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2009.03.24

SFCG(旧商工ファンド)破産

「SFCG(旧商工ファンド)破たん」の続報と言えますが・・・・・。
サンケイ新聞より「SFCGが再建断念 二重譲渡700億円

東京地裁は24日、2月に経営破綻(はたん)した商工ローン大手のSFCG(旧商工ファンド)の民事再生手続きの廃止を決定した。

同社は今後、破産手続きに移行する。

同日正午に記者会見した保全管理人の瀬戸英雄弁護士は、同社が日本振興銀行など数行に債権を二重に売却した額が約700億円に上ることを明らかにした。

瀬戸弁護士は東京地裁が同社は再建の見込みがないと判断した理由として、債権の二重譲渡や約38億円に上る税金滞納、近く貸金業の免許を取り消される見通しであることなどを挙げた。

同社は取引先の数行に対して債権を二重に売却しており、額は約700億円に上るとしている。瀬戸弁護士は現時点では同社から事務上のミスと聞いているとしたうえで、「意図的なら刑事責任の対象になると思う。これから調査していく」と述べた。

SFCGは昭和53年に商工ファンドとして設立。
中小企業向けに高利での融資を手がけてきたが、過去に利息制限法の上限を超えた強引な取り立てが社会問題化、現在も多額の過払い金返還訴訟を起こされている。
その返還負担や、金融危機に伴う資金調達難から今年2月に約3380億円の負債を抱え、民事再生法の適用を申請していた。

このニュースは裁判所にいて聞いたのですが、さすがにビックリです。

民事再生手続きから破産手続きにというのは破たん企業の処理としては珍しいものではありませんが、この記事に紹介されている通り「債権の二重譲渡」なんて問題もありますし、そもそもが巨大企業であって、子会社や持ち株会社といった形で多数の関連企業があります。

つまり「破産手続きなのでこの段階で清算です」とやって良いのか?と直感的に感じるところです。

貸金業というのは手堅くやれば破産するなんて事があり得ない業種です。無理な貸し出し、無理な取り立てといったことが積み重なって破産手続きになったのは明らかなことですから、そこにかかわっていた関連会社がどういうことをやっていたのかを明らかにしないで、破産手続きもないものだと思うのです。

3月 24, 2009 at 06:11 午後 経済・経営 |

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