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2010.03.10

日弁連会長選挙・宇都宮健児弁護士が当選

毎日新聞より「日弁連会長選:再投票で宇都宮氏当選

日本弁護士連合会の会長選は10日、再投票が行われ、多重債務問題への取り組みで知られる宇都宮健児氏(63)=東京弁護士会所属=が、現執行部の路線を継承する前日弁連副会長の山本剛嗣(たけじ)氏(66)=同=を破り、新会長に内定した。

任期は4月から2年間。従来は大規模弁護士会の主流派が推す候補が当選してきたが、知名度の高い宇都宮氏が慣例を破った。

即日開票の仮集計で、宇都宮氏は9720票を獲得し、8284票の山本氏を1436票上回った。

当選には全体の最多得票者が全国52弁護士会の3分の1を超える18会で最多票を得る必要があるが、宇都宮氏は46会を制した。

約2万8800人の全弁護士が有権者で、投票率は63.19%。2月の投票では山本氏が宇都宮氏を976票上回り、宇都宮氏が42会を制していた。

全弁護士の6割が東京の3弁護士会と大阪弁護士会に所属し、従来は4会の主流派が擁立する候補が当選。
今回は山本氏が推されたが、再投票では大阪でも宇都宮氏に敗れた。

宇都宮氏は「司法試験合格者を年間1500人に削減する」と主張。
具体的な人数を示さなかった山本氏と比べ明確な方針を示し、地方の支持を幅広く得た。

宇都宮氏は愛媛県出身で71年弁護士登録。
消費者問題の第一人者として知られ、日弁連多重債務対策本部長代行やオウム真理教犯罪被害者支援機構理事長を務める。【銭場裕司】

そもそもなぜ、再投票になったのかが分かりにくいのですが、朝日新聞より「日弁連会長選、初の再投票に 主流派・山本氏に地方反発」に説明があります。

主流派閥の候補者と知名度の高い候補者との一騎打ちとなった日本弁護士連合会の会長選の開票が5日行われたが、接戦となって当選者が決まらなかった。

3月10日に再度、投票が実施される予定。再投票になるのは、会長選が全会員による直接選挙になった1975年以降、初めてのことだ。

立候補しているのは、いずれも東京弁護士会所属の山本剛嗣氏(66)と宇都宮健児氏(63)。

消費者問題の専門家として知名度が高く、「日弁連の改革」を訴える無派閥の宇都宮氏が、主流派で現執行部の路線を継承する山本氏に挑む構図。
主流派候補が組織力で勝ってきた従来とは異なる会長選として結果が注目されていた。

日弁連の会員数は約2万8千人。

日弁連の仮集計によると、投票総数は1万8361票で、得票数は山本氏が9525票、宇都宮氏が8555票と、山本氏が上回った。

ただ、会長選の規定では、全得票数が最多でも、全国に52ある弁護士会のうち3分の1の18会以上で得票数が1位でなければ当選者になれない。

山本氏がトップだったのは東京、第一東京、第二東京、大阪などの9会にとどまり、条件を満たせなかった。

一方、宇都宮氏は地方を中心に42会で1位となり、地方の「反乱」が史上初の再投票を招いた形だ。法曹人口の拡大を目指す司法制度改革で若手弁護士が急増し、弁護士の仕事が大都市部ほど多くない地方で、増員路線を進めてきた現執行部への反発が強いことが背景とみられる。

日弁連によると、3分の1の条件は、会員の6割が集中する東京・大阪の意見に偏らないよう、バランスを考えた規定。

再投票でも適用され、決まらなければ改めて候補者を募って「再選挙」をすることになる。その場合は投票まで2~3カ月かかることが予想されるという。(延与光貞、中井大助、向井宏樹)

要するに「当選資格」が二つあって、両方を満足することが規定されていたのだけど、たすき掛けになってしまったから再投票になった、ということです。

宇都宮弁護士とは宴会の席で隣になったので、お話しする機会がありましたが、信念の人という観点ではこの記事にある通りの方と思いました。

魂の仕事人第10回「社会の闇と闘う仕事人・弁護士 宇都宮健児」 2006年の記事で全5回のインタビューです。お勧めです。

しかし、わたしの知己である法学者や弁護士の方々は、どちらの候補も弁護士数の削減を唱えているのだが、とそもそも論の段階で疑問を呈されていました。
利用者というか社会一般から見ると、長期的には弁護士は増えるべきだと思います。

わたし自身は、法科大学院問題はトンでもない話だと思うのですが、実は法科大学院を直接管轄しているのも文科省ですから、法務省と組んでいる弁護士会としては、隔靴掻痒なところがあるのではないかと想像しています。

庶民に知名度が高い日弁連会長の登場が今後どのような影響を与えていくのか、楽しみです。

3月 10, 2010 at 10:00 午後 国内の政治・行政・司法 |

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コメント

合格者を1500人に「削減」したとしても
十分弁護士は増えますよ。

投稿: | 2010/03/11 0:10:05

虚偽は正当な弁護士業務だ !

 日弁連・会長:宇都宮健児は、「虚偽(詐害行為)は正当な弁護士業務だ」と主張(議決)して、懲戒対象弁護士を擁護し、これを撤回せずに、裁判で争っております。

 弁護士を指導・監督する立場にある宇都宮健児のこの行為は、不法行為を教唆するものであり、国民への背任です。

 表向きは、社会正義の実現(弁護士法1条)を強調しながらも、裏陰では、「虚偽(詐害行為)は正当だ」と指導しているのですから.弁護士トラブルが急増するは当然です。
 
 日弁連・会長:宇都宮健児らは、提訴し、勝訴するための「虚偽は正当だ」との理念を抱き、当然のように実践する人間たちだということでしょう。

 そして、組織的な権力を得ている日弁連・会長:宇都宮健児らのこの裏影での卑劣な行為を国民は知ることができず、それをとがめる手段もないのです。

 国民は、日弁連・会長:宇都宮健児らのこの卑劣な事実を知るべきであり、この元凶者たちを排除すべきです。

法曹界に正義はありません。

投稿: 月光 | 2010/12/10 23:37:34

弁護士は虚偽事由で提訴する!
実態は以下のとおり酷い。
 虚偽事由で提訴(訴訟詐欺)することは正当な弁護士業務だと主張する黛千恵子(坪田)・坪田康男・八木宏らは、詐欺罪で告発受理(2014~2015)されていたようですが福井弁護士会は、反省も謝罪もせずに知らぬ振りして何らかの処置もしていないようです。
 それどころか、福井弁護士会は、「虚偽事由で提訴することは正当な弁護士業務だ」と議決して擁護(教唆・幇助)し続けているらしいです。
 被害者は、更なる侮辱や訴訟詐欺にあう事を恐れ恐怖の日々を過ごしているみたいです。
 権力を有した組織的な犯罪が放置される中で正義など通用するはずもなく、おそらくは一人ひとりと食い物にされることになるのでしょう。
人権擁護や正義などは眼中に無いようです。

投稿: | 2016/04/02 16:46:35

>原発訴訟団の弁護士島田宏は、「国民の常識が司法に生かされ国民の安全と基本的人権が守られる時代の到来を期待しています」と述べた。 とありますが、そんな発言を本当にしているんですか?
弁護士の島田宏は、「虚偽事由で提訴したり侮辱したりすることは正当な弁護士業務」 と福井弁護士会長のときから胸を張って主張している人物です。
どうして平然とこの様なことを言えるのでしょうか。
しかも、あろうことか 消費者庁消費者教育員の職におり詐欺撲滅をうたい文句にしてるとか。
詐欺の件、疑うのであれば以下の件、本人に確認下さい。

弁護士は虚偽事由で提訴する!
実態は以下のとおり酷い。
 虚偽事由で提訴(訴訟詐欺)することは正当な弁護士業務だと主張する黛千恵子(坪田)・坪田康男・八木宏らは、詐欺罪で告発受理(2014~2015)されていたようですが福井弁護士会は、反省も謝罪もせずに知らぬ振りして何らかの処置もしていないようです。
 それどころか、福井弁護士会は、「虚偽事由で提訴することは正当な弁護士業務だ」と議決して擁護(教唆・幇助)し続けているらしいです。
 被害者は、更なる侮辱や訴訟詐欺にあう事を恐れ恐怖の日々を過ごしているみたいです。
 権力を有した組織的な犯罪が放置される中で正義など通用するはずもなく、おそらくは一人ひとりと食い物にされることになるのでしょう。
人権擁護や正義などは眼中に無いようです。

投稿: | 2016/05/13 21:39:58

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