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2010.02.08

ホームオブハート裁判・明日(2010/02/09)の法廷

弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版より「ホームオブハート事件の真実=元トシオフィスのスタッフが証言します。

TOSHIによるホームオブハート脱会・破産記者会見(2010年1月18日)の余波で、いくつかの尋問が延期されていますが、この火曜日2010年2月9日に、TOSHIの記者会見後としては、初めて、ホームオブハート被害者(元トシオフィススタッフ)の尋問が行われます。

既に告知ずみですが、ホームオブハートの真実(もちろん一部ですが)が明らかになると思いますので、傍聴の希望の方はぜひどうぞ。

期日は、2010年2月9日火 14:00~16:00です。傍聴自由です。

裁判日程ブログ

・金銭等被害裁判 東京地裁民事23部 東京地裁712号法廷(7階です。)=傍聴自由

2010年2月9日火 14:00~16:00 
証言・原告山本ゆかり(元トシオフィススタッフ)

2010年3月16日火 13:30~16:30
証言・被告MASAYA(倉渕雅也)こと倉渕透、加田順子(㈱ホームオブハート代表取締役)

「ホームオブハート裁判・当分混沌か?」で説明した通りにいろいろな予想は出来るのですが、現実の裁判では、はじめに予定が決まって裁判所が特に変更を認めない場合には、予定通りに開かれます。

HPT最新情報には、延期になった裁判も記載されていますが、基本的にToshi個人が当事者ではない裁判については予定通りに進行することになります。
しかし、「ホームオブハート裁判・Toshiの記者会見」で紹介したビデオでは、河合弁護士が「トシオフィスの破産もある」と述べていますので、いずれにしろ裁判の進行は大きく遅れるでしょう。

2010/02/09の法廷は、裁判全体が変化していく直前であり、今後の変化を予想するあるいは決定する意味でも重要な法廷になるでしょう。

Toshiの記者会見は、ホームオブハートの関係者や支援者には大きな衝撃であったようですが、徐々に収まりつつあるようで、これから彼らの方向性がはっきりとしてくるだろうと考えています。

わたしが、ホームオブハート裁判を応援するようになったいきさつは、「Toshiのホームオブハート脱会宣言への感想」に書いた通りですが、現在のような状況になるとは全く予想していませんでした。
2ちゃんねるの意見を見ていると、基本的には「裁判」「Toshiの洗脳事件」「Toshiの脱退声明」といったように、バラバラの事件が起きて収束する、といったように見られています。
これは当然の見方ではありますが、現実に裁判を応援して弁護士や被害者の方々の説明を聞いていると、何年もの絡まり合った関係として考えないと、予測にならないということを理解しました。

いわば「決算」とか「年度」といった時間的な区切りがない話なのです。普通の市民生活では、何らかの区切りを付けて生活しているのですが、そういう普通の生活から逸脱している世界、なのですね。

個人的な感覚として「法律はわたしには正義にならない」と考え主張することは理解出来ますが、そういう主張は社会との約束事自体を破壊するから、社会と隔絶してしまいます。
カルト事件では、出家に代表される社会との隔絶が出てきますが、ホームオブハートも出家であり、社会との隔絶の道に進んでいるようです。

やや日刊カルト新聞より「TOSHIのカネはどこへ? ホームオブハートの豪華家具写真

X JAPAN・TOSHIの脱会を受けて、中止となったコンサートのチケット代の返金をTOSHIグッズによる現物支給でごまかそうとしている自己啓発セミナー「ホームオブハート(HOH)」。しかし本紙既報の通り、HOHの拠点がある栃木県那須町には新たなHOH関連施設がいくつも作られていました。そのうち、同じ那須にあるHOH本部施設内の豪華さを示す写真が、インターネット上に堂々と掲載されています。カルト集団の施設内を写した、貴重な写真です。

この写真を掲載しているのは、東京都内の店舗デザイン会社です。同社サイトには、これまで手がけたデザインの実例写真が多数掲載されており、その中に「ホームオブハート」と明記された写真が10枚ありました。カーテンに机にソファなど、全て真っ白。天蓋付きベッドがいくつも写っています。

この写真を見たHOH脱会者の一人は本紙の取材に対して、「写真に写っているのは、那須にあるHOH本部です」と断言しています。HOHの指導者MASAYAこと倉渕透氏がここに居住し、HOHの実質的な本部機能を果たしている施設です。2004年の児童虐待事件で子どもが保護された施設のひとつでもあり、当時は多くのマスコミがこの施設の外観の映像や写真を放映・掲載しました。

デザイン会社のサイトに撮影日は書かれていませんが、写真が掲載されたのは2005年9月末のこと。つまり児童虐待問題発覚の後のことです。

■MASAYAは天蓋付きベッドが大好き

写真の中で目を引くのは、何といっても天蓋付きベッド。

「MASAYAは2002年頃から、やたらと天蓋付きベッドにご執心で、関連施設のベッドをメンバーの手作業で改造させて天蓋を付けさせていました。写真に写っているものは手造りではなく購入したものですが、おそらくTOSHI(98年にX JAPANを脱退、HOHの活動にのめりこんだ)やほかのメンバーからおカネを巻き上げたりして、購入できるようになったのでは。いまでこそHOHは岩盤浴店やヒーリング施設の経営に手を出していますが、当時はセミナー以外に大きな収入源はありませんでしたから」(HOH脱会者)

ただし写真の天蓋付きベッドは、MASAYAのベッドではなく、幹部スタッフ用のものだといいます。

「MASAYAのベッドは、もっとでかいです」(脱会者)

MASAYAは2002年頃、HOHメンバーに対してこのように語っていたそうです。

「万物に貢献する美しい人は、美しい家に住んで、美しい服を着て、美味しいものを食べて、美しい者に囲まれて生きるべき。エゴの人間が評価されていい思いをする社会の方が間違っている」

こういう理屈で一時は「お城」を建設しようともしていたそうですが、結局、それは頓挫。その代わりかどうかはわかりませんが、天蓋付きベッドへのこだわりを加速させます。

■笑いごとではない

こうしたMASAYAの言動や行動を、カルト集団を率いる指導者の成金趣味と笑い飛ばすこともできるかもしれません。しかし実はこの天蓋付きベッドからは、笑うに笑えない“児童虐待カルト”の内情が浮かび上がってきます。

「天蓋付きベッドを手作りしていた2002年頃、その作業にHOHメンバーの子どもたちも従事させられていました。天蓋のカーテン部分も全てメンバーによる手作りで、MASAYAがその作業を『全員でやれ』と指示していた。当時、子どもも含めた10人くらいのメンバー全員が、午前0時を回ってもカーテンを縫うなどの作業をしていました」(脱会者)

同じく那須の「松田賀江ふるさとの木美術館」と称するHOH施設では、敷地内のプールやコテージまであり、それもメンバーたちの労働によって作られました。

「もっともプールは、素人による工事のせいで水漏れがひどく、水が貯まらないままの状態で放置されるハメになっていましたが」(脱会者)

HOHがいくつもの関連施設を那須に建設したり、豪華な家具を購入したりできるようになったのは、TOSHIやほかの被害者たちからの金銭収奪の結果です。しかし同時に労働力の収奪も行われており、それがいまのHOH施設を作り上げてきました。

■HOHは家具代金まで踏み倒す?

被害にあっているのはメンバーだけではなく、家具を納入した冒頭のデザイン会社も同様のようです。同社では、HOHが家具の代金を払ってくれないと言っています。

「代金は300万円くらい。いくら請求しても、向こうは『払わない』というのです。家具が気に入らないというわけでもないようだし、払ってもらえない理由はよくわからない。裁判をして取り立てようにも時間がかかってしまうし、どうにもならない」(デザイン会社関係者)

メンバーからは多額のカネや労働力を収奪し、外部の業者には仕事だけさせて代金は払わない。そして、中止になったコンサートのチケット購入者にはカネを返さずに済まそうとする。HOHとMASAYAの悪質さは、とどまるところを知りません。
投稿者 藤倉善郎 時刻: 16:19:00

この記事に紹介されている、「家具代金の踏み倒し」のような話は、他にもあるようですが、それらを「社会の約束事を無視する」という視点で見ると、共通ですね。

  • 子どもを学校に行かせない
  • 代金等を支払わない
  • 上納金を取る
これらが社会の約束事のかなり基本的なところを逸脱しているのは言うまでもないですが、これらは事実として確認されていて、その理由付けを裁判で争っていると言えます。
そしてその理由の代表が「陰謀論」なのですから、なんともすごいです。

こんなモノにかかわらなければ良かった、と被害者は当然思うところでしょうが、たまたま近くにいることになってしまったわたしとしては応援を続けざるを得ません。

2月 8, 2010 at 11:02 午前 裁判傍聴 |

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