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2008.11.19

アメリカの明日

日経新聞より「GM会長「自力では無理」 政府によるつなぎ融資を正式要請

【ワシントン=大隅隆】
米ゼネラル・モーターズ(GM)のワゴナー会長は18日、上院公聴会で証言した。ワゴナー会長は「我々が行き詰まったのはグローバルな金融危機と(それに伴う)戦後最悪の自動車販売の落ち込みだ」と指摘。

「GMは過去100年、米国の重要な役割を担ってきたが、現下の情勢では自力では無理だ」と話し、政府によるつなぎ融資を求める考えを正式に表明した。

ワゴナー会長は「自動車産業は米国の実態経済を担っている。(リストラも実施してきており)成功のために十分なことをしてこなかったと指摘する人には同意できない」と発言。

自動車メーカーの破綻は「雇用減少、所得の減少、税収の減少など、悲惨な結果をもたらす。今回の(政府支援の)件は『デトロイト』というより米経済を悲惨な破綻からどう救うかという話」と強調した。(07:25)

アメリカでは自動車の必要性は非常に高いですから、現在の自動車が全く売れないという状況はいずれ改善されるでしょう。
しかし、資金繰りなどの観点で公的資金投入が必要なのも明らかだと思います。
そう考えると「話は単純じゃないか」と思っていたのですが、そうでもないようです。
東京新聞より「ビッグ3は多過ぎる バンカメCEO

【ニューヨーク18日共同】
経営危機に陥った米ビッグスリー(自動車大手3社)が政府による救済を求めている問題で、銀行大手バンク・オブ・アメリカのケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は18日、
「3社もあるのは多過ぎる」と述べ、現状のままで公的資金による救済の実施に反対する姿勢を表明した。米メディアが伝えた。

合併や大規模なリストラなどの経営再建努力を救済の条件とすべきとの考えを示した。

ミシガン州デトロイトで講演したルイス氏は「時間稼ぎのために資金を投入することを米国民は疑問視している。自動車会社は戦略を大きく変えなければならない」と語った。

アメリカが生産よりも消費で経済を回すことを続けてきた事が、現在の事態に至った根本的な理由だと考えますから、むしろ減らすべきは金融機関ではないのか?と思うところです。

こうして見ると、アメリカ経済が消費産業(?)と生産産業で公的資金のぶんどり合戦を始めた、と理解するべきなのかもしれません。

11月 19, 2008 at 08:29 午前 国際経済など |

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