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2009.08.22

ウェブカメラ

夏休みもそろそろ終わりで、区立図書館の企画で小学生向けのもの作り教室をやっています。 使うキットは「はこアニメ」で、電子的パラパラマンガといったものです。

2~30人を集めての工作教室ですから、小さめの教室ぐらいの部屋を使います。
出来た作品は、パラパラマンガですから大勢で見たいのですが、なにしろこのスクリーンの大きさは名刺とほぼ同等です。
これでは、そばに近寄らないと見えない。

企画段階でも「並べて置いて、その周りを歩きながら見る」といった案も出たのですが、机の配置を動かすのが大変、といったこともあって一台に子どもたちが作ったシートを持ってきて投影しました。
当然、スクリーンを注視していないと何をやっているのか、分からない。

実は、説明用にノートPCを持ちこんでパワーポイントを投影しているので「ウェブカメラを使えば、拡大投影が出来るな」と思いついて、さっそく買ってきました。

ロジクール・Qcam Pro 9000

何を選べばよいのか、分からないのでとりあえず200万画素だということと、比較的人気商品だということで買ってきました。
ウェブカメラは何年も前に「どんなものだ?」とオモチャのようなものを買っていて、PCがテレビカメラを持つといことは分かっていましたが、オモチャはしょせんオモチャでした。

Qcam Pro 9000 はさすがに強力で、900×720といった巨大画面でもきれいに写ります。本物のテレビカメラと言っても良いくらいです。
「これなら、(教室で)拡大投影に使える。手元のサンプルなどを見せることが出来る」
と大喜びしたのですが・・・・・。そうは問屋が卸さない。(^_^;)

PCにかなりの能力を要求します。(考えれば当たり前)
Core2 のデスクトップ機では900×720の動画を表示しますが、Atom だと320になってしまう。 ノートの Core2 だと640「なるほどね」であります。

こんな問題はありますが、Qcam Pro 9000 はオートフォーカスもあるので、拡大鏡で見た切手の投影といったこともで来ますね。
なかなか楽しいオモチャであります。

来週は、上記の区立図書館でのもの作り教室がありますから、いよいよ本番で使えると期待しています。

8月 22, 2009 at 09:23 午前 教育問題各種 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.08.17

アスベストをめぐる話題

日経新聞より「石綿建材、マイクロ波で無害化 クボタ松下電工外装が処理技術

クボタとパナソニック電工が折半出資する住宅用外装材大手のクボタ松下電工外装(大阪市)は、建材に含まれるアスベスト(石綿)を低コストでほぼ完全に無害化する技術を開発した。

電子レンジに使うマイクロ波でセ氏850度に熱し、有害な繊維構造を壊して無害な粒子に変える。

処理後は建材などに再利用でき、埋め立て処分が不要という。年内にも環境省に事業認定を申請する。

石綿を完全に無害化するには同1500度以上の溶融処理が必要だが1トン当たり約20万円もかかることがある。
石綿を別の物質に変える安価な処理法の開発が進んでいるが、悪影響を及ぼす恐れがある繊維が残るため、実用化は遅れている。

アスベストの繊維が体内に入ってガンを発生させるというのが一般的な理解で、上記の記事はこの対策としては有効だとなるのですが、ちょっと前にビックリした記事があります。
共同通信ニュースより「ラジウム被ばくで中皮腫か 石綿、喫煙で蓄積

中皮腫など肺にできるがんは、吸い込んだアスベスト(石綿)や喫煙により肺に放射性物質のラジウムがたまって“ホットスポット”ができ、非常に強い局所的な体内被ばくが続くのが原因とする研究結果を岡山大などがまとめ、27日に発表した。

岡山大地球物質科学研究センターの中村栄三センター長は「こうしたがん発生の仕組みは、考慮されていなかったのではないか」と指摘。

研究チームの山口宇部医療センターの岡部和倫外科系診療部長は「肺にたまったラジウム量を測定すれば早期診断につながる。ラジウムを排出する薬ができれば中皮腫などが予防できるかもしれない」と話している。

中村センター長らは、鉄を含むタンパク質「フェリチン」などの固まりと中皮腫の関係を研究。
6人の悪性中皮腫患者の肺からこの固まりを採取すると、いずれもごく微量だが海水の100万~1千万倍の濃度のラジウムが検出された。

5人の患者の肺からは鉄分が多い青石綿と茶石綿を検出。

もう1人は石綿はほとんどなかったが喫煙者で、たばこにも鉄が含まれることから、過剰な鉄分が肺でフェリチンを沈着させて固まりを成長させ、ラジウムが蓄積するのではないかとみている。

ラジウムは食物にごくわずかに含まれ、通常は体外に排出される。
だがタンパク質の固まりに取り込まれると排出されず、放出する放射線が周囲のDNAを傷つけて、がんができると考えられるという。

は~~、なのでありますが、体内にラジウムが蓄積する場合、アスベストの繊維がどれほど影響するのか?という問題になってしまいますね。

期せずして、同じような時期にアスベストをめぐる、今まで聞いたことが無い話が出てきことに驚きます。

8月 17, 2009 at 04:54 午後 医療・生命・衛生 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2009.08.16

台湾の台風被害と馬英九総統非難の声

AFP BB より「馬総統、台風8号対応の遅れに謝罪 台湾

【8月15日 AFP】
台湾の馬英九総統は15日、台風8号への政府の対応が遅かったことに対する市民の批判が高まっていることを受け、「大変申し訳ないと思う」と謝罪した。

台風8号は、台湾中部と南部に大きな被害をもたらしている。

風被害の規模を把握するのに遅れた馬政権に対しては、市民から強い批判や不満が出ている。

馬総統は、台湾中部の南投県を視察中に記者団に対し「もっと適切に迅速に対応することができたはずだ。しかし、われわれは適切ではなく迅速ではなかった。もちろん、大変申し訳ないと思っている」と語った。

これまでに123人の死亡が確認されているが、馬氏は、高雄県小林村で数百人が生き埋めになっていることから、最終的な死者数が500人に上る可能性もあるとの見通しを示した。

被災地では現在も捜索活動が続いており、警察は、行方不明者の親族に対し、遺体との照合のためにDNAのサンプルを提供するよう呼びかけている。

行方不明者の関係者や親族らは、死後7日目に死者の霊魂が戻ってくるとの信仰に基づき、土石流にのみ込まれた集落のそばに社(やしろ)を建てたという。
また、中国出身のアクション俳優ジェット・リー(Jet Li)さんも高雄県を訪問し、救援物資を避難施設に運び込んだ。

一方、馬総統は謝罪の数時間後に台中の野球場の始球式に登場。馬氏は結局、会場からのブーイングがあまりに激しかったため、ボールを投げることなくスタジアムを後にした。

スタジアムの外では、男性が取材カメラの前で「これだけ多くの人が死んでいるのに、始球式に参加するのか!夜はよく眠れますか!?」と叫ぶ姿もみられた。
(c)AFP/Polly Hui

台湾の人口は2300万とのことなので、日本との比較では1/5以下であるから、日本であったどの程度の被害なのかを考えるために被害者数を5倍にして見ると、現時点で確認されているの死者が600人、行方不明が2000人以上ということになる。

日本の自然災害での死者数は、近年については阪神淡路大震災が6400人以上というのが図抜けていて、100人を越える死者は平成18年豪雪(2006年)、北海道南西沖地震(1993年)といったものが記録となっている。
1980年代までは、自然災害で死者が100人を超えることも多かったのだが、特に阪神淡路大震災以後は防災対策、緊急対策が整備されたのはご承知の通り。

こんなことを考えても、今回の台湾の台風被害は犠牲者の数が多すぎて、大変だが政府の対応が悪いというのは、阪神淡路大震災での村山内閣の無策ぶりを彷彿とさせる。

野球場の始球式に登場して、ブーイングというのは驚いた。

当初の政府の言い訳は「情報収集が・・・」と現場の責任にしたようなのだが、その後もこれというのでは、下手をすると台湾政界にも台風の影響が及ぶのかもしれない。

8月 16, 2009 at 09:11 午前 海外の政治・軍事 | | コメント (0) | トラックバック (0)