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2010.07.14

再捜査で、ひき逃げが追加になった

朝日新聞より「ひき逃げ死傷、不起訴を一転在宅起訴 大津地検が再捜査

2010年7月14日1時20分

滋賀県草津市で昨年11月、歩行者2人が軽乗用車にはねられて死傷する事故があり、車を運転していた女(31)=同県栗東市=について、大津地検がいったん不起訴処分(嫌疑不十分)とした道路交通法違反(ひき逃げ)罪で在宅起訴したことがわかった。

自動車運転過失致死傷罪だけに問われた女は3月に有罪判決(検察側控訴)を受けたが、地検は遺族の求めなどを受けて異例の再捜査をした。

今後、女に対しては大津地裁でひき逃げの罪についてのみ審理され、判決が言い渡されるとみられる。

起訴状などによると、女は昨年11月6日、草津市内の市道で軽乗用車を運転中、同市のSさん(当時69)と妻(64)を後ろからはね、そのまま逃げたとされる。Sさんは頭を強く打って死亡、妻は胸の骨が折れる重傷を負った。

女は約1時間後に現場に戻って110番通報。

ひき逃げと自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕されたが、

「人をはねたと思わなかった」
と供述したことなどから、地検はひき逃げについて不起訴処分とした。

これに対し、遺族が大津検察審査会に審査を申し立てたほか、大阪高検などに起訴するよう申し入れていた。

大津地検の広上克洋次席検事は「再捜査をした結果、有罪に持ち込める証拠を得た」と説明。

妻は「主人の無念が晴れたらと思う」と話した。

今回の起訴について、甲南大法科大学院の渡辺修教授(刑事訴訟法)は

「検察が被害者目線、市民目線で積極的に事件をとらえ直していこうとする変化の表れだ。
改正検察審査会法に基づく強制起訴制度も少なからず影響しているのだろう」
と話す。

何度も読み直して、やっと理解できました。
加害者の行動と、検察の動き

  1. 軽自動車で、被害者夫婦を轢いた
  2. その後1時間逃走
  3. 現場に戻って、110番
  4. 自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕
  5. 「人をはねたと思わなかった」と供述
  6. 検察は、ひき逃げについては不起訴

検察の判断は、1時間後に現場に戻ったことについて、逃走していたのではない、救助などを求めて、現場を離れたということにしたのでしょうね。

確かに「5分間離れた」を「逃走した」とは出来ないでしょう。
じゃあ、1時間なら逃走か?とも言えない。

そうなると必要なのは、逃走なのか、それ以外の何かをやっていたのか?であって、それは検察が捜査するべき事であった。
再送したら有罪に持ち込めることが分かった。

これは、検察としては「事件の解明に全力を尽くしていない」ということではないのか?
ちょっと情けない話だと思う。

7月 14, 2010 at 09:45 午前 事件と裁判 |

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