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2011.07.03

代返対策って・・・・・・

読売新聞より「学生の「代返」もうできません…防止装置発売へ

授業に出席した学生が、欠席した友人たちの出席を装う「代返」を防ぐ装置がこの夏に発売される。
川崎市中原区の情報処理サービス業「アルファメディア」が、IT(情報技術)大手の富士通の特許を活用し、業界で初めて開発した。

アルファメディアは2006年、集積回路(IC)入りの学生証をスキャナーに読み込ませ、出席を自動的に管理するシステム「かいけつ出席」を製品化。
全国6大学に約200台を納めているが、友人らの学生証さえ持ち込めば偽装出席が可能だった。

改良を求められていた昨年9月、市内の大企業と中小企業の技術力をつなぐ市の「知的財産交流会」に参加。
同区に本店を置く富士通から、学生証の多重読み込みを防ぐ特許技術を紹介され、これを「かいけつ出席」に応用した試作機を5月末に完成させた。

新たな装置は、学生証と、個々の机に張り付けられた「タグ」の両方をスキャナーに読み込ませる仕組み。

代返依頼者の学生証と、空いている机のタグを読み込ませれば“出席”となるが、その後に別の学生が着席して同様の操作を行えば、前の“出席”記録が取り消されるという。

それでも、空席のままだと偽装出席は可能だが、アルファメディアの小湊宏之社長は「授業中に自分と別の席で操作すると目立つため、代返の抑止効果はある」と強調。

「代返を100%防ぐ生体認証機能を導入するより安く済む」とPRする。
1台12万円の予定で、3年間で1000台の販売を目指す。

(2011年7月3日07時40分 読売新聞)

この記事を読んだときに瞬間的に「ダメじゃん」と思った。

代返依頼者の学生証と、空いている机のタグを読み込ませれば“出席”となるが、
その後に別の学生が着席して同様の操作を行えば、前の“出席”記録が取り消されるという。

これじゃ、学生証の管理が、常に「善意(?)」で行われていることが前提でしょう。
依頼者が、学生所を渡すという善意ね。

じゃあ、盗用はどうするのだ?
もちろん、学生証を持っていないが学籍が出席して「学生証がありません」と申告すれば、それなりに対応するのだろうけど、それがさらに取消が出来るとかならないのか?

つまりは、単にややこしくした以上の意味はないだろう。

セキュリティの基本は、長い暗号にして簡単に言えばやりにくくすることにポイントがあるのだが、絶対でないことは自明のことで、やりにくくすることのコストパフォーマンスで決めるしかない。

そもそも、学生証があることが出席の証拠というのがあまりに情けないと思うのだ。
私の知っている授業では、当日の24時まで携帯メールでレポート提出を義務づけている授業があります。
レポートが出ないと、欠席となります。授業の成果を見るということなら、この方式の方がよほどまともでしょう。

とは言ってもこの装置を作っているが「アルファメディア」というのだから、納得してしまうところもある(藁)

7月 3, 2011 at 10:59 午前 日記・コラム・つぶやき |

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