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2011.11.08

安愚楽牧場・破算手続に

紀藤弁護士のブログより「安愚楽被害:本日、民事再生が廃止され破産手続に移行することになりました。

急転直下の決定ですが、本日午後2時、東京地方裁判所は、株式会社安愚楽牧場に対し、民事再生手続を廃止する決定をし、その上で、同社に対し、破産法上の保全管理命令を出し、これまで民事再生手続における管財人であった渡邊顕弁護士(第一東京弁護士会)を保全管理人に選任しました。

これにより、安愚楽牧場の破たん処理は、民事再生手続ではなく、破産手続に移行することになりました。

先週4日(金)に、渡邊顕弁護士が管財人が就任し、土日返上して週末かけて安愚楽を調査したところ、想像以上に財産の流出があり、破産法上の処理に移行しなければ、もはや、財産の保全ができないとの判断です。

戦後最大の消費者被害事件である安愚楽牧場の破綻処理は、大きな転換期を迎えたとはいえ、これにより被害を被った被害者にとっては、民事再生手続を廃止する決定及び保全管理命令は、本格的な被害回復のための出発点にすぎません。

当弁護団は、裁判所及び保全管理人に対して、最大限に協力を行い、安愚楽牧場から散逸している財産を早期に回収するだけでなく、関連会社や役員の責任追及も視野に入れ、被害者に対するできるかぎりの多くの被害回復及び情報の公開がなされるよう、今後も努力していく所存です。

なお被害者の皆様の債権者としての地位は、当然に、破産手続に移行しますし、引き続き、弁護団としては、被害者の救済のために、邁進していく覚悟です。

ようやくといった感じが強いですが、破算手続が始まるので経営陣への責任追及の点からも事実が明らかになるだろうと思われます。

資金回収がどの程度進むのかは、元々が自転車操業であったこともあり、あまり期待できないように思いますが、まずは資金の使途を明らかにしないと、どうにもなりません。

農水省の責任も明らかになるかと期待するところです。

11月 8, 2011 at 03:29 午後 事件と裁判 |

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コメント

本当、ようやくといった感じです。
もっと早く破産手続きをして欲しかったです。

資金回収の為に今後、牛を大量に売却となると価値のない安愚楽の肉が市場に出回り和牛の値段も更に下落して、オーナーへの返還金もますます少なくなるでしょうね。

消費者庁と農水省の責任が明らかになることに期待しています。

投稿: powerpuff me | 2011/11/08 22:03:18

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