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2010.04.24

ホームオブハート裁判・「4月23日の記者会見」・その2

やや日刊カルト新聞より「TOSHI&ホームオブハート被害者、共同記者会見レポート

非常に詳細な、文章レポートがアップされました。
あまり知られていないこともToshiが述べています。ぜひ、じっくりご覧ください。

4月23日、TOSHIが東京都千代田区のさくら共同法律事務所でホームオブハート(HOH)被害者との共同記者会見を開いた。TOSHIは会見の冒頭、前日夜に発表されたmixiのメッセージを改めて読み上げた。

会見に同席した紀藤正樹弁護士からは、1月末にTOSHIがHOH被害者の山本ゆかりさんらと会ったことが明かされた。

紀藤弁護士は被害者が加害者になっていくプロセスを解説、今回 TOSHIが脱会したことについてTOSHI本人が正直に真摯に誠実に対応したことで被害者も心がほぐれ、思いが共有できるとの感想を持ったことが伝えらた。

今回の共同記者会見については、TOSHI本人からHOH側がTOSHIのオフィシャルサイトを騙っている現状を憂い、新たな被害者を出さないという決意から早期に開かれることになったと経緯が語られた。

HOH被害者の山本ゆかりさんは今までの被害と辛かったこと、そしてHOHの中で目撃した問題や児童虐待の告発の経緯を語った。

今年1月まで原告と被告として対立関係にあったTOSHIについては、訴訟の辛さもあったがトシの言葉で出される私たちを非難する声明に心が痛んだと述べ、具体的な事例として背任やストーカーと非難されたことを挙げた。

しかし今年1月に勇気を持って記者会見の席に於いて、記者の前でHOHとの決別を発表したTOSHIを今回の会見の提案と合わせて嬉しく思ったと高く評価した。

山本さんは7人の被害者が細々と苦しみながら7年やってきたことを挙げ、これからHOHに立ち向かっていくTOSHIについて助け合いながらやっていくことを表明。

TOSHIの、更にこれからの被害者が出ることを防止したいという決意、自分の被害も取り戻すという決意を「嬉しかった。過去の経緯は色々あるが共感できる。」と感想を述べた。

そして

「被害者が生の被害をメディアの前に公にしないと後の被害は止まらないということを感じた。今回TOSHIさんがそれをやってくださるということを重く考えています」
と訴訟を起こした時のこと思い出し涙ながらに語った。

会見では、具体的な事例を示しながらHOHの倉渕透(MASAYA)と守屋香の非道さも明らかにされた。TOSHIのお金が目当てでセミナーを作り、お金がなくなるとドサ回りの営業に出して資金源にしていた内情も明かされた。

TOSHIはHOHに入った切っ掛けとしてX JAPANの海外進出にあたって感じた壁や自信喪失、ソロ活動のマネジメントでのトラブルに遭遇していた時期にスッと入ってきたと述べた。

紀藤弁護士からは、マインドコントロールとはトラブルがあろうが無かろうがトラブルがあるかのように意図的に記憶を増幅・植え付ける作業から始めるもの、記憶が歪められていることや造られていることが起こりえる。取扱いに注意するようにとの注意があった。

そして倉渕透(MASAYA)のマインドコントロールのテクニックの実例を細かく解説、言語を変えることによって人をコントロールし精神操作していく手口も明らかにされた。

TOSHIは被害者への謝罪について、

「紀藤先生を通じて山本さんと会い、自分がそういう精神的な状況にあったとはいえ非常に酷い言 葉、言葉の暴力を紀藤先生山本さんにまた被害者の方に被害者の方に投げつけてきました。
今読んでも恐ろしい内容なのですが、本当に申し訳なかったと言うことをお伝えしました。
その後被害者の方と繋いでいただいて電話で話させてもらったり、会わせてもらったりしています。
今後も表に立っていない方や事情があって訴えられない方、心の痛みまで抱えてしまっている方々にも随時話せる機会があれば今後も続けていきたい」
と述べた。
TOSHI自身の被害回復については弁護士団と話し合っているとのことだった。

今後についてTOSHIは

「一歩一歩スタート。和解を得て何か一緒に書籍という形で検討しながらまとめて真実を明らかにしていけたら、同じような事で悩まれている方や新たな被害者を出さないためにも」
と、自らの経験を踏まえ紀藤弁護士らと書籍を出版する計画を明かした。

TOSHIは、倉渕透(MASAYA)と守屋香の不倫関係についての質問にも返答。

「信じてきたので裏切られて辛い気持。自分のこともそうだが周りの方のことを含め被害者の方のことを含め怒りがある」
と述べた。

関係を断ち切られたとしていた家族との関係修復については、時折声を詰まらせながら『心の再会』として、

「母親とは何度か訪ねています。
父は亡くなり兄弟とは海外にいて連絡が取れていないが近日中には、家族に対しても詫びたいという思いはあります。
中々海外に行くなど忙しくしているものですから、久々に田舎に帰った時に、寒くて雪が散らついていて懐かしい風景の中、ずっと外で待って迎えてくれた姿は・・・・・、ありがたいことだなと。
残念なことに父は(他界していて)もうそこにいなかったので、いろんな後悔の念もありますけれども、友も家族もやはりかけがえのないものというのはあるものなんだということを今回強く本当の意味で知りましたし、自分事ですが歌を、今回もずっと脱するところからの心の葛藤やそういうところを全部素直に歌にしてきました。
今回もその母との再会もそれも曲に綴りまして、やはり自分は歌手ですのでそういう思いを歌に託して綴っていてそれもひとつの自分のメモリーとして残していきたいと思っています」
と述べた。

生活についての質問については、

「メンバーのヨシキですとか本当に助けてくれる人たちに支援してもらいながら今はなんとか乗り切っている状況にあります。

そういう意味でも親もそうなんですが一番苦しい時に本当に支えてくれるという意味では、そのありがたみというか、初めて痛感しているところです。

いろんなものをたくさん失ってそれはそれでたくさん問題があり、またいろんな怒りや憤りや、心を本当に自分も人を傷けましたし自分もいろんな意味で傷ついてきたんですが、でも何かそういう本当の意味でそういうものが無くても勿論あった方がいいんですが、なくても何かそういう時にだからこそ本当に大切なものというのが、今まで口先だけで綺麗事を言っていたのですが自分がそういうものをいろんな目に遭ったり実際そういう立場に立ってみて初めて解かることというのが本当にあるんだなと。
そして本当にかけがえのない大切なものってあるんだなということを今回ネガティヴな事がたくさんありましたけれども、自分でも起こしてきてしまいましたけれども、それを感じられたということは一番代償に頂いたもの、そんな気持ちで今はいます。

心中いろいろありますけれども今までにない自分の前を向いた気持ち、明るい・色んなことを引きずりつつもある種スッキリな気持ち・さわやかな気持ち・清廉な気持ちを少しずつ感じながら日々暮らしています」

と前向きな気持ちを語った。

被害者と会った時のことやその思いについて、

「どんなに詰られても怒鳴られてもぶん殴られてもしょうがないようなそういう位置にいるんですけれど、紀藤先生始め皆さんがすごく心解かった上で理解してくださってというか手を差し伸べてくださったというか温かい受け入れをしてくださったのでその時にハッとして本当に申し訳なかったと、過去の裁判から目を敢えて背けていたのですが裁判記録などを読んで被害者の計り知れない心の傷や紀藤先生の心意気、真摯な姿勢をを垣間見て自分は何て事をしてしまったんだろう、同時に自分も被害者であるが大きなものを傷付けてきてしまってきたのだと皆さんと関わって感じてきた」
と真摯に語った。

今回の共同記者会見でTOSHIが真摯に自らの心境を語ったことは称賛に値する行為であると感じた。
カルトと呼ばれる団体から脱会した芸能人・有名人が、自ら他の被害者とともに会見し、今後の協力を表明したことは、過去例にない画期的なことである。

4月 24, 2010 at 11:20 午前 裁判傍聴 |

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