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2010.06.23

郵便制度悪用事件・検察論告

東京新聞より「元局長に懲役1年6月求刑 厚労省文書偽造事件

2010年6月22日 21時29分

郵便制度悪用に絡む厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた元局長(54)=休職中=の公判が22日、大阪地裁であり、検察側は

「元局長の指示か了解がなければ、偽造は実行不可能だった」
として懲役1年6月を求刑した。

横田信之裁判長は5月の公判で、検察側が立証の柱としていた元係長(40)=公判中=の捜査段階の供述調書15通をすべて証拠採用しないことを決めており、元局長が無罪となる公算が大きくなっている。

検察側は論告で、当時の厚労省が、民主党の石井一参院議員の口添えによる「議員絡みの案件」として偽造証明書作りを組織的に行ったと指摘。

捜査段階で元局長の関与を認めた元係長が「単独でやった」と法廷で証言したことについて

「1人でリスクを冒す必要性はなく『上司にとがめられない』という確信があったはずだ。法廷証言は不自然で荒唐無稽ともいえる」
と、信用性を否定した。
(共同)

1人でリスクを冒す必要性はなく『上司にとがめられない』という確信があったはずだ。
法廷証言は不自然で荒唐無稽ともいえる

いくら何でも、この論告はないと思いますよ。

「○○が無いのだから、××があったはずだ」というのは刑法の概念としてアウトですよ。
こんな論告には反論のしようがない。

荒唐無稽であろうが、信じがたい事であろうが、事実(真実ではないかもしれないが)を示して戦うのが裁判です。

事実はないが、信じられないから、否定する。というのは、本来必要ないことだし、検察側が、被告側証言を否定するのは当然であるから、理由を特には必要としないでしょう。
否定する合理的な事実を示すのであれば、意味があるけど事実が無く、不自然だと考えるでは、いわば失敗の糊塗です。

いったいどういう事になっていくのでしょうか?

6月 23, 2010 at 12:51 午前 事件と裁判 |

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