« ニセ爆弾探知機事件 | トップページ | C-X(XC-2)初飛行 »

2010.01.25

Toshiのホームオブハート脱会宣言への感想

2010/1/17(日曜日)18時半ごろに Toshi が mixi でホームオブハートからの脱会と離婚について発表したことを見ました。

わたしは2004年春にホームオブハート事件がワイドショーで連日報道されたときに初めてホームオブハートの存在を知りました。
当時、悪徳商法?マニアックスの管理人 Beyond 氏に対して起こされた、刑事・民事訴訟申立に対応するために作られた「考える会」の会長を引きうけていました。
「考える会・第一回総会」を2004年4月17日に開きました。この総会は、第一回でほぼ所期の目的(訴訟回避)を確実にすることが出来て、われわれには成功と言えるものでした。

その後の、打ち上げの席で「ホームオブハート被害者の会代表」として当時何度もテレビに登場していた、山本ゆかりさんに「お久しぶり」とあいさつされて、仰天しました。

その席に山本ゆかりさんが現れたのは、紀藤弁護士が「一人連れていきます」と連絡があったからですが、「お久しぶりです」の方は、わたしが99年から通っていたシンポジウムでの顔見知りでした。

実際に、山本ゆかりさんがホームオブハートのセミナー生としてホームオブハートの活動に参加したのは、2001年からですから、わたしはそれ以前からの知り合いだとなります。

山本ゆかりさんは関西にお住まいの方ですが、裁判のために東京に来ています。
わたしは「以前からの知り合い」という立場から応援することにして、現在まで裁判傍聴記などを書いてきました。

紀藤正樹弁護士がブログに「僕とホームオブハートとの12年。そしてこれからも続く被害者救済活動」を書いています。

今回、TOSHIは、脱会にあたって、この12年間に、自分に何が起きたのかを、比較的正直に話していましたが、98年秋からホームオブハート(当時の名称はレムリアアイランドレコード)の問題を追及してきた僕にとっても、同じ12年に長きにわたる活動。本当に感慨深いことと感じています。

この間、僕は、長年、嘘つきよばわり、金儲け呼ばわり、売名行為呼ばわりを、TOSHIだけでなく、裏でTOSHIを指示してきたMASAYA、森谷香=出山香=WANKUら、ホームオブハート関係者から言われ続けてきました。

今回のTOSHIの発言により、僕へのホームオブハートからの誹謗中傷が虚言であり、そしてMASAYAらが、自分たち組織を守るためには、相手に、嘘であれ、どんなことを言っても許されるという異常な考え方を前提としていることが明らかになったと思います。
僕はまだしも、ホームオブハートの被害者らへの執拗な誹謗中傷は、本当に許されないものだと思います。

改めて、98年秋の当時のテレビ番組(当時放映されていたフジテレビのビッグトゥデイ)を見ると、TOSHIの当時、置かれていた状況が、よくわかるものとなっています。

http://www.youtube.com/watch?v=_WHy-N6Vmrg&feature=related

この番組でMASAYAが強く反発していた「MASAYAの1996年の発言」は、僕の方で、映像を入手し、テープ起こしを、僕のホームページ上に、UPしています。

http://homepage1.nifty.com/kito/htp-masaya1996.htm

しかしTOSHIの脱会は、あくまでも一里塚。
まだまだホームオブハート(ヒーリングワールド)の活動が続いています。被害者の救済は続きます。

もちろんTOSHIにも被害者の面があり、TOSHIに引き続き、ホームオブハートを脱会する方も当然に被害者という面があります。

今後も僕の被害者救済への活動は続きます。僕への支援、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m。

わたしは最初に書いたように、ホームオブハート事件になるまでは、X-Japan については名前しか知らない(そもそも今も曲を聴いた覚えがない)者でした、まして90年代に紀藤弁護士がかかわる事件があったなんて事は、裁判になってやっと知ったことです。

Toshi は洗脳騒動と、2004年からのホームオブハート事件でワイドショーに追い回されているわけですが、わたしにとっては2004年のホームオブハート事件以降しか知りませんから、今年で7年目に入ることになります。
ところが、Toshiは「12年にわたり被害に遭っていた」と言っているわけです。

その一方で Toshi が被害を生み出した、となりそうな事件が2009年3月に報道された「Toshiのコンサート関係者が詐欺事件」です。

読売新聞より「TOSHIさん支援 と450万詐取…風俗店員ら女2人

人気ロックバンド「X JAPAN」のボーカル・TOSHIさんの活動費と偽って450万円を詐取したとして、地検姫路支部が、兵庫県姫路市の無職女性(41)、風俗店店員女性(33)両被告を詐欺罪で起訴していたことが4日、わかった。

起訴状などによると、2人は2007年6月、同市内の女性(29)に「TOSHIさんの当面の活動費や生活費のために金を貸してほしい」などと持ちかけ、450万円をだまし取ったとされる。

県警が2月に2人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者によると、2人は、同市内でイベント企画会社「パーフェクトラブ」を運営。

TOSHIさんのコンサートを同市内のホールなどで数回開催したことがあり、コンサートを通じて女性と知り合ったといい、調べに対し、2人とも容疑を認めているという。

この事件の顛末は、PJNEWS の「X JAPAN・TOSHIコンサートをめぐる詐欺事件で、地裁が懲役2年の判決=姫路」に報じられた内容になりました。

PJ: 藤倉 善郎

X JAPAN・TOSHIコンサートをめぐる詐欺事件で、地裁が懲役2年の判決=姫路

2009年05月15日 12:26 JST

兵庫県姫路市で、X JAPAN・TOSHIのソロコンサートを主催していた女性2人が、TOSHIの出演料や会場費として同市内の女性から現金450万円を詐取した事件で、神戸地裁姫路支部は5月13日、被告人2人にそれぞれ懲役2年の実刑判決を言い渡した。

この事件は、A被告(41歳・無職)とB被告(33歳・無職)が、07年に姫路市内の女性(当時27歳)に対して「私たちは資産家で多額の収入があるので2カ月後には返済できる」などとウソをつき、450万円を借り受けて、全く返済しなかったというもの。

4月15日の公判で行われた検察の冒頭陳述などによると、両被告は「株式会社パーフェクトラブ」を名乗り、06年から姫路市内を含め全国でTOSHIのソロコンサートを主催していた。

しかし、チケットが全く売れず赤字続きで、TOSHIに前払いで出演料を払わなければならなかったため困窮し、詐欺におよんだ。

詐取したカネは、TOSHIの出演料や会場費の支払いにあてたという。

4月15日の公判で両被告は、起訴事実を全面的に認める一方で、TOSHIやマネージャーから「X JAPANのツアーの仕事を優先的にまわす」などと言われていたにもかかわらず、実際にはX JAPANの仕事を回してもらったことはなかったことなどを明らかにした。

A被告本人も「TOSHIにだまされた」「(民事訴訟で)TOSHIを訴えて、取り戻したお金を被害者への弁済にあてたい」とし、弁護人が、こうした背景事情を考慮した執行猶予付き判決を求めて結審していた。

しかし5月13日、A被告の弁護人から追加で証拠が提出されたため、判決言い渡しの前に一時、審議を再開。

X JAPANのTOSHIが心酔している自己啓発セミナー「ホームオブハート」の被害者がホームオブハートやTOSHIの所属事務所トシオフィスを訴えた民事裁判の判決文などが提出された。

また、ホームオブハート被害者の救済活動を行う紀藤正樹弁護士からA被告の弁護人にあてた、「TOSHIを訴えるのであれば協力する」との内容の書簡も提出され、弁護人が「TOSHIを訴えるという話は(減刑を目的とした)絵空事ではない」とした。

その上であらためて結審し、その場で両被告にそれぞれ懲役2年の実刑判決が言い渡された。

五十嵐常之裁判長は量刑の理由について、「(両被告が)将来、経済的に報われるであろうとの期待があったにせよ、被告人らの経験と思慮の乏しさから招いた金銭的苦境から逃れるために犯罪におよぶということ自体、許されることではない」「被害者にいわれのない多額の現金被害をもたらしたものであって、酌量の余地に乏しい」と述べた。

実はこの事件の公判では、詐取された450万円とは別に、B被告の両親もB被告に4000万円もの金銭を渡していたことも明らかになっている。

両親はこのために借金まで背負ったとしており、被害者への弁済を肩代わりする余裕も両親にはないようだ。

判決後、記者は、弁護人の一人に「(被告人が主催した)コンサートの回数の割には、4000万円という金額は大きすぎはしないか。
被告人が自己啓発セミナーにのめり込んで、ホームオブハートに対してカネをつぎ込んだ可能性はないか?」と尋ねたが、「被告人がセミナーにのめりこんでいた形跡は確認できていない」(弁護人)とのこと。

両被告の弁護人ともに、控訴するかどうかについては今後本人と話し合うとしている。【了】

こうして、大きな事件だけを取り上げても、Toshi が周囲を巻き込んで、事件起こしたと言っても間違えではないでしょう。
その意味では、現在のところ Toshi の発表だけでは、今までのさまざまな事件が解明されたとはとうてい言えないわけで、より一層の事実の掘り起こしが必要であろうと思います。

それにしても、この種の事件を見た多くの方々は「なんで、ホームオブハートなんかに引っかかるのだ?」と思われるでしょう。
わたしも、パソコン通信時代から悪徳商法被害者の方と直接お話をしたりしていますが、それでも「だまされる方に、特別なところがあるからだろう」と思っているところがありました。

ホームオブハート事件で、山本ゆかりさんのお話を聞き、その後そこそこ目を向けて勉強した結果、一般市民がこの種の事件を起こすようなカルト的な組織にだまされるハードルは極めて低いもので、誰でもだまされる可能性がとても高いと分かりました。

ホームオブハート事件の被害者は、自己破産して家庭が崩壊しています。

確かに、自己破産・家庭崩壊、となると悲惨ですが、元をたどるとカルト問題に突き当たります。
2ちゃんねるを見ていると「なんでこんな団体を取り締まれないのだ?」といった素朴な意見がありますが、事件になったから「取り締まれば被害がなかった」というのは、後知恵です。

怪しいといわれている宗教や、マルチ商法、フードファディズムなど幅広いところで洗脳に繋がるところがあり、問題になっているし場合によっては、被害を生み出しています。

結果だけを見て「自己破産などにならないから良い」などと判断したりすると、出山香りが「自己破産したのは、多くのセミナー受講生の内の数人でしかない」というトンでもない発言を法廷でしていますが、このような考え方を是認することにつながるでしょう。

われわれは、日々の生活で過度に何かを信じ込んではいけない。常にある程度は疑ることが必要だという、割と当たり前の話にしかなりませんね。 とりとめ無い、感想でありました。

1月 25, 2010 at 11:30 午前 裁判傍聴 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2299/47386186

この記事へのトラックバック一覧です: Toshiのホームオブハート脱会宣言への感想:

コメント

>日本ですと、子どもの罪まで被るような親も居ますよね。

というより、社会(やマスコミ)が、成人した犯罪者・加害者の親叩きに走る方(罪を「被る」のではなく「被らされる」)を問題にした方がいいのではないのかな?

投稿: Enzo Romeo | 2010/02/18 18:44:04

コメントを書く