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2011.01.20

ゴルフカートで故意に人をひいた事件

読売新聞より「遼クン取材のカート暴走、カメラマンに有罪判決

高知県芸西村のゴルフ場で2009年11月、石川遼選手らを取材していたTBS(東京)の下請け制作会社スタッフの乗ったカートが暴走した事故で、自動車運転過失傷害罪に問われた東京都練馬区、フリーカメラマン田中雅人被告(48)の判決が20日、高知地裁であった。

平出(ひらいで)喜一裁判官は

「よい映像を撮りたいという自身の都合から、大勢のギャラリーがいて危険なのに無理にカートを発進させるなど、過失は非常に重大
として禁錮2年、執行猶予4年(求刑・禁錮2年)の有罪判決を言い渡した。

判決によると、田中被告は09年11月29日、石川選手が出場し混雑していた「Kochi黒潮カントリークラブ」2番ホール付近でカートを運転した際、ギャラリーと十分な間隔を取るなどの注意を怠り、女性3人をはねて重軽傷を負わせた。

(2011年1月20日18時57分 読売新聞)

この事件は、ビデオがネットに公開されて大々的に知られたのですが、実はごく最初のビデオとその後に長くながれたビデオは若干違っていました。

元のビデオは、おそらくテレビで中継されていた映像だと思うのですが、事件後も長らくながれたバージョンでは観客がカートになぎ倒されたところから、下敷きになった女性を引き出そうとしているところだったと思います。

しかし、わたしが見た最初のバージョンでは、確か舗装してある歩道の向こう側から、歩道(通路)をカートが横切って、歩道からコースの間に大勢いる群衆をカートで押しのける様子がはっきりと写っていました。

つまりこれが判決で「大勢のギャラリーがいて危険なのに無理にカートを発進させるなど、過失は非常に重大」と指摘された点でしょう。

わたしには、自動車運転過失傷害罪ではなくて、危険運転致傷罪を適用するべきか、あるいは傷害罪を適用するべき事件であったと思います。
もちろん、番組制作会社やテレビ局も幇助罪で、刑事罰を科すべき事件だと考えています。

人がいるところに、故意にカートを突っ込んで「人の方が避けるべきだ」と考えた時点で、処罰するべきだろうと強く思うのです。

1月 20, 2011 at 07:20 午後 事件と裁判 |

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