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2011.10.19

ようやく出てきた天然放射線の話

朝日新聞より「新潟知事が汚染マップ批判 「天然放射線を配慮せず」

東京電力福島第一原発事故を受け、文部科学省が航空機で各地の放射性セシウムの蓄積量を測り、公表した汚染マップについて、新潟県の泉田裕彦知事は19日の記者会見で

「天然の放射線を配慮していない。いい加減な数値である可能性がある」
と激しく批判した。

マップの値は、新潟県内に幅広く分布する花崗岩(かこうがん)から出る放射線の影響を踏まえていない、と同県は主張している。

文科省が12日に公表した汚染マップによると、新潟県では福島県境や北部で比較的、高い蓄積の地域が見られ、一部で1平方メートルあたりの蓄積量が3万~6万ベクレルに上った。

新潟県は花崗岩分布とマップの「汚染地域」がほぼ一致しているとして、発表直後から

「すべてが原発事故による影響ではない」
としてきた。

最近になって、TVでも石造りの橋の放射線量を測ったり、という報道が流れ来ましたが、ようやくこの話が出てきたな、と思うところです。

しかし、放射線量を心配する方の多くはどうも「放射線の数値があること自体が問題」と考えているようで、事故以前にはどの地区の放射線量(バックグラウンド)がどれくらいか、なんて知らなかったでしょうから「ゼロだと思っている」」なのでしょうね。

結果として、心配は収まらないわけです。
今日も、発言小町に「原発から100キロ地点に転勤、付いて行きますか?」という相談が出ていました。

TVの「石造りの橋」「温泉」「トンネルの中」といったところのバックグランウド放射線量を示した、番組でコメントする人は「だから注意して」のごとき、どっちつかずの発言をしていましたが、これではますます不安感を煽るだけでしょう。

放射線量は、0ではあり得ないのだから、これをはっきりさせることが肝心でしょうね。
仕組みを無視して、危険だ・安全だと言い合うのは、無駄な論争だと思います。

10月 19, 2011 at 05:37 午後 医療・生命・衛生 |

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コメント

放射線を調べたり判読している人たちに、最低限の地質学や岩石学の知識があることがいないのてしょう。
(原子)物理学オンリーじゃ放射能の解明が無理な好例。

投稿: 昭ちゃん | 2011/10/21 0:13:59

>放射線を調べたり判読している人たちに、最低限の地質学や岩石学の知識があることがいないのてしょう。
>(原子)物理学オンリーじゃ放射能の解明が無理な好例。


もちろんそういうことではありますが、わたしは
知識(判断力)が無い → 騒ぐ
という図式に見えないのです。

前提が、「政府の発表はウソだ」から入っているのでしょう。
だから、ホットスポットを見つけると「これが、原子力災害の証拠」と
言い張るところまではムリも無いと思う。

が、今回の世田谷の事件で、ラジウム瓶が放置されていたことについて
「政府の対応に怒り」
と述べています。

正直な話しが、何が「怒り」なのか分からないけど、
これが逆に「(政府が)解明して良かった」とは絶対に言わないだろうな、
とは感じますよ。

そもそも怒る先は、瓶を放置した人物とか、家の持ち主に向けるべき事でしょう。

こんな事なので、わたしは「ほら放射線」と騒いでいる人たちの中に、
組織的に反政府運動として、取り出して騒ぐ、という動きがあるのだろう、
と感じます。

そんな事を組織化するのが、日本国内にあるのか、外国からの指示によるものか?
といったことを妄想的に考えても仕方ないことですが、
少なくとも、知識不足だけで、あれほどの大騒ぎを引き起こすとは思えない。

先に大騒ぎにする、という糸がないとあれだけの正体不明の事柄から大騒ぎにする、
そしてそれを解明後にも引っ込めない人がいる、という状況の説明は出来ないな
と思うのです。

投稿: 酔うぞ | 2011/10/21 13:17:35

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