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2009.09.26

ペットボトルの禁止・オーストラリアの町

東京新聞より「豪でペットボトル飲まず水道水を 今日から販売禁止

【バンダヌーン(オーストラリア東部)共同】
ペットボトルをやめて水道水を飲もう―。オーストラリア・シドニー南西の人口2千人の町バンダヌーンで26日、ペットボトル入り飲料水の販売禁止が始まり、記念行事が行われた。

生産や輸送に石油を大量に使いこみ問題も生じるペットボトルを減らそうと、7月の住民集会で決定。自治体として世界でも珍しい試みが動きだした。

26日、町内のスーパーの棚からボトル飲料水が消え、代わりに給水器数台が通りや小学校に設置された。ポリカーボネート製など、水を持ち歩くための再利用可能な容器の販売も始まった。

町内の公会堂前では、町民らがペットボトル「追放」を祝う記念の歌を合唱。小学生が給水器のテープカットを行い、最初の水を容器に満たした。

同町のウェブサイトによると、オーストラリアではペットボトル飲料水に年間5億豪ドル(約390億円)を消費。その生産や流通に伴い排出される温室効果ガスは約6万トンとの試算もある。

町外からのペットボトル飲料水の持ち込みは禁止対象ではないが、水道水を飲むよう勧めるという。

これは、基本的にはダメな手法でしょう。

本当にペットボトルによる、水の販売を抑制するのであれば、価格調整つまりは「ペットボトル水税」でも作るしかないでしょう。

ゴミ問題という観点では、容器としてペットボトルの回収を促進するしか無くて、デポジット制の強化でしょうかね?

とは言っても、人口2千人の町というのは日本でよく知られている村では、神津島、三宅島、小笠原村といったところがあります。
つまり、観光などで外部から来る人の生活形態よって、ペットボトルの使用量は大幅に変わりそうです。

社会実験として捉えても、ニュースの記事だけの内容だと、失敗保証済みのよう話なのですが。

9月 26, 2009 at 12:21 午後 海外の話題 |

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コメント

なぜペットボトルは批判されるのでしょうかね?
余すところなく原油を使う事で出来たエコ商品という見方も出来るでしょうに。
ゴミのペットボトルは生ゴミだらけの焼却炉の中で、
空気を多く含んでますので燃焼を助けます。

投稿: 宵 | 2009/09/27 14:32:19

ずっと以前に、アラブ諸国では水がガソリンよりも高いという話を聞いて、へ~と思ったものです。

しかし、今やペットボトル飲料はガソリンの倍から4倍程度で日本国内でも疑問無く取引されています。

その大半が流通コストであって、リターナルなガラス瓶などを使った場合には、さらに3倍ぐらいにはなりそうです。

コスト面・資源面で言えば合理性があるから、ペットボトルでの飲料水配給は是認されているわけですが、おそらくはこのオーストラリアの村の投げかけている問題意識は、人が変わってしまったことに対する素朴なセンチメンタリズムなのでしょう。

イラク戦争で、ドイツが可搬式のペットボトル利用の携帯型飲料水製造装置を持ちこんでいます。

これは、どうも通常型のコンテナー(トラックで運んでいる)に一式が収まっているプラントで、空気を抜いて縮めたペットボトルと飲料水製造(浄化)装置がセットになっているものでした。

飲料水用の浄化プラントはメンテナンスが大変で、短期限定でかつメンテナンスがアテにならない時にはこのような過般型のプラントは十分に有効なわけです。

どうも、このオーストラリアの村も我々も固定概念に縛られているのかもしれません。

投稿: 酔うぞ | 2009/09/27 18:08:32

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