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2009.12.25

日航問題・財務大臣と国交大臣の間の論争

読売新聞より「日航「政府保証なし」表明の財務相批判…国交相

前原国土交通相は25日、閣議後の記者会見で、海外で日本航空に対する信用不安が高まっていることについて、「藤井財務相が(日航の融資への)政府保証をしないとおっしゃったことに対しての動揺が広がっていると聞いている」と述べ、22日に財務相が政府保証の見送りを表明したことを批判した。

その上で、「信用補完に関する法的、予算的な措置は検討を継続している」と説明した。政府保証のための予算措置は2010年度当初予算案への計上を見送るが、補正予算などで対応する考えを示唆したとみられる。

前原国交相は「(日航の)確実な再生を図る方針に変わりはない」と強調。政府保証を事実上、約束した11月上旬の5大臣合意についても「当然、生きている」と説明した。

サンケイ新聞より「藤井財務相、日航融資に政府保証枠盛り込まず

藤井裕久財務相は22日の閣議後の会見で、経営再建中の日本航空の融資に対する政府保証枠について、2010年度予算案に盛り込まない方針を明らかにした。

日航は日本政策投資銀行の最大1千億円のつなぎ融資枠により、当面の資金繰りは確保しているものの、業績悪化に歯止めがかからず、必要資金の調達に懸念が生じる恐れがある。

藤井財務相や前原誠司国土交通相ら5大臣は11月、連名で、日航が資金繰りに困って運航が困難になった場合には、金融機関の日航への融資に対し政府保証を付けるための予算措置などを検討するとした確認書を取り交わしていた。

藤井財務相は「検討はするが、やるとは書いていない」と説明。「民間会社(政投銀など)が自主的判断でやることが重要だ」と述べ、政府保証をつけるための予算措置を否定した。

政府は最大7千億円の政府保証を09年度第2次補正予算案に盛り込む方向で調整したが、政府内の反発もあり、計上を見送った。

また、藤井財務相は、鳩山由紀夫首相が指示した2兆円の新たな予算措置をめぐり、22年度予算の歳出を1兆円上積みする方針を示した。地方だけでなく、雇用や住宅、中小企業など景気対策に充てる見込み。残る1兆円については複数年度の契約などに充てる「国庫債務負担行為」とする。ただ、新規国債発行を約44兆円以下とする政府方針は「鳩山内閣の世間に対する約束」と国債増発には否定的な考えを示した。

藤井大臣は財務省の言いなりでしょうから、日航問題に対して財務省が「保証なんてしないぞ」と言っているのでしょう。

しかし、前原国交相の言い分は「11月の確認書」だけであり、かなり弱い反論でしょうね。そもそも日航の存続をそこまで国が面倒みなければならないものかについては、多くの批判がある通りです。

まあ、前原大臣から見ると「ハシゴを外された」感なのかもしれません。

12月 25, 2009 at 02:04 午後 経済・経営 |

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コメント

自分の国の政府は応援しましょう。
日本社会には、鳩山政権の改革が必要です。教育、医療、年金、司法、行政等すべてを腐敗させた自民党・官僚政治を排除し、子供や若者、母親を不幸から救うべきです。
学校現場から、文科省の愚民化政策を詳細に解明したのが、「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。文科省官僚は、この知識時代に愚民化教育を行い、20万人の不登校、退学者、60万人の引きこもり、ニートを作りだしたのです。国民から生きる能力を奪い、失業者、貧窮者にし、うつ病、自殺に追い込んだのは、自民党官僚政治です。 
残虐に子供や国民を苦しめ、国を没落させた許されない大罪です。愚民化政策を行う古い政治には、二度と戻るべきではありません
鳩山内閣への批判は、国民に一つの利益もありません。
冷静に判断し内閣を支援してゆくべきです。

投稿: 大和 | 2009/12/25 20:30:18

>大和さん
組閣後、これだけ失態を犯し続けている内閣を無条件に支持せよというのは、いかがなものか・・・。
むしろ、きちんと批判を行い、鳩山内閣がそれに耐え切ってこそ、よりよい政治が期待できようというものですけどね。

投稿: どこかの法学部生 | 2009/12/25 21:06:02

もはや政府は1年以下で交代するのが日本ですね、きっと。

投稿: そ。 | 2009/12/25 21:43:56

冷静というか冷徹に考えると、大馬鹿より小悪党の方がマシではないかと

投稿: まあ釣りでしょうが | 2009/12/26 5:17:07

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