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2011.01.10

阿久根市・市議補選・無投票当選ではあるが

朝日新聞より「除名の2市議が無投票当選 阿久根の補選

2011年1月10日0時5分

阿久根市長選と同時に9日告示された市議補選(被選挙数2)には2人しか立候補を届け出ず、無投票当選が決まった。昨年の9月市議会で議場に立てこもるなど議事進行を妨害したとして除名処分を受け失職した前市議2人の欠員を埋める補選だったが、この2人が再び当選した。

2人は物産館経営の山田勝氏(65)と建設会社役員の牟田学氏(52)で、共に竹原信一前市長を支持してきた。

9月議会では別の竹原氏派市議2人と共に議場を封鎖。
竹原氏と対立する議長を羽交い締めにしたり突き飛ばしたりして議長席を占拠したため、昨年10月に除名処分を受けた。

同市議会(定数16)は反竹原氏派が多数を占めるため、山田氏と牟田氏は失職後、他の2市議らと共に議会解散の直接請求運動を進めた。解散の賛否を問う住民投票は2月20日に決定。

有効票の過半数が賛成なら議会は解散され、2人は再び失職する可能性もある。

山田氏は「今回の出馬は竹原氏の市長選応援のためだ。選挙運動が一日で終わったのは残念だ」と話した。

読売新聞より「出直し阿久根市長選、新人・前市長の一騎打ちに

解職請求(リコール)による住民投票で前市長が失職したことに伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選が9日告示された。

リコール運動を進めた市民団体の元監事で養鶏業の新人・西平良将氏(37)(無所属)と、3選を目指す前市長・竹原信一氏(51)(無所属)が立候補した。

議会を開かず専決処分を繰り返し、議会などと対立してきた「竹原流改革」の是非が争点。投開票は16日。

竹原氏は、議会から2度にわたり不信任案を可決され失職したが、09年5月の出直し市長選で再選。議会を招集せず、職員ボーナスの半減や議員報酬の日当制導入を専決処分するなどした。

昨年10月には、西平氏が所属する市民団体が、有権者の過半数に達する約1万人の署名を集めて解職請求し、12月の住民投票で僅差でリコールが成立した。
(2011年1月9日21時01分 読売新聞)

阿久根市の政治情勢は複雑怪奇とも言える状況で、市議補選の結果を報道されてもややしばらく考えてしまいました。
事実関係は、次の通りです。

2010年09月15日市長の解職を請求する署名簿が市選管に出される
2010年09月29日二市議が議場に立てこもり
2010年10月13日市長解職の住民投票が12月5日に決定
2010年10月18日市議会が、二市議を除名処分
2010年11月29日市議会のリコールを求める署名簿が市選管に出される
2010年12月05日市長リコールの住民投票。市長は即時解職。
2011年01月07日市議会リコールの本請求。
2011年01月16日市長選、市議補選の予定。
2011年02月20日市議会解散を求める住民投票の予定。

今回の二市議の無投票当選は、1月16日の市長選に併せて行われる、市議会議員補欠選挙の立候補者が失職した二前市議だけだったから、無投票当選になったわけです。

しかし、市議会のリコール投票が2月20日にあるので、2月20日で市議会が解散した場合、今回当選した議員は一ヶ月強の議員だとなります。

今後の動向は、1月16日の市長選挙で前市長が当選するのか、新人が当選するのかによって大きく左右されるでしょう。
前市長 vs 新人市長候補の対立は、そのまま市議会の対立になっているために、両方の選挙の結果は絶対数はとにかくとして、勢力分布が前市長と新市長(市長交代になった場合)の間で4段階の想定ができます。

阿久根市にとっては、とりあえず政治的な安定が必要であるように見えますが、市長と市議会の対立が激化する可能性も少なく無いように思えます。

1月 10, 2011 at 11:08 午前 国内の政治・行政・司法 |

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