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2009.12.16

モンスターペアレントで大もめ

サンケイ新聞より「保護者が「迷惑料」10万円要求、校長は鬱病で休職…学校で理不尽続発

東京都内の公立小学校で、親が子供に対する学校側の指導に不満を持ち、「迷惑料」などの名目で現金10万円を校長に要求していたことが15日、都教委の調査で分かった。

校長は要求を拒否したが、親は給食費の不払いを宣言してトラブルに発展した。

理不尽な要求をするモンスターペアレント(問題親)に悩む学校は急増し、校長が鬱病(うつびょう)で休職するケースも出ている。
事態を重視した都教委は新たにモンスターペアレントへの対応策を示した手引書を作成し、都内公立学校の全教員に配布することを決めた。

関係者によると、トラブルを起こした親は今年夏、子供に対する運動指導中に起きた問題で、学校側の対応の悪さを指摘。

当初は校長に通信費名目で現金1000円の支払いを求めたが、要求はエスカレートし、最後は「迷惑料」として現金10万円を求めた。
校長が拒否すると、親は給食費不払いを宣言した。

今年5月に都教委が専門家らで設置した「学校問題解決サポートセンター」で対応を協議。

「学校側が謝罪することが先」と助言したが、親の理解は得られず、数カ月分の給食費の未払いが続いている。

都教委の調査では、保護者から理不尽な要求を経験したのは、都立高校の約15%、小・中学校で約9%。センターへの相談は、5月から11月末まで112件、延べ181回に上っている。

最近では修学旅行から帰宅後、体調の異変を訴え緊急入院した生徒の親が、「刃物を持って担任を刺しに行く」などと猛抗議。
担任が家族への危害を恐れるような事態も起きている。

こうした事態を踏まえ、都教委は、モンスターペアレントへの解決策を示す「学校問題解決のための手引き」を作成した。

親への対応や問題解決までの方法を事例ごとに紹介。解決策を書き込むワークシート方式が特徴で、「保護者と接する心得10カ条」も示した。

都教委幹部は「教員には苦情を『事実』『推測』『要望』『無理難題』といったように整理して考えられるようになってほしい」と話している。

何ともすごい話しですが、学校というシステムが、運営側と教育側にキチンと別れていないところに、問題の遠因があると思います。

現実問題として、学校は生徒と職員を合わせると、1000人ぐらいが居ることが珍しくない組織ですから、地域内では最大の企業であるといって良いほどです。

もし、1000人もの人が集まっていく企業やビルだとしたら、管理業務とか警備、施設のメンテナンス、など非常に多くの仕事があり、大勢の職員が運営スタッフとして働いているようなところです。
ところが、学校ではそれが明確ではない。

こんな状況だから、何事につけても中途半端になってしまうわけで、中には学校の運営について怒り出す場合も出てきます。
結局のところ、職務分掌の明確化をして、主に先生に教育に集中してもらい、学校の運営スタッフ、教育と運営を繋ぐ教育助手、といった職種の人を増やすべきでしょう。

とは言っても、現状は大学ですら「助手の削減」とかやっているそうですが・・・・・。
なんか、節約は美徳のような感覚がひっくり返って、合理性無き節約に走っているようなところがありますね。
何のために、どこに手間暇を掛けるべきか、という戦略的視点が不可欠だと思います。

12月 16, 2009 at 02:12 午後 教育問題各種 |

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コメント

酔うぞさん、お久しぶりです。

koneko04ですが、覚えていらっしゃいますか〜♪

この記事を読み、アタシも驚きました。
「迷惑料」って、ヤクザがいちゃもんをつけて要求するお金でしょう? 最低ですよね、このように難癖をつけて、自分にしか通用しない理屈を押し付けようとする人って。

投稿: koneko04 | 2009/12/17 6:35:23

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