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2008.05.24

教育再生懇談会の答申だってさ

読売新聞より「英語教育の強化、小3から「必修」求める…教育再生懇報告

政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)が26日に福田首相に提出する第1次報告の全容が、明らかになった。

英語教育の強化を掲げ、国に小学校3年から英語を必修化するように求めている。

また、小中高の英語教師の採用に際し、英語能力を測る世界共通の学力テストである「TOEIC」などで一定の点数を取っていることを条件とするように提言している。

報告は、

  1. 英語教育の抜本的見直し
  2. こどもを有害情報から守る方策
  3. 留学生30万人計画の国家戦略化
  4. 実践的な環境教育の展開
  5. 若い保護者の子育て支援

が柱。

英語教育について、小学校から大学までの各段階での到達目標をTOEICなどを活用して具体的に定めるように求めた。さらに、英語教育を小学校3年生から年35時間以上行うモデル校を全国に5000校設けて支援するとしている。

こどもが有害情報の被害に遭うことを防止するため、小中学生が携帯電話を持つことがないように関係者に協力を促す。仮に持つ場合は、通話や居場所確認機能に限定した携帯電話を持つように推進するとした。

福田首相が提唱した「留学生30万人計画」については、政府が国内の30大学を指定して重点的に支援し、これらの大学で、留学生の比率を全学生の20%以上、特定学部の外国人教員の30%採用を目指すとしている。

まったくもって「なんじゃこりゃ?」でありますが、日経新聞より「小3から英語必修へモデル校・教育再生懇第1次報告

政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応塾長)が26日に福田康夫首相に提出する第1次報告の全容が明らかになった。

英語教育の抜本改革を柱に据え、英語教科書の語彙(ごい)数やテキスト分量の大幅上積みに言及。
小学校3年生からの早期必修化を目指し、全国の4分の1にあたる5000校を年間 35時間以上の英語授業を実施するモデル校に指定する方向も打ち出す。

懇談会は安倍政権の「教育再生会議」の後継組織として発足
報告は福田政権で初めての教育改革に関する指針となる。 (19:06)

それにしても、この手の「教育問題会議」に求められていることは、現在から将来に向けての教育の理念の再構築だと思う。
そういう観点では、なんの授業を何時間にする、といった数値を出すこと自体がダメだろう。

教育と断るまでもなく、どういう未来があるのかを若い世代に伝えることが出来ないところが一番の問題で、教育行政の数合わせのような話するヒマはないと思う。

大体、英語教育を増やして何がどう変わるのだ?私立や一部の学校では英語教育を拡充しているが、それで何かが劇的に違うのだろうか?

「ゆとり教育」「脱ゆとり教育」「英語教育」となんかスーパーのチラシを書き換えているかのような印象があるが、教育を受けるのは人ですぞ、どんなときにも失敗が許されないのが教育で下手に「実験的教育」などとやらない方が良い。

社会を形作っている、文化や法律、産業といったことにガッチリと根を張った教育理念が何よりも必要だと思う。

5月 24, 2008 at 11:59 午後 教育問題各種 | | コメント (0) | トラックバック (0)

全日空機・エンジン水洗いで作業ミス

東京新聞より「エンジン洗浄ミス 06年の全日空機トラブル原因

全日空機が2006年7月に機内の気圧が急低下し中部国際空港に緊急着陸したトラブルで、急減圧の原因は、エンジン洗浄の作業ミスが原因だったとみられることが、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会などの調査で分かった。エンジン洗浄に伴う急減圧は極めて異例。

エンジン洗浄で燃費が良くなり二酸化炭素(CO2)削減にもつながるため、航空各社は、原油高と温暖化を背景に洗浄する機体を急増させており、対策が求められる。

急減圧は06年7月5日朝、中部国際空港の南約130キロの上空約1万1000メートルで発生した。福岡発成田行き全日空2142便ボーイング737-500の気圧が半減し、酸素マスクが落下。同空港に緊急着陸した。乗客乗員46人に酸素不足による低酸素症などは起きなかったが、事故調委は事故に準じた重大トラブルとして、原因の調査に入った。

その結果、エンジンから出る高温高圧の空気を冷やすため、上空の冷たい外気を取り込む量を調節する熱交換器制御弁(直径20センチ、長さ30センチ)などに乾いた洗剤のかすが詰まり、弁の開閉を妨げたことが判明した。

事故調委は、冷たい空気の流入量が減って各空調装置に送る空気が十分に冷えずオーバーヒートセンサーが作動、機内の気圧を保つ空調が止まり急減圧したとみている。

洗剤のかすのほか、熱交換器制御弁などには水が浸入したことを示す水あかもあった。同機は急減圧の4日前まで、中国山東省の整備専門会社で約3週間の整備を受け、エンジン内を洗浄。現地整備士が水を吹き付ける場所を間違え、水や洗剤が入ったらしい。

同機のエンジンは取り込んだ外気を圧縮、燃焼させた高温、高圧ガスでタービンを回し、連動して回る前部の「ファンブレード」で推力を得る。

外気を圧縮する圧縮室に放射状に並ぶ回転羽根という小ブレード(数百枚)に、土やほこりが付くと圧縮効率が低下するが、エンジンを回しながら高圧ホースで年に2回程度洗浄すると、燃費が改善する。

一部の古い機種を除き不要な整備だが、燃料削減のため、航空各社はエンジン洗浄を拡充している。

2006年7月のアクシデントですから、2年前の話で何で今になってやっと調査結果が発表されたのだろう、とちょっと不思議に思うところです。

以前から見ている「航空事故」に記録が出ていました。

  • 2006/07/05
  • 中部国際空港の南約13キロメートル、高度約11,300メートル
  • JA8419 ボーイング 737-500
  • エアーニッポン(株)

当該機は、7月5日

07時24分福岡空港を離陸し飛行中
08時10分ころ上記場所付近において客室余圧の低下を示す計器表示があり、乗客用酸素マスクが自動落下した。当該機は航空交通管制上の優先権を要請のうえ緊急降下を行い、目的地を中部国際空港に変更し
09時09分同空港に着陸した。
出発地及び最初の着陸予定地福岡空港→成田国際空港。
搭乗者乗務員5名、乗客 41名、計46名。
死傷者なし。機体の損壊等:なし。

備考:本件は航空法施行規則第166条の4第10号で規定する「航空機内の気圧の異常な低下」に該当する事態であり、重大インシデントに該当する。

だそうです。今回の整備による故障問題について東京新聞は別の記事を出しています「【関連】コスト対策に“漏れ” エンジン洗浄 海外整備の安全課題

原油高騰と温暖化対策に成果を上げるエンジン洗浄で、安全面の“漏れ”が生じた。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会などの調査で、二〇〇六年に全日空機で起きた急減圧の原因に洗浄時の作業ミスが浮上。海外の整備専門会社に委託する海外整備で初の大きなトラブルといい、整備コスト削減のため広がる海外整備の安全確保に課題が浮かんだ。

燃料とCO2の削減を目的とした全日空のエンジン洗浄は、〇三年度の四十回からスタート。〇七年度は千三百十五回と急増中だ。

日本航空も〇五年度の三十数回から始め、〇七年度は四百五十回に拡大。ドラム缶で年間十数万本、東京-札幌間一千数百往復分の燃料を削減できた。

両社は九〇年代から海外整備を始め、海外整備比率は現在、ともに三割を占める。日航はエンジン洗浄の海外委託をしていないが、シンガポールでエンジン洗浄することを検討している。燃費と整備の両コストを削減できる一石二鳥の効果が期待できるという。

事故調委や全日空によると、同社が今回の中国の整備会社に委託を始めたのは〇六年。トラブルが起きたのはこの会社が整備した三機目の全日空機だが、エンジン洗浄の整備は初めてだった。

同年六月十日から七月一日まで、四千飛行時間か一年半に一度の間隔で行う大規模整備でエンジンを洗浄。その際に現地整備士が、水を吹き付ける場所を間違えたという。

現地整備士は全日空の作業基準に沿って洗剤で洗浄。全日空の駐在員も監督したというが、全日空側は洗剤を使わない水洗いを要請したとの情報もあり、事故調委は詰めの調査を急いでいる。
社員常駐や要員訓練作業の「質」確保に努力

海外委託整備は、自社整備に比べ品質を不安視する声が根強い。このため、海外四社に委託する全日空は計六人の社員を常駐させ、現地整備士の訓練期間を拡大。現地整備士を全日空機専用に固定したり、整備士と責任者ら三者でマニュアル通りに整備作業したかを逐一確認したりするシステムにしている。

海外七社に委託する日航グループは、委託の大半が集中する主要二社に計八人の社員を常駐させている。さらにこの二社に出資、役員を送って経営に発言権を持つ。日航本社にも〇六年、海外委託専門部署(二十人)を新設、海外整備の品質確保に努めている。

エンジン内部を水洗いすると効率が回復するというのは、どういう仕組みなのか今ひとつ理解できていません。
回転している羽根の先端は、エンジンの外側のハウジングに接するような感じで、普通に考えても隙間を最小限に減らすようにしないと、圧縮漏れになってしまうでしょう。
テフロンコーティングで滑らせるといった手法も使っているようです。

大型旅客機に使用される大直径のエンジンは当然回転数が遅いのですが、戦闘機に使用するエンジンなどでは、1万回転に近いところで回っています。
円周が2メートルであるとすると、毎分2万メートル、秒速333メートルというとんでもない速度になります。
そこで僅かなゴミも洗い落とすことで回転の抵抗が減るから、効率が向上するのだろうと考えます。

この程度の整備を中国でやった方が安いというのがよく分からないところで、分解整備のように思い切り人手が掛かるところについては、人件費の問題に直結するのは分かりますが、エンジン水洗いといったことぐらいは合理化できるのではないでしょうか?

神戸空港などで24時間体制の整備基地を集約するといったことも考えべきではないかと思います。

5月 24, 2008 at 11:39 午後 もの作り | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.05.20

続・300日と30年、法務省のバカ者

「300日と30年、法務省のバカ者」の続きです。同じく毎日新聞より「300日規定:無戸籍の女性-子に同じ思いイヤ

「これ以上、私と同じ思いをさせたくない」。離婚後300日規定により無戸籍となった兵庫県の女性(27)は、自分と同じ無戸籍となる可能性の高い子供の出産を控え、不安な思いを毎日新聞の取材に訴えた。初めて明らかになった母親と子供の「2代に及ぶ無戸籍」。無戸籍児家族の会は20日午前、鳩山邦夫法相と面会し、女性のケースなどを例に規定の早急な見直しを求める。

戸籍も住民票もない女性。私立幼稚園には通えたが、自治体は女性の母親に「小学校には入れない」と説明した。しかし、同じ集合住宅にいる子供は小学校に通う。ふびんに思った母親が校長と掛け合い、入学がかなったのは、3年生の年齢になってからだった。

入学して1年生と同じ授業を受けたが、3カ月後に3年生に編入され、授業についていけなくなった。「1年生に帰れ」。同級生の言葉に傷つき、学校から足が遠のいた。女性は中学でも、あまり学校に行けなかった。高校には行っていない。

小学校の同級生の男性(27)と再会したのは数年前。それまで家に引きこもりがちだったが、そのころから母親の仕事を手伝うようになった。男性とは07年夏、家族だけでささやかな式を挙げた。その日に婚姻届を出す予定だったが、前日に母親から無戸籍と告げられた。

「事実婚」とならざるをえなかったが、女性は「結婚して一緒の姓になるはずだった」と言う。07年秋に妊娠が分かり無戸籍はより切迫した問題になった。保険証もなく、帝王切開になった時の医療費の負担も心配になり、今月に入り家族の会に相談を持ちかけた。【工藤哲】

◇代々続く異常 早急に対策を

「無戸籍の人が子供を産めば、その子もまた無戸籍なってしまう」。無戸籍児の存在が明らかになり、関係者の間では懸念は以前からささやかれていた。今回のケースは、こうした事態が現実になったことを示している。

戸籍法は、出生届に「父母の名前と本籍」の記載を義務付ける。このため、母の戸籍がなければ出生届は受理されず、子供は無戸籍とならざるをえない。女性の母親が、前夫との裁判を経て女性の無戸籍を解消しない限り、無戸籍は代々続くことになる。

無戸籍児の社会問題化により07年以降は行政サービスの徹底が図られ、女性が受けた不利益は改善されてきている。ただ最も公的な証明である戸籍への記載について、300日規定で多くを占める「離婚前妊娠」の場合は従前と変わりがない。

このため、今回の母親のように前夫を巻き込んだ裁判ができない場合などで無戸籍児という状況は今も変わらない。国会や行政は、異常な状態を改めるべく対策を早急に講じるべきだ。【工藤哲】

正に「300日と30年、法務省のバカ者」で指摘したことは、工藤哲記者の主張である「国会や行政は、異常な状態を改めるべく対策を早急に講じるべきだ」そのものであって、法務省のバカ者の存在は国を危うくするものに他ならないだろう。

国内に自然に無戸籍者が増加するなんてのが国と言えるのか?

5月 20, 2008 at 10:44 午前 国内の政治・行政・司法 | | コメント (5) | トラックバック (0)

300日と30年、法務省のバカ者

毎日新聞より「300日規定:無戸籍の女性、出産へ 出生届け不受理か

離婚後300日規定により親の出生届が受理されずに無戸籍となった兵庫県内の女性(27)が妊娠し、6月中旬に出産する予定であることが分かった。

戸籍法は、出生届に母親の本籍地記載を義務付けている。地元自治体も「現状では出生届は受理できない」としており、生まれてくる子供も女性と同様に無戸籍となる可能性が高い。

無戸籍となった人が出産するケースが明らかになるのは初めて。

女性の50代の母親は、前夫の暴力などが原因で離婚。離婚から73日後、後に再婚した男性との間に女性を産んだ。母親は、規定を覆す手続きの複雑さや、前夫に居所を知られたくない事情から、前夫を巻き込んだ裁判をすることが難しい状態だった。このため女性は無戸籍となり、小学校には4年間しか行けず、医療関係のサービスも受けられず、選挙の投票もできなかった。

女性は昨年夏、小中学校の同級生の夫(27)と結婚式を挙げたが、戸籍がないため婚姻届を出すことができず、事実婚の状態。昨年秋に妊娠が分かり、順調なら6月中旬に出産する。不安に思った女性は今月、地元自治体に相談したが、「母親の戸籍がなければ、子供の出生届は受理できない」との対応だった。女性は「子供にまで自分がした苦労はさせたくない」と話している。

法務省民事局は「無戸籍となった人が出産する例は今まで聞いたことがない。どうすべきか今後検討したい」と話している。【工藤哲】

法務省民事局は「無戸籍となった人が出産する例は今まで聞いたことがない。どうすべきか今後検討したい」
今後って、すでに30年経っているわけでだから子供の世代の問題になった、孫の世代まで引っ張るつもりなのか?

どう考えても「実情が大問題だから、至急検討する」しか見解としては無いだろう。

5月 20, 2008 at 10:08 午前 国内の政治・行政・司法 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ボンバルディア機の製造ミス

東京新聞より「修理マニュアルなし ボンバル機事故で調査委

全日空のボンバルディアDHC8-Q400(乗客乗員60人)が昨年3月、高知空港に胴体着陸した事故で、前輪が下りない原因となった整備ミスの全容が、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで分かった。

単純な作業ミスで前輪格納扉開閉装置の一部が損傷。
その修理をマニュアルなしで行った末にボルトを付け忘れるミスが連鎖した可能性が高いという。

事故調委は、近く調査結果を公表する。

事故調委などによると、機体を製造したカナダ・ボンバルディア社が全日空側に機体を納入する1カ月前の2005年6月16日、地上試験中に前輪扉を開けた状態に保つ安全ピンの差し込みが不十分だったため、前輪扉が誤って作動、開閉装置の可動部を損傷した。

ボ社の部品管理記録では、この修理のため損傷部分を含む前輪格納扉開閉装置セットを一式交換したことになっていたが、実際には別の同セットから開閉装置の連結部など一部を取り外し、事故機に取り付けていた。
その取り付け時に連結部のボルト(直径8ミリ、長さ4・5センチ)やナットなどを取り付け忘れた可能性が高いという。

このボルトは外周をスペーサーという筒状の金属部品に覆われ、前輪格納扉を動かすアームと連結、上下動で扉を開閉する。
ボルトで固定されなかった事故機のスペーサーは、振動などで外側にせり出し、周辺の金具に引っかかって、アームが動作不能になった。このため扉が開かず、自らの重みで下りる前輪が出せなかったとみられる。

扉開閉装置セットはほぼ組み立てた状態で下請け業者がボ社に納入するため、ボ社に分解や修理作業のマニュアルはなかった。
具体的な検査項目にもなっておらず、ボルトの取り付け忘れを見逃す死角を生んでいた。

◆中部空港でのトラブルは9件

中部国際空港(愛知県常滑市)で唯一、ボンバルディア機を運航する全日空グループのエアーセントラル(同市)によると、同空港発着のボンバルディア機で、航空法に基づいて国に報告したトラブルは2006年10月から今年3月までで計9件あった。

離陸上昇中、客室の気圧調節ができず引き返したり、離陸後脚を上げたが格納室扉が閉じなかったため、脚を下げたまま飛行したりした。

愛知県によると、県営名古屋空港(豊山町)発着の日航などのボンバルディア機で、「イレギュラー運航」として発表されたトラブルは05年2月から現在までで7件。水平尾翼部分に不具合が見つかって欠航したり、飛行中主翼の揚力調整装置が作動せず引き返したりした。

2007.03.14ボンバルディのノーズギア
2007.11.12ボンバルディア機の胴体着陸事故の原因
2007.12.03ボンバルディア機の胴体着陸事故の原因その2

この「胴体着陸事故」については上記の3本の記事を書いています。

今回の報道が事実であるとすると、

  1. 前輪扉が誤って作動、開閉装置の可動部を損傷した。
  2. 修理のため損傷部分を含む前輪格納扉開閉装置セットを一式交換することになっていたが
  3. 別の同セットから開閉装置の連結部など一部を取り外し、事故機に取り付けようとしたが
  4. 取り付け時に連結部のボルト(直径8ミリ、長さ4・5センチ)やナットなどを取り付け忘れた

ことになります。
しかし、わたしが書いたコメントの中に重大な内容がありました。

ボンバルディのノーズギアのコメント

テレビのニュースでは、問題のボルトは冷やして締め込んで、ナットと同じ温度になるまで膨張すると外れなくなる、という永久締結機構だったそうで脱落したのではなく、最初から組み立てられていなかったのではないか?となっているようです。

投稿 酔うぞ | 2007/03/15 21:45:14

これで、

  1. 前輪格納扉開閉装置セットを一式交換したことになっていたが
  2. 別の同セットから開閉装置の連結部など一部を取り外し、事故機に取り付けていた
  3. 取り付け時に連結部のボルト(直径8ミリ、長さ4・5センチ)やナットなどを取り付け忘れた

ではなくて、取り付けることが出来ない構造だった。と言えるでしょう。
そういう仕組みだったからこそ、「前輪格納扉開閉装置セットを一式交換」としていたわけだし、「分解や修理作業のマニュアルはなかった」のも当然だと言えます。

内容は修理ですが、これは製造の問題ですね。
修理作業であればユニット交換であったはずで、ユニット交換する仕組みを勝手に作ってしまったわけだから修理とは言えない。強いて言えば、製造時に正しい作業をしていなかったとなりそうです。

結構な大事に発展するかしれません。

5月 20, 2008 at 10:00 午前 もの作り | | コメント (2) | トラックバック (0)