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2011.03.09

四万十町の選挙で

高知新聞より「当選議員が棄権者叱責 1月の四万十町議選

2011年03月09日08時33分

1月30日に投開票が行われた高岡郡四万十町の町議会議員選挙で、当選した議員(68)の後援会長を務める男性(74)が、投票所の「投票立会人」となっていた上、同日夜に議員の自宅で開かれた祝賀の酒席に出席し、議員に特定の有権者名を挙げ

「投票所で顔を見なかった」と伝えていた
ことが3月8日までに高知新聞社の調べで分かった。

議員は翌日、その有権者宅で、投票に来なかったことを叱責(しっせき)していた。

2人の行動は「投票の秘密は、これを侵してはならない」などと定めた憲法第15条に反し、自由な選挙を妨害する行為として批判を浴びそうだ。

四万十町選挙管理委員会が発表している情報が見つからず、よく分からないのですが、有権者は16,782人で、町議会議員の定数が20人らしいです。

これでは、投票率を60%と仮定すると、投票総数が1万票しかない。
それを20人で機械的に割ると、一人の議員あたり500票だとなります。

これでは、誰が投票に来たのかは丸わかりで、それが後援者だったら「なぜ来なかった」とかなるでしょうなあ~。

まあ、この議員が有権者宅に「投票に来なかった」と叱責した、というのが痛すぎます。

四万十町の全人口は、19,625人となっています。
人口2万人で、議員が20人というのは、議会制民主主義としては限界ではないだろうか?
議員数を減らすのか、合併で自治体としての人口を増やすのか、という観点から考えるべき問題だと思う。
単に「法律違反だ」とか言い出すと、地域として住みにくくなる方向に向かうような気がする。

3月 9, 2011 at 12:08 午後 国内の政治・行政・司法 |

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コメント

地方自治体の議員数を考えると、国会議員の定数なんてむしろ少なすぎ!ってことになっちゃいますよね...

ちきりんさんのエントリ↓の話みたいに、
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110219
リアルに就活ならぬ選活を考えてもいいような気も。こんな濃密な人間関係を覚悟しなきゃいけませんが。

投稿: tree | 2011/03/09 13:52:45

tree さん

わたしは、地方政治(選挙)に長年関わっていますが、就活ならぬ選活というのは、地方公務員になるよりも議員なる方がたぶん簡単、などとも言われています。

そして地方公務員と地方議員では、やることにあまり差はない。

大きく違うのは、議員は臨時雇いである事でしょう。

ところが、教員などでは臨時雇用が増えていて、これはどうしたものか?といったところです。

わたしは、自治体の最小人口を10万人とするべきだろうと思うのです。

その一方で、最大も100万人程度。
100万を超える自治体では、その傘下に町村・区議会を持つ、というのが正しいあり方ではないのか?と思います。

投稿: 酔うぞ | 2011/03/09 14:19:51

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