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2008.10.29

裁判員・模擬裁判ですごいことになっている

日テレNES24より「模擬裁判で意見が対立、審理予定が遅れる

来年5月からの裁判員制度を前に、28日に東京地裁で行われた模擬裁判で、一般の市民から選ばれた裁判員と裁判官の意見が割れ、審理の予定が遅れるという異例の事態となった。

この模擬裁判では、一般市民から選ばれた裁判員から「被害者の供述内容が信用できるのか疑問がある」と意見が出て、「供述内容が信用できる」とする裁判官との間で意見が対立した。

このため、裁判長は「本来であれば被害者の証人尋問を行うべき状況」と説明した。

これに対し、検察側は「公判前整理手続きをして争点整理をしたのに、裁判所がまた新たな争点を出すのか」と激しく反論した。

しかし、裁判長は「裁判員は公判から審理に加わっているので、公判前整理手続きの内容には縛られない」との見解を示し、検察側に被害者の供述を裏付ける証拠を29日までに提出するよう求める異例の展開となった。

実際の裁判員裁判でも起こりうることとみられ、模擬裁判だけのハプニングとして片づけられないとの指摘も出ている。

これは模擬裁判とはいえ、ある程度の予想していたことでありますが、大変ですね。

裁判員裁判は3日間の連続開廷といったことになっています。
そのために、公判前整理手続で問題を評価だけに絞るようにするのでしょうが、それが信用できないとか調査不足である、といった事態になったときに「夜中に書類を作るのか?」と気にはしていました。

実際問題として、何か予定外のことをしなければならないとなれば、検察・弁護の争いを経て決まりますから、午後とか夕方に決定することになるでしょう。
そして、翌日には法廷に出さねばならないとなると、書類一つであっても夜中に作るようなことになります。
宿泊必要な証人だと、翌日一番の飛行機で来なければならない、といった事態を予想されます。

つまり、裁判員が法廷に参加できる日数を3日間として、さらに連続開廷にするのは仕方ないとは思いますが「夜間になんとかすることがある」というのはどうなんでしょうか?
企業はもちろん役所でも夜間と昼間では対応できる人も違うわけで「明日の朝までに何とかする」というのは、やる側の意欲とか手間といった問題以上に、社会一般としては受け入れがたい事なのではないでしょうか?

模擬裁判でこのような「外部とのやり取りが必要」という状況が起きたのは誠に良い経験であった、と評価するべきでしょう。
今日(2008/10/29)のこの法廷はどういう展開になるのでしょうか?

10月 29, 2008 at 12:55 午後 裁判員裁判 |

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