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2010.04.17

SECがゴールドマンサックスを詐欺で訴える

サンケイ新聞より「米SECがゴールドマン提訴 サブプライム関連で証券詐欺容疑

【ワシントン=渡辺浩生】
米証券取引委員会(SEC)は16日、米金融大手ゴールドマン・サックスが、2007年以降の金融危機の引き金となった低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)を裏付けとした証券化商品に絡み、重要情報を開示せずに投資家をだまして巨額の損失を負わせたとして、証券詐欺罪の容疑でニューヨーク連邦地裁に提訴したと発表した。

ゴールドマンはポールソン前財務長官ら、歴代政権の要職にOBを送り込んできた名門投資銀だが、高額賞与などが批判されてきた。

提訴によって、ウォール街に厳格な規制強化を求める声は一段と強まり、議会で審議中の金融規制改革法案の成立が後押しされる可能性がある。

訴状によると、ゴールドマンは07年、サブプライムローンを組み込んだ債務担保証券(CDO)を投資家に販売。
その際、CDOの組成に影響力をもつヘッジファンドがこのCDOに売り姿勢をとっていたにもかかわらず、そのことを投資家に伝えず、「第三者機関が選別した」と誤った情報を伝えていたという。

ファンドはCDOの値下がりで巨額の利益を得た一方、他の投資家は10億ドル以上の損失をかぶったとしている。

サブプライムにからむ証券化商品の急落は、07年8月以降の金融市場の大混乱を招き、金融危機の引き金も引いた。

SECは、今後も大手金融機関によるサブプライム関連投資の調査を続け、必要な措置をとるとしている。

ゴールドマンは声明でSECの提訴は「全く根拠がない」と自らの正当性を強調し、「会社の名誉のため闘うつもりだ」とした。

SECのゴールドマン提訴を受けて、16日のニューヨーク株式相場は大幅反落、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比125・91ドル安の1万1018・66ドルで終わった。

う~ん・・・・・
けっこう難しい判断のように思います。

そもそも、サブプライムローンそのものが健全とは言えないもので、破たんの可能性はあったわけです。

それを組み込んだ、債務担保証券を売った場合に「中身が何だか分からないモノを売ったのがけしからん」とするのか、「サブプライムローンのようなすぐに腐るようなものを組み込んだのがけしからん」とするのかで大きく判断が分かれるように思います。

そうなると、「重要な情報を開示しなかった」とは何を指すのか?となってしまいます。

金融危機を追いかけた報道番組などでは、当事者たちが「何をやっているのかよく分からないまま営業していた」といった声があって、それがバブルでありバブル崩壊だ、ということなのかもしれません。

後になってから「そりゃ詐欺的だろう」というのはわりと簡単かと思いますが、これは昔から続いていることですからね。
内容がより一層明らかになれば、それで良しといったところでしょう。

4月 17, 2010 at 11:52 午前 経済・経営 |

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