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2008.12.28

ガザ地区爆撃

  1. 日経新聞より「イスラエル、ガザに大規模空爆 死者190人超か」
  2. 朝日新聞より「報復連鎖の恐れ、泥沼化も ガザ大規模空爆」
  3. サンケイ新聞より「【ガザ空爆】ハマス、イスラエル「報復合戦」激化へ」
  4. CNN.co.jp より「イスラエルがガザ空爆、停戦切れ後、最大規模の攻撃か」

イスラエルによるガザ地区攻撃の記事を集めました。

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Google Earth の写真です。上側に、イスラエル全域とヨルダン川西岸地区、ガザ地区が写っています。
下側が、ガザ地区の中心部です。

Google Earth で測ってみると、ガザは全体として長さ38キロ、最大幅12キロの地区で、ヨルダン川西岸地区とイスラエルが共にある、エルサレムから直線で78キロの位置になります。

ここに、80機の航空機で爆撃したのですから、すごいことになりました。

ハマスとイスラエル双方の政治的な事情でこのような事になったようですが、いくら何でも規模が大きすぎるでしょう。
パレスチナ自治政府はハマスをコントロールすることが出来ず、イスラエルも選挙を控えて軍事力行使を示す必要があった、ということのようですね。
さらに戦闘が拡大するようだと、アメリカの意向に反してもヨーロッパが介入するという展開もあるかもしれません。

イスラエル、ガザに大規模空爆 死者190人超か

【カイロ=安部健太郎】
イスラエル軍は27日、パレスチナ自治区ガザに大規模な空爆を加えた。100カ所前後が攻撃されたもよう。

ロイター通信によると少なくとも195人が死亡した。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの拠点などを狙ったもので、ここ十数年で最大規模の攻撃となった。
ハマスは報復攻撃を宣言している。
ガザでは期限半年の停戦が19日に失効しており、全面的な衝突に発展する懸念がある。

空爆には戦闘機やヘリコプターなど約80機が参加。ガザ市に加え南部ハンユニスやラファなどで警察施設や治安部隊の訓練施設を破壊した。空爆後、ガザからのロケット弾攻撃でイスラエル人1人が死亡した。

イスラエルのバラク国防相は「作戦は続き、必要であれば強化する」としており、当面は交戦状態が続くとみられる。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は空爆を「犯罪だ」と非難、各国と緊急に対応を協議すると表明した。

(01:28)

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報復連鎖の恐れ、泥沼化も ガザ大規模空爆

【エルサレム=村上伸一】
イスラエル軍が27日、パレスチナ自治区ガザに対し過去最大規模の空爆に踏み切ったことで、報復が報復を招く泥沼化の恐れが高まった。

来年2月に総選挙を控えるイスラエルの現政権は、ガザを支配するイスラム過激派ハマスへの強硬な態度を国民に示す必要に迫られていた。

これに対しハマス側は再停戦を模索していたが、190人以上の犠牲で後に引けなくなった形だ。

ガザの地元テレビが映したハマス警察の訓練施設はがれきの山で、制服姿の警官たちが泣きながら同僚らの遺体を運び出していた。負傷者を乗せた救急車が次々に到着した病院玄関では、「イスラエルに報復だ」などの怒号が飛び交った。

ハマスが18日、6月からの半年間の停戦終了を表明してから、ガザからイスラエルへのロケット弾攻撃が激化。
被害を受けるイスラエル市民の間からは、攻撃を止められない現政権への不満が再び高まっていた。

総選挙の世論調査によると、パレスチナとの和平に消極的な右派野党が第1党になる可能性が高い。

和平交渉の継続を掲げる現政権与党カディマのリブニ党首(副首相兼外相)は「首相に選ばれたらハマスをつぶす」と訴え、国民の不満を抑えるためハマス糾弾のトーンを上げてきた。

選挙後の新政権ができるまで政府を率いるオルメルト暫定首相は、ガザへの本格攻撃に慎重と見られてきた。
だが、頻発するロケット弾攻撃を前に反撃せざるを得なくなり、アラブ系の外国テレビ放送を通じて26日、ハマスに最後通告を突きつけていた。

ただ、イスラエル軍が空爆だけでハマスを崩壊させるのは不可能で、大量の地上兵力を投入して「再占領」をする必要がある。
この場合にはイスラエル兵自身の多大な犠牲も覚悟しなければならず、強硬な対応が逆に選挙に悪影響を及ぼす恐れもある。

来年1月に誕生する米国のオバマ次期政権は、イスラエルによるガザへの本格的な軍事攻撃には慎重な姿勢と見られている。
そのため、イスラエルはオバマ氏の就任前に駆け込みの軍事攻撃をし、就任後に米次期政権の圧力を受けたら攻撃を控えるというシナリオもある。

一方のハマスは政治部門が停戦の再発効を模索し、強硬な軍事部門がこれに反対していた。

今回の空爆で軍事部門の発言力がさらに増し、報復攻撃が悪化する可能性が高まった。
ロケット弾の射程を延ばして標的の都市を増やしたり、数年前まで頻発した自爆テロを復活したりする恐れがある。

イスラエル領内で再び自爆テロが起きればイスラエル世論が強硬になるのは必至で、現政権はさらに激しい攻撃をしなければならない状況に追い込まれる可能性がある。

ハマスは今月18日に、エジプトの仲介で発効したイスラエルとの停戦が終了したとの声明を発表した後ロケット弾や迫撃砲攻撃を再開した。イスラエル側の死傷者は伝えられていなかったが、バラク国防相は「(ハマスは)重大な代償を支払うだろう」と警告していた。

エジプトのムバラク大統領は25日にイスラエルのリブニ外相と会談し、停戦の継続に向けた仲介努力を続ける意向を伝えるとともに、イスラエルに自制を求めていた。

07年にハマスがガザを武力制圧して以降、イスラエルはガザの封鎖を続け、国連による支援も含め人や物資の出入りを制限している。ガザでは生活必需品が不足して人道的な危機が深刻化。
ハマスは、封鎖が緩和されないことを停戦終了の理由に挙げていた。

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【ガザ空爆】ハマス、イスラエル「報復合戦」激化へ

【カイロ=村上大介】
イスラエル軍が27日、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスを標的とした大規模な空爆を行い、200人近い死者を出したことは、ハマス側の予想をも大きく超えた被害だったとみられる。

ハマスはイスラエルとの停戦延長を拒否し、ロケット弾攻撃を激化させていた。イスラエルの反撃を誘い、逆にイスラエルによるガザ地区封鎖の“非人道性”を国際社会に訴えることを狙っていたようだ。
だが“想定以上”の被害により、ハマスはイスラエルとの報復合戦を激化させる必要がでてきた。

エジプトが仲介したハマスとイスラエルの停戦は今月19日に失効した。ハマス側が「イスラエルが停戦合意に違反してガザ地区に対する封鎖をほとんど緩和しなかった」として、停戦延長を拒否したためだ。実際、イスラエルはさまざまな“口実”を設け、実質的な封鎖緩和措置は取らず、ハマスだけでなく仲介者のエジプト政府も失望させた。
結局、医薬品や食糧など生活必需品の不足は続き、国連や欧州連合(EU)もガザ住民の生活困窮に強い人道上の懸念を示す状況になっていた。

停戦の失効に伴い、ハマス武装部門を中心としたガザの武装勢力は連日、ロケット弾をイスラエル領に撃ち込んでいた。
戦闘状況を悪化させることで、次の「停戦」に向けて国際社会の介入を呼び込み、「封鎖解除の徹底」などハマス側の求める条件を交渉に反映させたいとの狙いがあったとみられる。

イスラエルの総選挙が2月に予定されていることから、ハマスは投票日近くまで戦闘を長引かせ、戦闘が続く中で投票日を迎えたくないイスラエル中道右派の与党、カディマから譲歩を引き出せると計算したとの指摘もある。

世論調査によると、対パレスチナ強硬派の右派リクードとカディマの支持率は拮抗(きつこう)しており、戦闘が長引けば国内世論は右に振れ、リクードに有利に働く可能性があるからだ。

こうしたハマスの狙いを読んだカディマと、連立与党の中道左派・労働党は一気に激しい反撃に出ることで、「次の停戦交渉でも決して妥協はしない」との姿勢を明確にしたものとみられる。

ただ、攻撃の犠牲者が大規模であったことから、パレスチナやアラブ世界の「反イスラエル世論」が沸騰し、ハマスは当面、武力衝突を激化させざるを得なくなったばかりか、逆にハマスのアラブ世論内での政治的立場を強める可能性もある。
自爆テロ再開も含めて、状況が双方の思惑を超えて制御不能の事態に陥る可能性も否定はできない。

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イスラエルがガザ空爆、停戦切れ後、最大規模の攻撃か

パレスチナ自治区ガザ(CNN) イスラエル軍は27日、パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム強硬派勢力ハマス指導部関連の標的や基地を空爆、病院筋によると少なくとも35人が死亡した。
死者は150人以上、負傷者は約250人との情報もある。死傷者がさらに増える恐れもある。

イスラエル国防省当局者は必要な限り、ガザでの作戦は続けると言明した。

今回の空爆は、イスラエルとハマスが結んでいた半年間の停戦が12月19日に切れた後、最大規模の攻撃とみられる。ハマス指導部は空爆を受け、報復を宣言、ガザ情勢は一気に緊迫度を増してきた。

27日は数十発のミサイル攻撃を実行したとみられ、ハマスの警察部門施設などが狙われた。停戦中や期限切れ後にもパレスチナ武装勢力はガザからイスラエルへロケット弾、迫撃砲攻撃を加え、オルメルト・イスラエル首相は報復を示唆していた。

ハマスは昨年6月、ガザを武力制圧し、自治区はガザとアッバス議長率いるパレスチナ自治政府が統治するヨルダン川西岸に分断された状態が続いている。

エジプト政府は25日、イスラエルのリブニ外相を招き、停戦延長を模索したが、同外相はイスラエルへの攻撃を止めないハマスの行動を抑える必要性を強調、成果は得られなかった。ハマスは24日から25日にかけ、ガザからイスラエル側へ多数のロケット弾攻撃などを仕掛けていた。

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12月 28, 2008 at 10:51 午前 海外の政治・軍事 |

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酔うぞの遠めがね「ガザ地区爆撃」 http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2008/12/post-0f03.html この地図と80機を想像すると。心配になります。前回、イスラエル兵が拉致されたことから、レバノン空爆までいってしまいましたが、今回遠因はあるでしょうか? (12/28 11:30)... 続きを読む

受信: 2008/12/28 11:30:08

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