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2009.06.17

最初の裁判員裁判

読売新聞より「東京地裁が裁判員候補「呼び出し状」発送作業

東京地裁は17日午前、8月3日に裁判員裁判の初公判が開かれる東京都足立区の路上殺人事件について、呼び出し状や質問票などを封筒に入れる作業を行った。

午後、発送する。

呼び出し状が送付されるのは、候補者名簿から抽出された100人から、70歳以上で辞退を希望していた人などを除いた73人。
初公判の日の午前中に選任手続きが行われ、裁判員6人と補充裁判員3人が選ばれる。

辞退を希望する候補者は質問票に記入して返送するが、ある刑事裁判官は
「夏休みの予定がすでに入っている人の辞退希望を、認めるかどうか悩ましい。実際に何人の候補者が裁判所に来てくれるのか不安だ」
と話している。

この事件では、無職藤井勝吉被告(72)が5月1日、向かいに住む女性整体師をサバイバルナイフで数回刺して殺したとして殺人罪に問われており、公判は8月3~6日の4日間が予定されている。
(2009年6月17日12時05分 読売新聞)

え~と、元の名簿は選挙と共通だから要するに、住民票があって成人の人は全員対象ということですよね?
無作為抽出で「今年の裁判員候補」の方々を選び出して、70歳以上の人は辞退できる、法曹関係者はダメなどと返事を受け取っているわけで、「候補者名簿」から100人を抽出したら裁判官の面接以前で書類上で辞退できる人が27人も居たということですか?

予想以上の高率ですね。

平成17年(2005年)の国勢調査のデータから調べると、70歳以上の人口比は14.3%ですから、20%前後は辞退者になるのでしょうか?

73人から9人が裁判員・補助裁判員に選出されるのですから、8人に一人の割合ですね。

当日(この場合は、8月3日月曜日)ドタキャンになってしまう人が居るだろうことを考えると、かなりギリギリの人数に絞り込んでいるということでしょうか?

手続の解説ビデオによると、裁判員の選任手続は以下の順序です。

  1. 事件概要の説明
  2. 当日用質問票に回答
  3. 裁判長から質問(検察官・弁護人が立ち会う)
    辞退希望者の辞退を認める。
    検察官・弁護人は理由を示さずに裁判員候補を拒否できる。
  4. 残った候補者から、裁判員と補助裁判員を抽選する

この事件は「足立区の隣人の女性整体師刺殺事件」で被害者参加裁判でもありますから、20年ぐらい前には想像も出来ない法廷です。

しかし、この事件は何で72歳の男がサバイバルナイフで隣人の女性66歳を刺したのか?が「口論の結果」というのはどういうことだ?と思います。

近隣トラブルで女性を刺殺しますかねぇ?

裁判所からの質問票には「報道で・・・・」とあるようで、先入観が過度にある場合はダメだという常識的なものでしょうが、裁判員候補になったら、このような不思議な事件については誰でも注意深く報道を読むでしょうねぇ。

最初の裁判員裁判がどのように進行するのか、注目してしまいますね。

6月 17, 2009 at 01:14 午後 裁判員裁判 |

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