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2009.07.07

新GMに向けてスタート

朝日新聞より「GMの資産売却計画を承認 NY破産裁判所

【ニューヨーク=丸石伸一】
ニューヨークの連邦破産裁判所は5日深夜、経営破綻(はたん)した米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が新たに設立する会社(新GM)に優良資産を売却する計画を、承認した。

資産売却は、GMの再建計画の柱となる。計画に反対する債権者らが今後、上告する可能性があるが、最終的には資産売却が認められて新GMが発足し、破産法下から事実上の早期脱却を果たす公算が大きくなった。

GMは6月1日、米連邦破産法11条の適用を申請して経営破綻した。

同法下で会社を2分割し、優良資産を形式上の新会社(新GM)に売却する計画をまとめ、裁判所に承認を求めていた。

不良資産を切り離し、負債の少ない健全な会社に衣替えする計画だ。
だが、複数の債権者らは債務返済額を増やすことなどを求め、計画に反対していた。

これに対し、破産裁判所は債権者らの主張を退け、新GMへの資産売却を承認した。

資産売却について、GMが会社清算に追い込まれないようにする選択肢だとの判断を示した。

ただ、債権者らが資産売却の差し止めを求めて上告する猶予を与えるため、資産売却の実行は今後4日間控えるよう命じた。
複数の米紙によると、何人かの債権者が上告する可能性があるという。

GMより約1カ月前に破産法を申請した米同業大手クライスラー(現クライスラーグループ)も6月1日、再建計画がニューヨークの連邦破産裁判所に承認されたと発表した後、複数の債権者が上告したが、連邦最高裁判所が同月9日に計画を承認して「早期再建」が決まった。
GMも最終的には資産売却が認められる可能性が高いとみられる。

GMは6日朝に声明を出し、「資産売却を近く完了できると見込んでいる」と表明した。
GMと米政府は、米政府が手続き完了の期限と定めている今月10日までの決着を求めていた。

新GMの概要も発表された。社長兼最高経営責任者(CEO)には、旧GMでCEOを務めるフレデリック・ヘンダーソンCEOが就く見通しだとした。
当面は事実上の続投になる。新GMの本社は現在と同じミシガン州デトロイト。名称は、現在の「ゼネラル・モーターズ(GM)・コーポレーション」から「ゼネラル・モーターズ(GM)・カンパニー」とし、事実上「GM」のままにする。

新GMは、旧GMの優良資産を引き継ぎ、主要ブランドを半減して「シボレー」や「キャデラック」など四つに絞る。

借金を大幅に削減して財務状況を改善し、労務費なども大幅に削って日本メーカー並みの経費に抑える計画。
米政府は巨額の資金支援に加え、新GMの株式の60.8%を握り、事実上「国有化」する見通しだ。

クライスラーに続いてGMも1カ月余りで破産法の法的手続きを完了できれば、米大企業では極めて異例の「スピード再建」になる。

両社と同様に連邦破産法11条の適用を申請した米航空大手の多くは、法的手続きが完了するまで2~3年かかった。

GMとクライスラーは破産法の適用を申請する前に、全米自動車労組(UAW)と労務費削減で合意するなど準備が整っていたことから、法的手続きも早めることができたとみられる。

新GMの4ブランドとは、シボレー、キャデラック、ビュイック、GMCだそうで、ポンティアック、ハマー、サターンでは無くなります。

アメリカの自動車業界は、ブランドは工場から販売店まで?がっていて、日本では別メーカというほどのものでしょう。
販売店網に与える影響は大きいように思いますが、メーカー直結の個人商店のような販売店が残っている方に驚くわけで、日本では20~30年前のホンダといったところでしょうか?

それにしても、アメリカとは思えないほどの強硬な路線変換で、後々まで法律論争になるような気もします。
とは言え、一部の金融機関などが新自由主義として勝手をやったのがこの結果を生み出したと言ってもさほど間違ってはいないのですから、今後の長期的な政策誘導として安定的な投資活動になるように金融の暴走を抑える手法を確立するべきでしょう。

7月 7, 2009 at 09:08 午前 国際経済など |

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