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2011.01.14

都立高校はこっちに行ってはダメだよ

東京新聞より「都立で文武両道は無理? 進学高、部活制限広がる

2011年1月14日 07時04分

東京都立高で文武両道はもはや夢?

東大など難関大学を目指す都立進学校で生徒の部活動を制限させる動きが広がっている。各校は、部活動の時間を補習に充てるなどの「改善計画」を13日の都教委に提出。

中にはサッカーの全国大会に出場した「都立の星」も含まれ、文武両道の実現には、よほどの努力が必要となりそうだ。

都教委は都立の全百九十一校のうち、生徒の多くが東大など難関国公立大を目指す七校を「進学指導重点校」とし、そのほかの国立大や早、慶、上智など有名私立大を狙う五校を「進学指導特別推進校」と定めている。

しかし、都立最高峰の日比谷を除く、各校では近年、目標大学への合格者数が伸び悩み、減少する学校も出ている。都教委は各校の進学指導を見直し、生徒の学力データ分析の徹底や部活動、学校行事の活動時間のルール化などを求めた。

部活動については、大半の学校が時間を制限する具体策を明示。昨年十二月に全国高校サッカー選手権に出場した駒場も三年ほど前から練習は午後六時までだ。

同校の初見豊校長は「時間を制限することで練習も効率的になり自宅での学習時間も確保できた」という。

その一方で、都教委は広尾、雪谷など三十校を部活動推進指定校とし、外部指導員や備品の充実などで部活動を支援。

二〇一三年の東京国体に向け、スポーツ強化校としての支援も行うなど、学校ごとに個性化を図る多極化を進めている。

十三日の都教委では改善計画を評価する声が相次いだ。

竹花豊委員は

「部活動も大事だが、勉強は個人の力。高校生の時に集中力と能力の限界に挑戦してほしい」
と賛意を表明。

木村孟委員長も

「学習で専門性を養い、国際的な人間を育てるのは公教育の義務。企業が体育会系の人材を志向するから、子供が部活動に力を入れる。企業の責任は重い」
と、部活動の行き過ぎに注文を付けた。

これに対し、教育評論家で法政大教授の尾木直樹氏は

「学習時間を増やせば合格者が増えると思っているなら、あまりにナンセンス。大事なのは、将来どういう人生を送りたいか子供に考えさせ、意欲をかき立てること。そうすれば、部活動をしてようが、一生懸命勉強する。
そもそも部活の時間を削ってまで勉強しないと合格しない人間なら大学側もいらないのでは
と手厳しく指摘している。

(東京新聞)

いやはやひどい話だと思う。

そもそも、都教委の中で

竹花豊委員は

「部活動も大事だが、勉強は個人の力。高校生の時に集中力と能力の限界に挑戦してほしい」
と賛意を表明。

木村孟委員長も

「学習で専門性を養い、国際的な人間を育てるのは公教育の義務。企業が体育会系の人材を志向するから、子供が部活動に力を入れる。企業の責任は重い」
と、部活動の行き過ぎに注文を付けた。

こんなことしか言えないというのは、「現場に行ったことがありません」と宣言しているようなものだ。
なんで部活と受験成績がトレードオフに出来るのか?
都立高校の進学成績をコントロールしたい、というだけの話であって、教育そのものの話でないのは明らかだ。

多くの学校に行っていますが、高校で進学成績だけを競うのであれば、高校を廃止して大学の受験資格(高校卒業)を外して、大学入試を1本にして、予備校で受験対策をした方が良い。
間違えなく、使い物にならない人間を育てることになるだろうが。

今では、大学進学率が高くなったので社会は大学卒業を評価しなくなってきている、今回の都教委の決定は、昔の高校全入運動など、自らの範囲(都立高校の運営)だけを考えているとしか言いようが無く、その意味では尾木直樹氏の意見の方がよほどまともだと言える。

「企業が体育会系の人材を志向するから、子供が部活動に力を入れる。企業の責任は重い」

社会を敵に回しても、大学進学率という数字が欲しいとは、あさましいにもほどがある。

1月 14, 2011 at 09:39 午前 教育問題各種 |

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