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2009.11.16

ホームオブハート対日本テレビ裁判

今日(2009/11/16)は原告ホームオブハート・被告日本テレビの名誉毀損裁判を傍聴してきました。

HTP最新情報にある通り、証人尋問であり当初は原告本人のToshiこと出山利三氏が証言することになっていました、しかし直前になってToshiの証言は行われないことになりました。
紀藤弁護士のブログより「急報! ホームオブハート事件(TOSHI事件)の今後の進行に変更があります。
2009年11月16日(月)13:30~同じ東京地裁526号法廷で、TOSHI側が日本テレビを訴えた裁判で、TOSHIが証言する予定となっていましたが、TOSHIの出廷は、病気を理由に延期となりました(他の証人に対する尋問自体は行われます。こちらも傍聴自由)。

Toshiも原告側(ホームオブハートならびにトシオフィスなど)の証人であり、今日の証言者も原告側の証人で現在20歳の女性です。

この裁判は、傍聴している側にはよく分からないのですが、原告(ホームオブハートら)が日本テレビの報道が名誉毀損に当たると訴えたものです。
2004年4月に各局のワイドショーが一斉に取り上げた「報道」の中で、日本テレビを訴えたものです。なぜ、日本テレビなのかがよく分かりません。

当時の報道の内容がどうであれ、放送当時よりも以前に起きた事を報道していたわけで、そこに名誉毀損の要素があるのだとしますと、報道当時よりももっと以前の事柄についての報道が事実と異なる、ということが名誉毀損を構成する最低限必要な条件だろうと考えます。

2009年現在、20歳ということは報道された2004年には15歳、問題にされている事柄はそれ以前の中学生時代に起きた内容だとなります。

ホームオブハートの施設には、児童相談所が立入調査をし複数の児童を一時保護しています。だから報道されて大騒ぎになりました。
つまり、保護された子どもは証人よりも年下で、彼女の妹は3歳年下だそうですから、当時小学生であったのでしょう。

証言は、13時30分から始まり、16時まで続いたのですが、「子どもが段ボール箱で養育されていた」と報道されたことが事実に反する、といった争いになっています。
こういった点だけであれば、争点として明らかになっている事実は数点から十点ぐらいではないかと思いますが、原告側の尋問(主尋問)はほとんどすべてが、紀藤弁護士と「ホームオブハートとToshi問題を考える会」代表の山本さんらに対して批判の連続でした。

原告側代理人の主尋問は、いろいろな事を証言させるのですが、その一つ一つに「何時」がありません。
聞いていても、彼女に何が起きたのかが理解できません。

そこで、気づいたのが彼女の年齢です。
証言で、小学校で不登校であった、と受け取れました。その場合、不登校の時期が2001年以前だとなります。その後、屋久島のホームオブハートのホテルが母親の職場であったために、引っ越してそこでは学校には行かず、その後さらに那須に転居して2004年の事件に遭ったようです。

一方「ホームオブハートを考える会」の被害者の方々が、ホームオブハートにかかわった時期は、2002年あるいは2003年ぐらいのようです。
つまり、今日の証人が紀藤弁護士や山本さんを非難するにしても、時期的に無関係ではないのか?と考えました。

ところで、今日予定されていたToshiの証言を原告側は取り下げました。
そして、Toshiに変わって夫人である出山香氏の証言が、2010年1月25日11時から予定となりました。

この裁判では、ホームオブハート側は攻撃側ですから、もっと明快な趣旨での主張をするべきだと思うのですが、何を問題にして何を主張しているのか、どういう戦略・戦術で裁判を進めるつもりなのか、さっぱり想像が出来ません。

11月 16, 2009 at 11:05 午後 裁判傍聴 |

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コメント

ホームオブハート裁判について何度も書いていますし、傍聴した場合には傍聴記も書いています。

他に、弁護士のブログとかカルト問題を扱っているブログなどにも傍聴記が出ることがありますが、今回は2ちゃんねるに出てしまいました\(^O^)/

TOSHi 161
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/legend/1257604492/

遠めがねも何度かリンクされていて、2ちゃんねるで記事が紹介されているのですが、今回は2ちゃんねるから(つまりねら~が)傍聴記を書いていました。

なかなか良く書けている記事で、わたしが忘れていたことについてもちゃんと言及しているのは、Toshiのファンだからでしょう。

肝心の、証人尋問についての2ちゃんねるの評価は、やはり厳しいもので、わたしが厳しすぎるわけではないことが確認出来ました。

けっこうドキドキなのだよ → ねら~のみんな。

それにしても、もう4年前になってしまうのだが、中西裁判では apj さんと「ネット傍聴」を企てて実行したのだけど、2009年になると2ちゃんねるでネット傍聴ができるようなったわけで、今後もこの方向は変わらないだろう。

近いうちに「同時中継」を試みるネットワーカーも出てくるだろうが、その時裁判所はどう判断するのだろうか?

投稿: 酔うぞ | 2009/11/17 21:54:49

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