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2010.12.28

シルバー精工・倒産

サンケイ新聞より「東証1部、編み機老舗のシルバー精工が倒産

2010.12.28 16:05

民間信用調査会社の東京商工リサーチは28日、東証1部上場で編み機やプリンターなどの情報機器を製造する、シルバー精工が同日、銀行取引停止処分を受け、倒産したと発表した。負債総額は約15億7800万円。

1952年、編み機製造を目的に丸越編物機械として設立。
64年に東証2部上場、67年に現社名に変更し、84年には東証1部上場を果たした。

91年3月期には売上高140億7600万円を計上したが、主力の編み機市場の縮小。

情報機器事業などにも進出したが経営に行き詰まった。

増資などで資金繰りをしてきたが、約束手形が2度目の不渡りとなり銀行取引が停止された。

今後については、「営業を継続し、スポンサーを募る意向」としている。

時代の流れというほかないですね。
ミシンや編み機のメーカーは日本の戦後復興に大いに資することになり、工業が重工業から情報技術重視になったときに、カードパンチャー、紙テープパンチャーといった分野の機器の製造を引き受けていました。

しかし、情報技術から機械系統の分野が減ってきて、純粋に電子技術だけになっている現代では、この手のメーカーの苦境は無理からぬところがありますね。

12月 28, 2010 at 06:12 午後 経済・経営 |

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コメント

シルバー精工は、末期には利益を求めて「水商売」にも手を出しまして、公取委から排除命令を受けても、
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/05.december/05122604-06-haijo.pdf
まだ、OEMで出荷したりしていました。
社員を養うための苦肉の策だったのでしょうけれども、往時を知る者としては、残念な結末です。

投稿: mimon | 2010/12/30 19:09:48

ミシン産業で日本で生き残れたのはブラザー
くらいかもしれませんね。早くから家電の下請け+海外展開を進めたJUKIも、昨今、とんと
話を聞かないし。本件(シルバー精機倒産)も
電子化への流れの中で、起こるべくして
起こった倒産ですね。
 起こるべくして・・・という意味では、デジカメ全盛の影で、フィルムメーカ、DPE業とその生産財メーカが青息と息のようです。フジフィルムの化粧品・・・売れると良いですね。
では

投稿: 芦田 康治 | 2011/01/05 20:53:48

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