2008.01.27

自動車が宙を飛び旅客機が自宅にある

東京新聞より「車60メートル飛び5人死亡 米フロリダ、堤防状の滑走路から

【ニューヨーク26日共同】米フロリダ州オカラの空港付き住宅地で26日早朝、滑走路から猛スピードで飛び出した乗用車が約60メートル飛んで大木に激突し大破、乗っていた若者5人が死亡した。AP通信が報じた。

死亡したのはオカラなどに住む18-20歳のいずれも男性。車は高さ約25メートルの堤防状の滑走路の端から飛び出した。

現場は外部から閉ざされた敷地内でプライベート機の離着陸ができる空港が併設された高級住宅地。飛行機を所有、自分で操縦する俳優のジョン・トラボルタさんも住宅を持っている。

いったいどんなところだろう?と追いかけてみました。

CNN.co/USのリンク より「5 killed as car flies off elevated airstrip

ANTHONY, Fla. -- Five young men on an apparent joy ride were killed early Saturday when a BMW they were riding in flew off an elevated runway at an airstrip and was split into several pieces, according to police.

Florida Highway officers said a gray 2008 BMW was traveling on an airstrip after 3:30 a.m. Saturday near Jumbolair Aviation Estates when it sailed off an 80- to 85-foot elevated embankment at the runway.

The vehicle was speeding in excess of 100 mph when it left the ground and traveled 200 feet into a large tree, Local 6 has learned. The vehicle hit the tree about 15 feet above the ground.

Three of the passengers were ejected from the vehicle upon impact.

Up

拡大した写真で見ると、背景の土手のようなところから飛び出して立木に激突したのだと理解できますが、こんどは「滑走路の端に立木のある飛行場とはどんなところだ?」とGoogle Earth で見にいきました。
場所は、Jumbolair Aviation Estates とのことなので、Googleで検索したらここでした。

飛行場のHPで滑走路の形が分かったので、今度は Google Earth で見てみます。

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この写真で見ると滑走路の北側にはすぐに木立があるので、これが事故現場だろうと拡大してみると

Up2

確かに事故現場の写真のように高い滑走路を取り巻くように斜面になっていることが分かります。写真の様子からおそらくは線を引いたような方向に飛び出したのではないか想像します。
ところで、この飛行場はジェット機も離着陸する立派なもので周辺の私設飛行場がエアストリップといった芝の滑走路なのに対して、誘導線も描いてあるので滑走路の中央部をアップにしてみました。

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どういうワケか、ジェット機が家に機首を突っ込んでおります。
これが、ジョン・トラボルタ邸でありました。
測ってとみると、300メートル×200メートルぐらいの敷地のようです。

Up4

どうみても4発ジェット旅客機なのですが「こんなに小さい4発旅客機があるのか?」と全幅を測ってみたら40メートルぐらいです。
ジャンボジェットなどは70メートル基準で統一されていますから、小型の4発機では謎となってしまいますが、またも「ジョン・トラボルタ 自家用機」で検索したらボーイング707だと出てきました。
確かにボーイング707は全幅44メートル程度です。

やはりアメリカはスケールが大きい

1月 27, 2008 at 01:04 午後 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.23

南沙諸島の飛行場

朝日新聞より「台湾、南沙諸島に軍滑走路 対中関係に火種の恐れ

南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の太平島に、台湾国防部が軍用滑走路を完成させたことが分かった。中国などが領有権を主張する同諸島での軍事的影響力の拡大を狙っているとみられる。3月の総統選を前に陳水扁(チェン・ショイピエン)総統が島を訪問するとの情報もあり、中台間の新たな火種になりそうだ。

同諸島最大の太平島は第2次世界大戦終結後、台湾が実効支配してきた。国防部は06年までに滑走路の建設に着手。野党国民党などの反対で中断したが、昨年夏に再開、完成させた。

同部報道官らによると、完成した滑走路は全長1000メートル余。21日、台湾南部の屏東基地を出発したC―130型輸送機が離着陸試験をした。

建設目的について、同部は「常駐職員への物資補給や海難事故に対応するため」と説明する。しかし昨年11月に島を訪れた李天羽部長は、立法院(議会)に「主権を主張するため、今のうちに滑走路を造っておかなければ必ず後悔する」と報告した。

一方、台湾紙「聯合報」は20日、陳総統が3月の総統選の前に島を訪れ、常駐職員を慰問する計画だと報じた。総統府は否定しているが、先の立法院選大敗で党主席を辞任した陳総統が、中台間の緊張を高めて有権者の危機意識に訴える手段に出るとの観測が出ている。

スプラトリー(南沙)諸島は台湾から1500キロ南西で、周辺の国が領有権を主張して色々な施設を作っています。

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太平島はスプラトリー(南沙)諸島の中で最大の島ですが、Google Earth で測ってみると、長さ1.3キロ幅400メートルです。

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太平島にはかなりの施設があって、船着き場なども整備されています。
戦後、台湾が実効支配してきたことがよく分かります。
今回の滑走路騒動は、記事の通りだいぶ前から進んでいた工事が完成したということですが、1.3キロの島に1150メートルの滑走路というのですから「島中滑走路」になってしまいます。

さて、これが「紛争の火種」になるのか?と考えてみると、今さら紛争を拡大させるものとも思えないわけで、朝日新聞のタイトル付け方にはいささか疑問があります。

1月 23, 2008 at 11:43 午後 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.19

BA機ヒースローで胴体着陸?その2

「BA機ヒースローで胴体着陸?」の詳細が明らかになりつつあります。

サンケイ新聞より「着陸3キロ手前でエンジン不調に 英BA機事故

ロンドンのヒースロー空港で17日起きたブリティッシュ・エアウェイズ(BA)機の着陸失敗事故で、英運輸省の航空事故調査当局は18日、同機が着陸の約3・2キロ手前で高度約180メートルまで降下した際、エンジン2基の推力が低下したとの初期調査報告書を公表した。推力低下の原因は特定できておらず、調査を続ける。

同機は北京発ロンドン行きのボーイング777。報告書によると、自動操縦装置、自動推力調整装置を作動させて順調に航行していたが、着陸直前にエンジン不調が発生した。

自動推力調整装置の出した指令にエンジンが反応せず、操縦士が手動で操作しても推力は回復しなかった。このため同機は正規の着陸地点から約300メートル手前、滑走路外の芝生に着地。衝撃で右主脚が外れ、左主脚は主翼にめり込んで破損した。報告書によると、1人が重傷、12人が軽傷を負った。

BAによると、同機は当時、副操縦士が操縦を担当していた。

英当局は今後の調査にあたり、米運輸安全委員会(NTSB)と協力。米ボーイングやエンジン製造元の英ロールスロイスの協力を受けながら原因究明を進める。(共同)

3.2キロ手前というのは2マイルですが、飛行機だから2海里だとしてして計算すると、120ノット(220キロ)でアプローチしているのであれば、30秒手前ですよね。

アメリカABCニュースでは「乗客にアナウンスする時間もなかった」と機長がコメントしていると言っていました。
この状況で死者が出なかったのは運も良かったし、緊急時のコックピットの対応力は優れていたと言えるでしょう。

報告書によると、自動操縦装置、自動推力調整装置を作動させて順調に航行していたが、着陸直前にエンジン不調が発生した。

とのことですから、下手すると全世界のボーイング777の飛行停止もあり得るでしょう。

気になるのは、操縦士が手動で操作しても推力は回復しなかった。の部分で、マニュアルオーバライドが作動しないのでは意味がない。

もっとも、エンジンコントロールもジェットエンジンでは機械式の制御の方が制御装置が極めて複雑になって電気制御・電子制御はかなり以前から導入されていて、現在ではデジタル制御になっていますから、マニュアルオーバライドと言ってもエンジン制御システムに直接信号を送ることが出来る、と言うことでしょうがそれが作動しないとなると極めて深刻ですね。

アプローチの最終段階で推力が低下した、ではシャットダウンしてしまったように感じますが、これまたすごいことで一体何が起きたの詳細が知りたいですね。

1月 19, 2008 at 11:54 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.18

BA機ヒースローで胴体着陸?

AFP BB より「英ヒースロー空港でBA機が着陸に失敗、13人負傷

【1月18日 AFP】(一部更新)

英ロンドンのヒースロー空港で17日、中国北京発のブリティッシュ・エアウェイズ38便のボーイング777型機が緊急着陸を試み、滑走路の手前に着地、13人が負傷した。負傷者は現在手当てを受けているが、全員軽傷だという。BA38便には乗客136人と乗員16人が搭乗していた。

着陸直後に機体の着陸装置は破損し、現在、機体後部とエンジンが地面に接触する状態となっている。消防隊が安全のため消火剤を散布するなか、乗客らは脱出シュートから避難した。無傷で避難した乗客のひとりは、「宝くじが当たったようだ」と自らの幸運を語った。

BBCによると、パイロットは「着陸時にすべての出力を失った」と述べており、滑空しながら着陸したという。テレビで報道された映像によると、滑走路の手前の芝生に機体を引きずった跡が残っている。

BAのウィリー・ウォルシュ最高経営責任者は、「乗員が136人の乗客を無事避難させたことを誇りに思う」と語っている。

警察当局は、今回の件についてテロを示す証拠はないとしている。

事故は、中国公式訪問を控えたゴードン・ブラウン首相を乗せた便が同空港から離陸する直前に発生。この影響で離陸は一時的に延期され、滑走路1本が閉鎖された。航空管制を行っているNATS社によると、多少の遅延は予測されるものの、閉鎖されていない1本の滑走路を使用して離着陸は行われているという。(c)AFP

写真で見ると見事に滑走路の端に止まっています。
胴体着陸の格好ですが、何が起きたのでしょうか?

「緊急着陸を試み滑走路の手前に接地」ですから死者がなかったのはラッキーでした。

「着陸時にすべての出力を失った」では、まるでカナダ航空の767の「燃料切れで不時着」にそっくりですね。
何があったのだろう?燃料高騰の影響でしょうか?

1月 18, 2008 at 09:03 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.12

ミャンマー・新首都で爆発事件

読売新聞より「新首都ネピドーの駅で爆発、女性1人死亡…ミャンマー

【バンコク=田原徳容】在ヤンゴンの消息筋によると、ミャンマーの新首都ネピドーの鉄道駅で11日、爆発があり、女性1人が死亡した。

負傷者も数人いる模様。2005年11月の首都移転後初の爆弾事件で、軍事政権は、テロの可能性もあるとみている。

同筋などによると、爆発は同日午前4時20分ごろ、ネピドーの旧市街区のピンマナ駅ホームにあるトイレで発生。小型の時限式爆弾が使用され、トイレ内部に仕掛けられていたという。

最大都市ヤンゴン行きの列車が発車する時間帯の事件で現場は混雑していた。女性の身元は不明で、爆弾を仕掛けた本人だとする情報もある。犯行声明などは出ておらず、軍政も正式に発表していない。

ミャンマーでは、04年ごろから、軍政と対立する少数民族による小規模な爆弾テロが郡部を中心に発生。05年5月には、ヤンゴンのショッピングセンターなど3か所で同時爆発があり、少なくとも10人が死亡。軍政は少数民族グループや国外の反政府組織による犯行と断定し、非難したが、犯行声明はなく、未解決となっている。

Up

このGoogle Earth の写真は、30キロ四方ぐらいに拡大していて、中央のピンの位置が爆発があったとされるピンマナ駅でしょう。

おそらくは、駅の西側にあるほとんど上下一杯の三角形の色の薄い地域が低地で農地なのでしょう。

旧市街はピンマナ駅の周辺ですが、新首都はこの低地を取り囲む台地状に開発している様子です。

左下(南西)から北に延びて、東(右)に直角に曲がった後に、東北に延びている線が見えますが、これを拡大してみると非常に幅が広い道路というか開発地域のようで、この道路の周辺に果物の房のようになっているのが、複数の建物で出来ている地区です。

同じ形の大規模な建物が複数あり、極めて興味深いところです。
どこが、政府機関の中央なのか良く分からないのですが、旧市街からは数キロ以上は離れているようです。

1月 12, 2008 at 11:56 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.08

韓国で大惨事

韓国朝鮮日報日本語版より「利川倉庫火災:繰り返される人災、原因を検証

京畿道利川市で7日に起きた冷凍倉庫火災では、過去の教訓が生かされず、40人の尊い人命が奪われた。化学物質が山積する倉庫で十分な安全設備がないまま作業員が溶接作業を行い、爆発の原因になったとみられ、出火原因は人災の側面が強そうだ。現場では消火用スプリンクラーなどの設備が全く作動していなかった。

◆可燃性物質だらけの倉庫で溶接

作業員が冷凍倉庫の内部工事を始めたのは午前8時ごろ。大部分は電気、冷凍、清掃業者に所属する日雇い労働者だった。「コリアンドリーム」を夢見ていた朝鮮族同胞も少なくなかった。当時地下倉庫には気化したシンナー、フロンガス、アンモニアガス、発泡ウレタンなど可燃性が強い化学物質に満たされていた。

生存者や目撃者によると、火災は午前10時50分ごろ、地下1階の機械室で起きた。出火当時、作業員らは可燃性物質だらけの倉庫で配管設備のための溶接作業を行っていたことが分かった。火が燃え広がると、作業員は必死に倉庫の外へと逃げた。現場から脱出したパク・ジョンヨンさんは「火が出た4-5 秒後に一瞬のうちに火が倉庫全体を覆い、前後を気にする時間がないまま、とにかく出口のほうへと走った」と話した。火災発生を知らせる警報音はもちろん、避難を呼び掛ける放送もなかった。

利川消防署の関係者は「これだけ可燃性物質だらけの場所で安全設備もなく溶接作業を行うとは全く考えられないことだ」と指摘した。倉庫内に設置されたスプリンクラーも、爆発でスプリンクラーにつながる細い配水管が断裂したため、作動していなかった。

火災は気化した可燃性ガスに引火し、連鎖爆発を起こした。四方に広がった火は建物内のサンドイッチパネルと呼ばれる内装材や現場にあった発泡ウレタンにも燃え移った。

地下1階は面積が2万3338平方メートルと、運動場並みの広さがあったが、一瞬の間に黒鉛に覆われ「毒ガス室」と化した。サンドイッチパネルと発泡ウレタンの燃焼で有毒ガスが発生したためだ。消火作業を行った消防士は「作業員が有毒ガスを吸った状態で出口を探すのはほとんど不可能だっただろう」と推測した。

◆密閉空間で消化設備不足

火災現場に消防が到着したのは午前10時55分ごろ。消防車214台、消防士622人、警察からは2個中隊、交通機動隊などが出動した。消防士らは建物の外部から消火作業を行ったが、出火から3時間後の午後2時まで、建物内部に進入できなかった。倉庫は出入口がある正面だけが地上に露出しているだけで、残る部分は地下にある構造だった。外部に通じる窓や通気口も十分になかった。

利川消防署の関係者は「放水できる場所が出入口しかなく、鎮火までに時間がかかった。閉鎖的な構造の建造物だったにもかかわらず、防火設備が絶対的に不足していた」と話した。

倉庫に山積していた化学物質による爆発が続く中、消防隊は午後2時半ごろに倉庫内に入った。警察と消防は地下1階の機械室に充満していた可燃性ガスは、先月末に地下階の外壁と天井に断熱のため厚さ10センチの発泡ウレタンを設置する過程で発生したとみている。消防当局は脱出できなかった作業員は、有毒ガスですぐに意識を失ったとみている。

倉庫を運営する「コリア2000」の関係者は「発泡ウレタンの設置作業をしていて発生したガスではなく、倉庫内の化学物質に引火したことが火災原因だと思う。作業後にガスがどれだけ残留していたかは分からない」としている。

■発泡ウレタンとは

発泡ウレタンは断熱材や防音材として使われる化学物質。発泡状態で壁に噴射するとすぐに固まるため使用しやすい。しかし、引火すると人体に有毒なガスが大量に発生するのが難点。1999年に仁川市で発生したビアホール火災でも内装材の発泡ウレタンが燃え、有毒ガスで57人が死亡した。

この事件は昨日(2008/01/07)昼頃から注目して、韓国のニュースサイトやEnjoy Korea もチェックしていました。

なにしろ、一つの事故で40人が死亡ですから、こんなことは中東で起きている自動車爆弾テロぐらいしか他に例がありません。
日本でもアメリカでもテレビは中継してしまうでしょうし、新聞も速報を次々に出すでしょう。

それが、韓国ではほとんど話題にならない。
Enjoy Korea は日韓自動翻訳掲示板で、ほとんど日韓版2ちゃんねるといった様相ですが、この火事についてスレッドを立てるのは日本人ばかりです。
韓国からのコメントは非常に少ない。事件を取り上げるスレッドもほとんど立たない。

隣国でも、ずいぶんと遠い文化圏なのだなと感じた一日でありました。

1月 8, 2008 at 10:37 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.06

韓国・無事故だと自動車保険を拒否されていた

韓国東亜日報より「無事故運転者の車保険加入、拒否する損保社を制裁へ

JANUARY 05, 2008 07:23

これからは運転者の無事故経歴、居住地域、年齢、車種などを理由に自動車保険加入を断る損害保険会社(損保社)は、金融監督機関の制裁を受けることになる。

損害保険業界によると、金融監督院(金監院)は2日、ここ3年間で3件以上の交通事故を起こした運転者や保険詐欺容疑者など例外的なケースを除いては、全ての運転者が希望する会社の保険に加入できるようにと協力を求める内容の公文書を送った。

これまで一部の損保社は、保険料を最高60%割引してあげる無事故運転期間を、06年は7年、07年は8年、今年は9年に延長したにもかかわらず、保険料の割引幅が大きいため収入が少ないという理由で、長期無事故運転者の保険加入を受け付けなかった。

また、保険加入を条件に別途の保険料を出す特約商品や傷害保険などに追加加入することを要求する場合もあった。

交通事故が頻繁な地域に住む運転者、高価な外車運転者、10代運転者に対しても、保険加入を断る場合が多く、苦情が多かった。

金監院は今後、実態を把握して違反事実が確認された保険会社に対しては、役員問責や機関警告などの制裁を行うことにした。また、損保社が、事故を多く出した運転者などの保険加入を断る際には、その理由を運転者に書面で説明するようにした。

一方、損害保険協会は4日から自動車保険引受け相談センターを設け、保険加入を断られた運転者たちの申告を受け付けている。

世界は広いというか、発想の転換というべきか分かりませんが、意外であります。

割引率を保険会社が問題にしない程度に設定するといった方法でビジネス的に安定するはずなのに、加入拒否するというのは驚きです。
日本では公正取引委員会が問題にするケースですが、韓国では金融監督院が出てこないと問題化しないのでしょうか?

種々の情報は、韓国での消費者保護行政は日本に比べるとかなり遅れている、言って良いようです。
消費者金融の利率は最大49%だったかな?とても返済できない金利ですが、新大統領の李明博氏は「ブラックリストの廃棄」を打ち出しています。

韓国はなかなか大変な国ですね。

1月 6, 2008 at 11:31 午前 海外の話題 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2007.12.20

TGVが踏切で衝突事故

読売新聞より「仏TGVがトラックと衝突、1人死亡35人負傷

【パリ=林路郎】

スイス国境に近いフランス東部の村トシアで19日午前(日本時間同日夜)、パリ発ジュネーブ行きの仏国鉄の高速鉄道TGVが踏切を横断していた大型トラックと衝突し、ロイター通信によるとトラックの運転手1人が死亡、TGVの乗客35人が負傷した。

列車は脱線し、この影響でTGVはパリ―ジュネーブ便の運行が停止された。

TGVは最高時速320キロ・メートル程度で走行するが、乗客が仏メディアに語ったところでは、列車は事故当時、比較的低速で走行していたという。

世界初の高速鉄道であった東海道新幹線は全線が専用線であり、踏切は皆無であったので踏切事故は一件もありませんでしたが、TGVや秋田新幹線などその後に登場した高速鉄道の多くが在来線を走るために踏切があり、秋田新幹線でも何度か踏切事故がありましたが列車の乗客に被害が出るのは極めて珍しいですね。

読売新聞の記事では、脱線して列車乗客が負傷となっていますが、CNNでは脱線せず乗客はショック状態とのことで、まだ情報不足です。

しかし、踏切があれば列車事故は防げないわけで、それでは高速鉄道とは言いがたいわけですから、踏切の廃止を積極的に進めないといずれは大事故になる可能性は残りますね。

12月 20, 2007 at 12:13 午前 海外の話題 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2007.10.29

SASでボンバルディア機を運行停止

NHKニュースより「ボンバルディア機の運航中止

スカンジナビア航空が使用の中止を決めたのは、カナダのボンバルディア社のDHC8型機で、先月、デンマークとリトアニアで着陸の際に事故を起こしたのに続いて、27日にもデンマークのコペンハーゲン空港で着陸の際、車輪が十分に出ないまま緊急着陸するトラブルがありました。

これを受けて、スカンジナビア航空は28日、緊急の幹部会議を開いた結果、「DHC8型機の信頼が著しく低下し、利用客も疑いを強めている。
このままではわが社のブランドが傷つけられるおそれもある」として、DHC8型機の運航をすべて中止することを決めました。

スカンジナビア航空は、事故を起こした同型機27機を主にヨーロッパで運航していますが、今後、運航を取りやめる便については、別の便の予約や払い戻しで対応することにしています。

ボンバルディアDHC8型機は日本でもことし3月、高知空港で全日空グループが運航する同型機が胴体着陸するなど、各地で事故やトラブルが相次いでいます。

朝日新聞の記事によると、

「DHC8―400型機」の使用を今後中止する、と発表した。
SASは保有する27機の使用を停止し、リース機などで対応する。「400型機の使用はSASのブランドを損なう恐れがある」としている。

となっています。
一月で二回の同じようなトラブルでは、運行停止という判断は経営的には正当でしょう。

今のところ、色々なトラブルがバラバラに起きていますが、運行する航空会社にとってはトラブル発生自体がとんでもないことだし、そうでなくても顧客(マーケット)の評判も大事です。
世界レベルで、一気に運行停止になるかもしれません。

全機運行停止といった全社的な問題に拡大してしまうことを考えると、保険という意味では、何事も過度に集中させないことも重要ですね。

10月 29, 2007 at 10:36 午前 もの作り, 事故と社会, 海外の話題, 経済・経営 | | コメント (1) | トラックバック (1)

2007.03.23

ニセモノの食塩!

日経ビジネス NBonline より「中国で「ニセモノの塩」が氾濫
昨年来、広東省では低価格の偽物の食塩(以下「偽塩」)が食品市場に氾濫している。
食塩を扱う商店の90%以上で偽塩を販売しており、本物の食塩を買い求めるのが難しい状況にある。
広州市の新聞「新快報」によれば、2007年2月10日から同紙の記者が広州市の6つの区に10カ所ある食料品市場で食塩を扱う商店90軒を調査したところ、この内82軒が偽塩を販売していたと言う。

「食塩にまで偽物があるのか」と思われるかもしれないが、偽塩の正体は製塩工場の廃液からつくった不純な塩や、通常「工業塩」と呼ばれる化学工業原料の「亜硝酸塩」である。

2005年に中国塩業総公司の総経理が語ったところでは、中国の塩の生産量は世界第2位で世界全体の生産量の18%を占め、2004年の塩の生産量は4300万トン、その内訳は海塩が約60%、岩塩が約30%、湖塩が約10%であるという。
その世界第2位の塩生産国で「偽塩」が市場に流通する理由は、ひとえにその価格にあり、金儲け以外の何物でもない。

中国における食塩の市場卸売価格は1トン当たり2000元(約3万2000円)程だが、亜硝酸塩の工場出荷価格は230元(約3700円)であり、約9倍の価格差があり、亜硝酸塩を食塩と偽って販売すれば、ぼろ儲けが可能となる。
金が稼げるなら、他人が中毒になろうが、癌になろうが、気にしない。
社会主義市場経済の中国では、拝金主義の権化みたいな輩が跋扈している。
このような人命に関わる健康被害をものともせず、偽塩を販売するような連中は「下の下」の悪党に過ぎない。
こうした連中が販売する偽塩が市場の90%を占めるとなると忌々しき事態と言わざるを得ない。
まさかニセの食塩が流通するというのは考えてもいなかった。
しかし日本でも製塩事業は昔から政治的な抗争の背景にあったし、岩塩が取れる大陸では土地の支配権の争いもあった。
こと食品であるから日本のJAS管理のようなことは不可欠なのでしょうな。

しかし、食塩は人類よりも古くから流通していたのに決まっていて、それをニセモノを作るというのは考えられないな。
確か岩塩の採取では良質の岩塩を取ってくると高額で売れるのだが、採取の条件が厳しいので質と価格のバランスを見て適切なところで採取する、なんて話があったように記憶している。
9倍という高額になるから質をごまかすというのでは自由経済の敵にしかならない。

3月 23, 2007 at 12:40 午後 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.21

中国の長者番付?

人民日報日本語版より「フォーブス誌 中国富豪ランキングを発表」 これには驚いた。
人民日報といえば中国共産党の機関紙というまくら言葉で紹介されたい時代が長かったわけで、今では普通の大新聞と位置づけても良いのだろうけど、それにしても人民日報に富豪ランクキングの記事というだけでビックリです。

もっとも記事の内容はそれほどでもありません。
米経済誌「フォーブス」は19日、最新の中国富豪ランキングを発表した。
ランクインした富豪はすべて香港・台湾地区から選ばれ、一位は前回に引き続き香港実業家の李嘉誠氏だった。
北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

今回ランクインした40人の富豪のうち、香港からは24人、台湾からは16人、大陸部および澳門(マカオ)からは一人もいなかった。

資産220億ドルの李嘉誠氏が前回に引き続いて中国地区のトップとなった。
女性は3人がランクインし、うち香港の華懋(チャイナケム)グループの会長、キョウ如心(ニナ・ワン)女史は42億ドルで11位に入り、女性の中で最高だった。
この記事は中国が完全に資本主義体制になったという証拠でしょう。
中国東北大学の先生に直接伺ったのですが、1965年から1976年までの文化大革命で中国では多くのインテリが生活基盤を破壊されました。

お話しした先生はこのころに子供で放浪生活をしたといいます。
そういう人たち(1960年頃生まれ)が現在の中国の発展の中核で、これは日本の戦後高度経済成長を推進した1930年頃に生まれた人たちに相当するとのことです。

日本の30年から35年ぐらい前、1970年代だと考えると非常に良くマッチしますね。

1月 21, 2007 at 10:14 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2007.01.20

A380の貨物機は登場せず?

CNN.co.jp より「A380型貨物機の発注を近く取り消しか、UPS
フランスの経済誌レゼコーは19日、国際貨物輸送大手のUPSが来週にも、航空機製造メーカーの欧州エアバス・インダストリーが開発、生産する次世代の超大型機A380型の貨物機の発注をキャンセルする見通しだと報じた。この情報の出所には触れなかった。

発注機数は10機で、これが事実なら、エアバスは同機の貨物機の受注をすべて失うことになる。

同社幹部は、A380型の貨物機の開発は中断しないとも強調している。
また、エアバスの報道担当は、同紙の記事に触れ、「それを裏付ける情報は得ていない」と述べた。

UPSのライバル社であるフェデックスは2年に及ぶ生産工程の遅れからA380型貨物機10機の発注を既に取り消している。
代替機としてエアバスの競合相手、米ボーイング社の777型機に乗り換えている。

また、中東エミレーツ航空なども同貨物機を注文していたが、旅客機に変更している。

A380型の旅客機は機内の配線などの問題が生じたことから生産が遅れ、顧客への引き渡しは今年後半に延びている。
これを受けエアバスは顧客との違約金交渉などを強いられている。
A380はこのままでいくと商業的には失敗となる可能性が大きくなってきたように感じます。
何よりも、エアバス社と親会社のトップが短期間に交替するなど経営不安を感じさせることがまずいでしょう。
それにしても、遅れの原因として機内配線のユーザ向けの変更の幅が大きすぎて問題、という話であれば貨物機については納期遅れの程度は旅客機仕様よりは軽減すると思うのですが、どういうことなのでしょうか?

1月 20, 2007 at 09:57 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.12.07

超人的ドライバー

CNN.co.jp より「地球40周、走行距離「100万マイル」の車を博物館に
走行距離「100万マイル」(約160万キロ)を走り抜いた車がこのほど、ウィスコンシン自動車博物館に寄贈された。100万マイルは、地球を「40周」した距離に相当する。

正確には「100万1385マイル」を走った車の持ち主は、セールスマンのピーター・ギルバートさん。1989年に購入した「サーブ900SPG」で、1週間に7日、来る日も来る日も、この車でウィスコンシン州内を走り回ってきた。

ウィスコンシン州ハートフォードの自動車博物館は、歴代のクラシック・カーや希少な車が展示されており、ギルバートさんはここへこのサーブを寄贈。

新たにサーブを購入し、今日も走り続けている。
89年に購入して2006年まで使用したとなると、17年間になります。
それで100万マイル=160万キロを割ると、実に年間9万キロ以上!
年間250日仕事で乗るとして、毎日360キロ!!

すごい人もいるものだ。
わたしも一番多く運転したときには年間5万キロを超えてましたが、その倍の運転を17年間続けるとはよくまあ身体が持ったものだと感心します。

12月 7, 2006 at 10:31 午後 海外の話題 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.11.25

小型双発機が高速道走行中の車と衝突

読売新聞より「ドイツ:小型双発機が高速道走行中の車と衝突 7人重軽傷

誰がなんと言おうと素敵なタイトルの記事であります。
そこで記事を読んでみると
ドイツ西部エッセン近郊で24日、3人乗りの小型双発プロペラ機が橋に接触後、高速道路を走行中の乗用車と衝突し大破した。AP通信によると、この事故でプロペラ機の3人を含む計7人が重軽傷を負った。プロペラ機の42歳と32歳の女性乗客2人が重体。パイロットは軽傷だった。

同機はベルリンからエッセンに向かう途中だった。着陸予定のエッセン空港の滑走路は現場の高速道路と並行しており、同機が滑走路と間違えて高速道路に着陸しようとした可能性もあるとみて警察が捜査している。
早速 Google Earth の登場であります。どうもここではないだろうか?
高速道路上の橋も見えるし、位置的には滑走路の端と同じようなところだし。
それにしても、各種の誘導灯かが見えないはずなのだけどなんで着陸しようとしたのかな?


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11月 25, 2006 at 11:51 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.25

ドイツ・リニア線で衝突死亡事故その3

テスラさんにコメントをいただいたのでこちらで説明します。

Google Earth で拾ってきた衛星写真です。

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この細く円を描いているのが軌道の南側の端で北側も同じような形になっています。
これで全長が30キロ以上なんですね。

場所はオランダ国境のすぐ東側です(けっこう探した)
早い話がシステムとしてはJRの実験線がすれ違い実験をしているのに比べると、遊園地の乗り物といった感じにはなります。
鉄道システムというよりも、浮上走行実験に近いですね。日本の宮崎の実験線のようなものでしょうか。

それだから、鉄道システムとしては不可欠な安全システムが不完全であったということだと、ビジネスとして世界の鉄道に売り込むのは難しくなるかもしれませんな。

9月 25, 2006 at 03:47 午後 海外の話題 | | コメント (5) | トラックバック (0)

ドイツ・リニア線で衝突死亡事故その2

毎日新聞より「リニア事故:指令センター指示ミスの疑いさらに強まる
リニアモーターカー「トランスラピッド」実験線でリニア車両が工事車両と衝突、23人が死亡した事故で、オスナブルック地検は24日、指令センターが、全地球測位システム(GPS)で工事車両の位置情報を得ていたにもかかわらず、リニア車両の発車を許可していたことを明らかにした。日報にも工事車両が出動していることが記されており、指令センターの指示ミスの疑いがさらに強まった。

地検によると、工事車両にはGPSの発信装置が取り付けられ、事故当時は、軌道の支柱のうち「120番」にいることがセンター内に表示されていた。通常はGPSデータに加え、日報で工事車両が出動しているかどうかを確認する手順になっている。当日は出動だけが記録され、引き込み線への帰還記録はなく、軌道上にいることが容易に確認できたはずだという。

事故当時は運転士3人が乗り込んで手動運転をしていた。地検は「この情報がリニア車両の運転士に伝わっていれば、発車することはなかった」としている。
これは人為的ミスと言うよりもシステムの問題だろう。
しかし、車輌に運転手が乗っているというのもちょっと意外であります。
時速400キロといった速度では運転手が出来ることはほとんど無いのではありませんかねぇ?

テレビによると、運転指令が許可しないと運転手は車輌を発進させることが出来ない、インターロックになっているのだそうですが、それならなんで整備車両が出ているのに発進指令が出せるシステムだったのか?となるでしょう。

新幹線では線路をブロックに区切って、一つのブロックには複数の車輌が入ることが出来ない仕組みにしていますが、これは鉄道の世界では世界標準でしょう。新幹線が始めた高速鉄道では世界中で安全が確保されていますから、今回のリニア事故は「鉄道のノウハウを使っていなかったのか?」という印象です。

9月 25, 2006 at 08:54 午前 海外の話題 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.09.23

ドイツ・リニア線で衝突死亡事故

読売新聞より「独・リニアが作業車と衝突、21人死亡…実験走行中
ドイツ北西部ラーテンで22日午前10時(日本時間同日午後5時)ごろ、実験走行中のリニアモーターカーが軌道上の作業車両と衝突した。AP通信などによると、29人が試乗中で、少なくとも21人が死亡した。

事故があったのは、全長32キロ・メートルのテストコース。車両は無人の遠隔操作による運転で、事故当時、時速200キロで走行中だったと見られる。

事故原因について車両を開発したトランスラピッド・インターナショナル社の広報担当者はAP通信に対し、「車両故障ではなく、通信系統のトラブル」との見方を示した。
通信系統がシステムの重要部分で車輌故障ではない、というのはなんか間違えだと思うけどね。

作業車に高速度で衝突したのだから、これは普通の電車などでも起こりうる話であって、新幹線では全くないことだし、普通の鉄道でもほとんどありません。
実験線とは言え人を乗せて走っているのだから、普通の鉄道よりも高度な管理体制が期待されるわけで、これでは一気に信用が落ちてしまうでしょう。

9月 23, 2006 at 08:28 午前 海外の話題 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2006.08.31

滑走路を間違えて離陸失敗その2

CNN.com に地図がありました

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説明によると、緑の線が旧誘導路で、青の線が新誘導路だとのことです。
しかし、Google Earth にも両方の誘導路は明確に撮影されていて、新誘導路といっても通行規制が変わったという意味でしょうね。
それに、いったん短い滑走路の端を通って長い滑走路に向かうことに変わりはないから、最初の滑走路に入り込んでしまう理由として「通行路が変わった」はあまり理由にならないように思いますね。
なんというか、酔っぱらい運転の車が線路を走ってしまった。というぐらいヘンな話に見えるなあ。

ところで「Pilot's-eye view of crash 」というビデオはMSフライトシュミレータを使って解説しています。
解説の中で「滑走路の番号とコンパスの示度は」と言ってますから、パイロットは何を見ていたのだ?となっていますね。
早朝6時台に飛行するのにはこの飛行場は不適だったのかもしれません。

8月 31, 2006 at 10:09 午後 海外の話題 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2006.08.29

滑走路を間違えて離陸失敗

朝日新聞より「別の滑走路利用を確認 米の旅客機事故
米ケンタッキー州レキシントンのブルーグラス空港でコムエアーのボンバルディアCRJ100型旅客機が離陸に失敗して炎上、49人が死亡した事故で、同機の操縦士と空港の管制官はともに、長さ約2100メートルの滑走路から離陸すると確認していたことが、交信記録の分析から明らかになった。
米国家運輸安全委員会(NTSB)が28日、明らかにした。

同機は実際には半分の長さしかない1050メートルの滑走路を利用しており、NTSBはなぜ誤認したのか、解明を急いでいる。
AP通信は、空港のエプロンから両滑走路に向かう誘導路が約1週間前に変更になり、早朝の事故当時の暗さと見た目の変化が間違いにつながった可能性があると指摘した。

Up_6
ということなので、早速Google Earth で見に行きました。
そうしたらこんな形の飛行場だった。

エプロンから長い滑走路に進入するには、短い滑走路の端を通り抜けることになるので、間違える可能性はあるでしょうが、方位が30度は違っている。
これを気づかないで滑走を開始するものかね?
滑走路の角度は10度単位で滑走路の番号になっているから、離陸許可を管制官が出すときに「何番滑走路」と指定したら、それだけで角度が決まってしまう。

滑走路間違えで多いのは、平行した滑走路を間違えるとかで、これだけ角度が違う滑走路に進入して気づかないというのは一体何を見ていたのだろう?
方位を見ていないパイロットというのはちょっと考えられない。

8月 29, 2006 at 02:12 午後 海外の話題 | | コメント (14) | トラックバック (1)

2006.08.03

ユーロトンネル倒産

日経新聞より「ユーロトンネル、再生手続き開始へ
パリ商事裁判所は2日、英仏海峡トンネルの建設・運営会社ユーロトンネルを裁判所の管理下に置き、再生手続きに入ることを決めた。同社が7月中旬に適用を申請していた。債務返済と利払いを凍結し、営業は継続する。

同社は90億ユーロ(約1兆3000億円)超の債務を抱え、債権者に借金の大部分の棒引きを求めている。7月中旬に債権者との交渉が暗礁に乗り上げたため、裁判所に管理を申請していた。
ユーロトンネル倒産ですね。
日本は債権がないのかな?

収益見通しが甘いと開通前から指摘されていた上に火災事故で半年間閉鎖でした。

ウィキペディアによれば建設費が1兆8000億円だそうで、現時点の債務が1兆3000億円では、94年の開通以来の12年間で債務は27%しか減っていない。
金利相当分ぐらいですね。実際の利払いがどうなっているのか分かりませんが、収益という観点からは非常に難しい。
出来ちゃっているのですから経済効果としては有効なのでしょう。

8月 3, 2006 at 09:24 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.23

危ない飛行機規制・EU

NHKニュースより「EU 92航空会社を運航禁止
EUは、去年、航空機の墜落事故が相次いだことを受けて、安全性に問題がある航空会社の、いわゆるブラックリストを作ることを決め、航空会社への聞き取りや機体の立ち入り調査などを行ってきました。その結果、22日、ブラックリストとして、92の航空会社を公表し、これらの航空会社は今月25日からEU域内への運航が全面的に禁止されることになりました。
NHKワールドニュースを見ていたらフランスのF2がアフリカのどこかの飛行機の整備状況を詳細に取材していました。
登場した飛行機に驚いたのですが、なんとロッキード社が作ったターボプロップ旅客機でした。整備状況はすごいもので、主脚を詳細に見せてましたが錆だらけの上に油で汚れなんと油が滴っていました。

だいたいロッキード社製のターボプロップ機は登場した時代はすでにジェット旅客機の時代であったので、様々な問題もあって旅客機としては失敗作で、大幅に改造して対濳哨戒機P3Cになったのです。

検索したところウィキペディアにありました。民間機は「ロッキードL188」で1957年初飛行、生産は144機で旅客機ではなく貨物機として使われた。とのことです。

それにしても、自動車でもちょっと見かけないような整備状況の飛行機が飛んでいるのに驚きました。
別の機体なのかもしれませんが、コックピットのボロボロさ加減もすごいもので、ハンドルなど手を触れるところの塗装がはげて塗装が残っているところと地金が出ているところがある。後からワケ分からないスイッチを取り付けている(どう見ても飛行機用とは思えない製品)なんて状態でした。
飛行機というのは、部品を交換していけば極めて長期間使えるものですが、部品の定期交換なんてやっいるのだろうか?

なぜEUが今ごろこんなことを大騒ぎしているのか良く分からなかったのですが、アメリカと違ってヨーロッパでは乗り入れてくる飛行機の安全性について強制力ある規制をいままでしていなかったのだそうです。
アメリカはかなり厳しい規制をしています。そこでようやく規制に取りかかったのでしょうが、アメリカが国家として法的に規制できるのに対して、ヨーロッパの諸国が一斉に法的規制をするのは難しい、一方航空交通は一国の問題というよりEU全体の問題だ、ということでEUが警告をHPに掲載するといった方法を取らざるを得なかった、ということのようです。

3月 23, 2006 at 10:05 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.15

NYタイムズ・株価欄を廃止

産経新聞より「NYタイムズ、株式欄廃止 ネットに移行
米紙ニューヨーク・タイムズは14日までに、火曜日から土曜日までの紙面に掲載していた株式欄を今年4月から廃止すると発表した。読者が株価情報をインターネットから得る傾向が強まっているためで、株式欄は同社ウェブサイトに移行する。読者にはリアルタイムの相場情報をメール配信するなど、ネット上のサービスを拡充する。

同社によると、これまで6ページを割いていた株式欄を、2ページの市況欄に改編し印刷コストを削減。日曜版には従来通り株価など相場表を掲載する。

同紙によると、既にシカゴ・トリビューン、ロサンゼルス・タイムズなど大手が次々に株式欄を縮小している。(共同)
日報では中途半端すぎますね。
なんのかんのと言ってもアメリカがネットワークの使い方では着実に進歩していると思います。
日本では「既存の社会がネットワークを利用する」という範囲で思考するためか、どうもネットワークが社会と摩擦を起こしがちですが、本質的にはネットワーク利用の方がコストが下がるとなれば結果的に必ずネットワーク利用が主力になります。

既存産業が変化に抵抗した例としては、炭坑が石油利用に抵抗したこと。鉄道貨物輸送がトラック輸送に抵抗したこ。などが有名ですが、これらと同じ事が起きているだと思います。

3月 15, 2006 at 08:33 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.21

名誉毀損裁判で判決 at 韓国

韓国朝鮮日報より「最高裁判所、悪質インターネット掲示文の流布に歯止め
インターネット掲示板に掲載されている書き込みを、真偽を確認せずに転載したり、これに基づいて新しい書き込みを行い、他人の名誉をき損すれば損害賠償の責任があるという最高裁判所の確定判決が出された。
正直な話がタイトルを見ても、記事の最初を読んでも「新たな判例になるとはどういうことだ?」でした。
そもそも「他人の名誉を毀損すれば名誉毀損になる」とのが最初にあって、諸般の事情で名誉毀損には当たらないというのが、名誉毀損裁判の実際です。それが「真偽を確認せずに転載したり・・・」とは何のことだ?と記事の続きを読んでみました。
チョンさんは2000年1月、ナムさんの偽りの公示を信じて株式を買って損害を被ると、
「ナムさんらが、インターネットの株式公募で金銭をだまし取った」というインターネットの書き込みに
「ナムさんらは、背後の勢力を持つ専門的詐欺組織で、会社を利用した詐欺を働いており、また新しい会社を設立し、他の詐欺行為を画策している」
という内容を付け加え、株式関連サイトに掲載して起訴された。
要するに「記事に付け加えをして、名誉をさらに毀損した」ということでしょう。
わたしの感想は「名誉を毀損したのが事実であるなら、どこを争ったのだ?」です。

どうも被告の主張は「インターネット上に流れている情報だから、わたしだけに責任があるのではない」が基本にあるのかと思います。
それに対して最高裁は「出所が不明な情報を確認せずに真実と信じて表現しても名誉毀損を逃れない」という判決を下したようです。
これから推測すると被告側の言い分は「自分はインターネット上の情報を真実だと信じた。しかも真実を調べることはインターネットの情報では無理だから・・・・・」という主張のようです。
なかなか難しい問題ですね。

2月 21, 2006 at 08:39 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.06

電報廃止・アメリカ通信社

産経新聞より「米通信会社が電報を廃止 電子メール、携帯に押され
電報・国際送金最大手の米ウエスタン・ユニオンは3日、電報サービスを今年1月末で廃止したことを明らかにした。インターネットの電子メールや携帯電話が通信手段の主流となったため。
155年の歴史を持つ同社の電報配達量は最も多かった時の1万分の1に激減していた。
これで世界中でどんどん電報が無くなるでしょう。
日本でも電報ってどこに頼むのか分からないですものね。
検索してみたら「インターネットで電報を頼む D-MAIL」というある意味ヘンテコなサービスをNTT東西がやってました。メールでそのまま出しちゃまずいって祝電などかね?

NTT東日本のトップページには電報の案内があることはあるけど、D-MAIL の説明になっていますね。つまり「普通に電報を出すのにどうするか?」はインターネット上に書いてないです。もっともインターネットが使えるのに電報を出すというのがそもそもヘンなんでが・・・・・。
NTTから電報が消えるのはいつになるかな?

2月 6, 2006 at 08:06 午前 海外の話題 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.01.16

巨大廃棄物空母

朝日新聞より「仏の空母に石綿、エジプトはスエズ運河通行に「待った」
解体のためインドに向かっていた仏退役空母クレマンソー(現役時の満載排水量32780トン)のスエズ運河通過に、エジプト政府が待ったをかける騒ぎがあった。理由は同艦に残留しているアスベスト。
結局通過は認められたものの、目的地インドでも同艦入港への批判が強まっており、97年の退役以来、たらい回しにされてきた同空母の「漂流」が続きそうだ。
へ~知らなかったであります。 クレマンソーと言えば確か「頭上の驚異」という映画で主役の空母ですね(^_^;)

インターネットは便利でこんな情報をまとめているサイトがありました。
クレマンソー級正規空母には写真もあります。

映画「頭上の驚異」では空母内がかなり詳細に紹介され、対核攻撃除染シーンなどありましたね。
ストーリーとしては正体不明の空飛ぶ円盤の攻撃ですからどうでも良いのですが、航空ファンとしては空母の運用が面白かった。
印象的なのは艦載戦闘機シュペール・エタンダールの発艦時にカタパルトと機体を繋ぐワイヤーケーブル(ブライダル)が使い捨てで海に落ちるシーンです。
「わ、金が掛かるのね」と感心してしまいました(^^ゞ

軍艦内部で使われているアスベスト問題は日本でも艦船修理に当たっていた作業員に障害があったのでは?と話題になっていますね。
それにしても、空母も廃棄されるインドの船舶解体はもうちょっとなんとかならないものでしょうかね?

1月 16, 2006 at 11:54 午前 海外の話題 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.04

炭坑事故誤報

CNN.co.jp より「米炭鉱事故で12人死亡、生存者1人も予断許さぬ状態
2006.01.04 Web posted at: 21:35 JST(日本時間)
米東部ウェストバージニア州東北部のトールマンスビルにあるセーゴ炭鉱で起きた事故で、同炭鉱を経営するインターナショナル・コール・グループの関係者らは4日未明、坑道に閉じこめられた作業員13人のうち12人が死亡し、ただ1人の生存者も予断を許さない状態であると発表した。

先立つ報道では、作業員13人のうち12人の安全が確認されたと伝えられていた。
一時は喜びに沸いた作業員の家族らは、新たな情報で一転悲しみと怒りに包まれ、待機場所の教会から立ち去り始めた。ある女性はCNNの記者に対し、やり場のない感情を吐露した。
CNNテレビは炭鉱事故の誤報問題を延々とやっています。

いまだに「誰が誤報を知らせたのか」「なぜこれほども誤情報が急速に拡大したのたか」が問題になっているようです。
会社から州政府まで言い訳に終始しているとされ、遺族がマスマス怒るといった情況のようです。
ブッシュ大統領がコメントを出すという話も出てきました。

13人の被災者の内で12人が生存していたという情報が流れて教会の鐘が打ち鳴らされて、住民は感激してCNNのインタビューに応じていますが、その数時間後に12人の死亡を確認し一人が重体で収容された、と180度ひっくり返ってしまいました。

住民への誤報であったという知らせは州知事の謝罪という形であったとのことで、元の情報は救急隊員が呼吸器ごしに無線で報告したものを、受信機のそばで聞いていた担当者では無い人物がしゃべったことが公式の情報であるかのように流れたらしい、となっています。
その一方で、誤報であることが20分後には確認されたのに、会社が公式に発表したのは数時間後であって、その遅れについて会社は非難されています。

今回の誤報事件は、BCM(事業継続管理)の失敗例として情報セキュリティの勉強会で取り上げられる重要な実例として研究されるだろうと思います。

1月 4, 2006 at 11:43 午後 海外の話題 |