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2009.09.14

裁判員裁判・傍聴人が反対騒動

サンケイ新聞より「【裁判員 千葉地裁】「こんなのただの見せ物だ」傍聴人騒ぐ

14日に千葉地裁で初めて行われた裁判員裁判で、裁判の終了間際、傍聴していた男が、「こんなのただの見せ物だ」などと大声を出して騒ぎ、地裁の職員によって法廷の外に連れ出される一幕があった。

騒動があったのは、強盗致傷の罪に問われた千葉市中央区の会社員(49)の裁判。

男は裁判の終了間際、突如大声を張り上げ「こんなの裁判でもなんでもない。ただの見せ物だ。廃止しろ」などと発言。

小坂敏幸裁判長の制止を無視して怒鳴り続けたため、退廷を命じられた。職員に連れ出される際にも「やめろよ」などと大声で抵抗した。

「廃止しろ」と叫んだというのは、裁判員裁判に反対の意思表明のようですね。

「こんなのただの見せ物だ」と言ったそうですが「その通りです」と反論されたらどうするつもりだったのでしょうか?

「最初の裁判員裁判」に裁判員裁判に反対する行動・事件についての報道をまとめましたが、わたしは反対している人たち(弁護士もいるのですが)が何を反対しているのか、さっぱり理解できません。

裁判員裁判と従来の裁判官だけの裁判を比較したときに、分かりやすいのは「大衆によるリンチではないのか?」という疑念でしょう。
しかし、裁判が元々は私的な復讐などから公的な処罰に移ったことが、スマートなリンチとも言えるわけで「罪と罰」のように個々に色々な事情があっても、社会は犯罪者を処罰することを変えません。

犯罪者という個人と社会という多数が衝突するのが裁判であるのですから、言葉を変えればリンチであって、それをどう正当化するのかが?法律によるルール化でしょう。

まして、裁判には公開の原則があり、特別な事情を除いて公開するべきだと社会は公開裁判を指示しているのですから、これも味方によれば「見せ物」です。

このように、裁判員裁判に反対している人たちの、意見の一部には明確に反論できるのですが、反論していくと最後にはなんで裁判員裁判に反対しているのか、分からなくなってしまいます。

今回もその例に漏れないのですが、杉並ゴミ戦争とか斎場建設反対運動などと同じ「迷惑感覚による反対」なのでしょうかねぇ?

9月 14, 2009 at 06:41 午後 裁判員裁判 |

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