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2010.12.21

法廷からネット中継・イギリスの裁判所

東京新聞より「英、法廷内からのつぶやき許可 首席裁判官が画期的決定

2010年12月21日 09時09分

【ロンドン共同】
英イングランドとウェールズの判事のトップに当たる首席裁判官は20日、裁判を傍聴取材する記者が電子メールや短文投稿サイト、ツイッターを通じ、法廷の様子を外部に文字で“生中継”するのを条件付きで認める「暫定指針」を発表した。

米コネティカット州の裁判所では11月8日、死刑評決の際、例外的にツイッターの使用が認められ注目されたが、指針発表は世界的に異例とみられる。欧州メディアは「画期的決定」と報じた。

指針によると、廷内からの送信は「公正で正確な報道が目的」で、裁判所の許可が必要。証人や陪審員らに影響を与えると判断されれば許可されないこともある。使えるのは携帯電話やノート型パソコンなど「手で持てるサイズで、ほとんど音が出ない機材」

わたしの知人で、東京地裁でこれをやって次の裁判から特に規制が入ってしまった、という事態を引き起こした人物がおります。

しかし、そもそもツイッターなどで法廷の様子を中継することの何が悪いのか?という根本問題があるし、法廷ではPCでディクテーションしている人も居ます。

日本では、法廷で傍聴人がメモを取ることを認めていますが、これは平成元年(1989年)3月8日の最高裁判決で実質的に認められました。
わずか21年前のことです。

それまでは、記者(司法記者クラブ会員)だけがメモを取ることを認められていました。
この20年間の電子機器の発達は、このような「法廷でメモをとる」ことの技術的な可能性を大きく変えてしまって、現在の所はPCでディクテーションは一応認められていますが、携帯電話でメモを取ることは禁止です。
これがスマートフォンになったらどうするのか?

そもそも、録音・録画・静止画撮影を認めないのは、一律に禁止でよいのか?となります。

まあ、20年も経ったのだから、また一つ変化があっても良い時期でしょう。

12月 21, 2010 at 10:36 午前 セキュリティと法学 |

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