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2011.09.06

安愚楽牧場・民事再生で清算はあり得ないだろう。

「安愚楽牧場・被害者説明会(東京)」に書いた通り、全国安愚楽牧場被害弁護団(団長・紀藤正樹弁護士)主催の被害者説明会を手伝ってきました。

20枚ほどの資料を5000部用意したそうで、約3000部が配布されて、残りは持って帰るとのことで、そのために車で行きました。
現実にはどうやらトランクに入るぐらいの量でありました。

もう一つは、ビデオ撮影の依頼があって、この編集を今やっています。

編集といっても、記録ですから主に音声ボリュームの調整程度なのですが、当然質問内容などを聞いていますが、かなりの割合で「安愚楽牧場が再生するのでは?」と判断をしている人が居ます。

しかし、説明会では中川事務局長が

安愚楽牧場が作った民事再生計画は、資産の売却つまり清算を前提にしているから、これによれば安愚楽牧場の再生はあり得ない
と説明しています。
これでは「なぜ、破算手続にしないのか?」となりますが、安愚楽牧場の言い分は「生きている牛を直ちに処分は出来ない」とのことで、これ自体はなかなか反論できません。

このために、安愚楽牧場の経営全体が止まったわけではなく、かつ借入金の返済もないのですから、牛は売却されていて、安愚楽牧場には収入があります。
にもかかわらず、牧場への支払が滞っているとか、えさ代をオーナーが負担する必要がある、といった情報が出てきていますが、全体像がよく分からないままで、なんでこんな話しばかりが飛び出してきているのでしょうか?

なんか、情報操作のために、民事再生を進めている、といった印象があります。
経営が破たんしている上に、内容がここまで不透明というか、むずかしい状況でありながら、民事再生ですすめることが出来るものなのか?
破たん企業をどうするのかは、社会の問題であり、そのためには透明性の確保が最重要であるのに、巨額の使途不明金を作った経営陣が、民事再生を選択肢、なおかつ現実は清算を目指すというのでは、破たん企業の処理方法として、非常に悪い選択だろうと強く思います。

9月 6, 2011 at 08:28 午前 事件と裁判 |

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