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2010.06.17

全国岡本倶楽部被害対策弁護団発足

「全国岡本倶楽部被害対策弁護団」で紹介した「被害者説明会」が予定通りに開催されて、その報告が出ています。

紀藤弁護士のブログより「全国岡本倶楽部被害対策弁護団の説明会 補足説明

岡本倶楽部被害の説明会

午後7時の開場前から被害者があふれ、急きょ、2回に分けて説明会を開きました。

日弁連会館最大のホールである「クレオ」が、2回ともほぼ満員となり、優に 1000人以上が、来られたと思います。

被害者の皆さんの関心事は、主に

  1. ①いくらぐらい戻ってくるのか?
  2. ②弁護士に依頼する意味は?

ということであったと思いますが、①については、現状では明確にお答えできませんが、できるだけ努力するということに尽きます。

この点、ただ漫然と、管財人に債権届け出をするだけで、努力しなければ、得られるであろう金額が減るだけです。
今後の手続が、個々人で債権届け出を出すだけなら、弁護団は不要に見えます。

しかし弁護団は静的な組織ではありません。弁護団は、単に破産債権届け出を出すだけでなく、管財人に協力して資産をあぶり出し、被害回復につなげる努力や、役員や幹部に対して、破産とは別に、民事の損害賠償請求をすることも視野に入れています。警察との折衝なども行っていきます。

そして1人の被害者の力では、今後必要となる管財人折衝、警察折衝、行政折衝などの力を持ち得ません。
まさに多数の被害者が結集した弁護団が必要なゆえんです。

2回目の説明会の会場で、弁護士に頼まなくとも、自分でできるのではないかのような御質問がありましたが、これは弁護団の活動に対する②の内容の誤解に基づくものです。この点、説明不足をお詫びします。

弁護士に依頼する意味は、努力によって、将来の可能性を広げる作業です。

この点を、誤解なきようお願いします。

弁護士費用の説明も求められましたが、着手金の2万、3万、4万円という額は、実費も含めたもので、とても良心的だと思います(通常の法律相談料さえ、1時間1万円です。)。

被害者の方は、岡本倶楽部側が、その保身から流す情報(有志6人による手紙が、被害者に送付されてきていますが、個々の被害者が知るはずもない、宛先の顧客情報はどこから入手したのでしょう。
その郵送費用は誰が負担したのでしょう?80円×5000人=40万円かかります。)に惑わされず、破産決定、暴力団担当の警察が捜査しているという現実を踏まえ、まさに御自分の判断で、弁護団への依頼判断をしていただければと思います。

岡本倶楽部側の工作というのは初めて知りましたが、それでちょっと調べてみると、坂井崇徳弁護士のブログより「全国岡本倶楽部被害対策弁護団」文責: JackDaniel: 10/06/12 23:45

僕は東京弁護士会の消費者問題特別委員会の副委員長をやっているのですが,先日の正副委員長会議で全国岡本倶楽部被害対策弁護団を発足する必要が述べられ,先般有志が集まって相談した結果,弁護団を作ることになりました(団長:青木秀樹弁護士(第二東京弁護士会所属),事務局長は一応僕です)。

この岡本倶楽部の被害者については,強制捜査が入るまではほとんど消費者相談がなかったのですが,新聞報道されるようになって,110番をやったら電話が鳴りっぱなし,全くかからない状態になってしまうくらいの反響がありました。

今でも毎日5~60件の問い合わせが東京弁護士会だけできているようです。被害者は8000人とも言われておりますが,この電話のかかりかたはちょっと普通ではないです。

もしまだ岡本倶楽部の被害者の方で弁護団に参加していない人がいらっしゃれば,6月16日7時30分から霞ヶ関弁護士会館内のクレオで東京三弁護士会が主催して行う被害者説明会に参加され,弁護団の説明を聞くか(資料配付予定),参加しなくてもhpから問い合わせをして弁護団に参加されたらどうか,と思います。

この弁護団は東京三弁護士会の消費者委員会委員長を含むメンバーで構成された弁護団です(もっとも,弁護士会が直接特定の弁護団と提携するわけにはいきませんから,あくまで公式には無関係です。霞ヶ関のクレオを使った説明会を弁護士会でやってもらうなどの間接的な支援を受けているにとどまります。細かく説明するといろいろ面倒なのです・・・)。

昔は消費者被害の弁護団を作るというのは広告禁止規定があったことなどもあり,このような弁護士会が事実上支援するような弁護団しか成立し得なかったのですが,最近は広告規定が緩和されhpで事実上の顧客集めができるようになったからなのか,事実上単一事務所の作る弁護団というのが増えています。

なので,他にも弁護団というのがあるのが普通になってきましたので,一応情報提供です。

ちなみに自分でアップするのは面倒なのであれですが,リンク総合法律事務所の紀藤弁護士のブログに最新情報が載りがちです。

また,静岡の方で藤森弁護士という弁護士がやっている弁護団(昔の日弁連の消費者委員会の委員長経験があるそうですが,事実上お一人でやられているようです)のhpの情報が先行しているので詳しいですが,当弁護団でも徐々にキャッチアップしていくつもりです。 また,他にも弁護団はあるとの噂も聞きます。

時代は変わりました。弁護団を選ぶのも一苦労です。

 

頂いたコメント

1 : JD : 10/06/15 13:01 ID:???

岡本倶楽部会員をまもる会とか,その他の直接連絡が来るものは全て岡本倶楽部側のリストを使用している可能性が高いわけですから,基本的にはオー・エム・シーその他の岡本倶楽部側の破産防御や詐欺性減弱の為の工作の可能性もあります。

もしであれば,情報としてPDFなどいただければ幸いです。

2 : Anonymous : 10/06/15 12:50 ID:???

先日の相談日(7日)に電話して相談をしました。弁護団も熱海もあるようですね 何も分からない私は、どの弁護団に登録したらいいのか考えてしまいます。

昨日、岡本倶楽部会員をまもる会(仮称 有志の会)から手紙が来て倶楽部存続のために向けて・・・となんだか訳がわかりません。

全国岡本倶楽部被害対策弁護団結成!」文責: JackDaniel: 10/06/17 08:34

全国岡本倶楽部被害対策弁護団結成へ。

この前のエントリーでhpにリンクしたら,作成中なのに勘弁してくれと言われてしまいましたので,改めてここでリンクを張りますが,昨日上記被害者説明会があり,弁護士会が全面バックアップしますとの理事者のコメントとともに弁護団を結成すること,その応募方法についてなどを発表しました。

700人以上収容できる霞ヶ関の弁護士会館内の会場,通称クレオで行いましたが,当初予定していた2倍以上の人が押しかけ,1700人ほどがきていたようです。

1時間以上前から人がたくさん押しかけていたために,会場を1時間ほど早めて何とか混乱を乗り切りました。

早く始めすぎてしまったために団長もまだきておらず,人が多すぎるため,急遽二回制にして入れ替えで行うことになりました。ご協力いただいた方はありがとうございました。

もっとも,質問者の中には費用が気になる,結局弁護士に頼んでも同じではないのかというような質問を何度もされる方もいて,どうやら後から聞くと被害者の有志の方のようでもあり,なかなか信用して,みんな被害者を団結して,というのは簡単ではないのかな。とも思いました。

説明は主に当職が行った部分も多く至らないところもあったかと思いますが,今後掲示板や被害者団体を名乗る方面からネット,電話,郵便などで混乱させるような情報もでてくるとは思います。

なるべく弁護団側からも情報を提供するようにして,出資法違反,おそらくは集団詐欺のような行為を行った岡本倶楽部を利するようなことがないように,責任をとれる人には責任をとらせるように,していきたいと考えています。

そのためにはまず被害者の皆さんの情報提供・弁護団参加が必要です。よろしくお願いします。

藤森克美弁護士のHPより「2010/6/16 岡本倶楽部有志の会(仮称)発足説明会には参加しないで下さい」

  1. 6月12日付で被害者の皆さんのもとに、岡本倶楽部有志の会(仮称)が、発足説明会のお知らせとして、「6月28日(月)~7月24日(日)期間中毎日開催(15:00~17:00)、開催場所:熱海岡本ホテル大宴会場」という案内が送られています。
  2. 当弁護団の活動に委任された方々は、決して参加しないで下さい。
    参加する旨のFAXをした方は、取消しのFAXを送って下さい。
    諸事情で取消しのFAX送付が困難な方は、当弁護団に申出て下さい。当弁護団が代りに取消しの FAXを送ります。
    弁護士に委任をするということは、弁護士を通して解決をするということですので、弁護団の方針に従っていただきますので、説明会には参加しないで下さい。
  3. 2007年暮れ、Aさんから委任を受け、藤森弁護士が(株)オー・エム・シーと交渉して、損害額全額を一括返済することで合意に達した後に、担当営業マンが被害者本人と直接交渉し、被害者を翻意させて、藤森弁護士を解任し、契約を続けた方が、今回の当弁護団の破産手続に参加しております。
    有志の会(仮称)の説明会に参加した場合、当弁護団の委任契約の解除を迫られることは必至です。
    前記Aさんが2次被害に遭ったように、有志の会(仮称)の説明会への参加が2次被害へと続くことを深く危惧します。
    絶対に参加しないで下さい。
  4. 裁判所が(株)オー・エム・シーの言い分も聴き、慎重に判断した結果が6月10日の破産手続開始決定です。当弁護団は裁判所、破産管財人、警察に協力して行動して行きます。
    当弁護団に依頼された皆さんには、岡本倶楽部側の作戦に惑わされることなく行動されることを要望します。

これでようやく昨日の状況が分かってきましたが、1700人ぐらい参加したというのはすごいですね、わたしは確か近未来通信の集会だったと記憶していますが、800人ぐらいの集会を見学して「わっ!すごい」と思ったのですが、その倍です。

集めてみないと、何人来るのか分からないのが被害者説明会で、二回に分ける、二会場に分ける、といったことをやると集会の運営問題に引っぱられて、肝心の説明がうまく行かなくなるというのは良く分かります。

しかし、よく分かるわたしは野次馬ですからそれで済みますが、被害者の方はそうもいかないわけですから、なんとか全体状況をご理解いただくしかないですね。

円天(L&G)事件は、捜査が入る以前からテレビが注目していて、広く報道されていたといって良いわけですが、円天の主催者(首謀者というべきか)の波会長は、テレビに積極的に出て事件になった後も「自分を信じて」と被害者の引き止め工作をしていました。

そして、どうも被害者の一部というか利益を得た人たちなのかしれませんが、相当数の人が捜査や被害者弁護団などを非難していました。

こういう点は、今までの大規模消費者被害事件で多く見られたことで、今回の岡本倶楽部事件も同じだと言えるでしょう。

全国岡本倶楽部被害対策弁護団のスタートは6月16日ですが、藤森克美弁護士が5月26日に岡本倶楽部被害対策弁護団への参加を呼びかけています。
これだけでも、けっこう分かりにくいですが、その上に岡本倶楽部側の工作のようなものがあるのだから、被害者の方はとても迷うでしょう。

6月 17, 2010 at 10:11 午前 事件と裁判 |

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