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2009.12.17

小1プロブレムに対応策

読売新聞より「小1プロブレム 解消へ教員増…都教委

集団生活に適応できない児童で授業が混乱する「小1プロブレム」など小中学校の児童・生徒の入学直後のトラブルを解消するため、東京都教育委員会は17日、来年度から小1と中1の学級について、各校1人ずつ教員を増員することを決めた。

1学級の児童・生徒数が39人以上の学年が対象。
増員した教員の活用方法は各区市町村教委に委ね、小1、中1については1学級当たり20人を下限とする「少人数学級」を編成することも例外的に認める。

都教委はこれまで「社会性が身につかない」などの理由で少人数学級の導入には慎重だった。

しかし、都教委の調査で、都内公立小の4校に1校で、児童が授業中に歩き回るなどの「小1プロブレム」が報告されたことなどから、例外措置として導入を決めた。

今回の措置は3年間の限定措置。
都教委は効果を検証して継続するかどうか決定する。3年間で計約550人の教員が必要で、計53億円の予算を見込んでいる。

都教委では、増員した教員の活用方法について、少人数学級のほか、生活指導を専門に担当させたり、2人の教員が授業を行う「チームティーチング」の導入を想定。2011年度からは小2学級も対象に加える。

都教委はこれまで「社会性が身につかない」などの理由で少人数学級の導入には慎重だった。

社会性を身につけさせることは、小学校低学年では最も重要な教育で、小学校の学習指導要領に「生活」という項目があります。

「小1プロブレム」とはこの学校での生活指導そのものが出来ない子どもの問題でしょう。
ところで、少人数学級だと社会性が身につかない、というのは言い過ぎでしょう。
そりゃ、一クラスが数人といった学校では、社会性を身につけるといのは大変だと思いますが、40人学級が20人になったら、格段に社会性が身につかなくなるのか?と言えば、そうとも言えないのは明らかでしょう。

クラスの子どもたちが均一で、先生の話しに対して、全員が同じような反応をする、という前提で考えているから、少人数クラスでは・・・・・、といった議論になるのでしょうが、現実の子どもたちはわたしが直接関わった中でも、自閉症気味でほとんどの人と話さない子ども、外国から転校してきたから日本語が通じない子ども、なんてのがありました。

このような場合、基本的に特定の生徒向けるの指導者を付けてしまった方が、全てが円滑に進むわけで、先生一人で40人の子どもたちを一クラスとして扱う、といったルールに縛られすぎるのは良くないと思うところです。

それにしても、小学校入学段階で、全く学校生活(集団生活)になじめない子どもがいるというのは、そこまでの親など周囲の大人が、幼児期の教育に失敗したとしか言いようがないでしょう。
こんな事で良いのでしょうかね?

12月 17, 2009 at 02:55 午後 教育問題各種 |

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コメント

「人と話さないのが自閉症」ではなくて、しゃべりすぎるとか、場面と関係ない行動をする。。というタイプも多いです。
環境の変化に落ち着き場所を求めてうろうろしたり、
視覚的な手がかりなど、本人にあったコミュニケーション方法をとらないと、状況がわかりにくいこどももいます。
気が散りやすい、気持ちと同時に体が動いてしまう、姿勢を保っていられない・・などというタイプもあります。
発達段階によって、表れ方は変化しますが、まったくなくなることはないので、集団の中で個々人のタイプや発達段階に個別対応が不可欠です。
以前、5,6%くらいいるという調査結果がありましたが、それから見ると4校に1校というのは意外に少ないと思いました(原因が違うかもしれませんが)。

投稿: tambo | 2009/12/17 18:41:22

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