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2011.03.02

ニュージーランド地震・隣のビル解体作業で壁に穴を開けた?

TBS NEWS より「CTV会長が証言、地震の前日「壁に穴」」

ニュージーランドの地震から1週間、これまでに155人の死亡が確認されました。

一方、連絡が取れない日本人28人の安否は依然として分かっていません。

地震発生の午後0時51分。クライストチャーチでは2分間の黙祷が捧げられました。日本人28人の安否は依然として分かっていません。

CTVビルでは現在も救助活動が続けられていますが、ニュージーランド当局の要請で、夜間の活動は中止。日本の緊急援助隊は規模を60人から30人に縮小するといいます。

「我々が(日本から)来たのは、生存者を見つけ出して助け出すのが目的。それにいたっていないのが非常に残念です」(国際緊急援助隊・吉井幸夫団長)

依然、多くの人が閉じ込められているとみられるCTVビル。
1日、ビルにオフィスを構える地元テレビ局、CTVのニック・スミス会長が、JNNの取材に応じました。

「CTVも関係者15人が崩落に巻き込まれ、連絡がとれていない」(CTV)

「CTVビルは頑丈そのものに見えましたよ。コンクリートでできていて、問題があるなんて夢にも思いませんよ。築25年だか35年だか分かりませんが、一切問題はありませんでした」(ニック・スミス会長)

地震の前日、隣のビルの解体工事の際、CTVビルの壁に穴を開けていたと会長は証言します。

「工事の騒音で仕事にならないので『どうしたんだ?』と解体業者に聞くと、
『(CTVビルの)壁に強化材を入れる作業をしている』と言われました。
『特に問題ない』と言われたのでそのまま仕事に戻りました」(ニック・スミス会長)

 解体業者に掛け合っても、大丈夫だと言われたといいます。経緯を聞くために解体業者に電話してみると・・・

「申し訳ありませんが、質問には答えられません」(隣のビルを解体していた業者)

CTVビルの持ち主は、ビルの耐震性について、過去の調査で「構造に問題がある」との報告受けていないと話しています。

そして1日、CTVビルから救出された富山外国語専門学校の黒田奈瑠美さん(19)が、帰国しました。空港では帽子を深くかぶり、コメントを発表しただけでした。

地震発生から1週間。状況は厳しさを増しています。現地の警察は、不明者の家族に対し「最後まで遺体が発見できないケースもありうる」と伝えたいとしています。

「(不明者家族は)生存を信じたい気持ちと、死亡を受け入れなければという2つの気持ちのせめぎ合いだという状況」(不明者家族のケアを行う日本赤十字社)

(01日23:17)

ビルの潰れ方が、まるで爆破解体の様子そのものなんですよね。

ビルなどの爆破解体のコツは、単にぶっ倒れるのではダメで、目的の方向に倒すのだそうで、その中には真下に倒す(潰す)のがあります。

そのために、柱にあらかじめ切り込みを入れたり、成形爆薬で柱を切断したりしています。

この「隣のビルの解体工事で、壁に穴を開けていた」というのが事実であれば、とんでもない話で柱にワイヤーなどを掛けて引っぱっていたりすると、結果として柱の強度を致命的に落としてしまった可能性もあるでしょう。

ニュージーランドは地震大国であり、隣のビルが取り壊しになるほどの被害を前の地震で受けているのに、あまり明確な記録が出てこないのは、問題かもしれません。

とは言っても、阪神淡路大震災があるまでは、「神戸は地震がない。東京から移住した方がよい」といった声もあったくらいで、結果的に屋根の重い木造住宅が被害を拡大した、と言われています。
後知恵で、批判するのは、簡単なのですがね。

3月 2, 2011 at 11:46 午前 事故と社会 |

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