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2010.04.24

ホームオブハート裁判・「4月23日の記者会見」・その2

やや日刊カルト新聞より「TOSHI&ホームオブハート被害者、共同記者会見レポート

非常に詳細な、文章レポートがアップされました。
あまり知られていないこともToshiが述べています。ぜひ、じっくりご覧ください。

4月23日、TOSHIが東京都千代田区のさくら共同法律事務所でホームオブハート(HOH)被害者との共同記者会見を開いた。TOSHIは会見の冒頭、前日夜に発表されたmixiのメッセージを改めて読み上げた。

会見に同席した紀藤正樹弁護士からは、1月末にTOSHIがHOH被害者の山本ゆかりさんらと会ったことが明かされた。

紀藤弁護士は被害者が加害者になっていくプロセスを解説、今回 TOSHIが脱会したことについてTOSHI本人が正直に真摯に誠実に対応したことで被害者も心がほぐれ、思いが共有できるとの感想を持ったことが伝えらた。

今回の共同記者会見については、TOSHI本人からHOH側がTOSHIのオフィシャルサイトを騙っている現状を憂い、新たな被害者を出さないという決意から早期に開かれることになったと経緯が語られた。

HOH被害者の山本ゆかりさんは今までの被害と辛かったこと、そしてHOHの中で目撃した問題や児童虐待の告発の経緯を語った。

今年1月まで原告と被告として対立関係にあったTOSHIについては、訴訟の辛さもあったがトシの言葉で出される私たちを非難する声明に心が痛んだと述べ、具体的な事例として背任やストーカーと非難されたことを挙げた。

しかし今年1月に勇気を持って記者会見の席に於いて、記者の前でHOHとの決別を発表したTOSHIを今回の会見の提案と合わせて嬉しく思ったと高く評価した。

山本さんは7人の被害者が細々と苦しみながら7年やってきたことを挙げ、これからHOHに立ち向かっていくTOSHIについて助け合いながらやっていくことを表明。

TOSHIの、更にこれからの被害者が出ることを防止したいという決意、自分の被害も取り戻すという決意を「嬉しかった。過去の経緯は色々あるが共感できる。」と感想を述べた。

そして

「被害者が生の被害をメディアの前に公にしないと後の被害は止まらないということを感じた。今回TOSHIさんがそれをやってくださるということを重く考えています」
と訴訟を起こした時のこと思い出し涙ながらに語った。

会見では、具体的な事例を示しながらHOHの倉渕透(MASAYA)と守屋香の非道さも明らかにされた。TOSHIのお金が目当てでセミナーを作り、お金がなくなるとドサ回りの営業に出して資金源にしていた内情も明かされた。

TOSHIはHOHに入った切っ掛けとしてX JAPANの海外進出にあたって感じた壁や自信喪失、ソロ活動のマネジメントでのトラブルに遭遇していた時期にスッと入ってきたと述べた。

紀藤弁護士からは、マインドコントロールとはトラブルがあろうが無かろうがトラブルがあるかのように意図的に記憶を増幅・植え付ける作業から始めるもの、記憶が歪められていることや造られていることが起こりえる。取扱いに注意するようにとの注意があった。

そして倉渕透(MASAYA)のマインドコントロールのテクニックの実例を細かく解説、言語を変えることによって人をコントロールし精神操作していく手口も明らかにされた。

TOSHIは被害者への謝罪について、

「紀藤先生を通じて山本さんと会い、自分がそういう精神的な状況にあったとはいえ非常に酷い言 葉、言葉の暴力を紀藤先生山本さんにまた被害者の方に被害者の方に投げつけてきました。
今読んでも恐ろしい内容なのですが、本当に申し訳なかったと言うことをお伝えしました。
その後被害者の方と繋いでいただいて電話で話させてもらったり、会わせてもらったりしています。
今後も表に立っていない方や事情があって訴えられない方、心の痛みまで抱えてしまっている方々にも随時話せる機会があれば今後も続けていきたい」
と述べた。
TOSHI自身の被害回復については弁護士団と話し合っているとのことだった。

今後についてTOSHIは

「一歩一歩スタート。和解を得て何か一緒に書籍という形で検討しながらまとめて真実を明らかにしていけたら、同じような事で悩まれている方や新たな被害者を出さないためにも」
と、自らの経験を踏まえ紀藤弁護士らと書籍を出版する計画を明かした。

TOSHIは、倉渕透(MASAYA)と守屋香の不倫関係についての質問にも返答。

「信じてきたので裏切られて辛い気持。自分のこともそうだが周りの方のことを含め被害者の方のことを含め怒りがある」
と述べた。

関係を断ち切られたとしていた家族との関係修復については、時折声を詰まらせながら『心の再会』として、

「母親とは何度か訪ねています。
父は亡くなり兄弟とは海外にいて連絡が取れていないが近日中には、家族に対しても詫びたいという思いはあります。
中々海外に行くなど忙しくしているものですから、久々に田舎に帰った時に、寒くて雪が散らついていて懐かしい風景の中、ずっと外で待って迎えてくれた姿は・・・・・、ありがたいことだなと。
残念なことに父は(他界していて)もうそこにいなかったので、いろんな後悔の念もありますけれども、友も家族もやはりかけがえのないものというのはあるものなんだということを今回強く本当の意味で知りましたし、自分事ですが歌を、今回もずっと脱するところからの心の葛藤やそういうところを全部素直に歌にしてきました。
今回もその母との再会もそれも曲に綴りまして、やはり自分は歌手ですのでそういう思いを歌に託して綴っていてそれもひとつの自分のメモリーとして残していきたいと思っています」
と述べた。

生活についての質問については、

「メンバーのヨシキですとか本当に助けてくれる人たちに支援してもらいながら今はなんとか乗り切っている状況にあります。

そういう意味でも親もそうなんですが一番苦しい時に本当に支えてくれるという意味では、そのありがたみというか、初めて痛感しているところです。

いろんなものをたくさん失ってそれはそれでたくさん問題があり、またいろんな怒りや憤りや、心を本当に自分も人を傷けましたし自分もいろんな意味で傷ついてきたんですが、でも何かそういう本当の意味でそういうものが無くても勿論あった方がいいんですが、なくても何かそういう時にだからこそ本当に大切なものというのが、今まで口先だけで綺麗事を言っていたのですが自分がそういうものをいろんな目に遭ったり実際そういう立場に立ってみて初めて解かることというのが本当にあるんだなと。
そして本当にかけがえのない大切なものってあるんだなということを今回ネガティヴな事がたくさんありましたけれども、自分でも起こしてきてしまいましたけれども、それを感じられたということは一番代償に頂いたもの、そんな気持ちで今はいます。

心中いろいろありますけれども今までにない自分の前を向いた気持ち、明るい・色んなことを引きずりつつもある種スッキリな気持ち・さわやかな気持ち・清廉な気持ちを少しずつ感じながら日々暮らしています」

と前向きな気持ちを語った。

被害者と会った時のことやその思いについて、

「どんなに詰られても怒鳴られてもぶん殴られてもしょうがないようなそういう位置にいるんですけれど、紀藤先生始め皆さんがすごく心解かった上で理解してくださってというか手を差し伸べてくださったというか温かい受け入れをしてくださったのでその時にハッとして本当に申し訳なかったと、過去の裁判から目を敢えて背けていたのですが裁判記録などを読んで被害者の計り知れない心の傷や紀藤先生の心意気、真摯な姿勢をを垣間見て自分は何て事をしてしまったんだろう、同時に自分も被害者であるが大きなものを傷付けてきてしまってきたのだと皆さんと関わって感じてきた」
と真摯に語った。

今回の共同記者会見でTOSHIが真摯に自らの心境を語ったことは称賛に値する行為であると感じた。
カルトと呼ばれる団体から脱会した芸能人・有名人が、自ら他の被害者とともに会見し、今後の協力を表明したことは、過去例にない画期的なことである。

4月 24, 2010 at 11:20 午前 裁判傍聴 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.23

ホームオブハート裁判・「4月23日の記者会見」

昨日の深夜に「ホームオブハート裁判・Toshiの日記から」を書きました。

今日(2010年4月23日)の12時から、記者会見が開かれました。
その内容について、多くの報道がありますが、記者会見の肉声ということでは、テレビが一番ですが、わたしが見たところお勧めなのは

http://www.youtube.com/watch?v=olbaq9Ajfsw

http://www.youtube.com/watch?v=sF9oVgQ4XB4

ですね。
どこがお勧めかというと、私が知っている今までの流れを解説しているからです。

「ホームオブハート裁判・Toshiの日記から」では、後半で「普通の人には騙されたこと自体が信じがたい」といった趣旨のことを書きました。
この部分を書いた時に、「記者会見でこのようなことにまで言及するかな?」と不安があったのですが、紀藤弁護士は「記憶を操作しますから」とまで言っていますね。

やはり、大変な事件であるし、今後も起こり得る事です。
社会としては、このような事があるのだという知識を身につけることこそが、安全のために必要だと思います。

4月 23, 2010 at 11:06 午後 裁判傍聴 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ホームオブハート裁判・Toshiの日記から

mixi のToshiの日記より「4月23日の記者会見に寄せて」(mixi 会員には公開)

本日4月23日正午より、紀藤弁護士やホームオブハート被害者の方とご一緒に共同記者会見を行うこととなりました。

その目的は主に3点ございます。

第1にホームオブハート(ヒーリングワールド)、倉渕透(MASAYA)、守谷香(WANKU)らが、被害者との間の裁判で明らかにされた真実に反することを、未だに真実であるかのように言い続けています。彼らから連絡を受けたり、彼らのブログ等の文章により、誤った事実をいまだに信じ込んでいる方々がいらっしゃいます。
そのような方々に対して、改めて真実を伝え、被害者の方や私がされたように、一般の方々が金銭等を取り上げられ、また家族を失う等、危険な活動に巻き込まれることがないよう、またこれ以上多くの被害者を出さないため。

第2にいまだホームオブハート(ヒーリングワールド)関連施設にいる学校に行かされない子供たちや、まだ施設内に残っている人に、現実の本当のことを知らせ、1日も早く社会復帰してほしいため。

第3に、倉渕透、守谷香は被害者から取り上げたお金で豪華な暮らしを送ることをやめ、まだ公になっていない被害者にもお金を返し、被害者全員に心から詫びてほしいため。


紀藤弁護士のブログにも掲載いただいています。
http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/


自分の恥を皆さんに知らせなければならないことは自分にとって、自分の活動や心身にとって大きなマイナスにもなるかもしれませんが、自分のために被害に遇われた方や、社会的な面からみても自分がこのことを伝えなければならない義務があると考えました。
今後も彼らは名前を変え、手法を変え、また勧誘の連絡や活動を始める危険性が高いと考えられます。
いくつかの裁判でもすでに認められていますが、非常にこの組織の手法が悪質であります。
私の13年間、守谷香は仮にも一時的に夫婦であった夫である私を働かせ続け、すべてのお金を奪い取り、信じる心も奪い取り、何もかも嘘で固めた人生を送らされてきました。
私は、今日まで倉渕透(MASAYA)と守谷香が二人で一緒に豪華な生活をしている二人の関係を夢にも思わず、日夜働き続け、すべてのお金を渡してきました。
なぜこれがわからなかったのかと言うと、倉渕透とホームオブハートの施設内で共同生活の内情は、私にはすべてのことを何もかも隠されていたのです。
なぜならば、私にその倉渕透と守谷香の関係を知られることは、二人のための大きな収入源が断たれてしまうことになるからです。
また、私の悪いところはすべて親のせいだと信じ込まされ、私と家族との関係を断ち切られました。
そんな中で倉渕透は、プール付き大豪邸まで建てて、何台もの高級外車(ポルシェ、ベントレー、BMW、ランボルギーニ等など )を二人で乗り回し、高級ブランドの服を二人で数多くショッピングし、高級レストランで二人で食事を頻繁にしているのですが、そのためのお金はすべてこれまでの被害者からだまし取ったお金なのです。
そのような二人の生活のために、私はすべてに嘘をつかれ、だまされ、一銭も残らず、すべての財産、現金を二人にとられてしまったのです。
それどころか、私に多額の税金や借金を背負わされるシステムが作られていました。
人を人として思わないような、尋常ではないこの現実をみなさんにお伝えしたいのです。
倉渕透、守谷香には、人をだましてお金を取り生活することをやめ、すべての被害にあった方々に心から詫びてほしい。

ここにお話ししたことは、私が実際に体験したことであり、裏付けのある事実です。

                                             Toshl

ちょっとものすごい「告発」ですね。

  • 名前を変え、手法を変え、また勧誘の連絡や活動を始める危険性が高い
  • 非常にこの組織の手法が悪質
  • 悪いところはすべて親のせいだと信じ込まされ、私と家族との関係を断ち切られ
  • そのためのお金はすべてこれまでの被害者からだまし取ったお金
  • 人を人として思わないような、尋常ではないこの現実

この「騙された」というところは、わたしのように直接被害者と話をしている者にとっても、いまだにどこかに「本当にあったことなのか?」という感覚があります。
聡明な人が一時間ぐらいで「騙されてしまう」ということに現実感が持てないのです。

しかし、長い時間(6年以上)かけて、何度も話を聞き、考え方も理解していくと「現実に起きた事件」だと分かります。
しかしそれでも「???」感は残ります。

Toshiが

私の13年間、守谷香は仮にも一時的に夫婦であった夫である私を働かせ続け、すべてのお金を奪い取り、信じる心も奪い取り、何もかも嘘で固めた人生を送らされてきました。
私は、今日まで倉渕透(MASAYA)と守谷香が二人で一緒に豪華な生活をしている二人の関係を夢にも思わず、日夜働き続け、すべてのお金を渡してきました。
なぜこれがわからなかったのかと言うと、倉渕透とホームオブハートの施設内で共同生活の内情は、私にはすべてのことを何もかも隠されていたのです。
なぜならば、私にその倉渕透と守谷香の関係を知られることは、二人のための大きな収入源が断たれてしまうことになるからです。
また、私の悪いところはすべて親のせいだと信じ込まされ、私と家族との関係を断ち切られました。

一般常識としては

  1. 「別居して、別の男と住んでいれば怪しむだろう」
  2. 「隠すほど顕れるというだろう」
  3. 「信じ込まされるなんてあることか?」
となります。
つまり、これ以前の段階で、疑う気持ちを持て無くさせられていた、としか理解できません。

原告であった5人は、いずれも弁護士などに相談した時点で「あなた騙されていますよ」と言われたようです。
多額の借金でどうにもならなくなって、弁護士に相談しているのですね。
最初から「騙されたようです」と相談したわけでもないのです。

被害者の方々には、詳しく話を聞いていますが、金銭的に追い詰められていた当時の考えと、今、その時のことを振り返って考えると、同じ金銭的に追い詰められていることに対して、全く別の評価として考えているようです。

もちろん、金銭的に追い詰められているから、外部の弁護士に相談したわけで、その事実は理解しているわけです。
にもかかわらず「騙されていた」とは、弁護士に相談した時点でも思っていなかった。

弁護士に指摘されて「やっぱり騙されていたのか」といった感じのようです。

いったいどうするとこんな事になるのか?ですが、これは「洗脳されていた」としか言いようがないでしょう。

まあ、言葉として「洗脳されていたから」で全てが説明できるのでは、逆に問題を考えていない、とも言えますが、一般的には洗脳されると「騙されていること事態が認識できない」とは言えます。

ホームオブハート裁判では、自己破産するなど金銭的な窮地に追い込んだから、洗脳による被害は終わりを迎えた、と言えるのかもしれません。
騙されたと思っていないのですから、オウムの例を取れば大量殺戮もやってしまうのかもしれません。

そういう「騙されていることが分からない状態」で、Toshiが13年間をすごしてきたのであれば、

  1. 「別居して、別の男と住んで入るれば怪しむだろう」
  2. 「隠すほど顕れるというだろう」
  3. 「信じ込まされるなんてあることか?」

という感覚すら持てなかった、ことはあり得るでしょう。

わたしは、たまたま被害者と直接話ができる立場ですから、このような説明を試みるのですが、もし被害者と知り合うことが無く、本などの知識だけしかないのであれば、今回のToshi「告発」に対しても「そうは言っても」といった感想になったでしょう。

わたしの目から見ると、今回のToshiの「告発」は非常に重要なことを語っていると思います。

4月 23, 2010 at 01:17 午前 裁判傍聴 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.22

富士通のゴタゴタ・テープが公開された

サンケイ新聞より「【富士通の元社長会見】(1)「考える余裕なかった」“解任劇”のテープ公開

富士通の元社長で辞任の取り消しを求めている野副州旦(のぞえ・くにあき)氏側は22日、都内で会見し、富士通が同氏に相談役として10年間で総額約2億7000万円の報酬を約束していたことについて、「結果的に口止め料としての意味を持っていたと思う」と述べ、解任を公表しないことへの対価だったとの認識を示した。

また、会見では、事実上の解任が決まった昨年9月25日の会議の様子を録音したテープが公開された。野副氏との一問一答は以下の通り。

会見は午後4時半からスタート。冒頭、野副氏が「改めて考えを述べたい」とあいさつ。その後、弁護士が富士通に送付する公開質問状のポイントを20分ほど説明。
この間、野副氏は顔を下に向け、ときおり目をつぶりながらじっと弁護士の説明を聞いていた

Q 顧問契約を結んだのか
野副氏「会社の発展に違う形でかかわるということを前提にした考え方だった。そのときは慰謝料、口止め料とは思っていなかった。というより、そのときは(内容を)飲み込む余裕はなかった。後からかなり制約があると感じた。
わたしと会社との考え方の解離がかなりあった。
結果的には口止め料という意味を持ってたと思う」

弁護士が、

「全体を聞いてみなさんが判断してほしい」
と述べ、テープの音声を流し始める。テープは野副氏が事実上“解任”された昨年9月25日午前8時半から富士通汐留本社32階での会談のやりとりだった。

出席者は山本名誉会長、大浦取締役、秋草相談役、間塚会長、山室監査役、安井法務本部長、野副氏の7人。
音が割れていて聞き取りづらい。

以下はテープの内容

山室監査役「会社法に定められた監査役の権限に基づいて、取締役の職務に関する調査の一環として質問します。最初の質問ですがA氏はどういう人ですか。つまり、職業、現在何をしている人か」
野副氏「えー、元は●●(会社名)ですね」
山室監査役「現在はファンド●●の代表として活動している」
野副氏「はい、はい」
山室監査役「いつごろからのおつきあいですか」
野副氏「秋草さんが社長の時ですから、当時からのつきあいでございます」
山室監査役「2000年ごろ」
野副氏「はい」
山室監査役「えーと、現在でもつきあいがありますか」
野副氏「あります。実は昨年、ニフティの問題を解決するため、ニフティに対して資本投下をお願いした人がいるのですが、この方への仲介をやっていただいた経緯がある」
山室監査役「現在も会っているのか。電話もしている?」
野副氏「はい、電話もしています」
山室監査役「野副さん自身がA氏に電話することありますか」
野副氏「時々あります。月に2、3回くらいですかね」
山室監査役「ニフティ以外で話をしたこともありますか。資料とか書面のやりとりは」
野副氏「書面はありません」

富士通の元社長会見】(2)「あなたには辞任してほしい」解任劇のテープ再生続く

テープの再生が続く

山室監査役「もうひとつ聞きます。金に困ったときはA氏が用意してくれる、と言ったことはありませんか」
野副氏「それは個人の金ということですか。会社の金ですか」
山室監査役「わかりません」
野副氏「いや、それはないと思いますが」
山室監査役「A氏に経営上のアドバイスを求めたり、相談したりは」
野副氏「ありません」
山室監査役「ニフティの件は違うのか」
野副氏「ニフティの件でA氏のアドバイスをもらったことはある。A氏の方からTOBをかけるとき、相当な資金がいるということで、そのお金の出元については極めてあいまいなところがあったので、これについては、富士通は受けることができないと明確に言った」
山室監査役「A氏に経営会議あるいは取締役会の内容、事業の状況など話したことはありませんか」
野副氏「経営会議の中身についてはありません。むしろ向こうから、シーメンスの問題などの質問はあった。AさんのパートナーであるB氏から人を紹介してくれないかという要請はあった」
山室監査役「A氏とB氏の関係を知っていますか」
野副氏「元の上司と部下の関係だと思いますが」
山室監査役「B氏はどういう人か知っていますか」
野副氏「B氏とは、ビジネス上のつながりがあるとは思っておりません」
山室監査役「こういうのは知っていますか。B氏が●●(会社名)とトラブルを起こして訴訟になったと」
野副氏「え、まったく知りません」
山室監査役「B氏についていろいろなうわさが飛び交っている。警視庁筋によると、●●(暴力団名)の人とのつきあいもあるやに」
野副氏「まったく知りません」
大浦取締役「野副さんとA氏との関係は非常に深い。あなた自身もファンド●●があやしいとおっしゃっており、反社会勢力とのつながりが濃厚なファンドということがはっきりしている。(中略)大変厳しい要求だが、あなたは代表取締役および取締役を辞任してもらいたい。これは取締役会の意思だ。愛社精神があるのなら、この場で思い切って辞任してもらいたい」

【富士通の元社長会見】(3)「上場廃止も」「倒産してしまう」辞任迫る秋草氏ら

解任劇の再生テープが続く

秋草相談役「残念です。山室さん、大浦さんがおっしゃったように、主観的な問題はありますが、客観的に非常に今、危ない状態にあります。わが社はにらまれています。仕手株の対象になりつつあり、その背後にはこういった会社がいるのではないかと。そういう意味で最悪、司法の手が入る可能性も大きい。上場廃止とならざるを得ないと、それまで覚悟しなければならないと思う。野副さんには、非常にがんばっていただいて、ここまでやってきて、残念だが、やむを得ないと思う」
野副氏「質問していいですか。私自身の行動が、そういったリスクを持っていたということを事前に教えていただくわけにはいかなかったのでしょうか」
山室監査役「2月のニフティの問題のときに、かなり強い警告があったのでは」
秋草相談役「●●君とか、そういう人たちは、この件、ファンド●●はいかにあやしいところだと重々承知している」
野副氏「そうですか」
秋草相談役「周りのスタッフが野副さんに対する本心を完全に排除している。非常に残念です。日ごろ言っているのに、全然なされず残念です」
野副氏「言い訳になるかもしれませんが、ファンド●●が裏にいるということについて、そういう情報を秋さんから教えてもらった以降は、ファンドは一切使うなと指示したつもりです。そういったことになってなかったということについて今初めてお聞きして、きわめて残念です」
山本名誉会長「私は比較的最近知ったのだが、会社のために、野副さんはここは決断していただくしかない。過去の社長としてのご努力は十分に評価します。この段にいたっては、会社は放っておくわけにはいかない。決断していただくしかない」
間塚会長「野副さんは、OB、お客さん、メディアからも大変評価が高かったように思う。しかし、上場廃止とか、金融機関すべてお金を引き上げることになったら、会社は倒産です。16万人の社員を守らなければならない」
野副氏「よくわかりました」

野副氏が辞任届を確認して署名する

野副氏「サインしましたんで、やっぱり私には、こういう器ではなかったということですかね。やっぱり甘かったというか」

1時間近いテープもここで終わり、質疑応答に入る

【富士通の元社長会見】(4完)「自白することない」はめられたの問いに「分からない」

テープの再生が終わり、質疑応答に戻る

Q おとしめられたという思いは強いか

野副氏
「反社会勢力という言葉が存在しない。この言葉自体でピンとくることが、まったくない。
疑いがあるとしても、社長である経営トップにそのような情報が上がってこなかったことに問題がある。
(B氏が反社会的勢力がどうかは)専門家の人に委ねるなど猶予期間が必要だった。反社会的勢力かどうかの決断はもっと慎重になるべきだ」

Q 自白を迫られたような心理状況か

野副氏
「自白するほど汚れたものは持っていない」
弁護士
「(ニフティに関する)この件のチームが秋草相談役から何か指示を受けていたのではないか」

Q 秋草氏にはめられたのでは

野副氏
「それはわかりませんね。
ガバナンスが効いていない中で、こういうことが起こったと思っている」

記者会見は予定していた2時間を過ぎ、午後6時50分ごろにようやく終了。
野副氏は最後に弁護士とともに一礼。
その後、旧知の記者とひとことふたこと言葉を交わし、会場をあとにした。
表情は普段通り落ち着いた様子で、終始、怒りをあらわするようなことなもなかった

これだけのことをなぜ、取締役会で行って議事録を残す、ということをしなかったのだろう?
野副氏が正しいのか、他の人たちが正しいのかは、判断しないが、これではもっと危ない事態も同じように処理するのではないか?と疑られて当然だろう。
こっちの方が重大な問題だと思うのだが。

4月 22, 2010 at 09:25 午後 経済・経営 | | コメント (0) | トラックバック (0)

携帯電話低温ヤケド・欠陥商品だと仙台高裁

共同通信ニュースより「携帯電話の過熱でやけどに賠償 仙台高裁

こたつの中で携帯電話が異常過熱し、やけどを負ったとして宮城県亘理町の男性(54)が製造物責任法(PL法)に基づき、パナソニックモバイルコミュニケーションズ(横浜市)に約545万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は22日、男性の訴えを退けた一審判決を取り消し、同社に約221万円の支払いを命じた。

小磯武男裁判長は「(携帯電話は)ポケットに収納し、こたつで暖をとることは通常予想され、取扱説明書で禁止したり、危険を警告する表示をしていない。

本件事故は製造物が通常有すべき安全性を欠き、製造上の欠陥があると認められる」とした。

判決によると、男性は2003年5月、自宅でズボンのポケットに同社の携帯電話「P503iS」を入れたまま、約2時間半にわたりこたつに入って座るなどしていた。

その後、左太ももが携帯電話とほぼ同じ形に赤くなっているのに気付き、皮膚科の医師から熱傷2度と診断された。

製造物責任法(PL法)に基づき、パナソニックモバイルコミュニケーションズ(横浜市)に約545万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は22日、男性の訴えを退けた一審判決を取り消し、同社に約221万円の支払いを命じた。

う~ん・・・・・、2度のヤケドでしょう?
それで、500万とか200万とかになるんですねぇ~。

別に、携帯電話が特別ではなく、デジカメとか、iPod とか色々な電子機器を身につ行けていることは多いわけで、低温ヤケドの可能性はあるといえばありますが、それが賠償の対象になることなのでしょうか?

「製造物が通常有すべき安全性を欠き、製造上の欠陥があると認められる」
ここは争いになるのではないかなあ?

4月 22, 2010 at 05:22 午後 もの作り | | コメント (1) | トラックバック (0)

ホームオブハート裁判・共同記者会見・2010年4月23日

弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版より「明日、TOSHIと僕で、共同記者会見を開くことになりました。

ついに、明日金曜日2010年4月23日正午から、いろいろあって、紀藤とTOSHIとの共同記者会見を開きます。

こうした事件で、記者会見に立ち会うのは、山崎浩子、飯星景子(1992年)以来のこと。

著名人としては、本当に勇気のいることだと思う。

でもTOSHIは新たな被害者を出さないという気持ちから、今回の記者会見に臨みます。

頭が下がる思いで一杯である。

記者会見:午後0時(正午)から、
参加者:TOSHI、TOSHI代理人河合弘之弁護士、山本ゆかり、紀藤正樹弁護士 外

TOSHIとトシオフィスが破産(同4月7日)に至った今も、加害者と評価できるホームオブハート(ヒーリングワールド)やこれを主宰する倉渕透、TOSHIの元妻のWANKUこと守谷香らは、自らの活動を改めず、TOSHIの肖像や知的財産権を利用した商品販売活動や、自らの宣伝活動を継続し、さらにはオフィシャルサイトなどと称して、以前と変わらずTOSHIを積極的に広告塔に利用する活動を行っていて、実情を知らない市民が、新たな被害者となることが憂慮される事態となっています。

Ⅹ JapanのボーカルTOSHIが被った一連のホームオブハート事件の被害について、TOSHIと、ホームオブハート問題を追及してきた紀藤正樹弁護士、被害者らとで、初の共同記者会見を持つことになりました。

[参考URL]
紀藤正樹弁護士のサイトhttp://homepage1.nifty.com/kito/htp-info.htm
HOHとTOSHI問題を考える会http://www.htphtp.com/

これはちょっとビックリですね。
最初から応援して来たわたしとしては「とうとうここまでたどり着いたか」という印象です。

なによりも、今までは山本ゆかりさんを代表とする、被害者の皆さんだけが、ホームオブハートの活動の内実を公開してきたのですが、今回の記者会見でToshiが別の視点から実態を語ることで、ホームオブハートの内実がより鮮明になるでしょう。

ホームオブハート事件については、現時点では「Toshiの脱会」「Toshiの離婚」といったところがクローズアップされていて、それらは「Toshiが騙されていた」とまとめられているわけです。
しかし、2004年春に大々的にテレビで採りあげられた時には「児童虐待」であったわけだし、2007年の最初の地裁判決では「マインドコントロール」でした。

キーワードになったことばを並べてみますと。

  1. 「児童虐待」
  2. 「マインドコントロール」
  3. 「Toshiの脱会」
  4. 「Toshiの離婚」

ホームオブハートをめぐってこれだけのことが起きているわけです。
これらをまとめると「カルト」となります。

つまりは、カルト問題がこういう現実を引き起こす、と理解するべきです。

良く「カルトに騙される被害者がバカなのだ」といったい意見になりますが、長年この種の問題を見ていると、誰でも欺されうることがよく分かります。
こんな点からもToshiが何を語るのか、注目しています。

4月 22, 2010 at 11:46 午前 裁判傍聴 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.21

消費者庁の機能不全

朝日新聞より「消費者庁、届かぬ事故報告 「情報の一元化」看板倒れ

食中毒や製品事故など、消費者の安全が脅かされた事例を一元的に把握しているはずの消費者庁に、重大な事故情報が通知されない事態が相次いでいる。

通知すべき事故かどうかの判断を通知義務者の省庁や自治体側に任せてしまっているため、「消費者視点」を欠いた判断になったり、見落とされたりしているからだ。

消費者庁の「待ちの姿勢」が、看板倒れにつながっている。

通知制度は、消費者安全法に定められている。中国製冷凍ギョーザ事件での対応の遅れを受け、昨年9月発足の消費者庁に事故情報を一元化し、被害拡大の防止や注意喚起につなげようという制度の根幹が揺らいでいる。

都内で3月22日、乗用車の後部座席にいた母親がパワーウインドーを閉めた際、ひざに座っていた生後11カ月の女児が右手を挟まれ、小指を切断した。

昨年9月には4歳の男児が、後部座席の窓から頭を出していて首を挟まれて窒息し、運ばれた病院で生命に危険がある「重症」と診断された。

だが、2件とも発表後に報道機関が指摘するまで、東京消防庁から総務省消防庁に報告されておらず、消費者庁も発生を知らなかった。

東京消防庁生活安全課によると、交通事故と急病搬送を除き、同課には事故データが年間約11万件届く。
係員5人が、救急隊員の出動記録を1件ずつ点検し、被害状況や傾向を調べる。その作業が膨大なため、昨年9月の事故は見落とし、今年3月の事故は通知に思いが至らなかったという。
同課は「消費者安全法をより意識し、点検態勢の強化を考えたい」と話す。

東京都大田区の東急東横線多摩川駅下り線ホームでは昨年9月、女性(81)が車いすごと落ちて死亡した。

消費者庁は報道で知ったが、発生数時間以内に通知義務のある重大事故の疑いがあったため、国土交通省に問い合わせた。
同じ場所ではその2年前にも車いすの女性(95)が落ちてけがをしていたが、東急電鉄は利用者に注意喚起を十分にしていなかった。

しかし、国交省から

(1)介助者が車いすのストッパーをかけず手を離した
(2)カーブした線路に沿ったホームで傾斜は避けられないとして、商品やサービスが安全性を欠いたことが原因の「消費者事故」ではない
と説明を受け、そのままに済ませた。

消費者庁は「消費者事故かどうかは省庁や自治体側が判断する仕組みになっている」として、幅広い通知を求めていない。

このため通知がなければ事故が存在しないかのような状態になっている。

09年9月から今月11日までに、通知された事故は1399件ある。このうち133件を今年1月~今月14日に消費者庁が消費者安全法上の「重大事故など」として公表した。

これをみると、総務省消防庁の通知分は製品火災だけ。

国交省分は乗り合いバスでの転倒、経産省分はガス火災とガス爆発がそれぞれ大半を占める。

パターンにはまった事故は通知されるが、当てはまらない事故は漏れている可能性があり、通知されない事故は潜在的にはさらに多いとみられる。(茂木克信)

消費者庁の設置を求める集会に何度か参加しましたが、その時に問題点として指摘されていたことの一つが現実になった、ということでしょう。

消費者庁の設置を求める側の意見としては、役所のかきねを越えるといった観点での万能性を要求するわけですが、そうなると行政組織としては二重になってしまいます。
しかし、既存の各役所の判断に問題があって、隙間に落ちてしまうような問題を救済するために、幅広くチェックできる仕組みが必要なのは言うまでもありません。

つまり、消費者庁は出発以前からかなり大変な問題を抱えていたわけです。
そのために、自民党案と民主党案が正面衝突していたわけですが、それとは別に組織としても集中化を図るために、地方にあった消費者相談機能を中央直結にする、という「できるのか?」といった計画を進めて、これがいまだに旨くいっていません。

記事に紹介されている例は、いずれも各役所では情報が挙がっているのに、消費者庁に行かなかったということですが、元もと日本の行政は縦割り構造であり、消費者庁がやることが横串なのですから、消費者庁が情報を待っていても来なくて当たり前ではないでしょうか?

通知すべき事故かどうかの判断を通知義務者の省庁や自治体側に任せてしまっているため

というところは、最初からダメだろうといわれていた点で、ここらをさっさと直すのが最優先でしょう。

4月 21, 2010 at 10:17 午前 国内の政治・行政・司法 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2010.04.20

国交省・高速道路建設計画でシミュレーションをごまかした?

東京新聞より「高速建設 評価“水増し” 国交省の便益計算 本紙試算

高速道路建設の是非を判断する最重要な指標をめぐり、国土交通省が、建設による影響をほとんど受けない遠方の道路まで「その他道路」として効果の評価対象に含め、建設によって住民らが受ける便益を大幅に水増ししていた可能性の高いことが十九日、本紙の調査で分かった。

国交省はこの三年間に八十八件の高速道路事業を「十分な便益あり」と判定したが、本紙が遠方の道路を外して再計算すると、二十三件にまで減った。

無駄な道路を造らないため、新道建設による走行時間の短縮や交通事故減少などのメリットを金銭に換算。

その便益額(B)を建設費用(C)で割った数(B/C(ビーバイシー))が1以上にならないと、建設は認められない決まりになっている。

本紙はこのルールが適正に実施されているか、専門家の助言を得て検証した。

その結果、便益額の大半を占める走行時間の短縮効果を計算する際、国交省は新道と直接関係のない「その他道路」を恣意(しい)的に設定。

平均すると効果の影響が出やすい「主な周辺道路」に比べ距離にして百倍近くも計算に入れていた。

また道路の合計(延長)で八十八件のうち二十七件までが四十万三千百六十キロでそろっているが、その根拠は非公開にしている。

遠方の道路でも、理論上はごくわずかな時間短縮効果が出る。計算対象を全国の道路にまで広げることで、便益額をかき集めた形。

こうした実態を伴わない効果は、本来は評価対象外とされ、「その他道路」を外して計算すると、時間短縮による便益額は大幅に減り、事故減少などの他の便益を同省の計算通りに加えても、B/Cが1に満たないケースが七割以上に上った。

国道の一部も検証したが、「その他道路」は数千キロまでしか対象にしておらず、再計算でも1を下回る例はなかった。

<国土交通省高速道路課の話>

評価する道路の合計が約四十万キロでそろうのは全国の道路を対象とするモデルで計算しているため。道路が完成した後も、遠方のため結果的に効果が出ない路線は計算上も数値に表れない。距離が長くても、便益の過大評価にならない。

(東京新聞)

ヘンに分かりにくい記事ですが、東京新聞の計算では、国交省が「便益が建設費を上回る」とした88件の高速道路事業計画が、実は単に計算上だけでも23件しかなかった。
88件をそのまま建設すると、建設費を取り戻せない。
ということですね。

これは、計算式に入れる情報が適正ではない、という観点からの指摘でしょうから、実際には社会構造の変化などで、もっと外れるという可能性もあるわけでしょう。

国交省はもっと詳しい報告をするべきです。

4月 20, 2010 at 12:24 午後 国内の政治・行政・司法 | | コメント (11) | トラックバック (0)

ホームオブハート事件・Toshi個人分の債権者集会

サンケイ新聞より「TOSHIさんが謝罪 破産めぐる債権者集会で

ロックバンド「X JAPAN」のメンバーで、自己破産したTOSHIさんの第1回債権者集会が19日、東京地裁であり、TOSHIさん自身が債権者に対し「申し訳ありません」と謝罪した。

TOSHIさんに対して名誉棄損での損害賠償訴訟を起こし、債権者として出席した紀藤正樹弁護士が明らかにした。

紀藤弁護士によると、管財人側はTOSHIさんの資産は計約109万円で、届け出のあった債権額は約3億5千万円と説明した。

紀藤弁護士は、TOSHIさんからTOSHIさんが関与した自己啓発セミナー主催会社「ホームオブハート」にどの程度の金が流れたかは不明とし、「不正に渡った分は回収して配当に回すべきだ」と語った。

東京地裁はTOSHIさんの個人事務所「トシオフィス」(栃木県那須塩原市)にも既に破産開始決定を出している。

破産法による債権者集会が開かれたのですが、わたしが記録したここまでの経過は以下の通りです。

1月16日(土)ホームオブハート裁判に影響するか?
スポニチアネックスに「"X JAPAN」TOSHI 元アイドル妻と離婚へ」が出ました。
1月17日(日)Toshi離婚騒動・ホームオブハート裁判はどうなる?
mixi にあるToshiの日記に、「皆様へ」と題してToshiが12年にわたって、ホームオブハートに収入を巻き上げられていたこと、妻とは別居状態であったことなど、スポニチアネックスの記事を肯定する発表をしました。
1月18日(月)ホームオブハート裁判・全く違った展開になるか?
Toshiが記者会見をして、自己破産申立、離婚調停中であることを明らかにした。
1月19日(火)ホームオブハート裁判・Toshiの記者会見
やや日刊カルト新聞に公開された、記者会見の模様にコメント記事を書きました。
1月22日(金)ホームオブハート裁判・ドンドン延期に
進行中であった裁判が中断することについて書きました。
1月25日(月)Toshiのホームオブハート脱会宣言への感想
この時点で報道されていた、Toshi自身が被害者であり、離婚にも至ったということとは別に、広告塔として多くの事件に間接的に関わっている、という記事を書きました。
2月3日(水)ホームオブハート裁判・当分混沌か?
Toshiがホームオブハートに敵対したことで、被害者+日本テレビ vs Toshiを含むホームオブハート側、という2極構造が3極構造になったことで、その後の裁判の進行などが混沌となる、との記事を書きました。
2月8日(月)ホームオブハート裁判・明日(2010/02/09)の法廷
2月9日に開かれた証人尋問は、結果的にはToshiの自己破産から始まった裁判の停止から、和解による解決・裁判の終結に至るプロセスの中で、最後の法廷となりました。
2月10日(水)ホームオブハート裁判・Toshi脱退後初の法廷・追記あり
この記事では、訴訟を提起している5名の被害者の中で、最初に出た判決を元に被害者(原告)が、いかにホームオブハートにひんぱんに金を払ったか、を表にしました
2月11日(木)ホームオブハート裁判・Toshi離婚の報道
サンケイスポーツが「TOSHI離婚成立…2・24“決別ライブ”」と報道しました。
2月12日(金)ホームオブハート裁判・Toshi離婚報道の続報
日刊スポーツが「TOSHI、セミナー心酔の妻と離婚成立」を報道し、10日に破産債権の届け出が終了したが、係争中の裁判での原告届け出分だけで、債権は9444万6586円に上る、とToshiの債権額の一部を明らかにしました。
Toshiが記者会見で発表した「億を超える債務」という中には、この9444万6586円は入っていません。破産手続き後に届けて出た債権ですから、この時点でToshiの債務は2億数千万円以上であることが確定しました。
3月13日(土)ホームオブハート裁判・全裁判が中止
この時点では、外部のわたしには単に「全部の裁判が中止になった」という情報だけがあって、その理由は不明でしたが、その後ホームオブハート側が和解を提案して、被害者(原告)が和解に応じました。
4月4日(木)ホームオブハート事件・Toshiの再生
mixi の日記でToshiは「皆さまへ」とタイトルして、「Toshiオフィシャルサイト」といったものが、ホームオブハート側((株)ヒーリングワールド)が作ったサイトである、Toshiは「関係ない」と表明しました。
4月13日(土)ホームオブハート裁判・和解で終結。
紀藤正樹弁護士が、ブログで「ホームオブハート事件:全面勝訴的和解の成立-2004年4月以前の被害者についての勝訴的和解のご報告」を発表しました。
4月14日(日)ホームオブハート裁判・終結したので整理すると
PJnewsに和解の状況について、詳しい記事がありました。
わたし自身は、この和解は、ホームオブハートにとって裁判は、交渉なく原告側の言い値にさらにプラスする額の和解金を支払っても止めるべきこと、だっただろうと考えています。
4月15日(月)ホームオブハート裁判・トシオフィスの破産
Toshiのように経営者個人が自己破産した場合、普通は経営している会社も破算手続きに入ります。その意味では、Toshiとトシオフィスをめぐる金銭の状況は普通ではなかったから、個人の自己破産から大幅に遅れて、法人の破算手続きが始まりました。

4月 20, 2010 at 11:54 午前 裁判傍聴 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.19

アイスランド火山噴火があっちこっちに影響

アイスランドの火山噴火の影響のニュースを集めました。
個人的には、MoTo GP 日本の中止が「あ~そうか」という印象です。

NHKニュース 成田 欧州便運行見通したたず

北欧・アイスランドの火山の噴火でヨーロッパの空港の閉鎖が続き、成田空港はヨーロッパ便の欠航が始まってから19日で5日目となります。
運航が再開される見通しは依然たっていません。

成田空港では、18日はヨーロッパを結ぶ便あわせて43便が欠航し、帰国できない外国人旅行者などおよそ100人が空港で一夜を過ごしました。

ヨーロッパ各地と成田空港を結ぶ便は、19日もほとんどの便がすでに欠航を決めています。

欠航はイギリス、オランダ、フランス、ドイツを中心に、17日からはロシアやイタリアを結ぶ便にも拡大し、運航が再開される見通しは依然たっていません。

空港ビルでは18日夜、外国人旅行者などに空港会社から寝袋や水が配られました。

19日朝5時前にロビーの照明がつくと、パソコンのインターネットで航空会社の運航情報を確認する人もいました。
また、誰もいない航空会社のカウンターの前に10人余りが列を作って、担当者を待つ姿も見られました。

フランス人の33歳の男性は

「ここはよく眠れない。あと1週間ここにいることになったら生きていけないと思う」
と話していました。

航空各社では19日と20日の便について、欠航するかどうか決まりしだい、随時、インターネットなどで知らせていくということです。

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CNN.co.jp オバマ米大統領ら、ポーランド国葬の参列中止 火山噴火の影響で

ワルシャワ(CNN)
ポーランド政府専用機の墜落事故で死亡したポーランドのカチンスキ大統領の国葬が18日に営まれるが、アイスランドの火山噴火の影響で欧州諸国の空港閉鎖が相次ぐ中、参加を表明していた一部主要国首脳の出席が難しくなっている。

米ホワイトハウスは17日、オバマ大統領の葬儀参列を取りやめると発表。
駐ポーランド大使が代行出席するもよう。

オバマ氏は声明で、ポーランドのコモロウスキ大統領代行に電話で出席を取りやめると伝えたことを明らかにした。

さらに

「ポーランド国民が今回の悲劇から立ち直れるよう、あらゆる面で協力する。カチンスキ大統領は愛国者で、米国の親友で同志だった。事故で亡くなったほかの人々もそうだった。米国民が亡くなった人々のことを忘れることは決してないだろう」
などと述べたという。

火山灰の影響で航空網が混乱している影響で国葬参列を中止する要人が続出しているが、国葬は予定通り実施される予定とポーランドのシコルスキー外相は述べている。

現時点で出席取りやめを表明した首脳は、サルコジ仏大統領、ドイツのメルケル首相、カナダのハーパー首相、韓国の鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相、スペインのサパテロ首相など。

なお、英国のブラウン首相は選挙活動中のため当初から欠席の予定だった。

ロシアのメドベージェフ大統領は現在もモスクワにおり、国葬に出席するためポーランドに向けて出発するか否かは明らかにされていない。

エストニアのアンシプ首相は車でポーランドへ向かう予定に変更した。
また、カチンスキ大統領と親しかったとされるラトビアのザトレルス大統領も、13時間かけて車でポーランドへ向かう予定だという。

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サンケイ新聞 アイスランド噴火、日本企業にも影響広がる

アイスランドの火山噴火で欧州の空港閉鎖が相次ぐ中、日本企業の経済活動にも懸念が広がっている。

近畿日本ツーリストは、23日までに日本を出発するロンドンやパリなどの欧州向けツアーの中止を決め、約500人に影響が出た。
欧州ツアーは1人当たり20万~30万円と単価が高く、担当者は「ようやく欧州向けが回復してきたところなのに…。これ以上、尾を引かないでほしい」と嘆く。

日本航空と全日本空輸は15~18日の4日間で計50便を運航停止。

19日も計12便を欠航させる。「欧州路線の搭乗率は平均7割前後と回復基調にあっただけに収益への影響は大きい」(全日空)という。

現地生産を進めるメーカーは「航空貨物を利用するのは一部」(日立製作所)と冷静だが、船便への転換で海上輸送が混雑する恐れを指摘する声もある。

ロンドン出張中の社員が足止めを食った富士通など、日欧を行き来するビジネスマンへの影響も大きい。

国際会議にも余波が出ている。スペインのアジア欧州会議(ASEM)財務相会合は野田佳彦財務副大臣が欠席。

23日には米国で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、その直前に先進7カ国(G7)の非公式会合もあるが、混乱が長引けば、日程や議事に影響が及ぶ懸念もある。

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読売新聞 アイスランドの噴煙、日本の観測衛星が撮影

アイスランドの火山噴火に伴う噴煙が欧州各地に広がっていく様子を、日本の温室効果ガス観測衛星「いぶき」が撮影した。

日本時間15日午後10時半ごろに撮影されたものは、噴火した火山から出た噴煙が英国の北方沖を通過し、北欧のスカンディナビア半島に到達した状況をとらえている。

いぶきは国立環境研究所や宇宙航空研究開発機構などが昨年打ち上げた。二酸化炭素などの濃度を観測しているが、いぶきに搭載されたセンサーが噴煙に吸収された紫外線の一種をとらえ、結果的に噴煙の様子を記録できた。
(2010年4月19日03時04分 読売新聞)

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東京新聞 欧州火山灰、影響長引く 8割超が欠航、EUが緊急会議へ

【ロンドン共同】
アイスランドの火山噴火による火山灰の影響で、欧州の空の便の混乱は18日も続き、欧州の航空交通管制の調整機関「ユーロコントロール」(本部ブリュッセル)によると、同日運航予定だった約2万5千便の84%が欠航の見通しとなった。

「第2次大戦後最悪」(欧州メディア)の空の混乱を受け、欧州連合(EU)各国の運輸相は19日、緊急テレビ会議を開催し、対応を協議する。

英国は18日、空港閉鎖を19日午前7時(日本時間同日午後3時)まで延長した。

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)など英航空各社は英国を発着する19日の便の全面欠航を決定、欧州の空の混乱は19日も続き、長引く見通しとなった。

英仏など各国は運航再開に向け、試験飛行を行った。 火山灰は数日は空中にとどまるとみられる。

空港閉鎖の影響で、政府専用機墜落事故で死去したカチンスキ・ポーランド大統領夫妻の18日の国葬への参列を見送る要人が続出した。

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東京新聞 アイスランド噴火 バイク日本GP中止

アイスランドの火山噴火の影響で、今月二十三~二十五日に栃木県のツインリンクもてぎで行われる予定だった、オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第二戦日本GPが中止になったことが十八日、関係者に通達された。

欧州の主要空港閉鎖で、WGP関係者が来日できないための措置。代替開催などの詳細は十九日に正式発表されるが、秋へのスライド開催が濃厚という。

WGPの興行権を持つ「ドルナスポーツ」が決定し、「国際レーシングチーム協会(IRTA)」(ともにスペインに本部)が関係者に伝えた。

天候不順によるセッションの順延や、財政難による開催中止は過去にあったが、天災による直前の中止は六十一年にわたるWGPの歴史でも極めて珍しい。

スペインのバルセロナなどの空港も閉鎖となり、日本GPの翌週に予定されている第三戦スペインGPの開催も微妙になっている。欧州の関係者には、日本GPは十月三日(決勝)に開催すると通達されたという。

日本GPは一九八七年から鈴鹿サーキット(三重県)か、もてぎで二十三年連続して開催(二〇〇〇~〇三年のパシフィックGPを含めれば二十七回)されてきた、日本の二輪レースの最高峰イベント。過去には、ともに故人となった加藤大治郎さんや阿部典史さんが大活躍して、レースファン以外でも大きな話題になったことがある。

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4月 19, 2010 at 09:27 午前 国際経済など | | コメント (3) | トラックバック (0)