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2010.12.15

石岡市の選挙事務所突入殺人事件について

茨城県石岡市で起きた、選挙事務所突入事件の記事を集めてみました。

こうしてみると、明らかに加害者側の組織的な犯行であり、その目的も組織の破壊でありました。

こういうの「テロ」というのでしょう。

選挙を巡っての争いでしょうから、組織としては政治団体である可能性が極めて高いことになりますが、組織として犯罪を行うのは「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」に当てはまりそうです。

まことにひどい事件で、全貌を明らかにし情報公開することが、非常に重要なことだと考えます。

読売新聞より「選挙事務所突入、前日には侵入男が消火器噴霧

茨城県議選石岡市選挙区で当選した戸井田和之さん(46)の選挙事務所に保冷車が突入した事件が起きた前日の11日未明、選挙事務所内にいた戸井田さんや妻、父親の目の前で、突然侵入してきた男が消火器を噴霧していたことが分かった。

戸井田さんの父の茂さん(70)によると、11日午前5時40分頃、消火器を持った男が突然事務所の玄関を開けて、消火剤をまいた。

室内が粉末で真っ白になった後、茂さんが「何やっているんだ、この野郎」とどなりながら近寄ると、男は消火器2本を残して逃走。消火器は警察が押収したという。

茂さんが見た男は、毛糸の帽子を目深にかぶり、マスクと黄色いジャンパーを着用。40~50歳代で身長1メートル70ほどだった。ただ、戸井田さんの妻は「2人いた」と話しており、人数ははっきりしないという。

この日は、消火器が噴霧された前にも、事務所敷地に止めてあった選挙カーなど計7台のタイヤがパンクしているのが見つかった。茂さんは「許せない。警察に調べてもらうしかない」と憤った。

(2010年12月15日09時54分 読売新聞)

読売新聞より「保冷車と車で対峙した男性「必死で恐怖忘れる」

茨城県議選の投開票が行われた12日、石岡市選挙区で当選した戸井田和之さん(46)の選挙事務所に保冷車が突入し、叔父の会社員戸井田利雄さん(62)がひかれて殺害された事件で、逃走する保冷車と事務所近くの路地で正面衝突した乗用車の男性(40)が、保冷車と対峙(たいじ)した時の緊迫した様子を語った。

選挙事務所では事件前日の11日未明、事務所内で消火剤がまかれ、街頭宣伝カーの蛍光灯の電線などが切断された。

このため、同日夜、戸井田さんや後援会に入っている男性ら数人が事務所に泊まりがけで張り込んだ。
何事もなく夜が明け、男性は一度帰宅した後、乗用車で事務所へ向かった。

異変に気付いたのは、市道から選挙事務所に続く路地に入りかけた時。

保冷車が事務所に2度突入していた。「ついに来たか」。度重なる嫌がらせでピンときた男性は、保冷車の行く手を阻もうと乗用車に乗ったまま正面に立ちはだかった。

保冷車を運転していたのは目出し帽の男。男の目と口が見えた。

にらみ合いになり、男は保冷車をぶつけてきた。乗用車は飲食店の壁まで押され、1平方メートルにわたり壁がへこんだ。男性はブレーキを踏み、ハンドルを左に切り続けたが、じりじり約20~30メートル後退。市道へ押し出され、保冷車は走り去った。2、3分ほどの攻防だった。男性は「必死で恐怖を感じなかった」と振り返った。

けがはなかったが、車の前方が大きく破損し、後方も一部壊れた。車を降りると、路上に倒れる利雄さんに気付いた。男性は「利雄さんは温厚で、いつも和之さんを励ましてくれたのに残念。暴力に訴えるのは許せない」と怒りに満ちた声で振り返った。

(2010年12月15日07時41分 読売新聞)

毎日新聞より「選挙事務所突入:保冷車?そばに男3人 事件直前

茨城県議選で当選した戸井田和之氏(46)のおじ、戸井田利雄さん(62)が石岡市にある戸井田氏の選挙事務所に突っ込んだ保冷車にはねられ死亡した事件で、事件直前、近くのスーパー駐車場に止められた保冷車と似た車のそばで不審な3人組の男を住民が目撃していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

突っ込んだ保冷車は目出し帽の男が運転していたが、県警石岡署捜査本部は事件に関与している人物は複数の可能性があるとみて捜査している。

捜査関係者によると事件のあった12日朝、事務所から約100メートル離れたスーパー駐車場に保冷車、ワゴン・セダンタイプの白い乗用車の計3台が止まり、男3人が立っていたという。

同日午前8~9時、白の乗用車で来た男が保冷車に乗り換えた、との目撃情報もある。

白の乗用車を所有する男性は県警の聴取に「人に貸していた」と話しているという。

保冷車は市内の運送会社所有で、最後に敷地内で確認されたのは11日未明。同日早朝、スーパー駐車場近くの店舗にある防犯カメラに写っていたという。

一方、和之氏の父親(70)は14日、家族3人で事務所内にいた11日午前5時40分ごろ、2人組の男が事務所の扉を開け、中に向けて消火器を噴射したことを明らかにした。

追いかけたが、男は走って逃げた。うち1人は身長約170センチぐらいで、帽子をかぶり白いマスクを付けていたという。また10日夜~11日朝、選挙カーや乗用車など計7台のタイヤがパンクさせられたほか、テントのひもや電光掲示板のコード、看板が刃物で切られるなどの嫌がらせがあった。
【岩本直紀、原田啓之、佐久間一輝】

毎日新聞 2010年12月15日 2時37分(最終更新 12月15日 8時27分)

朝日新聞より「2人が事務所に消火剤散布 トラック突入前日に嫌がらせ

2010年12月15日4時20分

茨城県議選の投開票日だった12日、石岡市選挙区で当選した戸井田和之氏(46)の選挙事務所にトラックが突っ込み、戸井田氏の叔父の戸井田利雄さん(62)がひかれて死亡した事件で、事務所を標的にした嫌がらせの詳細が陣営関係者の話でわかった。

事件前日の早朝に2人が消火剤をまき散らしたほか、車7台がパンクの被害に遭うなどしたという。県警は消火器を押収するなどして調べている。

戸井田氏陣営の話によると、最初に被害に気づいたのは11日午前3時半ごろ。戸井田氏の父(70)が地域の集まりに出かけるため、事務所と同じ敷地にある自宅から車で出かけようとしてタイヤのパンクに気づいた。

ほかの車を調べたところ、選挙カーを含めて計7台のタイヤに千枚通しのようなもので突き刺した跡があり、うち5台は4本すべてがパンクしていた。

さらに、選挙カーのマイクのコードや選挙用の看板、事務所前に設置したテントの天幕と鉄柱を結ぶ糸が切られていた。

10日午後11時半までは事務所に人がいて異常はなかったという。

また、パンクに気づいてから約2時間後、戸井田氏夫妻と戸井田氏の父の3人で事務所にいたところ、事務所の引き戸が突然開き、消火器を1本ずつ手にした2人が引き戸の外から身を乗り出すようにして消火剤をまき散らした。

戸井田氏の父が「何やっているんだ」と叫ぶと、何も言わずに走って逃げたという。

うち1人は身長が170センチほどで40~50代の男。つばなし帽に白いマスク、黄色いジャンパー姿だった。

これらの被害から約29時間たった12日午前10時35分ごろに事務所にトラックが突入。利雄さんをはねて死亡させた。県警が殺人容疑で捜査を続けている。

12月 15, 2010 at 11:17 午前 事件と裁判 |

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