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2009.01.06

イスラエル地上軍ガザ侵攻3日目

CNN.co.jpより「イスラエル軍、ガザ北部を実質制圧 死者500人突破」
CNN.co.jpより「ガザの病院にあふれる負傷者、多数の子どもが犠牲に」
AFP BBより「地上侵攻前に兵士の携帯電話没収、イスラエル軍」
AFP BBより「イスラエル軍、ハマス戦闘員と交戦 各国からの停戦要求は拒否」
朝日新聞より「地上戦の犠牲市民70人 ガザ、激しい戦闘続く」
CNN.co.jpより「EU代表団が中東へ、停戦呼び掛け」
サンケイ新聞より「【ガザ侵攻】サルコジ仏大統領、早期停戦求める アッバス議長と会談」
東京新聞より「フランス大統領の調停難航 ガザ北部で攻防戦激化」

イスラエル軍のガザ侵攻についての記事です。

やっかいなのは、ハマスがというかガザ地区がパレスチナ自治区からの物理的な飛び地であると同時に、政治的にもはね上がりのハマスの勢力が大きいことです。

そこらのバランスを取っていたのがアラファト議長だったのですが、アラファト亡き後は混乱がだんだんと制御が利かなくなって、主流派のファタファと反主流派のハマスに分裂しています。

サルコジ・フランス大統領が仲介に乗り出したようですが、肝心のハマスには接触しないとのことなので、効果は皆無でしょう。

エジプトも事実上、ガザ地区を見捨てている様子で、これではイスラエルが行動を起こすのも仕方ないか、といったところです。
国連警察軍のようなモノでも投入することにしない限りは、止まらないように思います。

イスラエル軍、ガザ北部を実質制圧 死者500人突破

(CNN)
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃は4日、地上部隊の侵攻が2日目に突入し、同地区が実質的に北部と南部に分断された。

パレスチナ治安関係筋によると、イスラエル軍は戦車や迫撃砲、ヘリコプターを投入し、北部の複数の地区を制圧した。

地上部隊の侵攻に伴い、パレスチナとイスラエルの双方で死傷者が増加。パレスチナの医療関係筋は、パレスチナ側の死者が500人を突破したと指摘。

3日夜に地上部隊がガザに侵入してから民間人や過激派が37人死亡し、イスラエル軍が先月27日にガザ攻撃を開始して以来の死者が少なくとも507人、負傷者が2600人にのぼったと述べた。
死者のうち女性や子どもは100人前後で、負傷者の大半は民間人という。

イスラエル軍側では、ガザ北部ジャバリヤで兵士1人が死亡、1人が重傷を負った。地上侵攻が始まって以来、兵士に死者が出たのは初めて。

ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、イスラエル軍の攻撃で軍事部門「カッサム隊」の幹部3人が死亡したとしている。

イスラエル軍はハマス幹部2人が標的だったことを認めたが、2人についての詳細は明らかにしなかった。死亡した幹部らは、ガザからイスラエル南部へのロケット弾攻撃に関与していたとされる。

イスラエル軍によると、3日夜からミサイル攻撃したハマス関連の標的は、ハマス情報機関の本部を含めて45カ所にのぼった。4日の日中には、ロケット弾発射拠点など15カ所を空爆。地上作戦は第2の局面に突入したという。

ガザ地区からイスラエル側へのロケット弾攻撃では、兵士1人と民間人3人が死亡。発射されたロケット弾は少なくとも30発、うちグラッド・ロケットは12発だったとしている。

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ガザの病院にあふれる負傷者、多数の子どもが犠牲に

ガザ市(CNN) 運び込まれる負傷者の多くは民間人。重傷を負った子どもが目立ち、治療を受ける前に息絶える患者たちも――。

イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの病院で5日夜、ボランティア医師がCNNに語った。

12月27日の空爆開始から10日。3日からは地上部隊による侵攻も始まり、ガザの死者は500人を超えたとされる。

「このうち2割以上が子どもたちと推定される。攻撃が市内に及ぶにつれ、その割合はさらに増大している」と語るのは、ガザ市内の主要医療機関、シファ病院で治療にあたるノルウェー人医師のエリック・フォッセ氏だ。

「毎日多くの患者が運び込まれているが、(4日夜からの)24時間でその数は約3倍に膨れ上がった」と、フォッセ氏は訴える。

同病院では5日、死者と負傷者のそれぞれ約3割を子どもが占めた。
「病院中に患者が横たわり、廊下で手術をしても間に合わない状況」という。市内のほかの病院では、スタッフや薬品、医療器具の不足から患者を受け入れられなくなっているケースも多い。

現地のCNN記者によると、ガザと境界を接するエジプト北東部ラファでは5日、医薬品などの支援物資を積んだトラック約25台が検問所を通過できず立ち往生した。

エジプト当局者らによれば、検問所要員が職務を放棄して姿を消したとみられ、門が閉鎖されたままになっているという。
国際支援団体ワールドビジョンの現地責任者は「境界封鎖でガザの食料、医療状況は危機に陥っている。空爆の被害で電力や水の供給も止まってしまった」と、住民らの窮状を訴えた。

一方、イスラエル側は「民間人の犠牲は最小限に抑えている」と主張。

同日、支援物資のトラック80台の境界通過を許可したと発表した。
イスラエル軍報道官によれば、ガザ南部カレムシャロム検問所などから食料や医薬品、ディーゼル燃料22.2万リットルが搬入されるという。

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地上侵攻前に兵士の携帯電話没収、イスラエル軍

【1月5日 AFP】
3日夜のパレスチナ自治区ガザ(Gaza)への地上侵攻開始前に、イスラエル軍は兵士数千人の携帯電話を没収していたことが分かった。同軍高官が4日、明らかにした。

匿名を条件に取材に応じたこの高官によれば、イスラエル軍は3日の地上侵攻を秘密裏に進めるため、歩兵部隊や戦車部隊に所属する兵士ら数戦人に対し、作戦開始6時間前に携帯電話を差し出すよう命じた。
軍の検閲局は報道機関に対しても、地上侵攻開始についての報道を開始後2時間の間禁じていた。

27日のガザ地区への空爆開始前にもイスラエル当局は偽装工作を行い、週末の休暇で兵士らを帰宅させたり、予定されていた閣議に関する虚偽の情報を発表するなどしたという。

さらにイスラエル軍は、パレスチナ自治区を実効支配するイスラム原理主義勢力ハマス(Hamas)の戦闘員をかく乱するため、ガザとの境界線沿いの複数の場所に数十部隊を派遣するなどの策略を用いていた。(c)AFP

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イスラエル軍、ハマス戦闘員と交戦 各国からの停戦要求は拒否

【1月6日 AFP】
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)に侵攻したイスラエル軍は5日、同地区の中心都市ガザ市(Gaza City)で初めて、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の戦闘員と直接交戦した。

ガザ市での戦闘が激しさを増し、パレスチナ人の死者が550人に達するなか、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領とドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)露大統領がイスラエルに対し停戦を呼び掛けた。

だが、イスラエル政府は攻撃の継続を主張。また、同国のツィピ・リブニ(Tzipi Livni)外相は欧州連合(EU)代表団が求めた即時停戦を拒否した。

ガザ市東部のShejaiyaでは5日夜、大きな爆発音と激しい銃声が響いた。照明弾が夜空を照らす中、複数の攻撃ヘリコプターも見られた。イスラエル軍筋も、同地で激しい戦闘があったことを認めている。

一方、医療関係者によると、5日の空爆や戦車による攻撃の後、ガザ市の病院には少なくとも12人の子どもを含む50人の遺体が運び込まれたという。(c)AFP/Mai Yaghi

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地上戦の犠牲市民70人 ガザ、激しい戦闘続く

【エルサレム=井上道夫】
パレスチナ自治区ガザへ侵攻しているイスラエル軍は、5日もイスラム過激派ハマスへの攻撃を継続。ハマス側も抵抗し、激しい戦闘が続いている。

民間人の犠牲が増えるなか、サルコジ仏大統領らが同日、エジプトやヨルダン川西岸のラマラ、イスラエルを訪問して本格的な停戦仲介を始めた。

AP通信は5日、イスラエル軍によるガザ各地への攻撃で、少なくとも10人の子どもを含む市民計16人が死亡したと伝えた。

ガザ保健当局者によると、3日の地上戦突入以降の市民の死者は約80人にのぼり、うち70人以上が一般住民という。
AFP通信は、昨年12月27日の空爆開始からのガザの死者数は少なくとも90人の子どもを含む520人以上に達し、2500人が負傷したと伝えている。

イスラエル軍によると、3日の地上戦開始後、同軍兵士1人が死亡、約30人が負傷。AFP通信は負傷兵の数を55人と報じている。
ロイター通信によると、イスラエルのバラク国防相は5日、「ハマスに相当な打撃を与えているが、我々は目的に到達しておらず、作戦を続行する」と地上攻撃の長期化を示唆した。

現地からの情報によると、イスラエル軍は5日までに北部のガザ市を戦車などで包囲。目撃者によると、イスラエル兵はビルの屋上から銃撃を繰り返しているという。

サルコジ大統領は5日午後、エジプトのムバラク大統領と会談。仏大統領府によると、その後パレスチナ自治政府のアッバス議長、イスラエルのオルメルト暫定首相らに会う。
6日は、シリアやレバノンを訪問する。
ただ、一連の日程にハマス関係者との会談は含まれておらず、実効性を疑問視する声もある。

イスラエルのリブニ外相は5日、欧州連合(EU)代表団と会談後に記者会見し、ガザ攻撃について、「我々はテロと戦っている」と述べ、EU側が求めた即時停戦に応じない姿勢を示した。

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EU代表団が中東へ、停戦呼び掛け

エルサレム(CNN)
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの侵攻をめぐり、停戦を呼び掛ける欧州連合(EU)の代表団が4日、中東へ向かった。フランスのサルコジ大統領も5日から中東を歴訪し、調停に乗り出す。

代表団は議長国チェコのシュバルツェンベルグ外相が団長を務め、エジプトからイスラエル、パレスチナ自治区を歴訪。同外相は声明の中で、「ガザ住民に人道物資を届ける態勢を確認することも目的のひとつだ」と強調した。EUは4日、「国家が自衛権を持つことに議論の余地はないが、自衛権を理由に民間人に大きな被害を及ぼすことは許されない」との声明を発表している。

サルコジ大統領はイスラエルのオルメルト首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長らと会談する。アッバス議長は同大統領との会談後、国連の会合に出席するためニューヨークへ向かう予定だ。

英国のブラウン首相も4日、英BBCテレビとのインタビューで、即時停戦を呼び掛けた。
首相はパレスチナ住民への人道支援の必要性を強調する一方で、停戦の実現には「イスラエルへのロケット弾攻撃停止」「ガザへの武器密輸問題の解決」が不可欠との認識を示した。

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【ガザ侵攻】サルコジ仏大統領、早期停戦求める アッバス議長と会談

【エルサレム=黒沢潤】
フランスのサルコジ大統領は5日、エルサレムでイスラエルのペレス大統領、オルメルト首相と個別に会談し、イスラム原理主義組織ハマスとの即時停戦を改めて呼びかけた。
しかし、イスラエル側は拒否し、国際社会による調停の難しさを改めて印象付けた。

サルコジ氏はイスラエル側に「人道目的の停戦が必要だ」と訴えた。
これに対し、イスラエル側はペレス大統領が「ハマスがイスラエルに対するロケット弾攻撃を停止するという確証がなければならない」と述べるなど、提案を受け入れなかった。

これに先立ち、サルコジ大統領はパレスチナ自治区ラマラでアッバス自治政府議長とも会談し、その後の記者会見で「欧州に住むわれわれは、できるだけ早期の停戦を望んでいる。“銃声”を静かにさせ、人道的な停戦を実現させなければならない」と強調した。

アッバス議長は双方が「条件なしに戦闘を終了させなければならない」とし、ハマスに対し「戦闘が終結すれば、すべての問題を話し合うことができる」と、ガザの封鎖解除などにつては、その後に協議すればいいとの認識を示した。

大統領は6日、シリアのアサド大統領らとも会談する予定だ。

一方、イスラエル軍とハマスは5日夜も、激しい戦闘を続け、ロイター通信などによれば、イスラエル軍の空爆開始後からの計10日間で、パレスチナ人の死者は計550人を上回った。

イスラエル軍は、見晴らしのいいガザのジャバリヤ難民キャンプ付近の丘を占拠しており、ハマス掃討を効果的に進めているとも伝えられる。

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フランス大統領の調停難航 ガザ北部で攻防戦激化

【エルサレム6日共同】 イスラエル軍は5日夜、イスラム原理主義の強硬派ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザ地区で3日目の地上侵攻作戦を継続、北部のガザ市近郊で戦略拠点の丘の制圧を目指し、ハマスと激しい攻防戦を展開した。

双方に死傷者が出たもようだ。フランスのサルコジ大統領は同日のヨルダン川西岸ラマラでの記者会見で「速やかな停戦を望む」と述べ、即時停戦を訴えた。双方とも応じる姿勢を見せておらず、フランスなど各国の外交調停は難航している。

サルコジ大統領は同日夜、エルサレムでイスラエルのオルメルト首相やペレス大統領とも会談した。

ロイター通信によると、5日だけでガザの民間人33人が死亡した。
AP通信によると、昨年12月27日の空爆で始まったガザ大規模攻撃によるパレスチナ人の死者は550人以上で、イスラエル側は兵士も含め計5人。

サルコジ大統領はラマラでのアッバス・パレスチナ自治政府議長と会談後の会見で、ハマスが「無責任な」行動をしていると批判した。

アッバス議長は「(双方の)即時、無条件の攻撃停止」がまず必要とし、ガザ封鎖解除など停戦の条件はその後協議すればよいと述べた。

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1月 6, 2009 at 11:11 午前 パレスチナ・イスラエル |

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イスラエルによる、パレスチナ自治区ガザ侵攻。未だ、解決の糸口が見えず・・・ ガザ 続きを読む

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