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2009.12.11

子どもの携帯電話をめぐる記事

サンケイ新聞より「規制強化か、プラス活用か…「子供とケータイ」めぐる動きが活発化

「小中学生とケータイ」のあり方を問う動きが活発化している。

石川県では子供に携帯電話を持たせないよう保護者に努力義務を課す条例が来年1月から施行され、東京都、埼玉県でも子供が出会い系サイトなどにアクセスすることを防ぐフィルタリングの規制強化などの条例改正を目指している。

一方、携帯電話で子供が悩み相談や受験勉強ができるサイトも人気で、「規制」よりプラスの活用で“ケータイ問題”の改善を目指す動きも出始めている。(鵜野光博)

■業界も危機感

年明けから小中学生の携帯電話所持が「原則禁止」になる石川県。
県は12月、「みんなで考えてほしい携帯ルール」と呼びかけるチラシを10万枚、ポスターを2千枚作成し、各学校や公共施設に提供。条例施行のスムーズな滑り出しを目指している。

石川県の条例は所持規制にまで踏み込んだ点が突出しているが、フィルタリングサービスの規制強化も同時に盛り込まれており、これは今年7月に条例を施行した兵庫、来春の改正を目指す東京、埼玉の各都県の条例と共通している。

今春施行された国の「青少年インターネット環境整備法」はフィルタリングを義務づけたが、保護者が申し出れば解除が可能だ。

これに対し、兵庫などの条例は解除に当たって特別な理由や保護者の本人確認などを条件に加えた。兵庫県では「販売店からの聞き取りでは、解除率が減少している」(県青少年課)という。

携帯業界は、「ケータイは“悪”」という流れに危機感を募らせている。

石川県では福井、富山両県を含む携帯電話販売の22社110店が今月3日、業界団体「北陸携帯電話販売店協会」を設立。「子供向けケータイなど業界の安心安全に向けた取り組みも知ってほしい」(同協会)として、今後、研修会などを開いていく計画だ。

■悩み相談や勉強も

「写メ送れといわれています」「20万円も請求が…」。

子供の悩み相談に応える携帯サイト「こころ部」には、月に約300件の悩みが寄せられる。その4分の1がケータイにまつわるトラブルだ。

運営するサミーネットワークスの紙本亜矢美運営チームリーダーは「共働きや塾通いで携帯が必要な家庭もあり、その子供たちもネットを使うことがある。
規制だけではカバーできない」と話す。

同社はケータイで受験勉強ができるサイトも運営、中高生を中心に58万人の登録がある。

「大好きなケータイで勉強が好きになったり成績が上がったりという体験をさせてあげたい」と紙本さん。
同サイトで石川県の条例について意見を募ったところ、「大人が変なサイトを作れないようにするべきだ」など大人に厳しい声も多数あったという。

ネット安全モラル学会会長の田中博之早稲田大学大学院教授は「携帯依存にならない程度ならば、相談サイトで救われたという子供がいることは確かだ。フィルタリング規制強化などはよい傾向だが、本来は学校で総合学習の時間を利用するなどして、全教員が指導に当たることを打ち出さないと効果が上がらないのでは」と話している。

警察庁のまとめでは、今年上半期(1~6月)に「出会い系サイト」を利用して児童買春などの犯罪被害にあった児童(18歳未満)の99・6%が携帯電話を使用してサイトにアクセスしていた。

上半期、警察は出会い系サイトに関係した事件として644件を把握。出会い系サイトを利用して買春事件などの犯罪被害にあった児童は265人に上った。

また、出会い系以外のサイトに関連して児童買春・児童ポルノ法違反や青少年保護育成条例違反、児童福祉法違反、殺人など警察が「重要犯罪」と位置づける事件の被害に遭った児童の数を調べたところ、前年同期比で157人増の545人に上った。

警察庁によると、出会い系サイトに関連した事件とは統計の取り方が異なるため、こちらの統計では携帯電話を利用した児童の割合は出していないが、同庁幹部は「携帯でアクセスした割合は、出会い系を利用したケースとそう大差はない」としており、児童にとっては携帯電話によるサイトへのアクセスが犯罪被害への「ゲートウェー」(入り口)となるおそれが強い。

非常に不思議な記事だと感じます。
これだけ長い時間を掛けて問題が洗い出されているのに、改善策の方向性についての議論になると「あれもあればこれもある」といった話しになってしまうのでしょうか?

石川県の取り組みもどう見ても乱暴で、それゆえに「石川県のモデルでよいのか?」という趣旨からこのような記事が出来るわけですが、ならば「石川県モデルに対向する提案」が出てこないのは、どうしたものでしょうか?

基本的には、携帯各社が発売している「子ども携帯電話」だけを認めるという方向にすれば、改良も含めて非常に対処しやすくなると思います。

12月 11, 2009 at 11:12 午後 教育問題各種 |

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コメント

>受験勉強ができるサイトも人気

初耳です。
でもこういうのってどのくらい意味があるのかというと、ちょっと疑問が。

売春など、取り返しのつかない事件に巻き込まれる危険性が払拭できないのであれば、18歳以下にはネット機能のない携帯しか売れないようにするしか抜本的解決はない気がしますけどね。

投稿: そ。 | 2009/12/12 14:11:23

そ。 さん

受験勉強の出来るサイトとか子ども向けの調べ物が出来るサイトが好評であったとしても、それが子どもが携帯電話でWebにアクセス出来ること必要性であるという理由にはならないですよね。

投稿: 酔うぞ | 2009/12/12 14:22:03

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