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2009.10.04

空中衝突と自動車事故

東京新聞より「交差点で衝突7人死傷 真岡 見通し良好、出合い頭

三日午前十一時ごろ、栃木県真岡市大根田の市道交差点で、茨城県桜川市無職(76)の軽ワゴン車と、栃木県那須塩原市塩原、旅館従業員(61)のワゴン車が出合い頭に衝突、軽ワゴンドライバーと旅館従業員ら計四人が全身を強く打つなどして死亡。
旅館従業員の車に同乗の女性(84)が意識不明の重体、女性二人が重傷を負った。

ほかに死亡したのは、旅館従業員の車の真岡市鹿、農業女性(79)と同所、同(80)。

真岡署によると、二台は衝突の後、弾みで道路標識にぶつかるなどして交差点脇の畑に突っ込んで横転した。

旅館従業員の車には高齢の女性計六人が乗っていた。農業女性ら五人は、旅館従業員が勤める那須塩原市内の旅館に九月三十日から滞在し、帰宅する途中だった。

現場は信号機のない、見通しの良い交差点。軽ワゴンドライバー側に一時停止の標識があった。

写真でもテレビニュースでも、よく見える側で6人乗りのワゴン車の右側から軽自動車がぶつかって、ワゴン車とも左側の畑に飛び出し、道路との境界線にあるちょっと幅のある水路に引っかかって転倒、投げ出された方が死亡、というパターンのようです。

この交差点では、2年間に4回事故があったとのことですが、これは飛行機の空中衝突と同じことではないのか?と思います。

自動車を運転していると、動いているものには注意が行くのですが、止まっているものは無視するのですね。

飛行機の空中衝突では「窓に対して、常に同じところに相手機が見えたら衝突する」というのがあります。
理屈としては、相対角度が常に同じなのだから、完全に平行で同速度で動いている時以外は、進路が交差している、ということです。

これと同じことが自動車の運転で起きると、動かないから気づかないという問題が出てきそうで、今回は双方とも自動車だと全く気づかずにぶつかったのではないのか、と思うのです。

だからこそ、一時停止は重要なことなのですが・・・・・。

2年間に4回の事故というのは、多すぎるでしょう。確かに畑の真ん中の道でもあり、対策も限られているとは思いますが、「ドライバーが注意すれば防げる」というセンスでは、事故が無くならない交差点でしょうから、行政の責任の部分は大きいと思います。

10月 4, 2009 at 10:20 午前 事故と社会 |

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コメント

このニュースを見て、コリジョンコースに入った事故だと思いました。

私も一度、北海道富良野を旅行していた時に、事故になりそうになった経験があります。妻が運転していて私が助手席、こちらが優先道路で何も障害物のない見通しのよい交差点に入ろうとしていた時でした。
私自身も、側道から走ってくる車には気がついていなかったと思いますが、本当に直前に気がつき大声をあげたら妻が反応してブレーキを踏んだため、ちょっとの差で目の前を車が通過しました。相手はスピードも落とさずに通過したように見えましたので、全く気がつかなかったのだと思います。
今、思い出しても冷や汗ものです。

あれは、一時停止側が止まる、あるいは速度を極端に落とすなどしなければ、気がつかないのでしょう。
ただ、一時停止の標識だけではあまり有効ではなく、見にくくするような障害物も必要なのかもしれません。

投稿: KM | 2009/10/05 11:41:54

KM さん

>あれは、一時停止側が止まる、あるいは速度を極端に落とすなどしなければ、
>気がつかないのでしょう。
>ただ、一時停止の標識だけではあまり有効ではなく、
>見にくくするような障害物も必要なのかもしれません。

わたしも全く同じことを考えました。
波形路面などで、速度を落とさざるを得ない道路に、替えるといった「対策」は試すべきでしょうね。

投稿: 酔うぞ | 2009/10/05 11:49:37

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