、特に無くなってしまった方が良いように感じられる事柄にも、社会の構成の一部を担う意義があるのだと思います。
文化に対しては、謙虚に同時に単に形だけ守るといったことにならないように、慎重な対応を常に考えていないといけないですね。

2月 9, 2008 at 04:32 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (6) | トラックバック (0)

2008.02.05

ロボットと動物は・・・・・

Engadget Japanese より「動画:節足ロボRoboquad vs. 子犬 三本勝負

不気味さではWowWeeでも一二を争う節足ロボ Roboquadを飼い犬にけしかけたビデオ。いずれこんなロボやこんなロボに率いられた殺人ロボ軍団が人間を狩り出すようになったときどこまで戦ってくれるのかを占う......というよりペット虐待に近づいているような気もしますが、お食事中やお仕事中でない方は「続きを読む」の動画をどうぞ。

ムチャクチャに面白いです。ぜひビデオを見て下さい。

で思ったのですが、ロボットは動物の(って犬は優秀だけど)応用力を身につけるのかはだいぶ先ですね。
動物も含めて知恵というのは素晴らしい。

http://www.youtube.com/watch?v=4dneLQY6ZVk

2月 5, 2008 at 06:12 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

地下鉄副都心線は6月14日開通

サンケイ新聞より「地下鉄副都心線 6月14日開業

都と東京メトロは、地下鉄副都心線の池袋-渋谷間(8・9キロ、8駅)の開業日を6月14日と発表した。副都心線は和光市(埼玉県)と渋谷を結び、和光市から小竹向原までは地下鉄有楽町線と線路を共有、小竹向原-池袋は有楽町新線と呼ばれていた線路を走る。この区間の千川、要町両駅も同じ日に開業する。東武東上線、西武有楽町線・池袋線とも直通運転し、平成24年度からは東急東横線とも直通運転を始める予定という。

今、半蔵門線・田園都市線の渋谷駅はものすごい工事になっていますが、この副都心線の新駅が元の東急文化会館地下に出来ることに対応しているものですね。

東急東横線は、みなとみらい線に直通ですから中華街に繋がります。

さらに、相鉄線の新横浜乗り入れに応じて、東横線が新横浜で接続する計画があり、実現すると海老名・新横浜・渋谷・池袋・小竹向原というすごいルートが一本で繋がることになります。

2月 5, 2008 at 11:27 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.31

教研集会はどうなる?

朝日新聞より「教研集会巡り紛糾 裁判所は使用認め、ホテルは拒否

日本教職員組合(日教組)が2月2日から都内で開く教育研究全国集会をめぐり、全体集会が予定されているグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が契約解除を通告し、使用を認めない事態となっている。日教組は仮処分を申し立て、東京地裁に続き東京高裁も30日、日教組側の主張を認める決定をしたが、ホテル側は依然として「使用させない」との立場を崩していない。

日教組などによると、昨年3月に旅行会社を通じて使用を申し込んだ。その際、教研集会で使うことや、例年右翼団体の街宣行動があり、警察に警備を依頼していることを説明したという。5月に契約が成立し、7月に会場費の半額を支払った後、11月になって契約解除を通知された。

話し合いが進まなかったため、日教組は12月4日、東京地裁に使用を認めるよう仮処分を申し立てた。同地裁は同月26日、「会場を使用させなければならない」と決定。ホテル側は同月28日に保全異議の申し立てをしたが認められず、1月25日に行った東京高裁への抗告も棄却された。

30日に記者会見した日教組の中村譲書記長は「これまでにも会場使用をめぐって問題になったことはあるが、裁判所の判断が出たにもかかわらず、話し合いに応じない姿勢には困惑している」と話す。

一方、グランドプリンスホテル新高輪は「裁判所の判断は尊重しなければならない」とする一方、「営業上の判断として、他の客や周辺への迷惑を考慮すると、開催はできない」(広報担当)としている。

全体集会は2月2日午前に開かれ、約2000人が参加予定。その後、都内の他の会場で24の分科会と二つの特別分科会が4日まで続く。

裁判所が仮処分を出してもホテルが応じないというのがすごいところですが、このニュースは1月28日に ZAZAK に報じられていました。
ZAKZAK より「日教組集会、開催ピンチ…グランドプリンス使用拒否

日教組(森越康雄委員長)が毎年数千人規模で開催する「教育研究全国集会」(2月2-4日)が、57年目にして初の「開催中止」の大ピンチを迎えている。開催を予定していたグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が「右翼団体による妨害行為の規模が、説明と大きく食い違っていた」として、会場の使用を拒否しているのだ。背景には、日教組絡みの手配をめぐる、関係者たちの想像を絶する苦悩と駆け引きがあった。

集会は各県持ち回りで、例年大会終了直後に翌年の会場手配を開始。都内で2000人を収容できる新高輪での手配が確定したのは、昨年3月だった。

旅行代理店を交えた打ち合わせでも、プリンス側からの異論は一切出ず、5月には正式な契約にこぎ着けていたにもかかわらず、11月上旬に突如、会場使用の拒否を通告されたという。

日教組は12月に、契約解除の破棄を求める仮処分申請を東京地裁に申請。今月16日に同地裁から、会場使用を認める旨の決定が出されたが、ホテル側が控訴するのは確実で、日教組の担当者は怒りを隠さない。

「抗議活動はあらかじめ十分説明してありますし、警察と連携した警備計画も順調に進んでいました。最初の段階で提供拒否の意思表示をしてくれていれば、すぐに別の会場をあたったのに、3カ月を切った段階でいわれても手配のしようがありませんよ」

プリンス側も一歩も譲らない。

「昨年秋、支配人が前回開催地の別府(大分)へヒアリングに出向いた結果、右翼の街宣車は150台、開催1カ月前から抗議活動が始まるなど、想定を大きく超える内容を聞かされました。当ホテルは品川駅にほど近く、周辺には病院や学校もあります。仮処分が何であろうと、会場を提供することは絶対にありません」(広報担当)

日教組関連の各種手配業務を行っている代理店関係者は、その難しさを次のように説明する。

「最初から『日教組』の名前を出すと断られますので、仮手配の段階では名前は伏せます。また、ウチに抗議がきても困るので、会場手配は日教組、宿泊はウチと役割分担が決まっています。打ち合わせで初めて詳細を伝えますが、多くは拒否反応を示すので、時間をかけてじっくり概要を説明し、料金も割引なしの満額払いを条件に、やっと引き受けてもらうのが一般的です」

別の関係者は、都内でも有数のシティホテルを会場に選んだことが、そもそもの間違いだったと指摘する。

「日教組イベントは大抵、市民会館などの施設を使うモノ。会場を占有できるうえ、料金も格安、周辺道路を封鎖して大音量の抗議を遠ざけることもできます。しかし、ホテルでは会場の貸し切りができないうえに、不特定多数の人が常時出入りします。また、新高輪一帯は南北を国道に挟まれており、交通規制にも限界があります。この種の会場としては、まったく適していません

すでに今週に迫った大規模イベントにしては、あまりにもお粗末すぎる段取りだったようだ。

ZAKZAK 2008/01/28

都内で大規模イベントを開くことが出来る会場は極めて限られていて、展示会などであってもホテルもよく使われます。

その中でも、品川駅からまっすぐに山に登った方向になるグランドプリンスホテル新高輪は名門というか上品な会場で、前の通りも住宅街のといった感じです。

そこに街宣車が来ると分かっていれば、というのがホテル側の言い分でしょうが、なんでこんなどん詰まりまで決着が付かないのか?という印象です。

ZAKZAK の記事の通り「各県持ち回りだから」として、都内で交通の便が良くてと選んでいくと、こんな事になるのかもしれませんが、冷静に考えると会場としてはかなり無理があって、やはり基本的に貸し切りにならない会場を選択したところから問題じゃないのか?と思いますね。

しかし、週明けからの大会で会場が使えないではどういうことになるのだろう?

1月 31, 2008 at 09:23 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (13) | トラックバック (1)

2008.01.29

世界的な廃墟観光

GIGAZINE より「砂漠に埋もれたゴーストタウンKolmanskop(コルマンスコップ)

南ナミビアにかつてあったこの街、「Kolmanskop(コルマンスコップ)」は1908年にダイヤモンドが発見され、人々が多数集まったものの、今ではすっかりゴーストタウンになり、砂漠の中に埋もれていっています。

砂漠に沈んでいく廃墟の写真は以下から。

この記事は mixi で知ったものです。現時点ではうまくリン先に行かないので、元記事であろうと思われる、写真サイトを紹介します。
Fogonazos

Kolmanskop is a ghost town in southern Namibia, a few kilometres inland from the port of Lu"deritz. In 1908, Luederitz was plunged into diamond fever and people rushed into the Namib desert hoping to make an easy fortune. Within two years, a town, complete with a casino, school, hospital and exclusive residential buildings, was established in the barren sandy desert.

この記事のように「a few kilometres inland from the port of Lu"deritz」なのですが、たまたま昨日 Google Earth でこのあたりを見ていました。

Up

ナミビアの西岸はナミブ砂漠で骸骨海岸と呼ばれる地域です。

Up1

確かに砂漠の真ん中に滑走路だけの飛行場があるので大変目立ちます。
この近辺は砂漠観光地でもあるようで、道路に止まっている車をアップしてみるとその近辺の砂漠に人らしき影が見えます。

Up3

コールマンスコップをアップにすると多数の画像が記録されています。その写真を見てみるとどうも柵があるのです。つまり景観保存地区なのですね。

Up2

ゲートに近づく道路には砂煙を上げて走っている車が見えます。
国際廃墟観光でありました。

Up5

1月 29, 2008 at 11:32 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

自由競争社会は成立するか?

ちょっと問題提起になるかもしれませんが、最近いわゆる小泉改革の評価課が結果的にダメじゃないか、という意見と原理的にはあっている、という意見が交錯しているように感じています。

それでちょっと考えていて、小泉改革は自由競争に原理を置いていて消費者・需要家も自由競争の立場だとしているわけです。
確かに自由にサービスなどを選ぶことができるのはよいことではありますが、この説明だけでは自由競争が成立するための前提を論じていないのではないのか?と感じています。

考えてみると自由競争で競争開始以前の段階で情報を先に入手している人が勝利する可能性は極めて高いわけです。

ということは自由競争社会が円滑に機能する前提は情報が誰にも共通して伝わっていること、にあると言えます。

しかし、情報は供給しただけでは機能しないわけで、受け取って初めて情報となったといえます。
つまり情報を全員が共通して持つことは不可能だ。

結局は「そんな話は知らないよ」という人が出てくるに決まっているわけで、これは解消できません。

この種のバラツキはどのような問題でも上下に5%程度の「違い」は出てきますから、5%を減らす努力というのは恐ろしく効率の悪いものになって、5%の「違い」があるものとして、別途対策した方が現実的なのだろうと思います。

考えようによっては、上下に5%ずつ以上の最低でも10%の除外をして「自由競争」と言えるのか、とも言えるでしょう。

自由競争社会はユートピアである、と言えそうです。

1月 29, 2008 at 11:16 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (6) | トラックバック (0)

2008.01.07

ヘドロの脱水には凍上現象を利用

北海道新聞より「寒さで「ヘドロ退治」 北見工大研究 凍上現象利用し脱水

霜柱が生じる仕組みとして知られる「凍上現象」を活用し、湖底などのしゅんせつで回収されるヘドロから水分を取り除く研究を、北見工大の凍土・土質研究室が進めている。技術が確立されれば、北海道の寒さを生かした効率的なヘドロ処理が進み、関係者にとって朗報になりそうだ。

ヘドロは粒子が細かくて水分が多く、有機物も含まれているのが特徴で、道内外の関係者が処理に悩んでいる。網走市と網走管内大空町にまたがる網走湖では、網走開建が水質改善のため、川から流れ込んでたまったヘドロを毎年、一万-二万立方メートルしゅんせつ。排泥地に運んで主に天日で乾かし、堤防の盛り土などに使うが、水分が抜けるまで二、三年はかかる。

道外でも機械で圧力をかけてフィルターを通して水を抜いたり、コンクリートに混ぜて固めるなど、手間をかけている。

同研究室の鈴木輝之教授は、道路舗装のひび割れ原因となるなど“悪者”のイメージが強い凍上現象に着目した。

凍上は、地表近くの温度が氷点下になると、土中の水分が凍っていない土のすき間を毛細管現象で上がって凍り、地表面を押し上げる現象。二○○五年から、同大学構内の実験用ますに網走湖のヘドロを深さ約一メートルになるように入れ、水分移動の様子を調べた。

その結果、

  • 夏はヘドロの表面が乾くが、内部は水分が抜けにくい
  • 冬は凍上現象で水分が地表近くに集まって氷となり、固体が直接気体になる昇華現象で水分が抜ける
などが分かってきた。

ヘドロの深さを約一メートルに抑えたことや水抜き用の砂利を底に敷いたことで脱水効果が上がり、ヘドロの水分は約一年間で三分の一に減って、堤防の盛り土などに利用できる程度になった。地表近くにできる氷を除去すべきかどうかなどが今後の検証課題という。

凍結による乾燥は、地表面から深さ三十センチ程度まで凍結する地域なら可能だ。凍結深度が五十-六十センチの札幌周辺や、三十-四十センチの道南でも使える技術だという。

鈴木教授は「北海道の自然現象を生かし、脱水に無駄なエネルギーを使わない環境にやさしい技術。実用化に向けて頑張りたい」と話し、向こう二年をめどに乾燥技術を確立させたい意向だ。

これは面白いですね。
氷点下でも氷を大気に晒しておくと昇華するというのは、第一南極観測隊の西堀隊長の書いた越冬記で読んだのだから小学生の時でしょうか?

ついつい「冷凍だと莫大なエネルギーが必要」と思いこんでいるから「凍らせて何かをしよう」=「極めて特殊なこと」とするので、考えないのですがこんなことができるのですね。

しかし、こうなると「凍上現象とは何だ?」となってきますね。
霜柱も上がってきますが、あれは何で上がってくるのでしょうか?
地面の中は水のはずなので、なんで凍ると上がるんだ?

1月 7, 2008 at 04:08 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.01.06

2008年の正月は

正月休みも終わりですが、この間ず~とPCのリビルトをしていました(まだ終わらない)

事の発端は、11月の初めにビデオカメラを衝動買いしたことから始まります。
まぁ以前から欲しいとは思っていたのですが、ハイビジョン・ビデオカメラ キヤノン ivis HV20 を買いました。

かなり安いものでワイドコンコンバータを付けても10万円でした。
この程度のものだから期待していなかったのですが、すごい。家庭用ハイビジョン・ビデオカメラの実力に驚嘆しました。

分かりやすく言えば「テレビ放送で使われるプロ用ハイビジョンには負けるが、プロ用のデジタルビデオカメラよりは良く撮れる」と言えます。

そこで、外部に出すために編集しようと「ハイビジョン対応の編集ソフト」を買ってきました。
ご承知の通り、ビデオの編集には IEEE 接続が必須ですが、すでに IEEE が機能しているカバンPCにインストールしてみたら、まともに動かない。
どう見ても実力不足(Pentium M だからねぇ・・・・)

そこで「もう一台作るか?」というバカな発想もありましたが「6台目はさすがに置き場に困る」となって「現行機材の更新!」となりました。

とりえず買ってきたのが

  • ASUS P5K PRO
  • Core 2 Duo E6550
  • メモリ2G
  • パイオニア DVR-S15J
  • HDD 500G SATA

これで、いざ組み立てようとしたらATX 電源コネクタの仕様が変わっていた。
仕方ないから、電源ユニットも24ピン対応のものに変更。

その後も、組み立ての途中で多々の作業ミスでやり直しを繰り返して、ようやくソフトの再インストールが半分ぐらい出来たのが昨日(2008/01/05)のことでありました。

そこで、今度は firefox のブックマークの整理に取りかかって、ネット上で読める新聞社のサイトを全部登録(^_^)
その中から、社説・論説などのページも全部登録。 実に273の報道関係のサイトを登録(若干重複あり)しました。

意外と社説・論説を出している地方新聞が多くて、社説・論説だけのブックマークが54個にもなりました。

という正月でありました。一体何をやっているのやら(^_^;)

1月 6, 2008 at 12:23 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (1)

2008.01.01

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

昨年は、NPOの活動で学校に行く機会が非常に多くなり、内容的にも高度になりました。

「酔うぞの遠めがね」は、昨年途中から新聞記事を全文引用にするようになりました。
これはちょっと時間が過ぎると、元の記事が消えてしまうことに対応するものです。
また、事件報道を元にした記事が多いのですが、個人名を出さないように書き換えるようにもしました。

これらは、ブログであるから報道ではなくて情報のストックの意味が大きいだろう、考えるようになったからです。
まぁ所詮は一人で勝手なことを書いていることに価値があるというべきで、ポリシーもホイホイ変わっても良いとおもっています。(^_^;)

この機会に昨年どのくらいの記事を書いたのかを調べてみました。

ジャンルについては複数ジャンル指定をしたものもあるので正確ではありませんが

総本数361100%累積
事件と裁判5515.2%15.2%
もの作り5415.0%30.2%
国内の政治・行政・司法4412.2%42.4%
事故と社会4412.2%54.6%
教育問題各種4011.1%65.7%
日記・コラム・つぶやき287.8%73.4%
選挙143.9%77.3%
海外の政治・軍事123.3%80.6%
ネットワーク一般論123.3%83.9%
セキュリティと法学113.0%87.0%
裁判員裁判102.8%89.8%
医療・生命・衛生1.9%91.7%
裁判傍聴1.7%93.4%
新商品やお買い物1.1%94.5%
海外の話題1.1%95.6%
経済・経営1.1%96.7%
0.8%97.5%
ウェブログ・ココログ関連0.8%98.3%
個人情報保護法0.6%98.9%
白浜シンポジウム0.3%99.2%
天災0.3%99.4%
人口問題0.3%99.7%
国際経済など0.3%100.0%

結局、「事件」「もの作り」「政治」「事故」「教育」の5ジャンルで2/3の記事になっています。
365本を越えていませんでしたね。今年は、これはなんとかしよう。

今年も、よろしくおつき合い下さい。

酔うぞ拝

1月 1, 2008 at 11:19 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (8) | トラックバック (0)

2007.12.31

国際協力時代の終焉か?

年末でニュースも枯渇状態でネタに困っております(^_^;)
とは言え新聞などに倣えば「特集企画」に行くわけでして、複数のニュースを無理矢理並べてみました。

朝日新聞より「冷める米英、日本危機感 宇宙に迫る「ILC計画」暗雲
共同通信より「核計画申告遅れ「残念」 期限遅れで米国務省
AFP BB より「スペースシャトル「アトランティス」、1月の打ち上げ予定も再延期

これらはいずれも国際協力として日本が深く関わっている事柄ですが、様々な事情で当初の思惑通りに進まなくなってしまいました。
1960年代までの日本は敗戦国の位置づけであったと実感しますが、1980年代は世界から利益を受けるだけの国という感じで、1990年以降は「根拠無き国際協力が当然」であったのだろうと思います。

まもなく2010年代が始まるわけですが、上記のようなニュースを並べてみると、ふたたび国際協力よりも国家中心に戻るのではないか?と感じざるを得ません。

朝日新聞より「冷める米英、日本危機感 宇宙に迫る「ILC計画」暗雲

日本をはじめ欧米、アジア諸国が協力して進めてきた次世代粒子加速器・国際リニアコライダー(ILC)計画に暗雲が漂っている。
今月、米国が大幅に予算を削減し、英国も事実上の撤退を表明した。
計画に不透明感が増す中、日本の推進議員連盟(会長=与謝野馨・前官房長官)のメンバーは来年2月にも訪米し、関係強化を図る。

ILCは約30~40キロの直線トンネル内で光速に近い電子と陽電子を正面衝突させ、宇宙誕生(ビッグバン)から1兆分の1秒後という超高温・超高密度状態を再現。宇宙と物質の謎に迫る世界最高性能の加速器だ。
建設費は約8000億円。

日本では高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)や各地の大学が技術開発をしており、建設適地を検討したこともある。昨年結成された推進議連は「開発・調査に5年で総額200億円の予算確保」などの提言を盛り込んだ中間報告を今月3日に公表した。

しかし26日に成立した米国の08会計年度包括歳出法では科学技術関係予算が削減され、中でもILC関係は要求の4分の1の1500万ドル(約17億円)に圧縮された。08会計年度はすでにほぼ3カ月がすぎており、歳出法は残り9カ月の研究停止に等しい措置。国際設計チームは「深刻な事態」としている。

英国の公的研究資金分配機関の一つ、科学技術施設審議会も11日、08~11年の方針で「ILCに対する拠出を中止する」と発表した。08年に欧州で稼働する別の大型加速器(LHC)への集中などを理由に挙げている。

ILCのアジア側代表の野崎光昭・高エネ研教授は「米国の予算削減は政治要因の副次的結果であり、計画中止を意味しないと考える。日本はこれまで通り研究開発を進め、英米の一刻も早い復帰を願う」としている。

共同通信より「核計画申告遅れ「残念」 期限遅れで米国務省

【ワシントン30日共同】

米国務省は30日、北朝鮮が6カ国協議で合意した核計画申告の提出が遅れていることを「残念だ」とする声明を発表、「完全で正確なすべての核計画、核兵器、核拡散活動」についての申告を早期に提出するよう促した。

6カ国協議の10月合意文書には、核計画申告の期限は12月31日と明記されている。期限切れをにらんで出された声明は「北朝鮮が義務を果たせば、米国も6カ国協議の合意に基づいた義務を果たす」として、完全申告に向けた決断を北朝鮮に迫った。

声明は核計画申告とともに、北朝鮮が核施設無能力化作業のペースも落としているとして遺憾の意を表明。米国は今後も日本など他の協議参加国と連携し、北朝鮮に対しすべての核計画申告と無能力化作業の完了を促していくと強調している。

AFP BB より「スペースシャトル「アトランティス」、1月の打ち上げ予定も再延期

【12月29日 AFP】

米航空宇宙局は28日、1月10日に打ち上げを予定していたスペースシャトル「アトランティス」について、打ち上げの再度延期を発表した。

27日、シャトル計画責任者の会合を開いて問題解決の進ちょく状況を協議した結果、1月10日の打ち上げも「達成不可能」との結論に至ったと説明している。新たな打ち上げ日程は未定。

アトランティス打ち上げは、国際宇宙ステーションに欧州の宇宙実験棟を輸送するため。当初の打ち上げ予定は12月6日だったが、液体水素の燃料センサーの欠陥が見つかり、これまで数回にわたって延期されている。(c)AFP

日本では「国際公約だから」と言うと誰も反論できなくなるようなところがいまだにありますが、すでに「他国に迷惑が掛かろうが出来ないものは出来ない」といった政策決定が続々と出てきていることには注目するべきでしょう。

国際宇宙ステーション計画では、日本の実験棟は非常に大型のもので期待も大きかったのですが、すでにスペースシャトルの運航に期限が切られていて、さらにその実施すら怪しいとなると実験棟は出来ても実験は出来ないということも十分にあり得る事でしょう。

巨大プロジェクトとして他に有名なものには「国際熱核融合実験炉計画」がありますが、これはまるで海の物とも山の物とも分からないと言って良いので、国際宇宙ステーション計画すら止まるようではとても実現するとは思えません。

マクロに見ると、日本の国内政治でも同じですが「反対しにくいからドンドン話だけ大きくなった」と評価するべきなのでしょう。
全くの夢の段階では話を進めることが出来たが、いざ取りかかってみると、とてもではないが続けることが出来ない。
投資に見合う成果を得るためにはもっと現実的な規模の計画にするべきだ、となるのは必然で2010年代の国際潮流は「国際協力よりも国内事情の優先」に向かうのではないか?と考えるのです。

一方、世界の警察官役を自他とも認めていたアメリカの軍事力も国際協力無しには動かなくなってしまいましたから、国際紛争レベルではかなり不安定になっていくように感じます。

国家が例え反米的であってもそれなり安定していれば、戦争レベルの国際紛争にまでは拡大しないかもしれませんが、国家ではない集団が事実上の国家レベルの軍事力を持つと予想されますから、例えば海運が困難になる、石油のパイプラインが途絶する、といった戦争よりもひどい内乱や海賊行為といったことが出てくるかもしれません。

国際協力を無条件でアテに出来る時代ではなくなったとすると、国際平和こそが日本の経済の生命線であるという現実は非常に重いものになって