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2008.12.20

ビックスリー救済策

  1. 日経新聞より「自動車大手救済で米政府、1.5兆円融資 破綻を当面回避」
  2. 読売新聞より「ビッグ3救済、GMなどに174億ドルを資金繰り支援」
  3. サンケイ新聞より「ビッグ3に174億ドルつなぎ融資 米政府が救済策発表」
  4. 東京新聞より「米政府がGM、クライスラー救済 1兆5500億円のつなぎ融資発表」

ビッグスリーの救済策は、当面の手当てはしたことになっていますが、クライスラーは全工場の一ヶ月間の操業停止を発表しています。日経新聞より「クライスラー、北米全30工場1カ月停止 ディーラー融資も縮小へ

【デトロイト=小高航】

経営再建中の米クライスラーは17日、19日から最低1カ月間、北米の全工場の操業を停止すると発表した。自動車ディーラー向けの融資も縮小する見通し。米政府に緊急支援を要請中のクライスラーはビッグスリー(米自動車大手3社)の中で最も経営状態が厳しいとされ、異例の大規模な操業停止などで現金の流出を防ぐ。

クライスラーは米国やカナダ、メキシコに抱える約30の工場を停止する。完成車工場だけでなくエンジン工場なども全面的に操業を止める。同社は減産規模は公表していないが、1カ月の操業停止で10万台程度の影響が出るもよう。

クライスラーは経営破綻の憶測が流れた影響もあり、10月以降、米国での新車販売が前年同期に比べほぼ半減している。大規模な減産により在庫を圧縮する一方、工場の運営コストの削減や部品調達の停止で現金の確保に努める。(15:10)

果たして、政府のつなぎ融資で何とかなるモノなのか、疑問になってきます。
原油が33ドルになっていますが、金も値下がりしています。
ありとあらゆるものに、買い手がいないとということでしょうか?経済の歴史でこのような事は今まであったのでしょうか?

「自動車大手救済で米政府、1.5兆円融資 破綻を当面回避」

【ワシントン=大隅隆】
ブッシュ米大統領は19日、経営危機に陥っているゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーにつなぎ融資を実施すると発表した。

最大174億ドル(約1兆5000億円)で金融安定化法に基づく公的資金を活用する。

2社は、来年3月末までに債務や人件費の削減など抜本的な再建計画を策定する。
金融危機で深刻化した米自動車大手の経営危機は、政府支援による破綻回避でひとまず決着。

本格再建の行方はオバマ次期米政権に持ち越された。

ホワイトハウスで声明を発表したブッシュ大統領は「自動車大手の経営破綻は深刻な景気後退を招く」と指摘。
「通常なら破産法を適用すべきだが(異常な経済情勢の)現時点ではうまくいかない」と語った。

つなぎ融資はGM134億ドル、クライスラーが40億ドル。
12月29日から来年2月まで順次実施する。このうち40億ドルは2月に議会の追加承認を経て実施する。
(01:52)

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「ビッグ3救済、GMなどに174億ドルを資金繰り支援」

【ワシントン=矢田俊彦】
米政府は19日、米自動車業界に対し、金融安定化法の資金を活用して、計174億ドル(1兆5500億円)の資金繰り支援を行うと発表した。

具体的には、7000億ドルの公的資金枠から、ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに計134億ドルを融資し、来年2月にも40億ドルを追加融資する体制を整えた。

米政府は、米自動車大手3社(ビッグスリー)が破綻(はたん)すれば、金融市場を含めて米経済に大きな影響を及ぼすとして、つなぎ融資の実施を決めた。当面の破綻は回避される見通しとなったが、当座の支援に過ぎず、抜本的な対策はオバマ新政権に委ねた形だ。フォードは、当面の資金繰り支援は必要ないとしている。

政府は納税者保護のため、融資の見返りに各社の株式取得権(ワラント)を取得するほか、経営幹部へのボーナス支払い停止や株主への配当も禁じた。社用ジェット機の売却も求めている。また、大型の取引は政府に報告し、場合によって政府が制限できる権限を与えた。米下院が可決した支援法案に準ずる内容になっており、GMなどは厳しいリストラを迫られることになる。

さらに、GMとクライスラーは来年3月末までに再建を軌道に乗せなければ、融資資金が回収される。再建が軌道に乗らなければ、破綻に追い込まれる可能性がある。

ビッグスリー支援を巡っては、米民主党と米政府が最大140億ドルの資金繰りを支援する法案に合意したが、上院では11日、共和党の反対によって廃案となった。このため、GMなどは年内に手持ちの資金がなくなる恐れが出ていた。
(2008年12月20日01時59分 読売新聞)

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「ビッグ3に174億ドルつなぎ融資 米政府が救済策発表」

【ワシントン=渡辺浩生】
米政府は19日、経営危機に陥っているビッグスリー(米自動車3大メーカー)に対して、金融安定化法の公的資金枠から174億ドル(約1兆5500億円)のつなぎ融資を供与する救済策を発表した。
うち134億ドルを近く実施する。対象はゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの2社となる見通し。金融安定化法に基づく融資が金融機関以外に適用されるのは初めて。
これにより、年内に融資を受けなければ資金繰りに行き詰まるとしていたGMとクライスラーは、年内破綻(はたん)を回避できる見通しとなった。

両社は今後、融資を受ける条件として、全米自動車労働組合(UAW)との労働協約を見直し、さらなる人件費の削減などを盛り込んだリストラ計画を3月31日までに提出することになる。抜本的な再建は年明けに招集される新議会で検討され、オバマ次期政権の判断に委ねられる。

ビッグスリー支援をめぐっては、最大140億ドルのつなぎ融資を柱とする救済法案が今月11日の上院審議で廃案となった。このため、ホワイトハウスは、金融安定化法の7000億ドルの公的資金枠の適用を検討する方針を示し、財務省がビッグスリー首脳らと協議に入っていた。

当初、米政府は金融安定化法の適用を否定していたが、GMとクライスラーが破綻に追い込まれれば、後退局面にある米経済を「一段と不安定化させる」(ペリーノ大統領報道官)可能性があると判断、最終的に方針を転換した。

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「米政府がGM、クライスラー救済 1兆5500億円のつなぎ融資発表」

【ワシントン=古川雅和】
ブッシュ米大統領は19日午前(日本時間同日深夜)、緊急声明を発表し、経営難に陥っている米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラー救済のため、合計174億ドル(約1兆5500億円)の緊急融資を行うと発表した。緊急のつなぎ融資は、金融機関救済を目的としていた緊急経済安定化法が認めた最大7000億ドルの公的資金枠を使って行う。

◆年内破たんは回避

政府融資を当面、不要としていたビッグスリー(自動車大手3社)の一角フォード・モーターも、両社が破たんした場合、自社の経営も破たんに追い込まれると懸念を表明していた。緊急融資の実施で、ビッグスリーの年内破たんは回避されることになった。

ブッシュ大統領は声明で「(ビッグスリーの)経営破たんは景気後退の深刻化を招く」と強調。連邦破産法申請による経営再建は「現時点ではうまくいかない」との見方を示し、公的資金による救済に理解を求めた。

ただ、大統領はビッグスリーに対して、来年3月末までに抜本的な経営再建策の見通しを示さない場合、資金の即時返済を求めている。再建策が承認された場合、融資期間は2011年12月29日までに延長されるが、3社の再建問題は今後もくすぶり続けることになりそうだ。

資金のうち、134億ドルの融資は今月と来年1月に行われる。議会が緊急経済安定化法で政府に活用を認めた資金の最初の3500億ドルはほぼなくなるため、残り40億ドルは新体制になる政府と議会の間で残り半分の活用を決めた後に行われる。米政府は来年2月までに融資が行われるとみている。

最初のつなぎ融資の134億ドルのうち、94億ドルはGMに、40億ドルはクライスラーに使われる。

(中日新聞)

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12月 20, 2008 at 12:25 午後 国際経済など |

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