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2010.07.05

大相撲じゃなくて、大思惑だな

読売新聞に「放駒案なら辞める…理事会ドキュメント1
貴乃花、突然の退職願…理事会ドキュメント2
「はっきり言ってくれ」…理事会ドキュメント3
と3本の記事が上がっています。

3時間を超える相撲協会の緊急理事会は紛糾を極めた。謹慎する武蔵川理事長の代行人事を巡り親方衆は前日、急きょ役員会を開いて放駒親方を担ぎ上げる独自案をまとめた。

しかし、この「放駒案」を当日朝の新聞報道で初めて知らされた外部役員3氏が激怒。理事会の冒頭、協会に辞職願を突きつける対立の構図で会議は始まった。

「新聞の通りなら、我々は辞める」。外部役員の村山弘義、伊藤滋の両理事と吉野準監事(元警視総監)が席を立とうとした。文部科学省の意向もあり、特別調査委員会の内部では、「代行人事は村山理事を推薦」でまとまっていたからだ。

だが、親方衆にも言い分があった。伊藤理事らに対し、「あなた方は新聞記事を元に話をするが、文科省の意向や特別調査委の推薦案も、我々だって新聞でしか知らない。理事長代行を置けという勧告は受け入れているではないか」と、一歩も引かなかった。

対立姿勢に危機感を抱いた武蔵川理事長は

「あなたたちがいなくなれば、名古屋場所は中止せざるを得ない。考え直してほしい」と慰留。3氏は一度、15分ほど退席して相談、「親方たちが協力してくれるなら頑張りましょう」
と辞職願を引っ込めた。結局、放駒案は立ち消えとなり、村山理事長代行が決まった。

これで落ち着いたかに見えた理事会。琴光喜や大嶽親方の解雇も決まり、閉会となりかけた最後に貴乃花親方が立ち上がり、突然、「退職願」を出した。(大相撲賭博問題取材班)

2に続く
(2010年7月5日03時06分 読売新聞)

日本相撲協会の緊急理事会が終了直前、突如、立ち上がった貴乃花親方は「責任を感じる」との一言を添え、村山理事長代行に「退職願」を提出した。

唐突な行動に理事会の空気は一気に凍り付いた。

理事の一人が机をたたいて貴乃花親方の行動を制止しようとした。だが、親方は足を止めなかった。退職願を手渡された村山理事長代行は一度は「保留扱い」としたが、最後には「やはり受け取れない」と貴乃花親方に返したという。

ある理事は「琴光喜をかばいきれず、解雇されたことを悔やんでいた」と、その心理を推し量った。うわさの域を出ない話だが、親方衆の間では2月の役員選挙で、「琴光喜が貴乃花に1票を入れた」という説がある。その通りだったと仮定しても、貴乃花親方が言う「責任」の意味は、理解できなかったという。

親方衆が神経質になる議案は理事長代行の人事案のほかにもあった。それは協会全体の組織を見直す「改革委員会」の位置づけだ。

ある役員が特別調査委の伊藤座長に念を押すように問い掛けた。

「我々はオブザーバーで入るとしても改革委員会は協会が設置する委員会ですね」。
伊藤座長は肯定した。さらに
「ものごとを決める際は協会理事会が最優先ですね」。
これにも伊藤座長は「そうですよ」と答えたという。
改革委のメンバーは、外部の有識者で構成することが望ましいとする文科省の意向を意識したやりとりだ。

外部役員の理事長代行就任は、文科省主導であると見る理事の一人は、

「村山さんを受け入れたのは名古屋場所開催が、念頭にあったからだ。
この先、代行人事が外部理事長に向かうことは容認できない」
と、警戒感を強める。

改革委は「外部の人」を軸にすることは認めても、

「その人選を含めた主導権は協会にある」
とする一線は譲れないということだ。

3に続く
(2010年7月5日03時06分 読売新聞)

この日、協会の理事会決定を受けて文科省の鈴木寛副大臣が都内で取材に応じた。

理事会に向けては、文科省の担当者を通じて特別調査委の伊藤座長らと連絡を取り合ってきたことを明かし、村山理事の理事長代行就任には

「時間はかかったが、事態の深刻さを丁寧に説明し、すべての関係者に深く理解してもらった結果」
と述べた。その上で、
「大相撲の本当の改革に向けて、文科省としても村山理事長代行の体制を支えていく」
と今後も指導の手を緩めないことを明言した。

間接的な形で意向を反映させようとする文科省の対応方法に、ある理事は

「特別調査委も文科省も、我々に、はっきりとものを言ってくれ」
と、注文をつけた。
理事長代行人事に協会の独自案を出したことも踏まえ、
「私たちは何を、どう求められているのか分からない。新聞で意向を伝えるようなやり方は考え直してほしい」
とも訴えた。

理事長を始め、役員5人が謹慎となるなど協会の本丸が大揺れの中、名古屋場所は11日、何とか初日を迎えられる体制が整ってきた。

文科省、改革委、協会――。どの立場の人間も、本場所開催が一つの区切りになるなどとは考えていない。この先の改革に向け、3者が協調して進んでいけるか、どうか。大きな焦点だ。

(2010年7月5日03時01分 読売新聞)

なんというか「もうどうでも良い」と思ってしまいますな。

7月 5, 2010 at 09:38 午前 日記・コラム・つぶやき |

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