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2011.03.13

地震が多すぎる

毎日新聞より「東日本大震災:マグニチュード9.0に修正 世界最大級

2011年3月13日 13時46分 更新:3月13日 14時6分

気象庁は13日、東日本大震災のマグニチュード(M)が世界観測史上最大級の9.0だったと明らかにした。

これまでのM8.8から修正した。被災地では発生から3日目を迎え、甚大な被害は深刻さを増している。
死者・行方不明者は2000人を超えた。福島第1原発の半径20キロ圏内から、この日新たに18万人が避難へ。宮城県登米市で朝、震度5弱を観測するなど余震も続いた。

各警察本部がまとめた死者は801人、行方不明者は678人。

警察庁や宮城県警によると、宮城県内でほかに400~500人の遺体があるほか、同県東松島市で新たに200人以上の遺体を発見。岩手県によると、陸前高田市でもがれきの下から多数の遺体が見つかった。

宮城県によると、12日夜の段階で、女川原発の施設のほか、石巻市と女川町の小学校や病院、旅館などで約4400人が孤立している。

福島県は13日、浪江町で新たに918人と連絡が取れなくなり、計1167人と連絡が取れないと発表。

岩手県は大槌町の町長や職員と連絡が取れていない。町役場が大津波に押し流され、町長らは建物内にいたとみられている。総務省消防庁によると、同県大船渡市の特別養護老人ホームで30人が津波に流された。

住民約1万人と連絡が取れない宮城県南三陸町や、住民約2万3000人中5900人の避難を確認した陸前高田市では、引き続き安否確認を進めている。警察庁によると、同市では市街地の約5000世帯が水没しているという。

警察庁などによると、震災の建物崩壊や津波などによる避難は、宮城、岩手など6県で35万人以上となった。

気象庁は、東北の太平洋沿岸に出していた津波警報を注意報に切り替え、津波警報の出ている地域はなくなった。

政府は、激甚災害指定を行う政令を12日に閣議決定したと発表。自衛隊の災害派遣を10万人態勢とする。

マグニチュード9.0とは驚きました。
ウィキペディアには、次のように説明があります。「マグニチュード

マグニチュード 地震の大きさ エネルギー(J)換算 TNT換算 備考
-2.0 極微小地震 63 J 0.015 g 60J: 30W蛍光灯の2秒間点灯時の消費電力
-1.5 350 J 0.083 g -
-1.0 2 ×103(k) J 0.48 g -
-0.5 11 ×103(k) J 2.6 g -
0 63 ×103(k) J 15 g M0.2: 三宅島の火山性地震のうち、震度1の揺れを観測したもっとも小さな地震
0.5 350 ×103(k) J 84 g -
1.0 微小地震 2 ×106(M) J 480 g -
1.5 11 ×106(M) J 2.6 kg M1.5: 2007年ペルーの隕石落下時に発生した地震(en:ニュース)
2.0 63 ×106(M) J 15 kg -
2.5 350 ×106(M) J 84 kg -
3.0 小地震 2 ×109(G) J 480 kg -
3.5 11 ×109(G) J 2.6 t -
4.0 63 ×109(G) J 15 t 小型核爆弾が放出するエネルギー
M4.0: 北朝鮮の核実験 (2006年)で観測された地震(CTBTO)
4.5 350 ×109(G) J 84 t -
5.0 中地震 2 ×1012(T) J 480 t M5.0: ツングースカ隕石の衝突 (1908年)時に発生した地震(推定)[7]
M5.2: 長岡地震 (1961年)
5.5 11 ×1012(T) J 2,600 t M5.5: バリンジャー・クレーターが形成された時に発生した地震(推定)
55~63TJ: 広島の原爆が放出したエネルギー
6.0 63 ×1012(T) J 15,000 t 一般におおよそこれより規模の大きな地震では津波を発生させることがある。
M6.1: 長野地震 (1941年)
6.5 350 ×1012(T) J 84,000 t Mj6.5: 宮城県北部地震 (2003年)
M6.8: 新潟県中越地震(2004年),新潟県中越沖地震(2006年)
M6.8: アポフィスが2029年に地球に万が一衝突した場合に発生する地震(推定)[8]
7.0 大地震 2 ×1015(P) J 48万 t Mj7.0: 福岡県西方沖地震 (2005年)
M7.0: 史上最強の核兵器(ツァーリ・ボンバ)実験による人工地震
Mj7.3: 兵庫県南部地震 (1995年)
7.5 11 ×1015(P) J 260万 t M7.5: 新潟地震 (1964年)
M7.9: 関東大震災 (1923年)
Mw7.9: 四川大地震 (2008年)
8.0 巨大地震 63 ×1015(P) J 1,500万 t Mj8.0: 濃尾地震 (1891年)
210PJ: 過去最大の核兵器が放出したエネルギー
8.5 350 ×1015(P) J 8,400万 t Mt8.5: 明治三陸地震 (1896年)
Mw8.3~8.6: 貞観三陸地震
Mw8.8: チリ地震 (2010年)
9.0 超巨大地震 2 ×1018(E) J 4億8,000万 t Mw9.0: カムチャツカ地震 (1952年)
Mj9.0 (Mw8.9): 東北地方太平洋沖地震 (2011年)
Mw9.2: アラスカ地震(1964年)
Mw9.1~9.3: スマトラ島沖地震 (2004年)
9.5 11 ×1018(E) J 26億 t Mw9.5: チリ地震 (1960年)
これ以上の規模の地震は実測でも地質調査でも発見されていない。
10.0 63 ×1018(E) J 150億 t (M10.0): 地球上で起こりうる最大の地震[9]
10.5 320 ×1018(E) J 840億 t -
11.0 2 ×1021(Z) J 4,800億 t M11以上:恐竜絶滅の原因と見られる小惑星が地球に衝突した時に発生した地震(推定)[10]
11.5 11 ×1021(Z) J 2兆6,000億 t 15ZJ: 地球が太陽から受ける総エネルギー1日分
12.0 63 ×1021(Z) J 15兆 t (M12): 地球を丸一周する長さの逆・正断層が動く(地殻が完全に断裂する)とこの大きさになる。[要出典]
注: 隕石や原爆のエネルギーについては、「放出した全エネルギー」と「それにより発生した地震のエネルギー」の大きさが異なる点に注意。

こんな事だそうで、要するにスマトラ島沖地震より一段低い程度のエネルギーであった。
そのスマトラ島沖地震については以下のように記録されています。

スマトラ島沖地震(スマトラとうおきじしん、スマトラ沖地震)は、2004年12月26日、インドネシア西部時間午前7時58分50秒(日本時間午前9時58分、UTC午前0時58分)にインドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生したマグニチュード 9.3 の地震である。

インドネシアのアチェ特別州を除けば、被害はほとんどが津波によるものである。被災地の多くが地震や津波に遭ったことのない地域であったため、津波に関する警報や注意があまりなされず、人的被害を拡大させた。

USGS(アメリカ地質調査所)によれば、死者・行方不明者は合計で227,898人。

ここまで大規模になると、なんかスケール感が無くなってしまいますが、阪神淡路地震では死者が6,434名となっています。
今回の東日本大震災では、死者は少なくなるとは思いますが、1000年に一度の地震と言われても、ウィキペディアの表から分かるとおり

Mj8.0濃尾地震1891年
Mt8.5明治三陸地震1896年
M7.9関東大震災1923年
M6.1長野地震1941年
Mw9.0カムチャツカ地震1952年
Mw9.5チリ地震1960年
M5.2長岡地震1961年
M7.5新潟地震1964年
Mw9.2アラスカ地震1964年
Mj7.3兵庫県南部地震1995年
Mj6.5宮城県北部地震2003年
M6.8新潟県中越地震2004年
Mw9.1~9.3スマトラ島沖地震2004年
Mj7.0福岡県西方沖地震2005年
M6.8新潟県中越沖地震2006年
Mw7.9四川大地震2008年
Mw8.8チリ地震2010年
Mj9.0(Mw8.9)東北地方太平洋沖地震2011年

こんな事になっていまして、団塊の世代にとっては1950年以降だけでも世界でこれほどの地震があったのだ、と記憶がありますから、地震の多い世代だな、と感じます。

3月 13, 2011 at 03:00 午後 天災 |

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コメント

私が今回の地震で思いだしましたのは、1993年の「北海道南西沖地震」でした。WikipediaのURL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E5%8D%97%E8%A5%BF%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87
あの時、「津波なのに、なぜ火災?」と、思ったのですが、今回の気仙沼の惨事を見て、不謹慎ながら納得しました。

投稿: mimon | 2011/03/14 1:07:15

M9以上の地震、日本だけ見れば、前回は1000年前かもしれませんが、
環太平洋地域でみれば、1952年以降5回も起きているんですね。
プレート理論では、事象は地球規模ですから、
「想定外」では困ります。


投稿: tambo | 2011/03/14 13:46:55

>プレート理論では、事象は地球規模ですから、
>「想定外」では困ります。

「想定」が無ければ何もできません、当然「想定外」がおこります。10
年に一度、100年に一度などどの想定にするかで規模が決まりますがプ
レートが許容する最大規模を想定するのは何もしない(できない)と同じです。

投稿: tune | 2011/03/14 19:11:40

追記 連投、申し訳ありません
 岩手県田老町の巨大防波堤も今回の津波被害を防ぐ事ができなかっ
たのが私の中での「想定外」ですが、津波被害の解説をされていた大
学の先生の「あの防波堤が無ければただの砂浜になっていた」と言っ
ていたのが印象的です。
 大船渡中心部での惨状を目にすると湾の入口にある巨大防波堤も
最初は役立たずだったのかとのイメージがありますが、少しでも被害
の軽減に役に立っていたのならまったくの無駄ではなかったと思います。
 以前、三陸沿岸に住んでいたことがありますので(国内津波遡上高
最高地点の近く)見知った場所の状況がダイレクトに伝わってきます。

投稿: tune | 2011/03/14 20:34:26

>「想定外」では困ります。

「想定外」とは、「そんなことが起こるとは思ってもいなかった」ではなくて、「そんなことも起こるかもしれないが、非常にまれなので対策をしない」という判断なのです。

小惑星の衝突もいずれまた、ありうるわけで。

投稿: zorori | 2011/03/14 22:24:32

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