« 小林議員(北海道5区)のお粗末な選挙の結末 | トップページ | 運転免許証をコピーした事件 »

2010.06.16

口蹄疫問題と原油流失問題

CNN.co.jp より「米政府、原油流出量の推定値を再修正 最大6万バレル

(CNN)

メキシコ湾の原油流出事故で、米政府は15日、1日当たりの流出量の推定値を3万5000~6万バレルに修正した。

先週発表された推定値から、さらに最大で1.5倍に増えている。

政府は先週、1日当たりの流出量が当初の推定値を大幅に上回り、2万~4万バレルに達しているとの見解を発表していた。

当局の発表によると、チュー・エネルギー長官、サラザール内務長官らが、最新のデータと分析結果に基づいて修正を決めた。

高画質のビデオ映像や音響測定の結果や、破損部分にかぶせたふたの内部の油圧などを総合的に検討したという。

専門家チームのメンバーによると、チームはワシントン州シアトルで13日に10時間、14日に3時間の会合を重ねた末、新たな数値で合意した。

サラザール長官は「正確な流出量を把握することは、対策と原因調査の両面において重要だ」として、今後もさらに修正される可能性があると述べた。

対策に当たっている石油大手BPは現在、破損した噴出防止装置にふたをかぶせることによって、1日最大1万8000バレルを回収し、海上の船に吸い上げている。

同社の報道担当者は新たな推定値の発表を受け、「われわれの対策は流出量によって決まるものではない。できるだけ多くの原油を回収することが焦点だ」と語った。

2010年4月10日に石油掘削施設で大規模な爆発があり、11人行方不明・17人負傷とのことです。
以来現在に至るまで、原油の流出は続いていて、いまだに止めることが出来ないのですが、その事実に比べると、どうも報道される内容が「大事件」という感じでは無く、当初はこれほど長期に続く事件だとも感じませんでした。

この石油掘削装置は、BPの管理下にあって、BPの対応に非難が集まりつつありますが、さきほど海外ニュースを見ていたら、BP社の事故対応マニュアルでマスコミ対策を重視しつつ、電話連絡網の更新はされていなかったと言っていました。

このBP社のマスコミ対応策が、事件を矮小化していて結果としてアメリカ政府も対策の小出しとなり、今になって大統領がオーバルオフィスから放送する、という事になったのではないか?と感じます。

災害時に、戦力の逐次投入は被害が確実に拡大するので、結果として高コストになることは、よく知られているところですが、日本の口蹄疫問題とアメリカの原油流出問題は、両方とも初期対応を誤って被害が拡大した、のではないかと思います。

6月 16, 2010 at 10:31 午前 事故と社会 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2299/48644108

この記事へのトラックバック一覧です: 口蹄疫問題と原油流失問題:

コメント

コメントを書く