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2009.04.18

北朝鮮問題・いよいよヨロイがあらわになった?

読売新聞より「PSI全面参加なら「宣戦布告」…北朝鮮、韓国に警告

【ソウル=前田泰広】
北朝鮮の朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍総参謀部報道官は18日、韓国が「大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)」に全面参加する方針を明らかにしていることについて、「いかなる圧力も我々に対する宣戦布告となる」と警告した。

報道官は、韓国の李明博(イミョンバク)政権が北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する制裁などに固執していると非難。
「ソウルが南北軍事境界線から50キロほどしか離れていないことを忘れてはならない」と強調した。

韓国政府は当初、北朝鮮の弾道ミサイル発射直後に、PSI参加を表明することを検討していたが、「ミサイル発射とは関係ない措置」としていったん延期。
18日には、北朝鮮が南北対話を提案してきたことを受け、19日に予定していた表明を再び、先送りした。
(2009年4月18日21時08分 読売新聞)

18日には、北朝鮮が南北対話を提案してきたことを受け、19日に予定していた表明を再び、先送りした。とは,同じく読売新聞の記事「北が韓国に接触要求…開城工業団地で「重大事案」と」の事でしょう。

【ソウル=前田泰広】
韓国統一省は18日、北朝鮮当局が南北経済協力事業の開城(ケソン)工業団地の事業に関連し、南北の政府当局者が21日に接触することを提案してきたと発表した。

聯合ニュースによると、北朝鮮当局は16日、「重大事案を通知する」と連絡してきたという。北朝鮮は、対北朝鮮融和政策を見直す李明博(イミョンバク)政権への反発を強めており、今回の政府間対話でも何らかの警告を発するとみられる。

韓国政府は提案意図を分析中だが、工業団地進出企業の韓国人従業員が北朝鮮当局に拘束されている問題が取り上げられるとの見方が出ている。
(2009年4月18日19時51分 読売新聞)

これでは、冷戦というかどちらが折れるかというチキンレースですね。

現在までの事態の進行は、

4月5日ミサイル発射
4月13日国連・安保理議長声明採択
4月16日IAEA要員を追放

と進んできました。
開城工業団地の韓国人要員が北朝鮮に拘束され、韓国側からの面会も出来ない状態はそのままで、韓国からの会談要求があり、その後に韓国のPSI参加を宣戦布告と宣告したわけで、普通に考えるとかなり深刻な事態です。

人質をテコに外交交渉を進めようとしているように見えるから、意外な感じを受けますが、北朝鮮は1968年にプエブロ号事件を引き起こしています。
プエブロ号事件はベトナム戦争の真っ最中であり、正しく米ソ冷戦時代の事件でありました。ひょっとすると、北朝鮮は「冷戦なのである」という判断で、武力による国際政治展開をやっているのかしれません。

4月 18, 2009 at 09:58 午後 海外の政治・軍事 |

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