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2010.02.17

小林千代美衆院議員陣営の裏金問題

サンケイ新聞より「カンパを裏金化? 北教組幹部宅も捜索 民主陣営への違法献金で

民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=側が北海道教職員組合(北教組)側から違法な選挙費用を受け取っていたとされる事件で、北教組が選挙の度などに組合員から1人1千円ずつカンパを集めて裏金化しており、一部がこの選挙費用の原資になっていた疑いのあることが16日、関係者への取材で分かった。

札幌地検は同日、政治資金規正法違反(企業・団体献金の禁止)容疑で、小林氏の選対委員長を務めた北教組の長田秀樹委員長代理の自宅などを新たに家宅捜索した。

札幌地検の調べによると、小林氏側は昨年8月30日に行われた衆院選の選挙費用として、北教組側から4回に分け、計1600万円の違法な資金を受け取った疑いが持たれている。

関係者によると、北教組では以前から国政などの選挙の度や年に数回程度、「民主党候補者を支援するため」として組合員の教職員から1千円のカンパを徴収し、裏金としてプールしていた。カンパは学校単位の「分会」ごとに集められ、北教組の各支部を経て本部に集約されるシステムだったという。

札幌地検は、小林氏側への提供資金の原資の一部にこうした裏金が含まれていた疑いもあるとみている。

一方、札幌地検は16日、札幌市内にある北教組の長田委員長代理の自宅マンションを捜索した。

長田委員長代理は、小林陣営の選対委員長を務めていた北教組委員長が選挙直前の昨年6月に死去した後、陣営入りし、北教組とのパイプ役を果たしたとされる。

札幌地検は15日に、同市内の北教組本部事務所を捜索しており、2日間で押収した会計帳簿や名簿などの分析を進め、小林氏側と北教組側について、政治家個人への企業・団体献金を禁じた規正法違反容疑での立件に向けて捜査を進める。

また小林氏側については、選挙費用の収支報告を義務付けた公選法違反の疑いもあり、同法の適用も検討する方針だ。

大々的に報道されていることもあって、注目していましたが公選法違反の話にならないから「なぜだろう?」と考えてしまいました。

公選法では、買収を問題にするのが主眼ですから、候補者からお金が出ていく場合に事件になります。
それに対して、今回は候補者にお金が入ったからとりあえず買収にはならないわけです。

もちろん、記事の最後にあるように、選挙費用の申告で違反していますから事実が確定すると、公選法違反になりますね。
有罪になれば議員を失職でしょう。

そうなると、今までの教職員組合側だけを問題にしていたことの意味は?となりますが、検察の目標が北教組に向いている、ということなのでしょう。

北教組を落とすことが出来れば、公選法違反は後から付いてくる、という感じなのでしょうか?
状況的にはかなりはっきりしているので、早々に決着が付くのではないかと思います。

それしても、今まで記事からまとめてみると

  1. 選挙対策費をカンパした
  2. 政治活動資金として献金したいが、団体献金が禁止なので、裏金にした
  3. 裏金なので、選挙活動収支報告がウソになった
というあまりに分かりやすい構図に、選挙に関わった経験者としてはめまいがします。
個人献金にすれば、なんの問題もないわけです。
それをしなかった理由は何なのか?あるいは、団体献金でも見逃されると判断していたのか?

あまりに乱暴すぎる、政治活動と言えるでしょう。

2月 17, 2010 at 11:19 午前 選挙 |

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