痴漢事件・落とし所が難しい
サンケイ新聞より「痴漢認めた同大生を即釈放 1カ月後に現行犯逮捕 京都・伏見署」
京都市内の地下鉄駅構内で今月5日、女子高校生の体を触ったとして京都府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された同志社大学2年の男(20)=同条例違反罪で起訴=が、この約1カ月前にも電車内で女性の体を触ったとして取り押さえられながら、伏見署が任意捜査にとどめてその日のうちに帰宅させ、起訴の1日前になって書類送検していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
男は昨年10月にも電車内で痴漢行為をしたとして大阪府警に逮捕されていたが、伏見署は「逃亡などの意志はなく、捜査に問題はなかった」としている。
男は5日朝、同市上京区の市営地下鉄今出川駅で、改札口を出た高校1年の女子生徒(15)の胸をすれ違いざまに触ったとして、駆けつけた上京署員に現行犯逮捕された。
上京署によると、男は「以前からずっとやっていた。おとなしそうな女性を狙った」として約20件の痴漢行為を自供。さらに「電車内では逃げ場がなくて捕まった。今回は逃げられるように初めて車外でやった」と供述したという。
一方、男は5月8日朝、京阪電車の出町柳発中之島行き快速急行の車内で、隣に座っていた大阪府枚方市の女性会社員(33)の胸を触ったとして乗客に取り押さえられ、丹波橋駅(同市伏見区)で駅員を通じ伏見署員に引き渡された。
伏見署によると、このとき男は「間違いなくやりました」と痴漢行為を認め、男が述べた住所に間違いがないことも確認。男は昨年10月にも、枚方市内を走行中の京阪電車内で同様の痴漢行為をしたとして大阪府警に逮捕され、その後罰金30万円の略式命令を受けていたが、同署は逮捕要件に該当する逃亡や証拠隠滅の恐れはないと判断し、逮捕せず帰宅させたという。
男は今出川駅の事件をめぐり今月23日に起訴されたが、伏見署は前日の22日になって5月の事件を書類送検。今出川駅の事件と併せて起訴された。
一連の経緯について、伏見署の小林晃副署長は「(5月の事件は)逮捕の要件に当たらず、任意捜査で十分と判断した。当時の捜査に問題はなく、その後も捜査を続けていた」としている。
また、男が通う同志社大は、5月以前の事件について「把握できていなかった」とする一方、「あくまで個人の起こした事件だが、本人と面会して事実確認ができ次第、教授会で処分を検討したい」としている。
サンケイ新聞の記事のトーン「常習犯なのだから即釈放は問題だ」といったところなのでしょうが、今回「約20件の痴漢行為を自供」というのは厳しく取り調べられたからなのでしょう。
時系列を整理すると
- 昨年10月 京阪電車内 罰金30万円
- 5月8日 京阪電車内
- 6月5日 地下鉄駅構内
- 6月22日 5月の事件を書類送検
- 6月23日 5月の事件で起訴。6月5日の事件でも起訴
まあ忙しいヤツです。
こんなのはちょっとでも長く留置場に入れておけ、という意見もあるとは思いますが、手続的には釈放で妥当でしょう。
確かに結果を見ると、何とかしろよ、という感じはありますが、それは結果論ですからね。
しかし本当にしょうもないヤツだな。
6月 27, 2009 at 05:26 午後 事件と裁判 | Permalink | コメント (0) | トラックバック (0)