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2009.02.12

神奈川県立の中高一貫校が始まる

読売新聞より「公立一貫校サクラサク

県内初の公立中高一貫校の県立平塚中等教育学校、県立相模原中等教育学校で11日、1期生となる今春の入学生の合格発表が行われた。いずれも募集定員と同じ男女各80人が合格、計320人が難関を突破した。

県教委によると、合格倍率は、平塚中等教育学校の男子は5・38倍、女子は7・41倍。相模原中等教育学校の男子は14・49倍、女子は18・04倍だった。全受験者は3625人で、平均倍率は11・33倍の狭き門だった。

相模原市相模大野の相模原中等教育学校では午前10時、合格者の受験番号が掲示されると、少し離れて待っていた受験生やその保護者らは一斉に近寄り、自分の番号を探した。合格した受験生は掲示板前で記念撮影したり、家族や友人に電話連絡したりしていた。

掲示板の自分の受験番号を携帯電話で撮影していた女子生徒は、「まだ実感がわかない。中高一貫だから友達もずっと一緒にいられるし、これからが楽しみ」と笑顔。母親(43)も「私立の伝統校も検討したけど、ここは少人数で勉強できるところがいい。合格して本当によかった」と胸をなで下ろしていた。

わたしが直接この話を聞いたのは、昨年の春でした。平塚中等教育学校、相模原中等教育学校はそれぞれ神奈川県立大原高校神奈川県立相模大野高校に中等学校を作ります。(呼び名が「中等学校」で良いのか「中等教育学校」にするのか分かりません)

公立の中学校が県立というのが、まず珍しいと言えます。

中等学校は、21年度は当然1年生だけで2・3年生が居ませんが、同じ敷地に高校生が1~3年生揃っていることになります。

つまり、同じ敷地に中等学校と高等学校が併設された状態で始まります。

これが、21年度入学の中学生が高校生になる、24年度には高校は新入生の募集を打ち切ります。そして、中等学校の4年生というか高等1年生というかが高校1年生の席に入ります。
その後、24年度の高校2年生が高校としては最後の生徒となり、25年度末で高校が無くなる。というスケジュールになります。

一見して、私立学校が以前からやっていた中高一貫教育とそっくりではないか、と感じますが多くの私立学校が、高校でも新入生が入学するところを中等学校は全くやりません。
その意味では「徹底した6年制度」と言えます。

わたしが参加しているNPOが双方の「高校」で授業を行っている関係で、よく知っているのですが県教育委員会も非常に力を入れて、実力のある先生方を配置しているように感じます。

2月 12, 2009 at 10:53 午前 教育問題各種 | | コメント (0) | トラックバック (0)

神世界・統一教会・L&G(円天)

読売新聞より「霊感商法「神世界」を賠償提訴へ、被害者20人が1億円余求め

神奈川県警の元警視らが関与したとされる山梨県の「神世界」グループによる霊感商法事件で、虚偽の説明で不安をあおり高額な祈願を受けさせたなどとして、東京都や神奈川県などの主婦や会社員ら約20人が3月上旬、神世界を相手取り、慰謝料など計約1億1000万円を求めて東京地裁に損害賠償請求訴訟を起こす。

被害対策弁護団によると、神世界に対する集団提訴は全国初で、今後の追加提訴も予定している。同県警も霊感商法による巨額詐欺事件とみて捜査を進めている。

弁護団によると、原告は2004~07年末、神世界系列のヒーリングサロンなどに通い、「心身の不調は先祖の霊のせい」と脅されるなどして、「ご霊光」と呼ばれる高額の祈とう料や仏画などの霊感商品代としてそれぞれ200万円以上を支払ったとしている。
がん闘病中にサロンへ通い、「薬を使ってはいけない。ご霊光でがんは治った」などと指示され、症状を悪化させた人もいるという。

弁護団は昨年9月までに、87人の被害額として計約2億4600万円の返金を神世界に請求。神世界側は、和解を持ちかけたり、「請求額の90%なら応じる」などとの回答を繰り返していたが、弁護団は「本来、全額が返されなければならない」として提訴に踏み切った。

事件を巡っては、同県警警備部の警視がサロン運営に関与していたことが発覚。昨年2月に懲戒免職となったほか、県警本部長らの監督責任も問われた。また、北海道大学の准教授が自宅をサロンとして提供したなどとして諭旨解雇処分を受け、1月に辞職した。

◆「神世界」グループによる霊感商法事件◆

神奈川県警などによると、神世界は有限会社で2002年3月からこの名称で活動を始めた。07年12月、県警は霊感商法を行っているとして、山梨県甲斐市の本社や都内のサロンなど100か所以上を詐欺容疑で捜索。弁護団によると、会員数は5000~6000人、被害額は直近の3年間だけでも100億円を超えるとみられる。

一昨日(2009/02/10)に統一教会の印鑑販売会社に捜索が入りました。
朝日新聞より「姓名判断で高額印鑑販売容疑 統一教会関連団体?に捜索

姓名鑑定で根拠のないことを言って印鑑を高額で売りつけたとして、警視庁公安部は10日、東京都渋谷区渋谷1丁目、印鑑などの販売会社「新世」の事務所や代表者の自宅など数カ所を特定商取引法違反(不実の告知)の疑いで家宅捜索した。同社は、霊感商法被害対策に取り組む弁護士の団体から、世界基督教統一神霊協会(統一教会)の関係団体と指摘されており、公安部が背後関係を調べている。

公安部によると、新世の販売員の20代と30代の女性2人が07年10月~08年7月、渋谷駅前の路上で50代の女性3人に声をかけ、事務所で姓名鑑定を受けさせ、「よくない運勢が出ている。命がなくなる」などと根拠のないことを言い、それぞれ数十万円で印鑑を販売した疑いがある。

販売員の女性らは、路上で通行人に「いい相が出てますね、詳しく見てあげますよ」などと声をかけ、事務所に連れて行っていたという。

全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、新世については、同様の手口による被害相談が04年以降で14件寄せられており、被害総額は843万6千円にのぼるという。

公安部が特定商取引法違反で捜索に入るというのが、すごい印象ですが紀藤正樹弁護士がこの報道について次のようにコメントしています。
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版より「警視庁頑張れ!警視庁。ついに警視庁が霊感商法店舗の一つ「新生」に家宅捜索。東京では初摘発ではないかと思います。

警視庁は、先週木曜日(2009年2月5日)のL&Gへの強制捜査、波和二会長らの逮捕の次に、昨日(2009年2月10日)、統一協会が、その信者を駆使して全国的組織的に行っている霊感商法店舗への家宅捜索に入りました。普段から多忙な上に、取材が殺到し、更新が遅れましたm(_ _)mが、重要なことなので、速報であげておきます。

ちなみに朝日新聞の報道では「統一教会関連団体?」とありますが、「?」ではありません。「統一協会」と断定的に報じてほしいと思います。

今回捜索を受けた有限会社新世の本店所在地は、東京都渋谷区渋谷1丁目24番7号 渋谷宮下パークビル601、代表取締役の田中尚樹は、6500双(1988年の合同結婚式参加組)の古参信者です。
僕が所長をつとめるリンク総合法律事務所には多くの相談があります。

警視庁は、この機会に、20年以上にわたり長年放置してきた霊感商法、すなわち「統一協会の組織的悪徳商法」に、抜本的なメスを入れてほしいと思います。

なお最近、統一協会問題で、原稿を書きました。→消費者法ニュース最新号 78号 2009年1月発行

内容
■消費者庁設置を求める-統一協会裁判外高額和解報告・・・紀藤 正樹(弁護士[東京])
■統一協会の責任を認めた判決の一覧(2008年11月25日時点) ・継続中の霊感商法等訴訟一覧表(2008.9.10現在)
■全国霊感商法対策弁護士連絡会がICSAからローズデール賞を受賞した件についてのご報告・・・山口 貴士(弁護士[東京])
■申入書(風水総合鑑定フェアについて)・・・全国霊感商法対策弁護士連絡会

ぜひ統一教会の知識を、メディアの皆さんも含め、皆さん、お読みください。

紀藤弁護士が述べているように、2009/02/5 にはL&G(円天)で複数の幹部が逮捕されました。
まるで「霊感商法取締週間」のようです。

2月 12, 2009 at 10:22 午前 事件と裁判 | | コメント (0) | トラックバック (0)

普通の交通事故ではないように思う

毎日新聞より「交通事故:老人ホーム送迎車衝突2人死亡 デイサービス帰宅中 2人けが 博多区

11日午後5時15分ごろ、福岡市博多区西月隈のマルキョウ精肉センターの施設の壁に、福岡県春日市桜ケ丘の老人ホーム「アンクラージュ大橋南」の送迎ワゴン車が衝突。
ワゴン車の運転手で同老人ホームの職員(43)が全身を強く打って死亡、同乗していた無職の女性(80)も腰の骨を折るなどして約6時間半後に出血性ショックで死亡した。
ほかに同乗していた70歳代の男女2人も軽傷を負った。

福岡県警博多署によると、送迎車は、ミニバス型の車でセンターに通じる道路を直進してきて、そのままセンター敷地内に進入、約15メートルほど走って壁に正面衝突したとみられる。現場にブレーキ痕はなかった。

車は前部が大破しガラスの破片が広範囲に散乱していた。精肉センターの男性従業員らは「バーンという大きな音がして外に出て見たら、運転席に男性がはさまれ意識が無かった」と驚いた様子だった。アンクラージュ大橋南によると、ワゴン車はデイサービスを利用したお年寄り3人を自宅に送る途中だった。【岸達也】

なんでこの記事を取り上げたのかと言うと、43歳のドライバーがノーブレーキで建物に当たって死亡 しているからですが、しかも「そのままセンター敷地内に進入、約15メートルほど走って壁に正面衝突」という異常さが気になりました。
地図で見るとこんなところです。

Up

航空写真で見ると、建物の上(北側)の敷地は駐車場であるようで、北側の道から「そのまま敷地に入る」のは無理だと思われますから,下側の道を直進で進入したのだと思います。

この地域は工業団地のようで、地図上でも南から進入したと思われる2本の道も街道といったものではありません。
そうなると、見かけブログにもありましたが「運転者が失神か?」とも考えられるのですが、そもそもそれ以前にこの道になぜ入ってきたのかがよく分からない。

何が起きたのが、気になります。

2月 12, 2009 at 09:53 午前 事故と社会 | | コメント (1) | トラックバック (0)